敵を選別せよ

こんばんは。
このところ職場は戦場の様相を呈してまして、1日が終わることがこの上ない幸せに感じております。
また、明日は新たな戦場が予想されますから、この時間は思い切り自分らしいことを充当します。

早く自分の仕事としてコンサルとシンクタンクをスタートさせたい。
そしてその核は「アクシス・デザイン」(物事を考える座標軸を提唱すること)であること。
そして、今我が身に起きていることを最初のケース・スタディとして捉えること。
さらには、日本の強みとは何か。これにもアクシス・デザインを適用すること。

ですから、ここ一両日は考えに考えています。
行き帰りの電車でも考えまくります。

そして、まずは出てきたのが今日のタイトル。
いささか刺激的ですが、とってもとっても大事なことです。

このブログでも書きましたように、最近日本では、"same boat"(運命共同体)の同胞にもかかわらず敵視して、相手を沈めんとすることが起きがちです。
その最たる例は、我が国の野党の姿勢。
そして企業間競争、そして企業内の人間の抗争。

かつての日本企業は、「アメリカに追いつけ追い越せ」で、アメリカを共通の「敵」とみなし、一丸の努力に邁進してきました。
もちろん、国内企業間の競争もあったのですが、国内企業よりもアメリカ企業の落とし込みに力が集中されました。

ところが、ある時期から、労働力コストの削減から、海外での生産のシフトが始まり、「敵」は国内企業になっていきます。
そして、付加価値を生む生産が、国内から海外へ移ったことにより、GDPが減少しました。

そして、同じ企業内でも、他者を貶めて自分が相対浮上する気運がはびこっています。

人間は誰しも自分がかわいいですから、他者を貶めたい。
国と国との同盟関係においても、昨日の友は今日の敵、なんてことはしょっちゅうです。
それだけ人間ていうのは利己的に陥りがちなんですね。

でもここで一息考えてもらいたいのです!
わが愛すべき国家=日本はsame boatと考えましょう。
我々を敵に置くのはやめましょう。

政党でも企業でも、我々は運命共同体として共通の発展を望むようにしましょう。
一緒になって我々の強みを考え、そのアクシス(軸)を考えましょう。

日本人は遺伝子的にはバラバラであり、「日本民族」というのは存在しません。
しかし、そのアイデンティティは抜群です。
さあ、何が強いのでしょうか?
かつては。工業製品の品質。
では、今は?

Very big questionですから、ゆっくり考えましょう。
では、あと2時間、幸せな今日を過ごします。
スポンサーサイト

テーマ : 起業・独立への道
ジャンル : ビジネス

Coffee Break Beatles No.116 「苦手な曲」

こんばんは。
いよいよ今日は音楽の話題です。

ビートルズの大ファンの私ですから、嫌いな曲というのは基本的にありません。
でも、ちょっとだけ苦手だな、という曲は少しあります。そんな曲を今日は紹介しましょう。

どなたかのブログ(すみません、どなたか忘れてしまいました)でおっしゃっていたのは、Can't Buy Me Loveがあまり得意ではないと、私も同感です。
軽快でいい曲ですし、映画でも象徴的に取り上げられていました。
若い時は私も得意になって弾き語っていたものです。
でも年を取るとなぜか苦手に。

ハ長調のロックってなじまないのかな?
ギターを弾くにも、ベースを弾くにも、ローポジションでは襷に長し、ハイポジションでは帯に短し。
聴いてる感じも何となくロックらしくない。

その他ポールの曲では童謡っぽいのがちょっと苦手だな。
一般受けを狙ったようなものはロック人間としては少しとっつきにくい。
Hello GoodbyやAll Together Nowはしばらく苦手でしたが、サウンドそのものがロックの要素があるので、途中から好きになりました。
似た意味で、We Can Work It Outも歌謡曲みたいでちょっととっつきにくいですねえ。

聴くにはよいけど、弾き語りが大変という曲としては、なんといってもOb-La-Di, Ob-La-Da。
レゲエのピアノのリズムで、しかも左手の低音はオクターブにして。
ピアノだけでもダイナミックに動くのに加え、高音を出しっぱなしのボーカル。
一応弾き語りできますが、傍から聴いたらきっとえらいしっちゃかめっちゃかでしょうな。

ジョンの内省的な歌、前衛音楽は、その精神世界は人一倍理解しているつもりですが、
純粋な音楽として聴くにはちょっとだけ遠慮したいこともあります(ジョンさんごめんなさい)。

ジョージのインド音楽については、さらに、勉強不足というか食わず嫌いの部分があるでしょう。
このあたりちゃんと研究して、偏りのないビートルズファンになりたいものです。

では。

テーマ : ビートルズ関連
ジャンル : 音楽

今日の展開

こんばんは。
今日も厳しい1日でした。
みなさまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

音楽のテーマを標榜しているブログなのに、しばらく音楽のことを書かないですみません。
まもなく書きますね。

コンサルとシンクタンクで飯を食いたいと考えており、このブログもその一環として位置づけておりますので、いきおい真剣になってしまいます。
もっとも、音楽も仕事にしようとは思っておりますが、それを中心に飯を食うのは難しいでしょう。

私は昔から書くことが好きでした。
以前、個人のホームページが流行った頃(2000年よりも前の頃です)、私は是非やりたいと思っていました。
書きたいことが一杯あったからです。

私は半導体関係の材料の研究や開発をやってきたので、皆さんがお使いのPCや携帯の中味には私が関わったものが使われている可能性があります。
でもこの私、IT機器を操るのが得意ではありません。
もともとアナログ人間ですし、見てくれよりも原理を考えるのが好きで得意なタイプ。
携帯も、オーディオも、車も、PCも..古いモデルで十分なのです。

だからHPを動かすソフトの存在は知ってはいましたが、なかなかとっつきにくく、あれよあれよという間に年が過ぎたのでした。
そのうち時代は変わり、ブログが登場し、やれミクシーだ、ツイッターだ、フェイスブックだ、アイフォーンだ、となりますが、そんなものはほとんど興味がありません。

考えた末、ブログだけはどうしてもやりたく思い、本屋でFC2の教則本を買ってのですが、2年くらいなかなか手がつかず。
やっとの思いで、2009年9月にFC2を開設しました。
でも、第1回記事を入れたはいいが、その後どうやってやりとりするのかが解らず、半年も放っておいたのでした。

いろんな機能があるのはわかっているのですが、面倒くさいのです。
カテゴリー分けなんてのもごく最近知った次第です。
でも、一度知るとのめりこむタイプですので、250件ぐらいの記事をわずか2日で分類しました(我ながら驚異的です)

半導体業界では「ムーアの法則」というのがあり、3年ごとに集積度が4倍になり、その度ごとに技術、材料、装置が変わり、周辺の業界も含めて新しい仕事ができてきました。
私もそのおこぼれに預かってきたわけです。
でもそのおかげで、いろんな機器や記録媒体は進化し、新旧の互換性がなくなることもしばしばです。
私は前のPCはWindows98ベースのやつを長々と使ってきました。
いよいよ壊れそうになった時、バックアップをしっかりとり外部メモリに保存しました。
しかし、なんと、それを蘇えさすソフトがもはやないのです。
古いデータを読むには、個人的なつてでお願いするしかなくなりました。

結局、最も信頼性のある記録媒体は、岩に刻むことですね。これなら1万年もちますから。

今日は前置きが長くなりました。
例の調べ物は、今日は分類パターンをコード番号化して、エクセル上でパっパっと入力することにより、昨日より速度が倍になりました。
そのおかげで全部で千数百件分類を終えました。
コード化により情報が薄くなりましたが、いたしかたないことです。

目標にはまだ半分です。
時間もほとんど残っていません。
明日また、何か革新的方法か考え方を導入をしないといけません。
調べ物のベタ情報はエクセルに入れたので、何らかの検索機能を使うか(えらい苦手ですけど)。
大変しんどい日はまだまだ続きます。
調べ物が終わっても、今年一杯どえらいしんどい展開も予想されます。

ま、明日は明日の風が吹くさ。
ということで、今は政治のニュースを聞きながら、友達からいただいた旨い芋焼酎をちびちびいただきながらこれを書いております。

話は変わりまして、日経新聞の「経済教室」という企画。いいですよ。
「教室」となっていますが、教えることだけでなく、立派な提言も含まれています。っていうか、提言が主と言っていいくらい。
今日は、我が国の収支の関係。

少し前にこのブログで、日本の財政は赤字が膨れる一方だが、貿易収支は未だよい成績であること。
そしてGDPは国内で付加価値が上がるプロセスを作らないと上がっていかないことを書きました。

今日の経済教室では、国のお金の指標としては、財政、GDPの他に、貯蓄と対外純資産を挙げていました。
日本はこれらがまだまだ非常によいので、全体的収支は健全だが、やがて貯蓄は減ることと、資産の運用もうまくやらないと目減りしてしまう懸念をしていました。

やはり、抜本的には、国内に投資して技術革新をしないといけない、と説いていました。
同感ですね。
国内で付加価値が多いに上がる産業なりサービスを考えるべきですね。

テーマ : 今日のつぶやき
ジャンル : 日記

アクシス・デザイナー

こんばんは。
また、厳しい1週間が始まりましたね。

例の数千件の調べ物。
やはり大事ですし、もちろんさぼるわけにも行きませんし、なるべくなら実態をよく把握した結果として残したいのです。
でも、普通にやっていたらできないことは昨日分かりました。

できないことを無理にやるように自分をしごくのは若い時のやり方です。
今や50を過ぎれば、自分の経験に照らし合わせて最良の手段を考えるべきです。

今日は具体的に、調べ方の頭の使い方や整理の仕方を工夫して、昨日よりは速度が倍になりました。
でもまだ足りません。
そこで、IT的工夫とか、これまで調べた部分を分類およびコード化して、残っている部分をコードで分ける、などの合理化が必要ではないか、と思っています。
その方策はまた明日考えることにし、今日はとにかく、頭と体を休め好きなことに身を置きます。

若い頃は、自分に足りない「座標軸」を植え付けるような努力が必要でした。
でも、歳を取った今、これから新たな軸を得ても始まりません。
それよりは自分の軸を使って、世の中のため、そして若い人たちのために還元しようと思っています。

自分がこれからやりたい仕事は、別名「アクシス・デザイナー」だと思っています。
つまり、物事に考え方の軸を与えること。

身近な例で恐縮ですが、二千円札が必要かどうかに対し、物やサービスの値段の分布を考えたり、値段は足し算で決まるか、掛け算で決まるかを考えたり。
TPPを考えるにはどんな切り口をもつべきとか、このブログでも若干提唱させていただいています。

企業内や家庭内の問題ですとか、世の中の仕組みなどについてもアクシス・デザインをやりたいと考えています。
なお、「アクシス・デザイン」は私の造語ですので、このような既成の仕事があるわけではありません。

これから先、自分の仕事をやるとなったら、我が身にも大変厳しいアクシス・デザインが求められると思います。
今回の数千件の調べ物はそんな中でも格好の訓練の場と捉えれば、やりがいもあるというものでしょう。

ま、本音としてはしんどいんですけどね(笑)。
さあ、風呂入って、録画した「TVタックル」観ます。
では。

テーマ : 起業・独立への道
ジャンル : ビジネス

考え方少し変えました

こんばんは。
今日はやや寒めだったものの、穏やかな晴天で、よい日曜でした。
皆さまにおかれましては、充実したお休みを過ごされましたでしょうか?

私はですね、例の調べ物、猛然と昨日からやりまして、結局全部で500件程度。
目標にははるかに及びませんでした。

仕事の中でも結構キーポイントとなる大事なことでして、
私自身の目標のみならず、相手もいることなので、なんとか目標達成を望みました。
私自身の責任達成のためにも重要なことでありました。

でも、作業は思ったよりずっとかかりました。
やれるに越したことはないですが、仕方ありません。

もし私が30代なら、さらに徹夜でやりまくったことでしょう。
でも私は54歳。
そしてこのブログで何度も申し上げていますように、50過ぎたら我が身を責めるより発信!

50過ぎたら自分の顔に責任を持っているので、自分ができること、できないことには、自信をもつべきです。
自分は50まではありとあらゆるものを吸収してきて、判断能力を培った。
だから、これからはそれを若い人たちに還元すべきだ、と。

ですから、調べ物は予定したペースでできなかったことは事実として受け止め、今後の善後策に全力を上げます。
さぼるのではなく、ありとあらゆる知恵と道具を結集して、なるべくもとの目標を犠牲にしないスタンスで。

休日に無理し過ぎて自滅しては元も子もありませんからね。
夕方からは、i-Podの全曲ランダム演奏にて1時間ウォーキングして参りました。
そして今、友達からいただいた芋焼酎をちびちびいただきながら、この記事を書いております。

このブログを始めたことは大変よいことでありました。
自己の成長はさることながら、読んでいただける方、来ていただける方、共感いただける方、そして貴重なご意見を言っていただける方、皆全てとてもありがたいです。

ST Rocker

テーマ : 今日の出来事
ジャンル : 日記

久しぶりにピンチです

こんばんは。
昨日は地元の山の会の忘年会でした。
とても楽しかったので、よれはよかったのですが、その後土日がピンチです。

どうしても仕事上やらなくてはいけない調べ物があり、なんと数千件もあります。
まだ100件しかできていません。

これをやらないと一巻の終わりでもありませんが、
自分的にも相手的にもかなりよろしくありません。

休日は目いっぱいやることがあるのを実践する私ですが、今回ばかりは1分でも仕事優先にせざるを得ません。
ただ、さきほどトレーニングジムで運動だけはバッチリやってきました。
精神と体は何らかの連携があるようです。

では、すみませんが、ブログは少しだけ遅滞してしまいます。

頑張るぞお!

テーマ : 雑記
ジャンル : その他

二千円札が消えた謎

こんばんは。

ミレニアム記念として発行された2,000円札でしたが、あっという間に消え去ってしまいました。
今日はその謎に迫ります。

いきなりですが、私の意見は、「本当は2,000円札は重宝するはずである」です。
では、アメリカの例を見てみましょう。

私が以前アメリカにかなり行っていた頃、$20札はよく使いました。重宝でもありました。
夕飯などは大抵10数ドルでしたし、衣類でも何でもそんな価格が多かったです。
だから、$20札2枚くらいと、チップ用の$1札数枚、自動販売機用の¢25(クォーターダラー)硬貨数枚をポケットに突っ込んで出かけるわけです。
(アメリカ人は財布を使わない。)
そして、$50札を使う機会はかなり少なかったです。
アメリカではクレジット中心であり、高額紙幣は持ち歩く習慣が少ないですが、それにしても$50札がピッタシの買い物はほとんどなかったです。

欧米ではもともと十二進法だったためか、5とか10の区切りにそれほどこだわらず、合理的な紙幣・硬貨を作ったという背景もあるでしょう。

では日本ではどうか。
もし、物やサービスの値段が、5,000円以内にわりと均一に分布していて、例えば、1,800円の買い物も4,500円の買い物も同じような確率であるというなら、1,000円札と5,000円札で十分であり、2,000円札は不要でしょう。
しかし、実際には日本でもアメリカ同様1,000円台の物やサービスの値段がかなり多いように思います。
そして、感覚的には5,000円近辺の値段のものはあまりなく、1万円に近いものが現れ出す気がします。
もしこれが正しければ、5,000円札の存在はあまり意味がなく、1,000円札、2,000円札、1万円札というステップでお札が存在するのが合理的だと思います。

では、このことを統計学的、数学的な観点から考えてみましょう。
物やサービスの値段というのはどのようなステップで上がっていくのでしょうか。
(ここで言う「上がる」とは、物価が時間により上昇することではなく、コストや付加価値の増大に伴いどのように上がるか、です。ある瞬間の物やサービスの値段の分布とも言い換えられます。)
例えば、1,000円の次の段階は2,000円、そしてその次の段階は3,000円、そして4,000、5,000円、6,000円...のように、同じ差で階段状に上がることを「比例」または「線形」の上昇と言います。
グラフで描くと、真っ直ぐな直線で上がっていくわけです。

それに対し、一定の比率で上がっていく、例えば2倍ずつ上がっていく(1,000円、2,000円、4,000円、8,000円...のように)ことを「累乗」と言います。
グラフで描くと、弓なりに上昇します。後になればなるほど上昇カーブは上向きになります。(人口増加カーブのように)

物やサービスの値段の分布がどちらのパターンに属すかによって、適正なお札の種類は何であるかが決まると思います。
もし、線形に上がっていくならば、例えば1,000~2,000円の値段のものも8,000~9,000円の値段ものも似たような存在濃度となりますから、5,000円札の使用頻度が多く、5,000円札を設けるべきだと思います。
そして、2,000円札は紛らわしい存在となりますので、あまり意味がありません。

ところが、累乗のパターンですと、1,000~2,000円の値段の方が8,000~9,000円の値段の物より存在確率が高くなります。
1,000円が2,000円になるには2倍になる必要がありますが、8,000円が9,000円になるのは1.125倍であり一気に通り過ぎてしまうからです。
グラフを見ても、数字が小さい領域(1とか2)に存在確率が高いことがわかると思います。

値段に限らず、累乗に則って増える事柄や現象、例えば人口が増えることや預金の複利とか、は1とか2の数字が多くなります。
物やサービスの値段の分布がどうなのかは私にはすぐにはわかりませんが、どうも累乗の気がします。
アメリカで$20札がビッタシはまっていたこともそれを裏付けます。

日本は十進法の呪縛が強いのではないでしょうか。
5,000円はなんか価値の高いお札という感覚がありますが、いっそのこと廃止して、1,000円、2,000円、1万円でやったら合理的のような気がします。
足し算から掛け算へのマインドセットの転換、と言ってもよいかもしれません。
新しい世界が開ける可能性大です。

テーマ : 経済
ジャンル : 政治・経済

アメリカ合衆国通商代表部 - アメリカはTPPをどう考えるか -

今日は勢いに乗りダブル投稿となりました。
できましたら1つ下の記事も読んでくださいね。

Office of the United States Trade Representative (略称USTR)(アメリカ合衆国通商代表部)のウェブ(下記)を見ると、アメリカのTPPに対する考え方がわかります。

http://www.ustr.gov/

正しい訳は「合衆国通商代表室」といったところでしょうか。
アメリカという国は固有名詞を省略して自分の国を名乗るのだからすごい。

この組織は大統領府の一部であり、代表なる人物は大統領直属の部下であり、外交の代表の権限など、かなり大きな権限が託されている。
要するに、通商に関して何をどのようにやるかを考え、大統領の承認一つで行動を起こせ、外国に出向いて自分で決めてきてよい、という大変重要かつ権限の大きい組織であり役職であります。
現在代表はRonald Kirk(カーク)という人で、オバマ同様白人ではありません。

アメリカでは、USTRに限らずですが、国の組織は日本よりはるかにシンプルであり、報告指示系統がはっきりしており、代表者の権限がクリアで大きいです。

USTRは当然のことながら、TPPについて中心になって考え、他国と交渉しています。
日本においてもTPPは野田首相を中心に一生懸命考えてもらっていますが、アメリカがどう考えているかはやはり知る必要があると思います。
USTRのウェブは最もそれを知るよい手段だと思います。

ウェブの構成は比較的シンプルです。
代表部のステートメントが中心で、各国との通商に対する基本的考え方、TPPに関する基本的考え方、大統領の足跡と現在の状況、ニュースリリースなどから構成されています。
英語がとにかく格調高いです。

野田首相がTPPの交渉に参加することを発表したことも当然掲載されています。
しかしそのニュアンスは日本から見るものとは大きく違っています。
要約しますと、「野田首相の決断を歓迎する。日本は、ゆえに、米国の要望する通商自由化のために何が障壁になり何をすればよいのか、について準備しなければならない。」
また、日本に対する考え方のところでは、「日本との相互通商における深刻な問題を取り払うとともに、日本の規制による自由通商への妨げを解決する」という意味の言葉が書かれています。

日本では「やりたくない部分についてはやらないと言えばいいじゃないか」という論調がありますが、アメリカからしてみればはなからそんな発想はないのであり、「アメリカの要望を日本は具体的にどう受け付ける」からスタートしたいわけであり、日本にとってかなり難しい交渉が予想されます。

アメリカはとにかく「合理性」の国です。
腹芸とか個別の保護や対策を取らない原理主義と言いますか。
規制とか陳上はアメリカ人の辞書にはないわけです。
それを国内のみならず海外まで広めようというわけです。

ただしですね、私がかつてアメリカ系企業に勤めていた実感からは、アメリカ人は本音の部分は日本以上に人脈とか感情に支配される。
でも建国の歴史とか宗教上とかもろもろの理由で、表向きはあくまで「合理性」で闘い、相手を支配する。

本当は日本の強さを肌で知っているのかもしれない。

アメリカ人には二面性がある。
例えば、実力主義を掲げていながら、企業では人脈が台頭したり、
正しいことを主張する一方、エネルギーは使い放題であったり。

日本は必ずしも合理性ではない。
そして、日本流の考え方というものもない。
結構行きあたりばったりで行き節操もないが、みんな頑張りなんとなく強いのだ。

これら整理するのはなかなか難しい。
少なくとも、TPPの交渉においてアメリカは美しい合理的論法で通商の自由化を強く求めてくるだろうが、日本としては同じ土俵で合理性を主張しても負けは目に見えているのだから、強い製品をちらつかせて「いつでもTPPをやめてもいいんだよ」という態度くらいがいいかもしれませんね。

なお、長期的視野に立てば、たとえTPPがアメリカの思うようにスタートしたとして、日本は苦手な分野でも優位に通商を展開していくだろうと、私は個人的には信じています。

テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済

財政の透明性

こんばんは。
今日はやや寒いものの、穏やかなよい休日でした。
仕事でやらなければいけないことがあり、やっていたのですが、どうもはかどりません。
そこでこのブログのために考えを巡らしましたところ、突然脳細胞がフル回転いたしました。
やはり、人間は自分で考えたことを実行すべきですね。
そしてそれを仕事にすべきですね。

そしてこの記事、ビール飲みながら書いてます。

「地球温暖化」とよく言われます。そしてその元凶はCO2だと言われます。
石油を消費する近代型産業が地球温暖化を促進するというならば、産業革命以来地球の気温は一様に上昇するはずなのですが、なぜそうなってはいないのでしょうか?
そしてもう一つの疑問。
なぜ地球の大気のCO2濃度はここ数十年、まっすぐに増えているのでしょうか?
もしCO2が産業活動の所産で増えたり減ったりするのであれば、世界の経済活動を反映して、CO2は増えたり停滞したり減ったり複雑に動くはずです。
ところが、のっぺりと単調に増加しているとは。
私のカンでは、それは違う要因だ、と。

前置きが長くなりました。
我が国で緊急に解決すべきは「財政赤字」。異論はないでしょう。
これの解消に向け、様々な提言があります。

大きく分けて、出るものを減らす、集めるものを増やす、中味を厳選する、となりましょう。
とりあえず野田政権としては、集めるものを増やす、ということで消費税の段階的上昇を予告しました。
しかし、GDPが基本的に増大する基本政略がないこの状況では、消費税アップはちょいとしんどいです。

そんな中、素晴らしい記事が日経新聞11/18に掲載されました。
政経研究大学院大学客員教授・田中秀明氏の記事です。
OECD主要国の純金融負債と「財政の透明性指数」とが極めて強い相関があるというのです。

平たく言いますと、ある国の財政の健全性は、いかに財政を外部に透明にしているか、ということだと言うのです。
透明性が高ければ財政は黒字というわけです。
日本は、透明性が大変低く、それゆえ財政が世界一赤字、だと解析しています。

透明性指数とは、田中氏が独自に設定した20項目の採点とのことです。
日本が一番悪く、各国の赤字性と透明性の間には大きな相関性が示されました。

この解析が言わんとすることは、国の財政は、何にどう使うという政策もさることながら、それ以上に、予算はどう立て、どう管理し、どう使われたのかを透明にやりくりすることで赤字は生じないのだ、ということだと思います。
なかなかいい解析だと思います。

ただ一つ懸念するのは、自分で作った採点方式なので、手心が加わっていないか。そこだけですね。
いずれにしても、あっぱれな解析です。

テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済

心理学の出番か

こんばんは。
随分寒くなってきました。

このブログで1日1テーマ書くことを義務付けていることは、自分的には結構よいことだと思っています。
とにかく何かを考え出さないといけないのですから、プレッシャーですけど、「自分は何をどうしたいのだ?」と自問自答するうちに、自然と書くことが湧いてくるから不思議なものです。

どうせなら、自分がこれからやりたいライフワークに沿って書いて行き、それをそのまま仕事に持ち込めればラッキー、と思ってやってます。
この作業自体訓練にもなりますしね。

朝の電車の中とか、仕事のちょっとした合い間とかに考え、昼休みに一気に書き下ろすのが最近の日課です。
ファイルをメモリースティックに落とし、帰宅してからブログにアップするわけです。

ニュートリノの速度が光速より速いという再実験結果が出ました。
いよいよおもしろくなってきました。
もしこれが事実だとすると、我々の見えている光とか物質はこの世の一部でしかないかもしれない。
その謎が少しでも垣間見えれば幸いであります。

さて、自分のこれからのライフワークを一言で言え、と問われたら「人々を幸せにし国力を増す」ための方法を提供する、となります。
そのために様々な観点から考えているわけです。
このブログを本格的に始めて1年半、考えてきて思うことは、人の心理に関わることが世の中の動きの大きな部分を占めているだろう、ということです。
国全体がどのような方向に進み、人々は何をどうして働き暮らしていくか、については戦略とか行動指針が重要です。
でもそれだけでは全く不十分で、人々がどうそれを感じ、対人関係において心のエネルギーをどう使っていくのかが大変大きなファクターのように感じます。

この部分がうまく行かないと、人は大変大きな負のエネルギーを使います。
足の引っ張り合いとか、昨日も申しましたような過度で運命共同体の発想がないディベートなどが起きることがあります。
それらをいかに減らし、人々が幸せに一所懸命頑張るか。
それは、宗教であり、家庭の教育であり、学校の教育であり、個人の切磋琢磨であり、政治であろうと思います。

もちろんこれらは機能はしているのですが、どうも不十分です。
これだけ複雑な世の中になり、個人のレベルまで模索の状態だと、人々の心理もただならぬ混沌に陥りがちではないかと思います。
何か、マクロレベルで人々の心理をうまく助けることはできないのでしょうか。
一つは国中1つの宗教にするとか、社会主義とかが有効な手段なのでしょうけど、そういうわけにもいかないでしょうから、新しい研究対象だと思います。

テーマ : 考える
ジャンル : その他

実行者と批判者

こんばんは。
日本シリーズはソフトバンクが悲願の制覇をしました。
スポーツの話題は次第に冬バージョンへと移っていきます。

さて、何をやるにしても、実行する側とそ批判する側の二手に分かれます。
顕著な例は与党対野党です。
あるいは、国対国、会社対顧客、はたまた担当者対上司などもこの関係が現れます。

今日のテーマは何故実行者の話すことが苦し紛れになるか、です。
端的な例は民主党です。
かつては野党として弁舌爽やかで自民党を批判していたのが、最近は実行側に立つと歯切れのよさがなくなっています。
一体なぜでしょうか?
今日は政策の話ではなく、ディベートの話になります。

ディベートというのは相手を言い負かすことで、それにより相手を支配したり、自分の立場を優位にしようとします。
欧米人、特にアメリカ人が強いです。アメリカは他国に対し、あるいはアメリカ人が他者に対してディベートを働き、外交やビジネス上の優位性を獲得しようとします。

以下私の考えです。
新たな物事を実行するには、ある仮説(こうすればこうなるはずだ)を立てて、それに向かって実行しつつ、その道程でその仮説を実証(ないし検証)していきます。
その仮説がなるべく正しいことを、誰しも何らかのデータや情報や考え方で補強はしますが、「絶対に正しい」とは証明できません。
そこがディベーターの狙い目です。

「あなたこんなことやって本当に**になるんですか?」
「それをやるには**を確かめないといけないのではないですか?」
「***が起ったらどうするのですか?」
・・・・・・

大抵は正論に近い批判が浴びせられ、答えがないことが多い。
そこで実行者は自信を失い、しどろもどろになるのです。

しかし、そうなったら実行者の負け。
本来実行者は多くの批判や質問に答えられなくて当たり前なのです。
なぜなら、仮説というのは「ある特定の事柄や道筋」に立脚していて、その他ものは考慮に入れていないのだから。
その道筋に則った検証に関する批判や質問ならばきちんと解があるべきだが、その他の領域に関しては、考え方だけ示して、詳細内容まで責任を負う必要はないのです。
どうしても「良心の呵責」によって相手に申し訳なってしまいます。

それを断ち切るには、実行者としては、「それは今回の検討ではやりません。」「それは知りません。」などはっきり言うべきだと思います。
「今回はこれこれこういう考えでこれをやります。」
その論旨を全面に打ち出せば、「***はやらない」という言葉にも説得性が出てくるでしょう。

本来ディベートというのは、相手が再起不能になろうが、つぶれようが、自分の利益優先の手法だと思います。
あるいは、人を指導する時に、どうしても相手が変わりそうにない場合、部分的にディベートを使うことはあり得ると思います。

しかし、本来は"same boat"(運命共同体)に乗っている我が国の政治家の方々、あるいは同じ企業の人たち、あるいは同じ業界の人たち、の中でディベートが起るのはどうもあまり幸せではないと思います。
批判は比較的簡単です。
でも全体の成果を上げるには批判の応酬はよくないと思います。
国会の議長などは名前を呼んだり、せいぜい「静粛に」というだけでなく、非建設的な批判をモディファイし、実行者からベストな回答を引き出す引導役をやってもいいのではないかと思います。

テーマ : 考える
ジャンル : その他

第3の開国

こんばんは。
日本シリーズもたけなわですね。

さて、我が国も好むと好まざるにかかわらず、"第3の開国"につき検討しないといけなくなりました。
そこで、外国人に対してもしっかり発信すべしということで、昨日は英語で書かせていただきました。

今日は午前中は会社の指定の健康診断でした。
東京駅の前のクリニックが指定先医療機関なのでそこで受けました。
日時は自由に選べます。
そして今日、なんと会社の同じフロアーの女性と同じ時間帯になってしまいました。

これはバツがわるいです。
なぜって、検査着のガウンの下はパンツ一丁ですもん。(男性はそのように指示される)
女性はどうか知りませんが、いずれにせよあの格好で普段よく知った女性に合うのは気が引けます。

彼女が後から来たので、私だけ検査着の状態で挨拶し、彼女が着替えてからは近寄るのを遠慮しました。
検査待ちなんかの時にずけずけと彼女の隣に座って話し込んだら、さすがに嫌われ者のオジサンになるでしょうね。

昨日はカシオペアの「サニーサイド・フィーリン」という曲を紹介しました。
とにかく、私の超お気に入りの曲です。
カシオペアといえば1980年代はじめに颯爽と登場した新しいタイプのフージョンバンドです。
メジャーとマイナーが目まぐるしく入れ替わり、チョッパーベースが印象な名曲を一杯出しました。

そんな中、この「サニーサイド・フィーリン」は例外的な曲で、4ビートのオーソドックス、というか若干教科書的な曲です。
ベースラインやピアノはシンプルで心地よいめろディーラインを奏でます。
オーソドックスな中にも時々渋く登場する不協和音がいかします。

1曲の中にいくつかの違うコード群からなる「塊」みたいなものがあり、それをつなぐコードがあるようです。
ビートルズはそれをあまりやらなかったと思います。数少ない中に、Yesterdayの謎のコード進行があります。
よろしければ拙記事の「ビートルズ解析例-Yesterdayの謎」をご覧ください。

「サニーサイド・フィーリン」が心地よいもう一つの理由は、音の分布がよろしいのではないかと想像します。
私が、これまたビートルズ解析例にて提唱しました"三角形分布"にこの曲がなっているか、検証できたらいいなと思います。

そして究極の夢はこれを一人多重層で録音してみたいです。

テーマ : お気に入り&好きな音楽
ジャンル : 音楽

Sunny Side Feelin' (Casiopea)

Dear readers,

Thank you very much for visiting my blog every day.
The Japan Series of Baseball is now hot, since the status has become even today.

Today I'd like to introduce one of my most favorate instrumental numbers (beside The Beatles) to you.
That is "Sunny Side Feelin'" of Casiopea.
Casiopea is a fusion group that was already very popular in early 1980's.

Sunny Side Feelin' is not like their typical style numbers like Domino Line, but is rahter light and easy listening.
It is quite nice like fresh morning.
Please click below and listen to it.

http://www.youtube.com/watch?v=beWSGzlaOuU

The rhythm is nice four-beat.
At first I was impressed by the bass line. It is like a lesson music (meaning simple and basic) but fantastic, probably because it has some little bit exceptional chords.
The bassist, Tetsuo Sakurai, has been famous with his "chopper" play. But this bass line is simple and nice. Play by finger should be OK.

The octave piano is also nice.
Minoru Mukaiya is a very good key board player, although this number was composed by the drummer, Akira Jimbo.

I first listened this number when I took a freshman training at the previous company.
When I stayed in a domitory with my freshman fellows, one morning a fellow played a cassette recorder with this number.
I was so impressed with the beautiful melody and the nice four beat.

Then I found this number at a commercial message on TV.
I forget what kind of CM but remember small girls standing on a boat.
The back ground music was Sunny Side Feelin', and fits so nice.

After then and even still I listen to this number very often.
If I could buy a bass guitar, my dream is to play this number with multiple instruments by myself using a special recording technique.

Please enjoy Sunny Side Feelin' and Casiopea.

See you again!
ST Rocker

テーマ : おすすめ音楽♪
ジャンル : 音楽

Coffee Break Beatles No.115 「結構多彩な構成」

こんばんは。
結構寒くなりましたね。冬支度しないといけなくなりました。
さっき外に出ましたら、星がくっきり見えていました。
ここ房総半島は星がきれいなんですよ。
その理由は東京との間に海(東京湾)があるので"光害"から守られているからだと思っているんです。

一人多重録音って究極の夢ですよね。
ポール・マッカートニーはアルバム"McCartney"や"McCartney Ⅱ"で完全に一人多重録音をやりました。最近デジタルリマスター版が出ました。
2004年かな、加山雄三さんも"All by myself"という一人多重録音のCDを出しました。
これら魅力満載です。

ビートルズの曲を一人多重録音でやるっていうのも当然興味深いことです。
数日前にマサジョンさんのブログで"This Boy"の一人多重録音の動画が紹介されていて、とてもよかったです。
This Boyは映画"A Hard Day's Night"(邦題:ビートルズがやって来る ヤァ ヤァ ヤァ!)で川縁をしょぼんと歩くリンゴ・スターのバックに流れる12/8拍子の名曲です。ジョン・レノンが主体になって作りました。

動画ではパートの数だけ姿が映るのです。
驚いたのはパートの多さです。特にボーカルが多いです。
主旋律は3人(つまりジョン、ポール、ジョージ)。これもびっくり(ジョージも歌ってたんだ)。
さらにびっくりは、コーラスが5パートも。"Because"のはしりのようでもあります。
とにかくボーカル関係がすごく音をたくさん使っているのです。
楽器はそれほど多くはありませんが、これまで聴き取れていない音がありました。

私は若い時から、稚拙な方法ではありますが、自分の声やギターをラジカセに録音して一人多重唱(奏)のマネごとをしたり、ビートルズの片チャンネルをつぶして自分の歌やピアノを入れるなんて遊びをやったりしていました。
けど、それはビートルズのパートのほんの一部でしかありません。
ビートルズの全てを完コピして一人多重録音をやるのは大変そうです。
でもそれだけやり甲斐があるでしょうね。

それにしても、1964年、彼らがまだ23~21才くらいでよくあんな名曲ができましたねえ。
拍手!

テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

経済学への誘い

こんばんは。
またまた厳しい週の始まりです。

経済の勉強、最近の日課ですけど、こんなに経済学っておもしろいものだとは思わなかった。
池上さんが最近大学の講義などを公開してますけど、確かに彼の説明もわかりやすいです。

タイトルの「誘い」は「さそい」ではなくて「いざない」と読んでほしいんです。
もしかしたらもう死語かもしれませんが、「いざない」と言う時の響きはいいですよ。
「クラシック音楽への誘い」なんて素敵じゃないですか。

経済学ってこれまでの印象では堅いっていう印象。そして難解。
日常のお金の動きは関心があるけど、経済学ってなるとがぜん敷居が高かった。

勉強するうちに感じてきたのは、経済は科学に似てるってこと。
例えば、宇宙の様々な天体や場や力が相互作用してミクロにもマクロにも蠢(うごめ)いているのは経済にそっくり。
その蠢きを支配する基本法則は何か。
しかもそれを斬新に骨太に提唱できれば、経済学者冥利につきる。

そして、科学よりもむしろ経験が反映される「裏切りの少ない」学問かもしれないと感じている。
科学、とりわけ基礎科学、はその原理は崇高である。
でも、当たらない可能性が高い。大抵の科学者は実を結ばないまま終わる。

その点経済学は、理屈の骨組みは自分の経験から組み立てられ、しかも外れる確率もそんなには大きくない。
頑張ればそれなりに見返りがある気がする。
(経済学者の方、違っていたらすみません。)

もうひとつの経済学の醍醐味は、様々な異種の学問を取り込めること。
さっき言ったような力学的(物理学)なものから、心理学、数学、生物学...。

そして経済学の成果を早く日本の経済に反映しないと、ですね。

テーマ : 経済
ジャンル : 政治・経済

今日はちょっと変わった日曜

こんばんは。
日本シリーズもいよいよ本格化ですね。今観ながら書いています。

昨日は新宿で学生時代のサークル(野外活動)の飲み会があり、行ってきました。
半年に一度くらいはやっています。
常連さんもいれば、30年ぶりに会う人もいて、とにかく楽しいですよ。

仲間ですし利害関係もないので、ありのままの自分を出して時間を共有できる。
専門も趣味も性別もバラバラですので、新鮮でもありますし。
私の場合、ふだんは左脳を酷使し過ぎる(?)ためか、右脳を刺激するよい機会になっている気がします。

普段の日曜ですと、運動が中心になりますが、昨日の今日ですので、今日は家でのんびり、いつもの夜のアルコールも今日はなしです。

ブログでよく「心技体」の大事なことを書かせていただいてます。
音楽、運動、読書、政治・経済の勉強、などなどいつも休日にやるんですけど、それが"must"になっちゃうと別の弊害が出てきます。
だから、適度にいい加減になって「今日はこれだけでよし」としないといけませんね。
私、どうもmustになりがちな傾向があり、ともすると馬車馬みたいになっちゃうから、我ながら要注意であります。

そんなわけで、今日は運動はやめ。
アルコールもなしですから、かなり変わった雰囲気の日曜です。
でもそれもよし。

ピアノは弾いてみました。
最近手の指の調子が悪かったので久しぶりでした。
ピアノの鍵盤に触れずに着席。そしていきなりThe Long & Winding Road。
ボーカルから入るんです。
「よっしゃー、今日も当たってぞ」
でもこれって完全な絶対音感じゃない。単なる条件反射かもしれないから。
本当の絶対音感は、いついかなる場面でも音を言える、あるいは出せること。
死ぬまでは身につけてみたいな。

おっと、また濃くなりかけちゃった。
いかん、いかん、ほどほどでいい。

テーマ : 日々のできごと
ジャンル : ライフ

冬の富士山訓練記

みなさまこんばんは。
いつも来てくださりありがとうございます。
このブログは音楽のブログとなっていますが、音楽以外のこと以外もたくさん書いています。
すると「一体どうなってるんだ」とお叱りの向きもあろうかと思います。
これまで運動関係の記事は控えてきました。もし書くとあまりに散漫になり過ぎるからと思ったからです。
今年初めに体調を崩して運動は控えてきましたが、また調子が上がってきて、体がうずうずしてきました。
そこで、去年の冬の富士山の訓練記をお届けします。
ご笑覧ください。
-------------------------------

11月27日(土)に富士山に行ってきました。
山岳ガイドの先生の講習会です。
生まれて初めてアイゼンを履きました。

夏の富士山は堪能しきりましたので、今度は冬の(雪の)富士山です。
スタッドレスを履いた車で千葉を6時前に出て、一路河口湖駅へ。
先生と他の参加者と合流して、スバルラインで5合目に向かいました。

参加の方々は皆、スーパーマン、スーパーウーマンです。
100kmのマラソンをやる人とか。

5合目には雪がありました。
駐車場から30分行ったところに佐藤小屋があり、そこで装備を付けて、6合5勺まで登りました。
そこで、登山道から外れて、もろ、山の斜面へ。
富士山って、登山道は傾斜が緩いですけど、そこを外れるとすごい急斜面なんです。
6合5勺では平均30°くらいでした。

そこでアイゼンを付け、歩行訓練、登山訓練、下山訓練、滑落訓練。
とにかく、ハンパじゃない世界ですから、ここは専門の先生についてしっかり習うことが肝要です。
この先生はヒマラヤの遠征メンバーにいる一流の人です。

中学の時初めてスキーを習った時のことを思い出しました。
ものすごい急斜面での方向転換や斜滑降、そして山回りターン。
それと同じ、いやそれ以上の厳しい訓練をしっかり行いました。

なぜ50過ぎてこんなことやらなきゃいけないのか? と自問自答しながらも、すっかりアイゼン歩行の魅力に取り付いている自分がいました。
もしかしたらスキーよりおもしろいかもしれません。
スキーは足が固められ、下りることしかできません。
しかし、アイゼンはありとあらゆる動作を可能にします。
人間の能力を超えた動作を可能にします。

しかし、慣れないことは余計な体力を消耗します。
アイゼンだけでなく、冬の装備を付けて山を登ることの厳しさも知りました。
新たに鍛えるべきことも知りました。

最近の山用のウェアは最高でした。
メリウールにゴアテックス。
8,000円もする下着も効果抜群でした。

私は日帰りで帰りましたが、他の方々は翌日山頂まで登りました。

夏の海からの富士登山、ロッククライミング、高所酸素取り入れ術、ロープワーク、アイゼン、と一通り習ってきました。
全くおもしろいです。人間の枠を広げますね。

-------------------------
次の機会には房総半島の横断記をお届けするかもしれません。
ST Rocker

テーマ : 登山
ジャンル : スポーツ

電車の中で(Part 3)- 女性専用車

女性専用車なるものができてもう10年近く経つのだろうか。
摩訶不思議というか、変な制度である。
国際的には実にカッコ悪いことだ。

一番の原因は言うまでもなく、よからぬ輩(やから)がいるので、その対策のためだ。
でも間接的には、ぎゅうぎゅう詰めの通勤・通学電車を走らせているのがそもそもいけないわけで、これまた国際的にちょっとカッコ悪い。
先進国とは言えないような風情だ。

我ら男性にとっては、女性専用車ってどんなだろう、という若干の関心はある。
決して間違いでは乗りたくないのだが、1回くらいはどんな雰囲気か感じてみたいことはある(変な意味ではありませんよ)。

関東の電車では女性専用車は端っこにあることが多いが、関西では真ん中にあったりして、間違えて乗りそうになることがたまにある。
関東でも京浜東北線などは3号車が女性専用だ。
私が毎日下車する都心のK駅では、階段を上りきったところが丁度3号車なので、ごくたまに間違って乗る男性を見かける。
そして意外にもすぐに気が付かないようであり、周囲の女性達も追い払おうとはしない。
もしや確信犯ではあるまいな。

それにしても、女性が大勢立ち並ぶ様は、とてもきれいである。
でも、たまに「何でこんなオバチャンが?」という方も乗っておられることがある(失礼)。

悪い輩でなく善良な男性であっても女性にとっては気持ち悪いと感じる場合があると思う。
一般には男の方が女よりも汚いし脂っこいし体臭も強いだろう。
同姓の私から見たって気持ち悪い男がたまにいる。女性にはなおさらだろう。

座席に座る分には女性専用車は余裕があっていいのではないか。
もともと女性の方が体が小さいしその分細いし、女性はあまり太っていない人が多い。
逆に男性は今やほとんどが肥満で、座席がきつくて仕方ない。

ある女性の方のお話だと、女性専用車は香水のような様々なにおいが混ざって立ち込めており、ちょっと不快だとのこと。
皆さんがどうお感じだろうか。

本当は女性専用車や優先席など不要な社会や公共交通であってほしい。
一旦ドア閉め整列乗車は公平で合理的なやり方だが、これとて本来不要な便利で快適な電車であり電車網であってほしい。

テーマ : 社会問題
ジャンル : ライフ

日経・CSISバーチャル・シンクタンク検証

こんばんは。
今朝の日経新聞に日経・CSISバーチャル・シンクタンク(以下、勝手にNCVTTと略させていただきます)の特集記事が2ページにもわたって出ていました。
NCVTTは日経新聞社とCSIS(米戦略国際問題研究所)との共同運営で、この9月に発足し、昨日最初の年次総会が開かれ、政府に対しある提言を行いました。
3つの部会からなり、約60人の日本人研究員(フェロー)がおり、アメリカからも派遣されています。

私は今年6月28日の記事(よろしかったら「提案・起業計画」カテゴリーに入っているのでご覧ください)でNCVTTを取り上げ、その主旨は私が今やろうとしているシンクタンクにほぼ同じなので賛同できるが、若手偏重なことと、フェローは民間人もいるものの、大学、官庁、大企業の人中心で、やや偏りがありそうなこと、そしてアメリカを参考にするのはよいけれど、意思決定にアメリカ人が入ってくると煽動されないか、という点を指摘させていただきました。

基本的にその指摘は今でも同じなのですが、NCVTTは議論が進んでいますので、その進捗を紹介するとともに、基本的なところも説明します。

第1部会は日本のHQ(ヘッドクォーター、すなわち代表組織。会社で言えば本社)機能のあり方を考えて行きます。
日本の中央組織は肥大化し縦割り組織の弊害をどう解決するかを考えます。
アメリカの組織をモデルにするようです。

第2部会は、国家財政と成長戦略を考えます。これは補足説明不要ですね。
昨日、政府に対し下記の提言を行いました。

* TPP交渉に参加。日本は21世紀型貿易システムのルール・メーカーに。
* エネルギー・食料安全保障の観点からも多角的な自由貿易体制を強化する。
* 若者が担う強い農業をつくる。

第3部会は今後のエネルギー政策を考えます。
まずは原子力をどうするのかを議論するようです。アメリカからも専門家が来ます。

11月下旬にはある結論までもっていくとのことです。

大変おこがましい言い方で恐縮ですが、上記のことは最近私が書かせていただいたことと同じです。
ただ、少し違うので以下に書かせていただきます。

HQのあり方については、私は中央組織の縦割り肥大化というより、3権分立が守られていないことと、「何をやるか(戦略)」を考える独立した専門組織がないこと、そして行政部門の最高意思決定権限が不明確なため、物事がごちゃごちゃ起っていること、むしろ横割り組織の危うさ、を問題と考えています。
これもよろしければ「政治カテゴリー」内の記事をご覧ください。

第2部会の考えはごもっともです。
昨日の提言も含め基本は賛成です。
あとは具体論でしょうね。
私は昨日書きましたように、GDPの成長戦略が重要で、TPPも積極的に活用すればGDPの飛躍のポテンシャルになると考えています。

今後のエネルギー政策の重要性も昨日書きました。
まずは原発をどうするのか。当然緊急課題ですし、専門家の方々がしっかり考えてくださるのでしばらくはNCVTTを見守りましょう。
CO2問題とか新再生エネルギーの問題も大事であり、次のステップでのテーマになると思います。
これに関しては改めて別途記事にしたく考えております。

テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済

電車好き

こんばんは。
経済のお話しはちょっと堅いですので、リラックスしたお話を届けます。
今日は同時にGDPの話もアップしましたので、ご興味のある方は是非読んでください。

大抵の男の子はそうだと思いますが、私もご多分にもれず乗り物が好きでした。
特に電車が好きでしたね。
電車そのものもさることながら、鉄道のシステムがすごいと思いました。

子供の頃は、どこかへ出かけるとなると、目的地よりも行き帰りの電車の方がおもしろくて、必ず一番先頭の運転席の後ろに立って見ていました。
なんでみんな内側を向いているんだろう?と不思議に思っていました。
おかげで運転の仕方を覚えてしまいました。
将来は運転手以外になること以外は考えられませんでした。

さらに記憶を遡ると、
我が家は京浜東北線の与野駅のすぐそばにあったので(今でも実家があります)、祖母に抱っこされて駅の近くの線路まで散歩に行きました。
保線区の人がよくつるはしで作業をしていました。
生まれて最初に憧れた職業が保線区員でした。

大人になってからはさすがに電車はいいことばかりではなくなりましたが、
今でもたまにウキウキすることもあります。

電車を快適に乗れる場所は、モーターの付いていない車で、車体の横腹に「サハ」(グリーン車であれば「サロ」)と書いてある車が静かです。(モーターの付いている車は「モハ」)
さらに、車の連結部(端)は揺れるので、中央部がいいですよ。

テーマ : なんとなく書きたいこと。。
ジャンル : 日記

GDPを上げるには

こんばんは。

基本的な経済指標をしっかり考えること、これ肝要です。
今の我が国はGDP(国内総生産)が増えないことが大きな課題の一つです。

GDPとは国内において生産された物やサービスの「付加価値」の合計と定義されています。
例えば、A(原料)→B→C→D(最終製品) のように化けていく場合、
この系の中だけで考えれば、付加価値の合計とは、ほぼ、最終製品が売れた値段から原料費Aを引いたものと同じになります。
BやCは中間材と呼ばれ、この段階でも付加価値は発生しますが、それらの合計は最終製品の価格にonされますから、中間材の販売額はGDPにはカウントしません(二重カウントを避けるためです)。
もし中間材BやCを海外から買った場合は、それ以降の付加価値がGDPとなりますし、BやCの段階で海外へ売った場合は、そこまでの付加価値の合計がGDPとなります。

前回お話ししましたように、日本の貿易収支は(他国に比べれば)まだまだよく、日本製品や通貨や資産の競争力はまだまだある、しかし一人当たりのGDPはよくないのです。
そしてかつてはGDPはとてもよかったのです。

では何が変わったのでしょうか。
広く一般に言われているのは次のようです。
* 新しい産業が育っていない。
* 労働人口が減った。
* 消費が冷え込んだ。
* 円高で輸出産業が振るわない。

では次に、付加価値という観点で考えてまいりましょう。
GDPを上げるには、理屈の上では、原料が国内で調達され(あるいは安く輸入でき)、物やサービスの価値が膨大になるほど大化けし、最終製品(あるいはサービス形態)まで国内で生産され、量も多く売れる(=市場が大きい)、となります。
(なお、最終製品の値段が高くなくても、売れる数が多ければ、掛け算ですので当然GDPは上がります。)

そんな理想な話があるのかいな、と思われる方がいるでしょうけど、それがあったのです。そう、かつての日本です。
日本の工業は、原料のほとんどを輸入に頼らないといけません。石油、鉄鋼、レアアースなどです。
なので元々GDP的には不利だったのですが、加工によって大きな付加価値を生み出し、そしてその抜群の品質により競争力をつけ、非常に大きな市場を得たことでGDPが上がりました。
石油化学製品、自動車、半導体、電化製品などです。

原料以外の部分を一気通貫で最終物まで作るのが日本は得意でした。
そしてこれらの産業は様々な関連産業を生み、GDPがどんどん膨れていったのでした。

この構図が崩れ始めたのが1980年代の終わり頃です。
起きたことは主に次の2つです。
1.日本と同じ品質の製品を外国でも作れるようになった。(そして安く)
2.電化製品、そしてその心臓部である半導体は、一般消費材になったことから最終製品の価格が安くなった。

すでにかなり前から、半導体や電化製品などは海外に生産がシフトしています。
最終製品だけ海外で作る場合もあれば、部品や中間加工までを海外で作る場合もあります。
いずれにしてもGDPは減っているわけです。

アメリカがGDPがわりといいのは、原料費の要らないIT(情報技術)で勝負し、知的財産権により外国になかなかマネできない仕組みにしているからだと思います。

では、日本は現状ものすごくだめかと言えばそうでもないと思います。
全ての製品で競争力を失ったわけではなく、まだまだ日本のものでないとダメというものも少なくありません。(今度そのテーマでまとめてみますね)。
液晶TVなどは、最終製品が韓国にやられていますが、中間材は日本でしかできないものが結構たくさんあります。

ですので、現状のまま放っておくと、ジリ貧にはなっていくでしょうが、GDP大暴落にはならないでしょう。
我々、これでよしとするか、です。
そんなわけありませんよね。

既存の産業については、まだ強い分野を整理して、知財関係を補強して、さらに攻勢をかけましょう。
そして、ポテンシャルのある分野、新しい分野を育てましょう。
キャッチフレーズは、「中間加工も最終加工も日本でしかできず、付加価値の高く、市場の大きい分野!」。
TPPもうまくやれば市場拡大につながるでしょう。

ここで要注意は新エネルギー政策。
CO2削減は日本だけがまじめにやろうとしていること、新エネルギーは実は総エネルギーを食うかもしれないこと、新エネルギー技術は日本は特別競争力ないこと、など、政治判断を誤るとGDP成長案も台無しになりますので、そこはしっかりやらないと。

では、このへんで。

テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済

日本の国力緊急チェック

こんにちは。
どうも最近妙な天気が続いています。
昨日から雨が降ったりやんだり。

野田首相がG20で消費税のupを公約しました。
このニュースが海外でどれだけ取り上げられているのか知りたくて、英文のニュースをざっとネットで見てみましたが、どうもマイナーなニュース媒体にしか取り上げられていないようです。
欧米各国は今の経済不調は「日本の二の舞になった」と思っている人が多いです。
だから、日本がこれからどんな経済戦略を取るのかきっと興味があるはずです。

日本がデフォルト(債務不履行)にならない策としての消費税増大には少しは関心を示したでしょうが、それ以外ではどうでもいいと思ったのではないでしょうか。

消費税はたしかに一番手っとり早くお金を徴収できますが、今や我が国はGDPが落ち込んで、消費も冷え込み、そこへ消費税が上がるとなると負のスパイラルにもなりかねません。
さらに我が国では、サラリーマンだけ強制的に納税を管理されていたり、法人税や所得税が国際標準ではないという指摘もあります。
税制の抜本議論が本当は必要でしょうね。

そしてその前に、日本は一体どのくらいの経済的国力を持っているのか、把握する必要があります。
財政累積赤字が膨大であることはよく知られていますが、それ以外は政府からも政治家からも報道からもほとんど説明がありませんので、自分で調べなくてはなりません。
JETROのサイトが見やすいデータベースだと思います。いろんな指標を国別に比較できるようになっています。ただ、空欄が多いのがたまにキズ(これって死語?)ですが。

そこで今日は、日本、韓国、ドイツ、フランス、アメリカについて、代表的経済指標についてデータを比較してみました。
お時間のある方は下記をクリックしてみてください。

http://www.jetro.go.jp/jfile/search/country?country=kr&country=jp&country=de&country=fr&country=us&item=basic_01&item=invest_04&stats=gdp_capita&stats=balance&stats=deficit&year=2010¤cy=both

財政は日本は確かに赤字なのですが、昨年単年度で見れば、韓国以外は皆赤字。
対GDP比で言えば、アメリカは日本の3割増しくらい多く、フランスも日本より悪いです。

次に経常収支(国際収支ベース)。つまりほぼ、貿易に関する収支について。
これも昨年単年度で見てみると、なんと日本が一番で、約20万ドルの黒字!
ドイツもよく、約19万ドルの黒字(対人口比にしたら日本よりよい)。
しかし、アメリカはなんと約47万ドルの赤字。フランスも赤字です。
韓国は2万8千ドルの黒字です。
最近韓国のサムスン電子の液晶TV、スマートフォン、自動車、ミュージックエンターテインメントなどが世界を制覇していると言われてますが、まだ貿易収支は日本の1/7程度です。
そしてアメリカは真っ赤っかなんです。

ところがですね、一人当たりのGDPに目をやると、各国間の差はぐっと縮まる。
アメリカは一応一番いいですが、日本、ドイツ、フランスもほぼ肩を並べる。
韓国も日本の半分ほどに迫ってきています。

どうですが、少しびっくりしませんか?
つまり、日本は未だに製品とか資産とか通貨とかの国際的競争力がまだまだ大きいわけです。
しかし財政赤字はどんどん累積していく。そしてGDPが増えない。

カチカチ山のたぬきほど真っ赤っかのアメリカは、市場開放を求めて日本に迫る。いわゆる黒船です。

で、日本はどうする?
民主党がマニフェストで掲げた無駄な財政支出の削減はなぜ進まないのか?
国内消費を増やすにはどうする?
成長戦略は?
新エネルギー政策は? (日本の既得権者にどう立ち向かう?)
円高対策は?

日本の製品が真に強いのならTPPもOKかもしれない。
あまり強くない分野は一時の被害を被るかもしれないが、自由競争の結果日本にも合理的システムができ無駄な財政支出が減るかもしれない。

かつて「半導体戦争」があった頃、アメリカは無理やり日本に輸出の制限を迫り、日本は従った。
アメリカももうそんなことはやりたくないだろう。

データベースで我が国の国力をしっかり把握して、TPPの功罪をまとめ、しっかり戦略をもたないとね。

私見としましては、今や陳上式の古い政治形態とは決別の時期であり、全くニュートラルに成長戦略を作るべき。
半導体、自動車に続く目玉の産業も早く育てるべき。
もしTPPがうまく機能すれば、無駄な出費が減るとともに新産業ができるかもしれない。それはもしかして農業であったり、新エネルギー(日本特有のメタンハイドレートや藻からできた石油など)であったりかもしれない。

では、運動に行ってきます。

テーマ : これでいいのか日本
ジャンル : 政治・経済

我が自戒

こんにちは。
厳しい平日が終わり、また週末がやってきた。
今日も「心技体」を刺激し、リフレッシュしよう。

私はよく「濃すぎる」と言われる。
言われてみればその通りだ。

もうかなりいい歳だが、これから余生を平穏に過ごそうという発想はゼロである。
世の中の改革に貢献し、世の中を変え、大きな仕事をしようという気概が日に日に増すばかりである。
実は、若い時の方が不安だった。
学校ではそれなり頑張ったつもりだったが、1970年代あたりから識者による「学歴不要論」が台頭し始めたこともあって、自分には真の力がないのではないか、という大きな不安が芽生えた。
そして実際、会社や世の中で苦労も多かった。

そし30歳を少し過ぎた頃から壮絶な努力が始まる。
自己改革を行うに当たっての大きなテーマは次の通り。
社交、運動、学位、音楽そして仕事。
具体的に何をやったかはまた別の機会に。

おかげでかなり自信がついた。
50歳になろうとする頃、どうやら不必要な悩みや不要なことはやらない術(すべ)が付いてきて、世の中へ主体的に自分が何をすべきか、わりとしっかり考えられるようになった。
そして、このブログでよく申し上げるように、50を過ぎたら習うより発信しようと決めた。

...と、ここまでは普通かもしれないが、いろんなことを頑張るうち、自分の中には妙な遺伝子があるかもしれないと思うようになった。
それは、かなり困難なことやリスクのあることに挑まないといけない、ことを奮い立たせる遺伝子である。
そういう遺伝子が本当にあるかどうかはまだ実証されてはいないが、ありそうである。

例えば、50過ぎても(というか、歳を取れば取るほど)我が身に起こる(起こった)衝動は次のようなものである。(順不同)

* ビートルズを解析し、それを上回る音楽を作りたい。
* 日本中、世界中の人々を幸せにしたい。
* 首相をサポートするシンクタンクを設立したい。
* ポール・マッカートニーの音域は完全に制覇し、そしてできればロバート・プラントの音域になりたい。(ロック歌唱時)
* 毎日必ず何かのテーマで論文を書く。(短くてもいいから、仮説→実証→考察を提案する。)
* 日本の地形をこの足で制覇したい。(これまで、房総半島夏季走り横断1回、房総半島最険部夏季歩き横断1回、駿河湾海岸線→富士山頂踏破1回、その他冒険あり。次の構想は伊豆半島天城越え横断など)
* 難しい山に登りたい。(昨年初めてロッククライミングと冬山アイゼン歩行を経験)
* 企業問題、社会問題を解析し、コンサルをやりたい。

ごらんのように、全部やると体に負担がかかるので、実際最近ちょっと体調を崩したこともあった。
その結果、その後ちょっと「薄く」なったが、体調が回復するとたちまちまた濃くなってしまった。

そしてごく最近、近年まれにみる仕事上のピンチと苦労に見舞われたが、これも何とかやり過ごそうという光明が見えてきた(でもまだ辛い)。

どっちかいうと、瞬発的な行動よりもじっくり階段を上がっていく持久的なものが得意である。

以上だが、とにかく自戒としては、やはり優先順位をつけて、体に負担をかけないこと、かな。
まあ、ぼちぼちやりますわ。

土曜のよき日に - ST Rocker

テーマ : ♪人生・生き方♪
ジャンル : ライフ

日米の国の仕組みの違い

こんばんは。
文化の日をどのように過ごされましたか?

先日、野田首相が苦し紛れの答弁になりがちなのは、日本の国(政治)の仕組みにも問題があるのではないかと思い、今日図書館で政治に関する本を何冊か借りてきて取り急ぎ読んでみた。
日本とアメリカについての本が中心である。

大急ぎで読んだので多分に間違いがあると思うが、要点は次のようだと思う。

アメリカの仕組みの方からお話しする方がわかりやすいと思うので、そうさせていただく。
アメリカは大統領制。
日本と同じく三権分立を基本としているが、最高決定権限は大統領に集中している(ただし全ての決定権があるわけではない)。
大統領は行政府を直接治める長である。
そして、国家元首、軍の最高司令官、外交の最高責任者、立法拒否権・立法権の行使という権限を持っている。
かなりのことを自分の考えでできるが、会社の社長のように全ての組織の長なのではない。
立法府(連邦議会)と大統領は主従関係ではなく一定のつながりになっている。すなわち、大統領は拒否権を行使できるが、議会で2/3以上の賛成がある場合は大統領の意思に関係なく可決できる。
大統領は相当な権限を持ち、国の意思決定システムをわかりやすく迅速にしているが、独裁を防ぐ道も若干用意されているのである。

大統領の下には大統領府もあり、戦略を決める機能もある。
それ以外の下部組織もたくさんあり、大統領をサポートしている。

一方、日本は言うまでもなく首相制。
三権分立の精神はアメリカより徹底しているかもしれない。
三権の中心に憲法があり、そして主権は国民にある。
私見としては、政治家も官僚もいわば「公僕」であり、国民への説明責任があるというわけだろう。

日本は、行政の長は「内閣」であり、首相が長というわけではない。
そして首相の権限がどうもわかりにくい。
日本の首相は国家元首としては規定されていないらしい。
大臣を罷免したり、国会に議案を代表して提出できるが、行政の全責任を負っているわけではない。
海江田元経産大臣が、人事問題に首相が口を出したことを遠回しに批判していた。

今でこそ国家戦略会議が設置されるが、これまでは国策的な戦略を考え出す、つまり「何をやるか」、の機能がなかった。
・・というか、本来行政の責務のある官僚が「何をどうやるか」を考えてきた。
おまけに、官僚は立法的なことまで考えてきた。

以上が主な日米の国の仕組みの違いである。

戦後長らく自民党の時代が続き、官僚主導の政治が続いた。
アメリカに追いつけ追い越せの目的ではそれがうまく回ったのではないだろうか。

民主党は、自民党を批判し続け、脱官僚指導を行うと宣言した。
しかし、官僚を排除する発想であり、基本政治理念の改革はなかったので、うまく行かなかった。

日本の成功でもあり失敗でもあるのはやはり官僚主導。
優秀な人たちなので一目置かれるが、ある時から国民の目線とはかけ離れてしまった。
各省庁が一元管理されていないので、似たようなことを別々の省庁でやったり、セクショナリズムが横行したりした。

今や複雑で動きの激しい世の中。
国家が何をやるかをしっかりと迅速に考えるには、利権や意思決定法があいまいな中ではうまくできない。
やはり、国家の長の下に専門機関を置くべきだろう。

そして、日本の三権分立は少し怪しい。
アメリカで大統領と立法府を隔てている訳がわかってきた。
日本の首相も国会が使命するのではなく、国民が選ぶ方がいいかもしれない。

そんなわけで、結果的には私が思い描いていた「この混世にはアメリカの国の仕組みの方がよさそう。少なくとも国家の長が吊るし上げられて返答に窮することはアメリカにはなさそう」という予想はほぼ当たっているのではないかと思える。

これはきっとアメリカの歴史の中で経験的に積み上げられた貴重なノウハウだろう。
ここで疑問が生じる。
なぜアメリカは終戦後、日本の制度をこのように指導したのだろうか?
主権在民という聞こえのよい制度を掲げて、その実は意思決定が滞り、アメリカに従属することを密かに期待していたからか。
そして、韓国は同じアメリカに占領された国なのに、なぜ大統領制になったか。

今日はここまで。
いずれにしても、野田さん、頑張ってください。

テーマ : 政治
ジャンル : 政治・経済

Coffee Break Beatles No.114 「Queen's English」

こんばんは。
1日が無事に過ぎたその瞬間、神様に感謝。

さて、我らがビートルズ。英国人である。
勲章ももらったし、英国人の誇りもあるに違いない。
リバプール訛りがあるとはいえ、Queen's Englishにこだわりがあるのではないだろうか。
ビートルズの歌で少し検証してみよう。

歌というのは音符に乗せないといけないし、詞のアピールは様々だから、一概にしゃべり言葉と同じよう考えてはいけないだろう。
それを考慮してビートルズの公式213曲に思いを馳せる。

全体として浮かび上がってきたことは、彼らは曲や音符運びに合わせて米式英語と英式英語を使い分けているようだ。
でも、そんな中、できれば英式英語を重んじたい雰囲気が伝わってくる。

米式英語の特徴は、「ア」の音と巻き舌、二重母音、簡略形。悪く言えば品がないが、よく言えば明るく響く。
英式英語は、「オ」の音と清音、長母音、正式形。よく言えば品があるが、悪く言えば少し暗い。

ビートルズは少なくとも巻き舌は使っていない。
でも米式英語は時々使う。その方が歌いやすく聴きやすいと判断したところに使っているようだ。
以下その例である。カッコ内は曲名。曲名が同じ時は省略。

I've got a feelig.「アイヴ ガラ フィーリン」
この表現自体は英式(米式はI haveだけで可)だが、発音は米式である。
たしかに「アイヴ ガラ フィーリン!」と恐ろしい高音でシャウトするとものすごくカッコいい。
これがもし「アイヴ ゴッタ フィーリン」とやったら興ざめだ。
(ちなみに、高1の時、新宿の武蔵野館に友人とビートルズ映画3本立てを観に行った時、この曲を初めて知った。ブルーノートでシャウトするカッコよさにしびれたその瞬間、一生のビートルズとのかかわりが決定付けられた。)

better, better, better,....(Hey Jude) 「ベ
これに対し、Getting Betterでは英式に「ベター」としっかり発音する。
英式がビシっと決まるところは英式で行くという考えだろう。

同じくLet It Be.「レビー」。
なお、ある英語学者によると、日本人はむやみにtの音をrに発音しない方がいいとのこと。
アメリカ人がtがrに変化するのは自然の長い流れでそうなったのであって、最初からrの音で発音するのと発想が違うそうだ。
変化の過程でdのような音が入る感じだそうだ。

Can't buy me love.「キャント バイ ミー ラヴ」
ジョンは会話ではcan'tを「カーント」とQueen's Englishで発音していた。

では次に英式発音が印象に残る歌唱部分を拾ってみよう。

I want you.「アイ ウォンチュー」
ヨーコへの激しい愛の歌だからここは硬派英式英語で行ったわけだ。
もしこれが「ワント」と米式だったら、ハンバーガーを欲しがっているみたいだ。

You're going to lose that girl.「 ゴナ ルー ザッ ガール」
最初はちょっと違和感があったが、慣れるとこっちがいい。

では最後に正統派Queen's Englishで歌う場面を挙げよう。
The Long and Winding Roadから。
Lead me to your door.「リードゥ ミ トゥ ヨー ドーー
Will never disappear.「ウィル ネヴァー ディサピーー
...has left a pool of tears.「プル オヴ ティーーズ」

いいねえ! おごそかで奥ゆかしい。

ではまた。

テーマ : ビートルズ関連
ジャンル : 音楽

プロフィール

ST Rocker

Author:ST Rocker
ビートルズ解析ブログへようこそ!
つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
ご気楽にコメントください。

最新記事
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
FC2カウンター
Number of visitors
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード