当事者になって確かめるしかない

こんばんは。
昨日は仕事納めでした。
会社に対しては今年の成果をレポートにして残しました。
例の数千件の調査は土壇場でプラスに作用しました。
社長とも最後は飲みました。

しかしまだ私の中では残務整理は終わっていません。
来年の異動の準備とも相まって年末ぎりぎりまで忙しいです。
11月はものすごい窮地に立たされ、これから人に敷衍することを業としようというのに、「紺屋の白袴」状態ではいかんと思い、七転八倒しながら、なんとか逆転満塁サヨナラホームラン打った心境です。

そしてそれは、工場で始まる私の新しい仕事においても、政治経済への提言においても、新たな険しい岩壁を傷だらけになりながら登る序章を始めたに他ならないと思います。
昨年の秋は生まれて初めてロッククライミングを体験し、「ああこれは仕事に他ならない」と思いました。
つまり、「登る」こと以外に自分の助かる道はない、ことを教えてもらいました。
今年の前半は体調を崩し、「普通に生きることがどんなに幸せか」と感じ、これからは「薄く」生きようと思ったのでした。
しかし体調も戻り元気が出ると、やはり自分は薄く生きる性分ではない。
いつのまにか、濃く濃く生きる自分がいました。

さて、我が国の2012予算案。
24日夕刊と25日朝刊を精読しました。
税収よりも国債発行額が上回るという異常事態がもう3年も続いています。
新聞を精読しても、その異常の原因は見えませんでした。

税収はもうかなり前からジリ貧傾向です。
しかしこれはGDPと連動しているので仕方ありません。
問題は歳出がここ数年うなぎ上りなのが問題です。

小泉/竹中の「痛みを伴う改革」は批判が多かったが 確かに歳出の伸びに歯止めがかかっていました。
そして今やそのたがが外れた感じです。

新聞レベルでの内訳見てもその原因の判断は不能です。
もっとブレークダウンまたは案が決まった背景と考え方、決定プロセスの吟味、そして昨年実績はどう管理されたかなどが知りたいところです。

要はいよいよ当事者にならないと何もできない段階に入ったと言えるのではないでしょうか。
ベストかどうかは別として、何がしかの断行が必要になったのではないでしょうか。

私は今現在、次の3点をポイントと考えています。
1.三権分立が危うい。
2.首相の権限が小さいし、グレイだ。
3.日本の企業は日本経済を牽引してきた。今の企業はそれはそれで問題点を多く内在するが、今でも利益を出す仕組みを(確実に)有している。

何が言いたいかと言いますと、増税より前に、仕組みと意思決定プロセス・権限を改善することにより、急な黒字は無理にしても、少なくとも赤字縮小化は可能なはずではないか、ということです。
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テーマ : 野田内閣
ジャンル : 政治・経済

カナダからの手紙の謎

こんばんは。
24日のクリスマスパーティの余韻がまだ残っています(笑)。

まだまだ残務整理に忙しく、あまり記事を書く時間はないはずなんですが、こういう時こそ記事を書きたくなるから不思議です。
24日に出された我が国の予算案の内訳とか関連情報が新聞記事に詳しく載っていたので、これを精読して、自分の考えをまとめたいのですが、その前に音楽の記事をどうしても書きたくなりました。

24日のパーティで歌ったカナダからの手紙。
ほんの一部ですがハモったあの快感が忘れられません。

私はこの歳になるまで、歌う声は高ければ高いほどカッコよいものだと思ってきました。
確かにロックシーンではそういう向きもありますね。
私はふだんしゃべる声は男としては普通の高さです。
でもロックを歌う時は高い音ばかりに憧れ、訓練してきました。

ところがですね、こないだのパーティで感じたのですが、多くの人は男の歌う声は低くてもいいという人も多い、いや低い方がいいという人さえも多い、ということがわかりました。
というか、声のセクシーさですかね。

それと、前々から興味があったのですが、カナダからの手紙を含む男女のデュエットものはどういう音程からなるのかな? と。
同姓間のハモり(例えばビートルズ)では、大抵3度で、たまに4度というのが普通です。
声域の違う男女がどういう音程の差でハモるのかが関心ありました。

カナダからの手紙の謎を解く前にビートルズでのハモりを考えてみましょう。
ビートルズのほとんどの曲はハモりがあるので、代表例を挙げること自体難しいですが、敢えてShe Loves YouとAll My Lovingを挙げてみます。
She Loves Youでは低音をジョンが、3度上の高音をポールが歌います。All My Lovingではポールの二重唱で、これも3度差です。
She Loves Youでは高音部がメインパートのように聴こえ、All My Lovingでは低音部がメインに聴こえます。
この違いは何かは私には明快には分かりませんが、多分、どっちがルートの音に沿ってメロが形成されているかによるのではないでしょうか。

ではNorwegian Wood(ノルウェーの森)ではどうでしょうか?
ポールがメインっぽい響きのパートを歌うのですが、ジョンは1オクターブ下の3度上、つまり5度下です。
これはビートルズでは珍しい。
でも妙に心地よく響くのです。

そしてカナダからの手紙。
パーティの翌日、YouTubeで聴き込んでみました。
すると、畑中さんと平尾さんのハモりはNorwegian Wood型だったんです。
メインメロは畑中さんです。

これがわかったので、平尾さんのパートはすぐにマスターできました。
なぜなら、畑中さんの3度上を歌うつもりで、1オクターブ下げるだけでいいのですから。

3度上をサポートする効果で、音自体は低い。それがこの歌の(というか男女デュエットの多くの)不思議な魅力でありました。
ギターが弾くコードのベース音がルートでないのと似ている気もします。
それか、別の喩えでは、低音なのにメインメロではないちょっと不安定な「ちょいワルオヤジ」ってとこですかね。
平尾さんのセクシーな声とも相まっていい感じです。

早くまたスナック行きたくなってきました。
では、予算関係の記事しっかり見なくちゃ。

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メリークリスマス! (昨日のカラオケでは)

こんにちは。
皆さまクリスマスはいかがお過ごしですか?

私は残務処理と来年の準備で大忙しです。
年賀状とかそういう一連のことも全然できないです。
そんな中、昨夜は恒例のクリスマスパーティーに行ってきました。
家から2kmくらいの行きつけのスナック借り切りで行いました。

我々スポーツジム関係の仲間と、その他大小数グループが集まっての借り切りでした。
50から60くらいの人が多かったです。
単なるおじさんおばさんではなく、何らかの気合いが入ってギラギラした人が多いです。
カラオケがものすごくうまい人も何人かいます。
運動系のグループは我々だけで、ほかのグループの人は少し知っている人もいました。
飲んで歌ううちに知らない人たちと仲良くなれるのもいいものです。

地元のスポーツジムでも地元のスナックでもそうですし、こういう地元の人たちとの交流はすごく楽しいです。
地元の人たち同士では職業やこれまで何をやってきたとかは関係ありませんから、その場に現れている人間性だけで結びつきます。
その分ある意味難しいところもありますが、一度結びつくと強固な絆があると思います。

さて、こういうスナック借り切りパーティでは当然カラオケ大会になりますが、モテモテのオヤジになるにはどうしたらよいか、昨日もいろいろ考えてみました。
お暇な方は去年の12月26日の記事もご参照ください。
昨日も基本は去年の取り組みと同じでしたから。

私はカラオケは好きだといっても演歌はほとんど1曲も歌えません。
もちろん知っている演歌はありますが、知っているのと歌えるのでは訳が違います。
ビートルズはじめ英語の歌は何百曲と歌えますが、こういう地元の会で英語の歌はなかなか難しいものがあります。

そこでまずは加山雄三。
元気な中年を演出します。
コンパニオンさんにも目配せをして、盛り立ててもらいます。

続いてデュエット。コンパニオンさんに登場してもらいます。サンタの格好です。
曲は「カナダからの手紙」。
低音部の平尾昌晃のパートはできる限りハモってみました。
もともと素敵な低音部のメロだなあと思っていましたが、練習したことがなかったのでうろ覚えです。
「どうぞ私になーげてください。ラブレター フロム カナーダー」というところは確実に低音部覚えていたので、そこはバッチリハモりました。
そしたらすごく受けました。
この曲今度バッチリ練習したくなりました。
ハモるならカーペンターズのトップ オブ ザ ワールドもいいですね。
リチャード・カーペンターの低音部もいいメロです。

そして、いよいよ英語の歌です。
イマジンとレット イット ビー。
ブリティッシュロック風に不健康そうに歌ってはこういう場では白けてしまいます。
そこで、プレスリーのように太くて声量を出し、背筋を伸ばして時々大げさなジェスチャーも入れます。
そして観客席を歩きまわりながら握手をします。
これも受けました。

そして最後はドーント レット ミー ダウン。
これは原曲にわりと近い感じで声を張り上げました。
そしたらなぜか大笑い。
こっちは真剣にやってるんだけどな。まあいいか。
まあ、受けたのでそれはそれでよし。

カラオケでジョンとポールのパートを誰かと歌いたいです。
どっち役でもOKです。
もしそんなことができれば、夢のような時間でしょうね。
でも、それはバンドがまたできるようになった時のお楽しみとして残しておきましょう。

というわけで、知っている人も知らない人とも仲良くなって、思い切り大笑いし冗談を言い合って、あっという間にイヴも更けていきました。

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聞き分けのよい上司、聞き分けのよくない上司、どっちがいい?

こんばんは。
すごく寒いですね。
日本海側の方は強い雪でしょうか?
こちら太平洋側は乾燥した冷たい風です。

さて、今年もほぼ終え、私としても身の丈の仕事はしたつもりです。
ここまでいろんな仕事をしてきて、いろんな出会いがあり、切磋琢磨し、悩みあり、実績あり、失敗あり..といろんなことがありました。

そんなもまれた中自分なりのスタイルは確立したつもりですが、永遠のテーマとして、上司は聞き分けがよい方がいいのか、聞き分けが悪い方がいいのか、どっちだろう、という難問があります。

これに対してはまだ誰も明快な考えを示した人がいないように思われます。
今年の仕事の残務整理と新年早々からの単身赴任の準備をしないといけないので、これを書く時間が限られていますが、とても大事なテーマなので、書いてみます。

以前、褒めるのがいいのか、叱るのがいいのか、ということも書きましたが、それともまた少し違うテーマです。

ここでは、聞き分けのよい=加点主義、聞き分けの悪い=減点主義、と考えてください。
加点主義で褒めることもあれば叱ることもあるし、減点主義で褒めることも叱ることもあります。
ですから、聞き分けがよい、悪いの差が、上司が優しいとか厳しいの違いではなく、プラス面を見るか、マイナス面を見るかのどっちがよいのかを考えるのを今日のテーマとします。

詰めに入る前に、世の中の一般的現象から傾向を言ってみます。
一般には、減点主義(聞き分けが悪い)の方が上司の成果として手堅い、すなわち成功確率が高いと思います。
一般的に、人のマイナス面はすぐに見つかります。よって、減点は比較的容易です。
減点しておいて部下が案の定失敗したら「ほら俺の言った通りではないか」になるし、成功した場合でも「お前は俺の指摘をよく守って頑張ったから成功したんだぞ」と言えます。
大体人間は皆、不完全な状態で働いていますから、痛いところを突かれればぐうの音が出ないのが普通です。
よって、ディベート的技量に長けていれば、大抵は減点主義の上司は勝つ確率が高いと思います。
ただし、部下の方がディベートが強くて「上司の**さんの反対を押し切って私は**をやり成功しました」と上部に訴えられたら上司の負けです。

では、聞き分けがよい、すなわち加点主義の上司はどうでしょうか?
部下を甘やかし言いなりになり、何のコントロールもしないでお金も使い放題は最悪のパターンです。
上司も部下も会社も何も成長しないパターンです。
でも、会社を本当に大きく成長させたいなら、加点主義だと思います。
大きなジャンプアップは決して過去の延長線上の考えからは生まれないからです。
大きなリスクを取り、その部下の考えに対し投資した末に時間をかけて実を結ぶのです。

しかしその成功確率は小さいでしょう。
加点をした時点でそれが正しいかどうかわかりませんし、失敗した場合には上司は責任を取られ、上司も部下も評価が低くなります。そしてその確率が高いです。
業績が大きく沈むこともあるでしょう。

まとめますと、聞き分けの悪い上司(減点主義)はローリスク・ローリターン、聞き分けのよい上司(加点主義)はハイリスク・ハイリターンだと言えましょう。
小さな業績に満足し、そこそこの維持で最低限飯が食えればよいという人には減点主義上司は手堅い手法だと思います。
でも、本当に人のため世のためを考え、自らの飯は最低限でよいから大きな成功を物にしたい、そういう人は加点主義になるべきだと思います。

もちろん、現実問題としては減点も加点も両方必要ですので使い分けは必要でしょう。
それと褒める/叱るの掛け算でしょうかね。

スティーブ・ジョブスは発想自由人で加点主義だと思いますが、叱ることが好きだったようです。
マラソンの小出監督は一切叱らなかったそうです。その内容が加点なのか減点なのかはよくわかりません。
これからもじっくり考えて行きます。

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テーマ : 仕事の現場
ジャンル : ビジネス

Coffee Break Beatles No.118 「弾き語りしにくい曲(Part 1)」

こんばんは。
いよいよ年の瀬も押し迫って参りました。
仕事の延長の忘年会が連チャンであり、少し疲れております。

さて、久しぶりにCBBです。
CBBをスタートさせた頃は無限にネタがあるように思えて、No.500でもNo.1000でも軽いななんて思っていましたが、100を越えるあたりから正直ネタ切れの噂もチラホラと聞こえてきたりしました。
さすがのビートルズも無限の題材はないということでしょうか・・・。
いやいや、そんなことは言ってはいけない!
こういう時こそ発想を豊かにして、興味深い話題を提供しないと。

ということで、今日は弾き語りしにくい曲です。
バンドとしてよりも、何か楽器を1つ持って伴奏しながら、あるいは随所にリードを入れながら、歌うことを前提にして、難しさを考えてみたいと思います。

今日は手始めに、ということなので必ずしも完結した内容になっていませんことをお断りしておきます。
抜けも一杯ありますし、Partを重ねることによりブラッシュアップして行きます。

ではまず、難しさの指標を考えてみます。
ざっと下記のようなものがリストアップできますので、記号化してみます。

ボーカル
V1:音程が取りにくい
V2:高音域が出にくい
V3:複雑な歌詞または混み入ったリズム

ギター
G1:音程が取りにくい
G2:速弾きまたはテクニックが難しい
G3:コードがわかりづらいまたは原曲の感じが出にくい

ベース
B1:音程が取りにくい
B2:テクニックが難しい
B3:原曲の感じが出にくい

ピアノ
P1:音程が取りにくい
P2:速弾きまたはテクニックが難しい
P3:コードがわかりづらいまたは原曲の感じが出にくい

コンビネーションまたは全般
C1:楽器とボーカルのリズムが違い、片方につられる
C2:リズムが複雑

一応、この指標で各曲を判定するのですが、その前に、弾き語り不能なものを挙げてみます。
Revolution No.9
Tomorrow Never Knows
Within You Without You(およびその他ジョージのインド音楽)
Taxman
Paperback Writer(なぜか東京公演で演奏した)

抜けが一杯ありますが、大体こんなところが、上位にランクされるのではないでしょうか。

続いて、パっと思い浮かぶ中で難しい曲を挙げると次のようです。カッコ内は難しい理由です。

Ob-La-Di, Ob-La-Da (V2, C1, C2)
Lady Madonna (C1)
Birthday (V2, C1)
Oh! Darling (V2)
Get Back (B3)
Another Girl (V1, G1, G3)
Good Morning Good Morning (G1, G2, G3)

いかがでしょうか。
Ob-La-Di, Ob-La-Daなんかはシンプルそうに聴こえる曲なんですが、弾き語るにはかなり上位にランクされる難曲だと思います。
まあまあそこそこはできますが、音程もリズムもコンビネーションもきれいに聴かせるとなるとかなりプロ技だと思います。

時間をかけてじっくり考えればまた違ったものも出てくるでしょう。
ではこのへんで。

テーマ : 洋楽
ジャンル : 音楽

IEAのウェブサイトから

こんばんは。

今日はすごく忙しかったんですが、昼休みに大急ぎで調べ、この原稿を書きました。
昨日に引き続きエネルギーについて少し考えてみます。

昼休みにIEA(International Energy Agency)のウェブサイトを見てみました。
IEAは世界のエネルギーと環境問題につき主導的立場にあり、日本含め主要国はメンバーです。

昨日、2035までは石油、石炭、天然ガスという旧エネルギーが現在とほぼ同じ8割くらいの割合で続く、というIEAの資料の話をしました。
ではIEAは地球温暖化やCO2低減はどう考えるのか、を至急知りたくなり、先ほど大急ぎで見てみました。

IEAはこれらのことを真剣に考えています。
"Carbon Capture"という部会もあり、大気にCO2がなるべく飛散しないような取り組みも主導しています。
ところがですね、全体を通じての考え方は、日本のそれとは違うな、と思いました。

日本では、「何が何でもCO2 25%低減、再生化エネルギーへ転換」という政府のメッセージがあります。
しかしIEAは違います。下記のようです。
「エネルギーや環境に対する各国の考え方を尊重。Kyoto Mechanism(排出量取引)に則り各国間の調整をしつつ、全体としての目標に向かう。CO2低減に向け、技術開発や各企業の努力は急がなければならないが、総合的にどの部分で落ち着かせるか(="Best Practice")が重要である。」

IEAの資料には"stakeholder"という言葉が登場します。
日本にはあまりない概念ですが、「利害関係者」というのが近い訳です。
ある物(典型的には企業)を取り巻くいろんな利害に関係する会社や顧客や周辺住民などを指します。

要するに、stakeholderたちが納得する仕組みを作ればよいわけであり、「何が何でも***を***する」という発想はありません。
純環境的なことのみならずIEAは経済の発展も大きなファクターとして捉えます。

だから昨日の日経新聞に載ったグラフのようになるのだと思います。
地球温暖化そのものは正しいのか、温暖化やCO2増大は具体的にはどんな害をもたらすのか、についてIEAがどう考えるのかは今日見つかりませんでしたが、それは必ず検討しているに違いないと思います。

日本はこういう考え方とか交渉は苦手ですよね。
あまり深く考えないで、技術開発まっしぐらがこれまでのパターンでした。
個別のCO2削減の技術はきっと日本はすごい勢いで開発して行くことでしょう。
でも、大元のエネルギーをどう考えるかの部分は欠落しています。ドツボにはまらないうちに考えなくては。

IEAのウェブから一部をコピーします。

The IEA participated in a series of events at the UN climate change talks in Durban. The events were hosted by the South African Department of Energy in collaboration with the IEA, and in partnership with other organisations including the International Renewable Energy Agency (IRENA) and the French Environment and Energy Management Agency (Ademe).

Key IEA messages on renewables, fuel efficiency, financing energy access, carbon markets, carbon capture and storage and energy efficiency were disseminated to a broad range of stakeholders, in particular from emerging and developing countries.

Energy Policy

IEA Member countries co-operate to increase their collective energy security through diversification of their energy sources and improved energy efficiency, while ensuring economic competitiveness and protecting the environment.

Every four years, the policies of individual Member countries undergo an in-depth review by their peers. In intervening years, brief standard reviews update the main energy policy developments and report on progress in implementing the recommendations of the in-depth reviews. A compendium of energy policies is published annually, along with a synthesis report highlighting important cross-cutting policy issues.

The IEA also undertakes policy analysis and co-operates in the development of policies in the areas of energy efficiency, energy diversification (electricity, natural gas, coal, renewable energy sources) and the integration of environmental concerns into energy policies

テーマ : 環境・資源・エネルギー
ジャンル : 政治・経済

真のエネルギー戦略

こんばんは。
寒さが続いていますが、お変わりありませんか。

一昨日の土曜の夕方のNHKの「地球ラジオ」(だったと思う)で興味深いお話が紹介されていました。
アフリカのケニア(だったと思う)で獣医師をされている青年が電話で出演していました。
彼は小さい時からアフリカで動物の医者をやりたくて、日本で獣医の資格を取りました。
ある時、彼は観光ビザでケニアに渡りそのまま獣医師になってしまうことを試みました。
でも渡ってみたら、日本の獣医師免許は無効であり、ケニアで資格を取る必要があることを知ります。

観光ビザだしお金もないしで途方に暮れていた時、ふと入った日本食レストランで、たまたま隣の席に居合わせたアメリカ人と意気投合し、そのアメリカ人曰く「僕の趣味は学費を出すことなんですよ」と。
というわけでなんと、ケニアの獣医大学の大学院の学費を出してもらったと言うのです。
大学院を卒業したことにより、政府からめでたく獣医免許をもらい、それ以来今に至るまで獣医として活躍しています。

私はこの話を聞いて、そのアメリカ人は何て素敵なんだろうと思いました。
もちろん獣医の彼にも好感が持てます。

さて、今朝の日経新聞の「核心」欄には「変わる世界エネルギー地図」というタイトルの興味深い記事がありました。
2035年までの世界の一次エネルギー重要の見通しのグラフが目を引きます。
IEAの資料です。

驚くべきはその内訳。
この記事の結論を先に言ってしまいますと、「新エネルギー」と呼ばれるものが2035年までに主流になることはない、ということです。
石炭、石油、天然ガスという3つの「旧エネルギー」は、今も2035年も8割近くを占めます。
原子力、水力もほぼ横ばい、バイオマス・廃棄物とその他再生可能資源は微増していくながらも、横ばいとあまり変わりません。

そして驚くのは、旧エネルギーの枯渇はまだまだ先であり、埋蔵量が大幅に減るのはどんどん先延ばしされています。
アメリカでは「シェールガス」という新しいエネルギーが見つかったこともあってアメリカは当面石油を輸入しなくてもよくなるだろう、という人も出てきました。

IEAの考え方は既に温暖化や炭酸ガス排出低下を緊急課題としなくなったことを意味するのだろうと思います。
何が正しいのかは何年もかけて検証が必要と思います。

純科学的な検証とは別に国家としての考え方も取り急ぎ必要だと思います。

テーマ : 環境・資源・エネルギー
ジャンル : 政治・経済

よしっ、左右逆にしよう!

こんばんは。
かなり寒いですネ。
雪国の皆さんは結構な積雪ではないでしょうか。

今日はたっぷり2時間ウォーキングしてきました。
そしていつものように、iPod全曲をランダムモードにして、とにかくかかった曲は1つ1つちゃんと聴くのです。
我ながらいい方法だと思います。音楽の世界が広がりますよ。

とにかく全曲ですから、ロックもクラシックもジャズもシャンソンも唱歌も何でもあります。
実は私の最初の音楽との出会いはクラシックです。でも苦い思い出です。
母親にやらされたピアノとクラシックです。お暇な方は「技術系サラリーマンのビートルズ論」の第3章のピアノのところをご覧ください。

音楽なんて大嫌いで、外で虫捕りが大好きな男の子でしたが、クラシック音楽というのはちゃんとした人には素晴らしい音楽なんだろうな、と理解はしていました。
ある時、ロック音楽を知った時、3人とか4人の編成で音楽たりえることにすごく驚きました、子供ながらに。
少ないものの、音楽的要素を一応全て盛り込んだのがロックバンドかぁ、と感動したのでありました。
そして、ロック音楽なるものは、親や教師や権威からの押し付けでなく、若者の自発的行動と知り、一気にのめり込んだのでありました。

そして人生の中でもかなり大きな出会いの一つ。それがLet It Be。中学1年でありました。
ピアノというクラシック楽器がロックで使われている。しかもカッコよく。
これをもってクラシック苦手が氷解を始めるのです。
人が主体性をもって音を追究する。それがどんな音であろうとどんなジャンルであろうと、主体的に音を楽しみ始めた時点で音楽は始まると思うのです。

今日は歩き始めながらそんなことを考えていたんですが、では今日は「クラシックとポピュラーって一体何が違うのだろう」ということを考えてみたくなりました。
全曲ランダムモードですから、クラシックもポピュラーも無作為にどんどんかかります。

初めにお断りしますが、今日結論は出しません。思いついたことをまずはフリーに書かせていただきます。
まずですね、クラシックとポピュラーでは音の数と厚さが違い過ぎます。そして我が脳の処理の仕方がすごく違うのがよくわかります。
どう違うのかはわからないが、とにかく違うのです。
で、思ったことはですね、ポピュラーは音の数が少ない分だけ一つ一つの音を聴き易く「ああこんな演奏だ」とわかりやすいんですが、クラシックは音が多くて一つ一つは聴きづらく、全体の印象で聴いているな、という感覚の違いがわかりました。
喩えるならば、ポピュラーは「聞く」ですが、クラシックは「聴く」のようでした。
ウォーキングも半ばを過ぎるにつれ、ふと思い出したことがありました。
人間、いや全ての動物はそうなんでしょうけど、右耳から聴こえる情報は左脳(理論脳または言語脳)で処理し、左耳から聴こえる情報は右脳(感覚脳または芸術脳)で処理される、という有名な事実を思い出しました。
思わず両手をポンと打ち、「ようしこれはいい発想だぞ!」という直感が我が脳をヒットする。

ウォーキングの間15分くらい、右耳と左耳から聴こえる音をどう感じているかを自分なりに解析していたところ、突如興奮モードに。「すごい実験の機会が来た!」

そこで、ランダムモードをやめ、急遽普通モードに。
そして、ビートルズの初期のアルバム"With The Beatles"を聴くことにした。
この時期のビートルズのアルバムは、片チャンネルはボーカル、もう一方のチャンネルは楽器、というようなセパレートをしている。
こんな単純なセパレートをした理由の一つとしては、ビートルズの初期はモノラル中心の録音が主であり、その特徴を生かすべく、ステレオ録音においてもこんなセパレートにしたのだと。

まあ、それはともかくウォーキングしながらWith The Beatlesを聴いたら、思いがけない発見をした。
Moneyはボーカルがセンターから聴こえるほかは、その他全曲ボーカルは右チャンネルから聴こえる。
そして私は実験として、イヤホンを左右替えて聴いてみた。
すると...ですね、ジャ~ン。
右耳から聴こえるボーカルはちゃんと「言葉」として聴こえるのですが、イヤホン交換して左耳からボーカルを聴くとちょっと違うんですよ。
その違いは大きくはないんですが、左耳から聴くボーカルは「囁き」のように聴こえましたね、言葉ではなくて。

よく言われるのが、女性は言葉を感覚的に聴くので、右脳で処理する。だから左耳に囁くのが効果的だ、と。
そして、私は今日はWith The Beatesの各曲を聴きながら、ボーカルを左耳で聴いた場合は「囁き」のように聴こえることがわかりましたよ。

私はよくいろんな人から「あなたは考え過ぎですよ、もっと感覚的に生きてもいいのでは?」とよく言われます。
多分、左脳の方をより酷使しているのだろうと思います。

ならば、ようし、「iPodのイヤホンを左右替えて聴いてみるか!」。
ということで、やっとタイトルに辿り着きました。

テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

理科系人間の雄たけび(改めて・・・)

こんにちは。
とても寒いですね。お元気でしょうか。

今週の週末は久しぶりにほぼ仕事をしなくてよくなり、わりとのんびりしています。
来年早々から田舎の工場へ移るので、来週から本格的に住居探しや最低限の物を揃えたり、業務上の諸々のことで忙しくなりますので、この土日は最後の(?)息抜きにしたいです。

昨日の仕事の帰りに丸善で大前研一さんと古賀茂明さんの本を買いました。
田舎だとこういう楽しみが減ってしまうのがちょっと残念です。
でも、最近では都会と田舎の文化の格差はなくなりました。
私が社会人になった30年前、千葉の田舎の工場に配属されたのですが、明らかな文化格差があり、街の女性の服装も明らかにイモっぽい(失礼)でしたから。
今はかえって郊外の方がアメリカーのカーライフのようなゆったりと、人口あたりのサービズが多い状況を享受できるのではないかと思います。
郊外の方が運動不足になるので、敢えて運動をする必要があります。

さて、このブログの一つの切り口として「理科系的ノリで音楽や世の中のことをどう考えるか」ということでやってきました。
しかし本当は私の中では「理科系」という言葉は適切な言葉として捉えていません。

日本では文科系か理科系かで人間を大きく二分します。
高校2年くらいにどっちかのコースに分かれた時点で、人生の岐路に立ってしまうわけです。
それ以来、自分はどっちの人間なんだという「レッテル」が貼られ、性別と同じくらいの個性として捉えらてしまいます。

私は絵に描いたようなどっぷり理科系コースを辿ってきました。
大方よろしく、定年までつつがなく勤めて後は年金で暮らすんだというのが普通の人の考えですが、私は反旗を翻しました。

そのきかっけは、文科系よりもはるかに厳しい教育、実習、研究を経て、半導体を中心とする技術的発展により日本経済を繁栄した立役者の理科系の人間は、文科系の人間より給料が低く、政治・経済・社会を動かしているのは文科系の人間であり、理科系の人間は田舎の社宅に追いやられ、奥さんの尻に敷かれ少ない小遣いで、そして文化的にも一般には文系の人間よりイモっぽいとみられている。
そんなことを享受してたまるか!というのが30歳ごろより発生した強い衝動でした。

そこで、30を少し過ぎたころから、心・技・体の領域の中で理系が弱いとされる事柄を自分の中で徹底的に鍛えたのでした。
特に音楽に関しては徹底的に鍛えました。
「この世で音楽が文科系の人間に牛耳られてたまるか!」の掛け声で始めました。
そして「技術系サラリーマンのビートルズ論」を書きました。
単なる掛け声だけでなく、音楽って意外に理系の要素が多いぞ、と自信を深めたのでありました。

その後、学問、社会、音楽、運動と全ての領域で理科系的アプローチの有効性を確かめたところ、どの領域も有効であることが実感できました。
特に、政治経済の領域が理科系的アプローチが重要だと考え、今に至っています。
鳩山さんや菅さんは理系出身ですが、そういうことを意味するのではなく、もっと本質的にアプローチ法を考えるという意味です。

さて、ここで重要なことを2点言っておきます。
1点目は私にはもはやかつてのような文系の方々への対抗意識はありません。
47歳過ぎてから純粋な営業やマーケティングもやりましたし、いろんな文系の方々とのコミュニケーションの中で、文系も理系もどちらも重要であり、どの出身の方でもみな優秀だし気骨はあるということです。

2点目は、新しい提案であり、そして最も重要なことです。
これから先、政治経済のような注力テーマにおいては「理科系、文科系」というカテゴリー分けはやめましょう、ということです。
日本では、自然科学、理論科学、数学のような領域を扱うのを理科系、人文、政治、文学、歴史などの「人」を扱うのを文科系と称し二分してきました。
しかし、今や経済などの領域ではこのような分け方は意味がありません。

そこで私は、「定性性」か「定量性」かという分け方を提唱します。
簡単に申しますと、「定性」とは「物事はこうなる、あれはああだ」という一次元の見方、考え方です。
それに対し「定量」とは「あの物事は、これこれこういう条件ではこういう確率で起こる」と実証、検証あるいは予測することです。

身近な例を挙げましょう。
「酒も飲み過ぎると死亡する」というのが定性性です。
それに対し、「体重**kgの人で、**%のアルコールを、**cc飲んだ場合、**の酵素を体内に持っていない場合は、*%の確率で死亡する。しかし、クエン酸を同時摂取した場合は死亡率は*%に減少する。ただし、この条件は**歳以上には適用できない」などが定量性です。

こうした例は、従来文科系と言われていた領域でもあり得ます。
例えば、「消費税を上げると税収は増える」は定性性です。
それに対し定量性は・・・。ここ最近さんざん申し上げていますので省略します。

定性性か定量性かは、文科系か理科系かには関係のないことです。
そしてどちらの出身かで身についているかどうかも関係がありません。
でも、どちらかと言えば定量性は理科系において多用される傾向にあります。
そして我々理系人間の方が定量的やりかたを訓練されてきました。

定性性も定量性も併せ持てればベストですが、人間そうそうスーパーマンにはなれないため、通常、どっちかが得意かというパターンになります。
典型的には、定性性の知識が多く政治力があるタイプか、知識は少ないが、定量性というシステム的思考があるので、題材を与えられれば定量できる、などというタイプに分かれるでしょう。

そしてこれから日本が直面する政治経済の分野では、日本はどちらかというと定量性が苦手だと思います。
よって戦略をもつにしても定量性を強化すべきです。
その際、定量性をより訓練されているいわゆる「理系人間」がリードを取るべきだと思います。
少なくとも主要なメンバーに加えるべきだと思います。

いわゆる旧来からの「政治」ということに関しては文科系の方々の方が得意なのかもしれません。
リーダーシップや政治力はそもそもどういうことなのかについても考えてみたいです。

では、トレーニングジムに行ってきます。

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我が国の政治経済への提言(一旦まとめ)

こんばんは。
本日2発目の記事です。

この関係のテーマで大分書いたので、このへんで一旦まとめます。

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<GDP>

1)国内で発生した付加価値の総和のこと。
2)伸び悩んでいる。ジリ貧と言っていい。
3)かつての日本のお家芸であった石油化学や半導体の最終製品の価値が下がり(汎用化)付加価値が低くなったのと、生産が海外移転したこと、韓国勢等にシェアを奪われていること等が主な伸び悩みの原因。
4)バブル崩壊以来慢性的な不景気であり、給与は下がり、消費も落ち込んでいる。
5)円高により輸出依存型の企業は損益を被っているが、GDP的には輸出依存度は高くないので、それほどマイナス影響はない。
6)日本の企業は素材やサービスにおいてまだまだ強い分野を一杯持っており、利益を確保しているところも多いしGDPにも貢献はしている。しかし人も生産高もダウンサイジングしており、しかも目玉の産業なりエネルギー革命が最近は起きていないので、GDPトータルとしては飛躍的に伸びる要素がない。
7)日本のGDPの内訳としては固定資産形成が多いのが特徴。企業などが新たに買った建物、設備、ソフトウェアなどの固定資産の額である。企業が設けた金は欧米ほど従業員や株主に回っていないと思われる。

<財政>

1)国債発行残高は増え続けている。債務はますます増加。
2)既に危険なレベルだが、日本国債が日本国民に未だ支持されていることと、日本には"お金がある"(個人の貯蓄と政府や企業が持っている資産。特にこれまでの貿易黒字で得た対外的資産)ことから、日本国債の信用度はまだ低くない(ところが最近低くなり始めてきた)。まだまだ外国から債務不履行に陥る段階とは見られていない。日本政府もそう思っていない(しかし無策)。

GDPも財政も、その年に「新たに動いたお金」を意味しており、いわゆる「キャッシュフロー」に属す。
政府や企業や個人が持っている資産や貯蓄は「ストック」に属す。そして日本はストックが多いのだ。
直近の意味での経済の健全性はキャッシュフローが大きく、かつ黒字の方がよい。
GDPの方はジリ貧にしてもまあまあだが、財政の方は将来から多額の借金をしている状態だ。
日本はストックが多いので、内外から(多少)信頼を得ており、楽観論もある。しかしそれをどう具体的に活用するのかはほぼ無策だ。

また、国際収支という指標もある。主に貿易での収支だ。
これは日本はまだまだ黒字大国であり、対外的に日本の製品が強い証明でもある。
しかしこれは財政とは直接関係はない。

数日前にも書いたように、経済繁栄(=GDPの向上)と財政赤字解消を同一線上のスローガンで言ってみても始まらない。
経済繁栄すれば金利が上がり、財政赤字解消が難しくなるというパラドックスがあるからだ。
消費税アップはもちろん一時の国家歳入の増大となり赤字は減るが、GDPがジリ貧なので大きな歳入増加は見込めないのと、コスト度外視の一律課税なので「GDP身の丈」の徴税ができない場合があるのと、税の不公平感が生まれる。なにより国民の戦意が喪失してさらにGDPが下がる懸念がある。
ということであまり抜本的な解ではない気がする。

やはりGDPと財政は別々に考えた方がよい。
私的には次のような基本的考えを持っている。

1.GDPを今後飛躍的に上げる産業やエネルギーを育てる。(日本国内で付加価値が増大するように。日本国内でしか実施できないように。)
2.財政の管理を強化し、使い道や額の議論以前に入り口、経過、出口管理をしっかりし、単年度での黒字化をまず確実に目指す。
3.国や企業のストックの部分を少しフローに回すことを考える。

1は最もインパクトのあることだが、時間がかかる。
2は即実行可能。
3は言うがやさし、やるはむつかしだ。
なぜなら、様々な利権やリスクがあり、失敗する確率も高い。
下手に資産を取り崩せばあっという間に日本は双子の赤字国になり、債務不履行にもなってしまう。

そこで提案だが、企業に対し特別な国債を発行したらどうか。
次のような契約を国と企業で結ぶ。
A.国債の購入高に合わせて企業は従業員への給与、株主への配当を上げなくてはいけない。その際発生した余計なコストは国債購入費減額か、利子で調整する。
B.何年か後のGDPの増大があれば、その増分の何%かを企業に還付する。(予め契約しておく)

要するに、企業の持っている大きな資産の一部を国が借りるとともに、同時にキャッシュフローを増やして消費を上げようというものである。
当然、企業には大きなリスクを負わさないように考えないといけないし、予めいろんなことをきちんと契約しておくべきだ。
給与や配当だけでなく別の種類のお金を出すのでももちろんよい。
そしてその際、企業からも財政管理に目を光らせるため監査人メンバーを派遣するとかが、あった方がいいかもしれない。

ただ、これにしても、これだけに頼るわけにはいかない。
やはり根本はGDPを飛躍的に上げる仕組みを作るべきた。そのための補助的な手段と考えておいた方がよいだろう。
あるいは、時間稼ぎをしている間に本丸のGDP根本アップを進めるべきかもしれない。

一方、これまで書いてきたような観点とは別に、大前研一氏の提唱する道州制は効果的と思われる。
経済活動や徴税を国という巨大で硬直した枠組みの中でやるだけでなく、道州(=地域)の単位でるというもの。
例えば、道州単位で世界の地域と直接貿易なり経済活動をやりとりする。
そうした自由でその土地にあった産業なり商売をどんどん進める。
徴税も道州独自で定める部分を増やし、その土地に合った税を設定して徴税する。
それにより、日本の経済は活性化の方向へ行き、税収も増えるであろう。

テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済

いよいよヒッグス粒子見つかるか

こんばんは。
改めて1万人ご来訪に感謝申し上げますとともに、また新たな気持ちで続けようと思います。
そして2万人、5万人、10万人を目指します。
よろしくお願いします。

1万人記念の今日は、科学と政治経済の2テーマで思い切り気合いを入れた2件をアップします。
ご覧いただければ幸いです。
なお、政治経済の方は、これから先シンクタンク活動に移っていきたく、起業としての枠組みを模索していきます。
いろいろとディスカッションいただければ幸甚の至りであります。

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<いよいよヒッグス粒子見つかるか>

いよいよ「最後の砦」とされてきた謎の粒子「ヒッグス」が発見されそうである。

この森羅万象には質量(ほぼ重さと考えてOK)がそもそもなぜあるのか、を説明できるのがヒッグス粒子。
我々の日常感覚では質量が最初からある方が当たり前に思えるが、実はそうではない。

宇宙の始まりである「ビッグバン」の直後は、その出来上がった空間は真空であり、光以外の全ての素粒子は質量がなく、光速と同じ速さで飛び回っていた。
ところが、ある時急に温度が冷えたので、空間はヒッグス粒子で満たされ、他の粒子の動きに抵抗を与えたことで質量が発生したという。

と言われてもにわかには信じがたい。
抵抗されたので質量が生まれたのか、質量があるから抵抗が生まれるのか。
一見、ニワトリと卵の関係にも思える。
物理学では前者が正しいことは十分に証明されているのだろう。

温度が冷え始めるまで1日近くかかったのかと思ったら、なんとビッグバンの10億分の1秒後とのこと。
想像を絶する世界である。
10億分の1秒という時間は光が30cmしか進まない。
今や宇宙の大きさは、端から端まで光で150億年近くもかかる膨大な大きさだが、素粒子の基本的性質が確立されたような初期の段階ではほんのかわいいサイズでしかなかった。

では、ビッグバン前にも何かの空間があっただろう、とか時間も経過していただろう、と考えたくなるが、考えてはいけない。
ビッグバン以前は全く「無」の状態であり、空間も時間もなかったのだから。
最近では「虚」の時間があったとする説もあるが、数学的に説明可能ではあるが、とても実感としては把握できない。

ヒッグス粒子が発見されれば、南部陽一郎先生の非対称性理論も支持することになるという。
おそらく来年には正式な発見の発表にこぎつけられるだろうとのこと。

ニュートリノが光速より速いかもしれないとか、ヒッグス粒子の発見とか、来年は素粒子物理、宇宙物理にとって記念すべき年になりそうであり、楽しみである。

テーマ : 物理学
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1万人ご来訪ありがとうございます!

おはようございます。
今、朝の6:22ですが、ちょうどカウント1万です。
予想では今日の昼ごろでしたので、早くてびっくりです。
uriboさんコメントありがとうございました。
大変残念ながら数人前でしたね。でもとてもありがたく思っています。
出勤前なのでちゃんと書けなくてすみませんが、皆さまに支えられてここまで来ることができました。
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
1万人目の方は是非お知らせください。
2011-12-15 6:25 ST Rocker

GDP内訳を考えてみる。

こんばんは。

GDPを上げるにはどうしたらよいか、について最近いろいろ書かせていただいています。
GDPは国内で「発生した付加価値の総和」と定義されます。
ある物品なりサービスが、(形を変えて)次の段階に渡る時に発生する付加価値(端的には売値から仕入値を引いたもの)の総和です。
即ち、最終消費価格から最初の原料費(あるいは海外から何かを買ってそれを加工する場合はその購入費)を引いたものが、そのシリーズの中の付加価値の合計となります。

GDPを上げるには、国内で付加価値が飛躍的に増える仕組みを考えるのがまず重要ですが、GDPの内訳を知り考察を加えることも重要と思います。

内訳に関してはまだ勉強不足でして、数値をはっきり申し上げることができず、定性的な理解で申し訳ありませんが、おおよそ次のような日本の状況と思われます。

GDPの内訳の分類法としてはたいてい、一般消費、政府消費、総固定資本形成、在庫品増大、輸出...のように分けられるようです。
よく言われるところの個人消費とか、それに至るまでの企業での製品の製造とかは、一般消費に含まれると思われます。
どの国でも、基本は一般消費がGDPの中で一番割合が高いです。
そんな中、日本は一般消費の割合が他の主要国より少なく、大体6割前後のようです。

そして、日本は輸出によるGDPへの寄与は随分少なくなっています。
一方、ドイツやアジア主要国の輸出の割合は結構高いです。(韓国などはかなり高いようです。)

日本が他国より多いのが「総固定資本形成(Gross Fixed Capital Formation)」です。
これは、主に企業が新規に購入した有形または無形の資産であり、建物、機械、設備、ソフトウェアなどが該当します。
これらは当然、以前より大分減っていると思われますが、まだまだ他国に比べると高い割合という訳です。

円高による減益は個別の企業にとっては死活問題ですが、GDP全体としては比較的影響は少ないようです。
これが韓国であれば、ウォン高になればGDPに大きな影響が出るでしょう。

やはり、資本形成したもののキャッシュフローが滞り、個人のお金は貯蓄に回り、消費が増えないことが主因でしょうか。
各企業は利益確保に躍起ですが、人員や生産量を絞り込んでおり、付加価値の総和には必ずしも寄与しない他、給料は下がり続けており、そして生産を一部海外移転することにより国内での付加価値の発生が減っている、ということだと思います。

というわけで、内訳から判断する限り、取り立てて目新しい考察にはなりませんでした。
GDPだけで見れば、このまま放置してもジリ貧になるだけで、ドカンと大きく落ちるような予兆はないように見えます。

しかし、何週間か前に申しましたように、国内での貯蓄や、これまでの貿易黒字により獲得した対外的な資産により何とか財政赤字を平静に保っている、という別の問題があります。
貯蓄や対外資産が今後目減りすれば(多分するでしょう)、日本国債は次第に支持されなくなり、外国債に依存するようになっても信用度が落ちたりなど、債務不履行への危険が迫って来るでしょう。

よって、今のうちにGDP対策を打つ必要があります。
そして、GDPと財政を同時に両立する矛盾とどう対峙するのか。

今まだ日本には「お金」はあるのですから、そして「管理法」など「知恵」もあるのですから、「解」は必ずやいくつかあると信じます。

さらに余談ですが、消費税よりも付加価値税の方が合理的かもしれません。
消費税ですとコストに関係なく一律に売値から徴税します。これだとGDPとの関係が成り立たない場合もあります。
付加価値税なら発生した付加価値の何%のように徴税するので、常にGDPの何%を徴税することになり、「身の丈」の徴税ができますし、管理しやすいです。
運用は面倒でしょうけど。

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どう根本を変える??

こんばんは。
私、新年早々より郊外の工場中心の勤務となります。
東京からそんなに遠くはないのですが、向きが違うため平日のみ単身赴任になります。
仕事の内容は結構変わりますが、私自身の基本は変わりませんので、これからもよろしくお願いいたします。

よって毎日の東京への電車通勤は今月一杯となりました。
今後も別の形で東京への訪問が結構頻繁にありますが、日課としての電車通勤はなくなります。

ここ数週間週末は仕事に没頭したのと、今朝は一番に厳しい打ち合わせがあったのと。通勤も間もなく終わるということから、自分へちょっとしたご褒美のため、グリーン車に乗りました。総武線快速です。
アツアツの微糖のコーヒーを片手に乗り込みました。
普通車の喧躁に比べますとまるで天国のようであります。

聴こえてきた英語の車内アナウンスにしばし思いを巡らしました。
Green Car ticket is required in Green Car.(グリーン車内ではグリーン券が必要です。)
英文として間違いではないけど、なんか変だぞ。
私なら、For Green Car passengers, Green Car ticket is required.かな。

たとえ席に座らなくてもグリーン車内に入っただけでもグリーン券は要りますよ、という含みがあるのでしょうね。
たしかに、グリーン車に無券でどんどん入って来られたら困るけど、車外でグリーン券買う時点では空席があるかどうかわからないから、結構不便なことをJRさんにもわかってもらいたいですね。

市川駅は特急電車の通過待ちをするので、快速電車は本線から分かれてホーム到着軌道へ入ります。
この時、急な角度で曲がるので、そして発車してから本線に戻る時も同様なので、次のような事前アナウンスがあります。
「この先大きく揺れる所がありますので、お立ちの方は吊革か手すりににおつかまりください。」
これを英語で車内アナウンスは何と言っていると思いますか?
We will be changing to another lane. If you're standing, please take hand straps or rails.(これから先、軌道が切り替わりますので、お立ちの方は・・・。)

これは拍手ですね。
直訳じゃないんですよ。
欧米人に対し「揺れますよ」と言ったら、地震で揺れるのか、電車がボロいから揺れるのか、保線状態が悪いからなのか、など不安に思うでしょう。
理由をきちんと言うのが欧米流であります。
文化の違いが出ていておもしろいですね。

前置きが長くなりました。
今朝、駅まで行く車の中で聴いたラジオに自民党の石破さんが出演していました。
民社党を批判していました。
野田さんはじめ民社党はスローガンは立派だけど、具体的考えを言わない。
「経済の発展と財政赤字の解消」だなんて聴くに心地よいことを言うが、経済が発展すれば金利は上がる、そうなれば財政赤字は解消しない。ではどうするのか、を言えなければ首相になってはならない...と言っていました。
なるほどもっともです。

そこで、グリーン車でゆったしながらずっと考えていました。
金利をゼロにするのは経済の復活のための奥の手です。
金利が低いまま経済が再発展するはずもありませんね。

GDPはジリ貧ですので、消費税を上げてもなかなか赤字回復には追い付いていかないでしょう。
なにより国民の戦意を喪失しかねないでしょう。
某小沢氏も言っているようにマニフェスト違反という面もあります。

何か抜本的な対策はあるでしょうか?
根本を変えるにはどうしたらいいでしょうか?

そこで思い出すのが、政経研究大学院教授に田中秀明先生の「財政管理の不透明性と赤字の相関」です。
このブログでも数週間前に書きました。

国の予算を立て、実行し、報告する。その一連の作業が透明であるほど赤字にはならない。
20のファクターを元に採点したところ、主要各国の不透明性と赤字には非常に強い相関があったというものです。
日本は不透明だったというわけです。

金利や使い道の問題以前に、管理の問題だというわけです。
たしかに企業でもそうですね。
相当厳しく管理しないと赤字は平気で起こるものです。

私が首相なら、主要な人間を集めてこの考えを早速検討しますね。
事業仕訳のような個別の細かい話ではなく、基本の仕組みが重要のようです。
透明性の高い国のやり方も参考になりそうです。

できれば私も調べてみたいと思います。
それと、昨日も申しましたような付加価値をガバっと上げる技術革新かエネルギー革新でしょうね。

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いよいよ1万人目に向けカウントダウン

こんばんは。
ついにご訪問された方が1万人に近づいて参りました。
これもひとえに皆さま方のおかげでございます。
本当にありがとうございました。

そこで、めでたく1万人目になった方には粗品の進呈、といきたいところですが、
そうもいきませので、私から熱いメッセージを差し上げます。

ちょうど1万のカウントをされた方、是非コメントかメールをいただきたく思います。
よろしくお願いします。

ST Rocker

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付加価値を上げるには

こんばんは。
昨日の皆既月食は素敵でしたね。
古代の人々にとっては天体が急に異常になるのは大そうな驚きであり、不吉な予兆を感じたことでしょう。
それにしても、日食といい、月食といい、欠ける影が太陽や月と(見かけ上)同じサイズであることは、偶然中の偶然ですね。
しかし、月から見る日食、月からみる「地球食」は全く風情が違います。
月から見る日食は、太陽より(見かけ上)かなりどデカイ地球が太陽を隠します。
また、「地球食」は、地球のほんの一部が丸く影になるのみです。

先々週から土日は仕事に追われ、汲々としてきまして、今週末も思ったより難航して、ようやく4時頃終わり、運動ができました。
そして久しぶりにカルフォルニアワインをいただきながらこの記事を書いてます。
例の調べ物数千件を一応のまとめにし、その解析結果を来週、再来週と発表の機会を得ました。

今回の調べ物数千件はですね、ちょっとした複雑な背景がありまして、「相手」もおりまして、自分の都合よりも相手が重要でした。
だから、多少自分の主義でない部分はあったにせよ、自己のやりかたを貫くことは許されない面がありました。
40歳くらいまでの私ばらば、そういう状況bならば、100%受け入れ、自己を改革していたのですが、50過ぎたらまずは自分のやりかた優先と決めていました。

ところが、今回ばかりはほとんど全て受け入れざるを得ず、とにかくやりました。
具体的なことは省略しますが、やはりやっただけのことはありました。

50も過ぎますと、「会社」という枠組みで仕事をするのは結構限界に近づきます。
若い頃は枝葉末節のこともきちんとやり遂げます。
でもだんだん歳が熟すにつれ、次第に大元のコンセプトのところに力が行き、興味も行きます。
でも今回は川下のところで何としてもやる必要がありました。
やってみると、「俺もまだまだ担当者としてのセンスもあるな」、と思いますし、それだけでなくオピニオンリーダーとしてその結果を敷衍して、提言もできます。

そうなのです、企業という枠組みでもまだまだ(年配者も含め)主体的な提言はいくらできます。
でもね...、私はやはり企業の枠組みを超えて提言したい。
でも...、企業に属している限り、しっかりやろう。その日が来るまでは。

さてさて、大変前置きが長くなりました。
おかげさまで今日の夕方は日本経済についてじっくり考えることができます。
すでにこのブログで何度か書かせていただきましたように、国力の指標の大きなものはGDPであること、GDPは「付加価値」の所産であること、であります。
端的に申しますと、原料を加工してある製品にするのにどれほどの付加価値(端的には売値)に上がったのか、さらにその製品がどれほどの付加価値をもっての二次製品に加工されるのか、が重要であります。

一つの理想は、国内で競争力のある原料を生産でき、その原料から製品、二次製品、三次製品....と、どんどん一気通貫で高次加工していき、付加価値がどんどん上がっていくことです。
そのプロセスの一部が外国で賄えるとするとGDPは減るわけです。

半導体は象徴的な例ですね。
ソニーのトランジスタラジオの登場を典型的な例として、人々の生活と価値観を一変させた半導体。
十分な付加価値の上昇がありました。
しかし、時代が進み半導体製品が広まると、次第に半導体の性能は人々の要求の平均を上回るに至ります。
そして、錚々の半導体の昨日は「当たり前のこと」になってしまいます。
もはや半導体は「当たり前で、一部の特殊要求に応えるかどうか」に成り下がってしまいました。
これでは日本の勝ち目はありません。

だから基本は、人々の価値感を一変させるような製品とか技術を提供することがGDPを上げる基本的なことなことは間違いないと思うんです。
次に我が国に現れしそのブレークスルーは半導体的ものでしょうか?
技術的なものである可能性は十分にあるでしょうね。
しかもそれは、川下であるばかりでなく、新しいエネルギー源のような川上的なものかもしれない。

さらには、技術的なものとは限らない。
私がこのブログで度々提言させていただいておりますように、アクシスデザインのような考え的なものかもしれない。
さらには、サラリーマン文化の中で力を発揮しくような日本的パワーかもしれない。

ぶっちゃけ言いますと、新しいエネルギー源を世界に提唱できたら、すごい付加価値生産でしょうね。
さらにそこから一気通貫で副次製品が生み出されればなおハッピーであります。

ST Rocker
P.S.1月から平日のみ単身赴任です。

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嗚呼、Excel

こんばんは。
寒くなりましたね。

例の数千件の調べ物。
残念ながら内容は申せませんが、曲がりなりにも何とかできました。
2週間前の週末は大焦りでどうなることかと思いましたが、コンピュータを駆使したこともあり、できました。

そこで活躍したのがMicrosoft Excel(エクセル)。
表計算ソフトです。

とにかく、このExcelファイルに、数千件の物件の情報をブチ込むわけです。
5種類か6種類かの要素(ファクター)を設け、各要素毎に分類するのです。
後で解析しやすいように数値化して入力します。

ベタ情報を入力するのと違い、数値化の段階で情報が簡略化されるので、一種のフラストレーションが起こります。
それが数千件も続くのですから、作業が自己嫌悪的にさえなりました。

ところが入力を曲がりなりにも終え解析の段になりますと、Excelはが然パワーを発揮しました。
何がどういう分布で存在するかをありとあらゆるグラフで表現できます。
そして、ある要素とある要素は相関関係があるのかないのか。
あるとすればその定量性(相関係数)はどうなのか。

数千件の情報の集団は何を意味しているかを解析できるというわけです。

そこで次にはビートルズをExcelで解析したくなりました。
実は既に「三角形理論」のグラフはExcelで書きました。
でもあれはグラフを書いただけであり、要素を何種類も入力したのではありません。

音楽に関する5、6種類の要素を入力して、ある要素とあるOutputとの相関を探ってみる。
例えばですが、ビートルズのメロディーの構成はどうなっているのか。
何調の歌が多いアーティストが売れるのか、とか。

興味は尽きませんね。
ところで私に身の動きが少しあることになりました。
その話はまたおいおいと。

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嗚呼、半導体工場

こんばんは。
結局ですね、例の調べ物はエクセルに頑張って記号化により入力したおかげで、いかようにも解析できるようになりました。
心配していただいた諸兄諸姉に感謝申し上げます。
この話はまた改めて書きたいと思います。

さて、我が国日本の半導体工場があちこちで閉鎖または休業します。
私が住んでいる千葉県では、半導体の街の一つ茂原で半導体工場が複数閉鎖します。
直接的に失業してしまう人が出るのはもちろんのこと、関連する産業や町の活気も失われてしまいます。

かつては世界のトップ10はほとんど日本のメーカーで占められていた日本の半導体産業。
今やわずかエルピーダメモリのみが、坂本社長のリーダーシップもあって、孤軍奮闘しているのみです。

私はこれまで人生のかなりの部分を、半導体の材料のために心血を注いできました。
半導体メーカーがお客さんでした。
全国津々浦々の半導体工場に行脚し、製品を使ってもらうために頑張ってきました。

半導体メーカーとは、日立、富士通、NEC、三菱、松下、ソニー、..といった錚々たる企業たち。
3年ごとに4倍の集積度を上げる使命を負った半導体技術者の努力は並大抵のものではありませんでした。
もともと頭もよく、専門も積んでいて、努力家の彼らがさらに仕事に没頭する。

田舎の事業所の社宅に住み、場合によっては事業所の構内に社宅があったりします。
毎日8時や9時の残業は当たり前でした。(今はどうなんでしょうか?)
なのに給料はあまり高くないようでした。

半導体の特性は言うまでもなく高度ですが、実は相反する要求を強いられているのです。
どういうことかと言いますと、すごく頑丈で信頼性がありながら、加工しやすいというものです。
岩に文字を刻む場合を考えてみてください。
刻んだ文字がどんな環境下でも長年消え失せないように。しかも、その文字を楽に刻めるように。
そしてそれをミクロン単位、いや今やナノ何位でやるのですから。しかも低コストで。

前の会社で、8時過ぎまで残業していて、一人残る部屋に外線が鳴る。
電話を取ると半導体メーカーの人からの電話。
目的の人間は既に帰宅してしまったことを告げると相手は驚きの声。
「こんなに早く帰るとはなにごとですか?」

私としても半導体メーカーをお客さんにしていたことは、辛く苦しくも、充実していました。
全国いろんな所を訪れるのは時に楽しみでもありました。
酒好きの営業の人間と出張した暁には、帰りの列車で一升瓶を空けてしまったこともありましたっけ。

日本の経済を陰で牽引してくださった半導体メーカーの技術者の方々、本当にありがとうございました。
今ではどうされているのでしょうか。
今私は半導体関係の仕事ではありません。
でも、半導体メーカーの方々がこれからどのようなモチベーションで優れた力をいただけるのか、大変心配です。

そして、私は、半導体メーカーの方々含め日本の技術者の方々のために「技術系サラリーマンのビートルズ論」を書きました。
カテゴリー欄をご参照ください。

日本を支えてきた技術者の方々、是非引き続き我が国に革命をもたらしましょう。
そして堂々たる私生活も送りましょう。

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Coffee Break Beatles No.117 「ルーフトップでのベースの音選び」

こんばんは。
通称ルーフトップ(1969年1月30日のアップルビル屋上でのライブ)はビートルズの数あるシーンの中でも象徴的であり、内容も伴っているのである。
とりわけ私が関心をもつのがポール・マッカートニーのベースプレイだ。
彼は、いかに装飾音を入れるベースが心地よく聴こえるのか、壮大な実験をしたと見ている。

なにしろ同じ曲を3回ずつも演奏したのだから。
ポールはベースもボーカルも3回3様で試している。
アルバム"Let It Be Naked"では、I've Got a FeelingとDon't Let Me Downは、3回のテイクからいいとこをつなぎ合わせて作ったという。
まるで1曲を演奏しているように聴こえるのだから恐れ入る。
毎回ピッチが同じだったことの証明でもあり、バンドとしての実力も高いことになる。

私は20代の時、バンドでベースを弾きながらGet Backを歌った。
でも、ルーフトップのあのGet Backとはほど遠かった。
もちろんバンドとしての実力が月とスッポンだが、それにしても何かが違う。
ベースの「厚さ」が違うことがわかった。

Get Backは基本的にAとDのコードの繰り返しの曲である。
でもベースを単純に3弦の7フレットと2弦の5フレットを8ビートで刻むだけでは、ポールのベースにはならない。

ルーフトップの3回目のGet Backを聴かれたし。
そう、いよいよ警官が屋上までやってきて演奏がもうこれ以上無理という状態になった。
ジョンとジョージは一旦演奏をやめてしまう。
でもリンゴのドラムとポールのベースは演奏が続いた。
この瞬間、ベースの音が克明に聴こえる。
なかなかないチャンスだ。
日食の時にコロナを観測するみたいに。(でも決してジョンやジョージの演奏が雑音だと言っているのではないですよ。)

ポールのベースは厚かった。
基本はもちろんAの8ビートだけど、音に幅がある。
少なくとも、オクターブ、ハンマリングオン、プリングオフは使っている。
そしてもしかしたら、ベースでチョーキングをやっているかもしれない。
セミアコだから音が厚いということもあろう。

そして、コードの変わり目に小気味よい装飾音が入っている。
どうやら、G(ナチュラル)とC(ナチュラル)だ。
結局、ブルーノートだった。
2弦3フレット、3弦5フレット、4弦5フレットをよく弾いているようだ。

この曲、ボーカルもブルノートを使うが、うまい具合にブルノートが解除され、また戻ったりしている。
ベースのブルーノートも隠し味的に使うということだろう。

初期の曲Can't Buy Me Loveではブルーノートを使い過ぎて少ししつこい印象も受けるが、Get Backではほどよく取り入れられているということか。

では。

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アクシス・デザインあれこれ

こんばんは。

福岡国際マラソンで、市民マラソンの星川内さんが、日本人最高の3位。すごいですね。
私も以前はマラソンに夢中でした。ベストタイムは3時間58分。

昨日、今日と仕事で目いっぱいでしたけど、なんとかそれなりに区切りつけ、17時からは自分の時間に充てています。
ウイスキーをちびちびやりながら、録画しておいた「デキビジ」を観ています。
みなさま、デキビジは知っていらっしゃいますか?
BSジャパン土曜23:30からの勝間和代さんの番組です。
注目のビジネスパーソン、オピニオンリーダー(死語かな)などにインタビューします。

昨日の放送は、駒澤大学準教授・飯田泰之氏。経済学者です。
初めて拝見しましたが、この方は一気に気に入ってしまいました。
まだお若いのですが、いろんなことを「わかって」いらっしゃる方のようです。

言っていることが正しいかどうか、それはわかりません。
でも、確たるバックグラウンドがあって言っているかどうかはすぐわかります。
飯田さんはしっかりとした「アクシス」(=考える軸)があると感じました。

私はこのブログで数日前に、私のライフワークは「アクシス・デザイン」であると、宣言させていただきました。
この考え方は、日本の経済のような堅い話題ばかりでなく、日常いろんな話にも適用できるんです。

私の大好きな話題についての「アクシス・デザイン」2件を紹介しましょう。

1つ目は音楽です。
今日の厳しい仕事の後、夕方、ウォーキング1時間に出かけました。
愛機i-Podに収められている1,000曲をランダムモードにして全曲を聴きます。
いつもは聴きたい曲だけ聴くのですが、この時ばかりは「与えられた曲」は全部真剣に聴きます。
興味ない曲と思ってもとにかく聴くのです。
そうしていると、不思議にも、「ああ俺はこの音楽感性が不足していたな」などと思うのです。
音楽の心地よさは、「ビートルズ解析No.XXX」でも申しましているように、基本は「三角形理論」だと思いますが、とにかく、いろんな曲を真摯に聴いて気に入るように自分を仕向けます。

2つ目はお酒です。大好きなお酒です。
親父が日本酒などの瓶詰の機械のメーカーにいたものですから、私は小さいころから日本酒を自然に好んできました。
そして大きくなるにつれ、ワイン→ビール→ウイスキーと好みを広げてきたのでした。
でも焼酎だけはどうしてもしばらく苦手でした。
化学的に焼酎は自分は受け付けないと考えていました。
でも、あるきっかけで焼酎が自分に受け付けない化学的理由があるはずもないと思い、かつ、世の中で愛されている趣向品はそれなりの理由があるに違いない、と思い謙虚に焼酎に向かい合いましたところ、なんとすぐに焼酎が好きになってしまいました。

要するに、「アクシス」があるかないか、なんですね。
アクシスは多分、ないよりあった方がよい。
おそらくはあればあるほど、物事は円滑に進むし、楽しみも増えると思います。

アクシスはどんどん増やすことに意義があるのでしょう。
ただし、たくさん増えた段階で交通整理が多分必要になるのでしょう。

楽しい日曜、もう少し過ごします。

テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも
ジャンル : 政治・経済

池上さんの経済学

こんばんは。
いつも来ていただきありがとうございます。

結局今週末も家で結構しんどい仕事です。
作業の内容は少しずつ変われど、なかなか厳しい状況ですね。
いくつかの大きな山を越えながら12/19までこの状況は続くでしょう。

この歳になりますと夜や休日はしっかり休みたくなります。
40代まではこんなのへいちゃらでしたけど。
41、2歳の時期は休みという休みは全ての時間論文書きに1年半過ごしたことがありましたっけ。

録画したTV番組を観るのは最近12時過ぎになってしまうので、大抵観てるうちに寝てしまいます。
だから大分たまってしまいました。

今日は仕事をしながら池上彰さんの「やさしい経済学教室」(BSジャパン)の録画を聴いていました。
池上さんってもともと経済の専門家ではないのに、よくあそこまで知っていますね。
ものすごい専門知識というよりも、「生きた知識」として近代史と重ね合わせながらわかりやすく解説してくれるのは、学生のみならず、日本人にとって大変ありがたいことだと思います。

我々学生時代にはわけもわからず覚えたものでしたけど。
こちらも人生の様々を経験した分余計にわかるようになったのかもしれませんし。

前にも書きましたように、経済はいろんな学問の融合のような気がします。
ケインズのようなやや古い学派で日本が繁栄してきたことがありますが、今また新たな考え方なり学問を融合させて日本の難局を乗り越えないといけないと思います。

池上さんの講義を聴いていて感じたのは、経済活動は足し算よりも掛け算が多そうです。
政府が公共投資してお金が増えていく様子は乗数効果と呼ばれます。
先日「二千円札は必要か」でお話ししましたように、ものの値段に付加価値がついて上がっていく様も、きっと掛け算に違いありません。

人の努力も掛け算にすると効果的ではないかと思います。
前の日より今日は1%だけ上げよう、と考えるだけで1年後には飛躍的に伸びますから。
これが足し算だとそうは行きませんから。

テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも
ジャンル : 政治・経済

日本人の強さ Part 1(いよいよ序章です)

こんばんは。
寒い師走がやってきましたけど、風邪などひかれていませんでしょうか?
しんどいしんどい1週間がようやく終わりました。

例の調べ物数千件は、コード化の手法および、先輩にも考え方を手伝っていただき、ほぼ終えることができました。
いろいろご心配いただいた方、本当にありがとうございました。
実感したのは、いくら省力化・合理化したとはいえ、生身の人間がハンドリングしうる事柄の数は500件くらがいいところのようです。
土日はまた仕事をしなくてはならず、来週からまた新たな困難にブチ当ります。
なんとかここまで来られたことに感謝し、できる限り体と精神を休めて英気を養いたいと思います。

さてさてこれから日本人の強みをじっくり考えていきます。
先日「日本人は特有の民族ではない、なのに非常に強いアイデンティティがある」と書きました。
ある本か新聞の記事を思い出しました。
全く任意に二人の日本人を抽出した場合、大体20数代遡ればほとんどの人が共通の先祖に行きつく、というものです(遺伝子の解析から証明されたそうです)。
世界中の人間は共通の「ミトコンドリアイヴ」を持っている、というのと意味が違います。

日本人共通の一人の先祖がいるというのではなく、皆お互いに何らかの形で血がつながっている、という意味です。
おそらくは、大陸などから祖先が移動してきたのが落ち着いて日本という枠組みができてからは、日本の中で混血がどんどん進んだのでしょう。
しかも、偏ることなくまんべんなく混ざったわけです。

これはすごいことです。
これこそが日本人のアイデンティティの源かもしれません。

日本人は歴史的にお互いのことを「同じもの」として考えてきたのです。
これに対し欧米ではお互いを「違うもの」として考えます。
欧米人にとって同胞は「血」ではなく「考え方」です。
ズバリ言うと、「AならばB」という論証をきちんと考えられる人を「アメリカ人」と定義します。
ですから、非合理な国是や考え方の国はやっつけますし、国内であっても考え方に合わない人には銃をもって防備します。

アメリカにとって日本人は何を考えているかわからない、でもとんでもなく優秀な品質の工業製品を生み出した。だから買わざるを得ない。
でも買い過ぎるとアメリカが破綻する。
それが日米半導体交渉でした。

今回の調べ物でまた日本人の強さを感じました。(仕事なので残念ながら内容は申せませんが。)

今日ちょっとだけヒントを言いますと、「お客様は神様です」がキーの一つですね。
日本人は顧客の要望をまずは丸呑みにする。そして解を出してしまうのです。
欧米人は「まずは自分が正しいはずだ」。
理屈が美しい方が勝つから、一握りの人間しか勝たない。でも勝ったものは大変美しい。

解析学的に言いますと、「モチベーション」と「ドライヴィングフォース」と「ベクトル」と「論理方式」と「評価方式」は何か、ですね。

テーマ : 日本を正常な国に戻したい
ジャンル : 政治・経済

プロフィール

ST Rocker

Author:ST Rocker
ビートルズ解析ブログへようこそ!
つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
ご気楽にコメントください。

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