Coffe Break Beatles No.48 「食わず嫌い」
ビートルズに限らないが、あるアーティストの音楽をなるべく末永くそして太く聴くにはどうしたらよいだろうか。
好みのアーティストや曲をかなり聴き込んでくると、自分なりの好みがどうしても出てきて、だんだん聴く曲も減って行ってしまう傾向がある。
さらには、「このアルバムは厭きた」などの感覚になったりもして、だんだん遠ざかってしまうこともある。
もともと趣味なんだから、厭きてきたものを無理に改善する必要もないし、自然に任せておいても構わない。
でもたまに何かの拍子に、厭きていたはずの曲が突然魅力的に聴こえたり、これまで持っていなかった感覚で聞ける時がある。
あるいは、これまではあまり聴きたくもなかったビートルズの曲や他のアーティストの曲を突然魅力的に聴けることがある。
そのような瞬間は間違いなく幸せである。
そして音楽の幅が広がることも間違いなく幸せである。
最近気が付いたのは、好きな曲が厭きてくるのも、いつも聴かない曲をなかなか聴こうとしないのも、一種の先入観によるもの、つまり食わず嫌いのようなものであるだろう、と。
その昔私は焼酎が飲めなかった。酒好きの私だが、焼酎だけは体に合わないと思っていた。
しかしある時、焼酎を愛飲している周囲の人のその幸せそうな様子を見て、自分もその幸せにあやかりたい、と思うようになった。
そういうポジティブな感覚で焼酎に接してみて、少しずつ飲み方を工夫してトライするうちに次第に好きになっていたのだった。
やはり、世の中で嗜好品として長い間愛されているものはそれなりの物がある。自分だけそれが合わないというのは考えにくいと思った。
きっと音楽も同様なはずだと思った。
音楽の幅を広げる方法として私が実践したのは、前にも紹介したが、毎週日曜のウォーキング時にi-Podを全曲ランダムで聴くことである。
ルールとしては絶対に飛ばさないで毎曲に耳を傾けること。
最初は結構つらいが、すぐに慣れてくる。
わかったことは、先入観で随分間口を狭めていたようだ。
例えば、ハードロックをやめた以降のChicago(概ねSaturday in the Park以降)などは聴いていられるか、と思っていたのが、聴いてみると無条件によい、とか。
S&Gはたるすぎるとか。
大ヒットすぎる曲は聴きたくないとか、一般大衆に迎合している曲はいやだとか、そういう先入観は払拭してくれる。
とにかく自分のスタイルにこだわることが先に立たない方がよい。
自分のスタイルは放っておいてもできてくるものだ。
おかげで人生2度目のビートルズファンになった気がした。
他のアーティストの嗜好も随分広がった。
好みのアーティストや曲をかなり聴き込んでくると、自分なりの好みがどうしても出てきて、だんだん聴く曲も減って行ってしまう傾向がある。
さらには、「このアルバムは厭きた」などの感覚になったりもして、だんだん遠ざかってしまうこともある。
もともと趣味なんだから、厭きてきたものを無理に改善する必要もないし、自然に任せておいても構わない。
でもたまに何かの拍子に、厭きていたはずの曲が突然魅力的に聴こえたり、これまで持っていなかった感覚で聞ける時がある。
あるいは、これまではあまり聴きたくもなかったビートルズの曲や他のアーティストの曲を突然魅力的に聴けることがある。
そのような瞬間は間違いなく幸せである。
そして音楽の幅が広がることも間違いなく幸せである。
最近気が付いたのは、好きな曲が厭きてくるのも、いつも聴かない曲をなかなか聴こうとしないのも、一種の先入観によるもの、つまり食わず嫌いのようなものであるだろう、と。
その昔私は焼酎が飲めなかった。酒好きの私だが、焼酎だけは体に合わないと思っていた。
しかしある時、焼酎を愛飲している周囲の人のその幸せそうな様子を見て、自分もその幸せにあやかりたい、と思うようになった。
そういうポジティブな感覚で焼酎に接してみて、少しずつ飲み方を工夫してトライするうちに次第に好きになっていたのだった。
やはり、世の中で嗜好品として長い間愛されているものはそれなりの物がある。自分だけそれが合わないというのは考えにくいと思った。
きっと音楽も同様なはずだと思った。
音楽の幅を広げる方法として私が実践したのは、前にも紹介したが、毎週日曜のウォーキング時にi-Podを全曲ランダムで聴くことである。
ルールとしては絶対に飛ばさないで毎曲に耳を傾けること。
最初は結構つらいが、すぐに慣れてくる。
わかったことは、先入観で随分間口を狭めていたようだ。
例えば、ハードロックをやめた以降のChicago(概ねSaturday in the Park以降)などは聴いていられるか、と思っていたのが、聴いてみると無条件によい、とか。
S&Gはたるすぎるとか。
大ヒットすぎる曲は聴きたくないとか、一般大衆に迎合している曲はいやだとか、そういう先入観は払拭してくれる。
とにかく自分のスタイルにこだわることが先に立たない方がよい。
自分のスタイルは放っておいてもできてくるものだ。
おかげで人生2度目のビートルズファンになった気がした。
他のアーティストの嗜好も随分広がった。
スポンサーサイト