今の政治のあり方は僕ら世代の責任
みなさまこんばんは。
豪雨で被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。
まだまだ会社では戦いが続きます。
それにしても、上司というのは部下に気を遣わせてはいけませんね。
岩手県で感染者ゼロは疑わしいと思います。
単なる感覚で言っているのではありません。
通常、ウイルス検査においては、本当は感染者ではないのに陽性と出る確率が一定数あります。
通常、その確率は1~2割と言われています。
新型コロナにおいてはまだその確率は明らかになっていませんが、ゼロというのはあり得ません。
岩手県でのこれまでの新型コロナに関するPCR検査の実施数は、県のウェブサイトによれば、7/9まで1,078件となっています。
1,078件続けて陰性が出るのは、天文学的に低い確率です。
そもそもウイルスの検査というのは目安あるいは確認のためのものであって、その結果だけをもって唯一無二の判断根拠にするのは誤りなのです。
首相の言う「真の感染者数はその10倍とも20倍とも考えられる」は一面の真実ですし、あるいは逆に、「陽性者数のうち、真の感染者数はその8割とも考えられる」という言い方も一面の真実だと思います。
そろそろ検査の陽性者数で一喜一憂するのはやめ、患者数(もっと言うと重症患者数)の推移で論ずるべき局面に入ってきていると思います。
また、一人置きに座るとか、ステイホームとかは、本来期限付きの対策であったにもかかわらず、これが新しい時代のトレンドであるが如くに、新しい勝ち組を張りたいマスコミや一部商業家にすっかり乗せられてしまっているのが大多数の国民です。
もともと日本人は、個々が本質的なことを考えるのが苦手な民族でした。
しかし、頭がよく、勤勉で、和を重んずる日本人は、”集団智”(僕の造語です)とも言えるべき優秀な全体成果を出してきたのでした。
戦後、高度成長が起こり、半導体や自動車に象徴されるように”ジャパン・アズ・ナンバーワン”となったのです。
そして大きな貿易黒字を上げました。
そして1985年にプラザ合意となるのです。
すなわち、アメリカは日本と西ドイツに円高(マルク高)を強く求め、日本はそのようにしました。
そして、バブル崩壊、そして今に至るまで、低(ゼロ)成長が今に至るまで続きます。
これにより日本は貿易で利益を上げることはできなくなりました。
そこでどうしたかというと、コストダウン。
いい意味でのコストダウンだけではなく、サービス残業や派遣労働も。
世界一のコストダウンと品質管理により、しばらくはいい意味で日本は隆盛を続けてきたのですが、やがて中国はじめ第3国の台頭が起こり、日本でのコストダウンも底がつきました。
そしてその後、日本ではこれ以上のコストダウンはできないし、新しいビジネスを生む力もなくなってきました。
こうなってくると、日本人はどんな傾向になってきたかというと、他者をだまくらかして貶め、自分がその分吸い上げるというものです。
いわゆる格差社会というものができ始め、そこには”勝ち組”、”負け組”という存在ができ始めました。
そして、勝ち組のやり方というのは、ただでさえ個の考える力が弱い日本人を、さらに考えなくさせ、一定の方向に導き、それを礎として自分は新しい(悪の)ビジネスモデルを立ち上げ甘い汁を吸うものです。
悪平等としての男女が全く同じことをやらないといけないという考え。
派遣労働。
アメリカ流の成果主義。
これらは、今になって考えると、安易に導入すべきではありませんでした。
日本人というのはこれだけゼロ成長になってもなお、頑張って生き働き、コストダウンに協力し続けています。
政治とかマスコミは、上記したような風潮で”弱い民”をコントロールしています。
以上、誇張して書きました。
これが全ての見方というわけではありません。
けど、日本人がなぜ考えない民族になってしまったかのかということを考察するには、おそらく誤っていない見方だと確信しています。
そして思うのです。
僕らの世代がもっとちゃんと考えていればよかったのです。
安易にコストダウンせず、サービス残業などすることなく、製品は高くてもよいので適正な価格で売り、余暇を犠牲にすることなく、安易にアメリカ流成果主義に乗らず、派遣労働の設立には合意せず、そして悪平等の男女同等には賛同しなければよかったのです。
まさに僕らが一番いけないのです。
せめて死ぬまでの期間、できる限り、今からでも考えてみたいと思います。
例えば、向こう10年くらい、次のようなことをやってみたらどうかと思います。
・残業をやめる(多くても毎月20時間以内)
・終身雇用とし、アメリカ式成果主義の廃止
・夫婦の一人だけでも十分暮らせる給与に上げる
・派遣をやめ全員正式雇用
・企業の内部留保を減らし従業員に還元
・以上を実施した企業には政府から多額の補助金の給付
・各家庭にも毎年100万程度の給付金
今なお、多額の政府の資産として黒字計上されているお金を切り崩してもらいましょう。
日本人のことだから、上記対策を実施したところで、そこそこのコストダウンはできるし、それこそ集団智により優れた物を生産し続けることでしょう。
すると、かつてのジャパン・アズ・ナンバーワンにはならなくても、余裕で世界5位以内くらいのリッチな国であり続けることでしょう。
10年くらい試行してもいいのではないでしょうか。
ただし、強力なリーダーシップが必要になりますね。
さらに言うと、対外収支が赤字になってもいいのです。
アメリカのように真っ赤でも、強味を生かして存在し続ける国もありますから。
要は、今こそ、日本人が本質から考えることをするべき時期なのではないか、と思う次第であります。
それでは今日のオマケは、2018-12-1に多重録音したビートルズ初期の傑作の一つNo Reply。
最近、リバイバル品ばかりですみません。
どうにも忙しくて、なかなか新しい多重録音に取り組めません。もう少ししたら必ずやります。
このNo Replyの録音は超手抜きでかつ荒っぽくやり、しかも途中リズムが乱れまくっているし、高音の声がかすれてしまったり、と散々な出来でしたので、酷評されるべき作品でした。
しかし、予想に反して思わぬ高評価をいただいたのでした。
ハートだけは伝わったかもしれません。
さて、今回これをリバイバルする理由の一つは、当時はまだyoutubeをやっておらず、BLESTARという再生プレイヤー機能を提供するサービスを利用していました。
そのサービスは再生サービスだけを提供するので、音源はどっか別の所に置く必要がありました。
そこで、FC2に無料で置かせてもらっていました。みなさまが画像を置くのと同じことです。
無料で置く場合の容量制限が1ファイル2MB。
楽曲の場合の2MBって、mp3の場合、まともな音密度ではせいぜい2分までですよ。
No Replyの場合は3分近かったので、大幅に音密度を落とさずを得ませんでした。
そのBLESTARは、最近どうもサービスを終了したようで、使えなくなりました。
そこで今回は、音密度を十分上げた状態でオリジナル音源からmp3を書き出し、youtubeに投稿しました。
では、駄作ながらお楽しみください。
豪雨で被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。
まだまだ会社では戦いが続きます。
それにしても、上司というのは部下に気を遣わせてはいけませんね。
岩手県で感染者ゼロは疑わしいと思います。
単なる感覚で言っているのではありません。
通常、ウイルス検査においては、本当は感染者ではないのに陽性と出る確率が一定数あります。
通常、その確率は1~2割と言われています。
新型コロナにおいてはまだその確率は明らかになっていませんが、ゼロというのはあり得ません。
岩手県でのこれまでの新型コロナに関するPCR検査の実施数は、県のウェブサイトによれば、7/9まで1,078件となっています。
1,078件続けて陰性が出るのは、天文学的に低い確率です。
そもそもウイルスの検査というのは目安あるいは確認のためのものであって、その結果だけをもって唯一無二の判断根拠にするのは誤りなのです。
首相の言う「真の感染者数はその10倍とも20倍とも考えられる」は一面の真実ですし、あるいは逆に、「陽性者数のうち、真の感染者数はその8割とも考えられる」という言い方も一面の真実だと思います。
そろそろ検査の陽性者数で一喜一憂するのはやめ、患者数(もっと言うと重症患者数)の推移で論ずるべき局面に入ってきていると思います。
また、一人置きに座るとか、ステイホームとかは、本来期限付きの対策であったにもかかわらず、これが新しい時代のトレンドであるが如くに、新しい勝ち組を張りたいマスコミや一部商業家にすっかり乗せられてしまっているのが大多数の国民です。
もともと日本人は、個々が本質的なことを考えるのが苦手な民族でした。
しかし、頭がよく、勤勉で、和を重んずる日本人は、”集団智”(僕の造語です)とも言えるべき優秀な全体成果を出してきたのでした。
戦後、高度成長が起こり、半導体や自動車に象徴されるように”ジャパン・アズ・ナンバーワン”となったのです。
そして大きな貿易黒字を上げました。
そして1985年にプラザ合意となるのです。
すなわち、アメリカは日本と西ドイツに円高(マルク高)を強く求め、日本はそのようにしました。
そして、バブル崩壊、そして今に至るまで、低(ゼロ)成長が今に至るまで続きます。
これにより日本は貿易で利益を上げることはできなくなりました。
そこでどうしたかというと、コストダウン。
いい意味でのコストダウンだけではなく、サービス残業や派遣労働も。
世界一のコストダウンと品質管理により、しばらくはいい意味で日本は隆盛を続けてきたのですが、やがて中国はじめ第3国の台頭が起こり、日本でのコストダウンも底がつきました。
そしてその後、日本ではこれ以上のコストダウンはできないし、新しいビジネスを生む力もなくなってきました。
こうなってくると、日本人はどんな傾向になってきたかというと、他者をだまくらかして貶め、自分がその分吸い上げるというものです。
いわゆる格差社会というものができ始め、そこには”勝ち組”、”負け組”という存在ができ始めました。
そして、勝ち組のやり方というのは、ただでさえ個の考える力が弱い日本人を、さらに考えなくさせ、一定の方向に導き、それを礎として自分は新しい(悪の)ビジネスモデルを立ち上げ甘い汁を吸うものです。
悪平等としての男女が全く同じことをやらないといけないという考え。
派遣労働。
アメリカ流の成果主義。
これらは、今になって考えると、安易に導入すべきではありませんでした。
日本人というのはこれだけゼロ成長になってもなお、頑張って生き働き、コストダウンに協力し続けています。
政治とかマスコミは、上記したような風潮で”弱い民”をコントロールしています。
以上、誇張して書きました。
これが全ての見方というわけではありません。
けど、日本人がなぜ考えない民族になってしまったかのかということを考察するには、おそらく誤っていない見方だと確信しています。
そして思うのです。
僕らの世代がもっとちゃんと考えていればよかったのです。
安易にコストダウンせず、サービス残業などすることなく、製品は高くてもよいので適正な価格で売り、余暇を犠牲にすることなく、安易にアメリカ流成果主義に乗らず、派遣労働の設立には合意せず、そして悪平等の男女同等には賛同しなければよかったのです。
まさに僕らが一番いけないのです。
せめて死ぬまでの期間、できる限り、今からでも考えてみたいと思います。
例えば、向こう10年くらい、次のようなことをやってみたらどうかと思います。
・残業をやめる(多くても毎月20時間以内)
・終身雇用とし、アメリカ式成果主義の廃止
・夫婦の一人だけでも十分暮らせる給与に上げる
・派遣をやめ全員正式雇用
・企業の内部留保を減らし従業員に還元
・以上を実施した企業には政府から多額の補助金の給付
・各家庭にも毎年100万程度の給付金
今なお、多額の政府の資産として黒字計上されているお金を切り崩してもらいましょう。
日本人のことだから、上記対策を実施したところで、そこそこのコストダウンはできるし、それこそ集団智により優れた物を生産し続けることでしょう。
すると、かつてのジャパン・アズ・ナンバーワンにはならなくても、余裕で世界5位以内くらいのリッチな国であり続けることでしょう。
10年くらい試行してもいいのではないでしょうか。
ただし、強力なリーダーシップが必要になりますね。
さらに言うと、対外収支が赤字になってもいいのです。
アメリカのように真っ赤でも、強味を生かして存在し続ける国もありますから。
要は、今こそ、日本人が本質から考えることをするべき時期なのではないか、と思う次第であります。
それでは今日のオマケは、2018-12-1に多重録音したビートルズ初期の傑作の一つNo Reply。
最近、リバイバル品ばかりですみません。
どうにも忙しくて、なかなか新しい多重録音に取り組めません。もう少ししたら必ずやります。
このNo Replyの録音は超手抜きでかつ荒っぽくやり、しかも途中リズムが乱れまくっているし、高音の声がかすれてしまったり、と散々な出来でしたので、酷評されるべき作品でした。
しかし、予想に反して思わぬ高評価をいただいたのでした。
ハートだけは伝わったかもしれません。
さて、今回これをリバイバルする理由の一つは、当時はまだyoutubeをやっておらず、BLESTARという再生プレイヤー機能を提供するサービスを利用していました。
そのサービスは再生サービスだけを提供するので、音源はどっか別の所に置く必要がありました。
そこで、FC2に無料で置かせてもらっていました。みなさまが画像を置くのと同じことです。
無料で置く場合の容量制限が1ファイル2MB。
楽曲の場合の2MBって、mp3の場合、まともな音密度ではせいぜい2分までですよ。
No Replyの場合は3分近かったので、大幅に音密度を落とさずを得ませんでした。
そのBLESTARは、最近どうもサービスを終了したようで、使えなくなりました。
そこで今回は、音密度を十分上げた状態でオリジナル音源からmp3を書き出し、youtubeに投稿しました。
では、駄作ながらお楽しみください。
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ジャンル : 政治・経済