科学豆知識No.4 ナメクジは実は偉い

みなさまこんばんは。
「暑いですね」がこう毎日続くと挨拶としては陳腐化しますね。
今日は冷房をガンガンに効かせて冷たいヱビスビールとズワイガニの缶詰をいただいています。
会社の研修で上位に入ったため賞品としてもらったものです。
私、酒が無類に好きとは言っても実は毎日は飲まないのです。不思議でしょ?
苦あれば楽あり、と言うじゃないですか。(あまり関係ないかな?)

オリンピックはついつい観ちゃいます。
でもハラハラドキドキ、イライラ、切ない..などあまり心身を穏やかにしないのはどういうわけでしょうか?
考えたところ、勝負ってのは確率は5割しかないんです。
ましてや金を期待などしたら切なくなる確率の方がずっと多い。
ドラマを観るのとは違うんですね。
だから、「負けてもいいよ」「参加することに意義があり」「競技を楽しもう。その結果勝てたらめっけもの」くらいに考えれば、オリンピック観戦もかなり穏

やかに観られるでしょう。

今日は虫の話をさせていただきます。
虫といっても狭い意味の昆虫だけを指すのではなく、英語で言うwormや小さい軟体動物も含みます。
いわゆる「ちっちゃな生き物」ですわ。

では、夏の夜、虫に思いを馳せませんか?

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東京オリンピックの思い出(その2)

みなさまこんばんは。
今日もまた大変な酷暑でした。
今日は東京に出張でした。東京の暑さはまた別のものがありますね。
最近とても多くの方においでいただき、どうもありがとうございます。

ロンドンで日本選手頑張っています。
オリンピックマーチはみなさん楽しんでいただけたようで、よかったです。
今日は東京オリンピックの競技の思い出を語ってみます。

私、実は思い出話はされる方もする方もそんなに得意じゃありません。
押し付けにならないよう、少しは意味のある書き方をしてみますね。
自分の記憶がどれだけ正しいかのチェックも含めますので、下調べなしで行きます。
ですから、間違いが多いと思います。(ただし人の名前は自信ありです。)
間違ったところはご指摘いただけますとありがたいです。
勝手ながら敬称を略させていただきます。

では話を始めます。

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東京オリンピックの思い出(その1)

みなさまこんばんは。
相変わらず暑いですがいかがお過ごしですか?

ロンドンオリンピックが開幕しましたね。
とても素晴らしい開会式でした。
我がサー・ジェームス・ポール・マッカートニーもヘイ・ジュードを歌い演奏してくれました。
(女王陛下から勲章をもらったので正式に呼ぶ時は称号が付きます。)
70歳になって若干歳を感じるとはいえ、最後better、better・・・と張り上げるところを裏声でなく出したところはすごいです。
イギリスを象徴する存在まさにビートルズです。
ジョン・レノンの作ったカム・トゥゲザーも別のバンドにより演奏されて、よかったです。

私はいつも30代から40代はじめころの人たちと話すことが多いし、歳を自覚していないので、ついつい自分の年齢を忘れがちです。
そういえば私は東京オリンピックをライブで知っていること、そして私が相対する大半の人たちはそれを知らない、ということに今気が付きました。
今、世の中を動かしている大半の人は東京オリンピックを記録でしか知らないのです。

東京オリンピックは1964年です。私が小学校1年の時でした。
私より下の年代の人は幼稚園だったので大抵は覚えていないようです。
だから、私の代が東京オリンピックの生き証人の最後、ということになります。

1964年10月10日、快晴の国立競技場では盛大な開会式が行われました。
現代の華々しい開会式もいいですが、東京オリンピックの凛々しい行進スタイルの開会式もいいもんです。
家族で観たテレビ中継で、あの行進曲=東京オリンピックマーチは感動しました。
天皇陛下の前を通過する時はプラカードは陛下の方に向けられ、選手は敬礼します。

若い方々も是非この開会式行進とマーチを堪能してください。(下をクリックください。)

http://www.youtube.com/watch?v=N-jXAczTvk8

この素晴らしい開会式は、わずか19年前には敗戦国で焼け野原になった国の首都のできごととは思えません。
オリンピックに合わせ日本は新幹線も開通させ、首都高速道路も整備しました。

我ら戦後生まれは昭和のよき時代を幸せに暮らせました。
そして私達の先輩方は強い日本の産業、経済を作っていただきました。

だから、私の世代は若い人たちに苦労を与えてはならないのです。
この素晴らしい東京オリンピックの開会式を今改めて見て、その思いを強くしました。

次ぎは、東京オリンピックでの競技の思い出を少し書いてみたいと思います。
ではまた。

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男性と女性の趣向の違いとは?

みなさまこんにちは。
ニッポン列島は今日も猛暑ですね。
みなさま大丈夫ですか?

私はここ1年半くらい、ある苦労があったのですが、それが間もなく解消しようとしています。
ある意味アンラッキーではありましたが、別の意味で自分にとって大きな勉強でもありました。
毎日相当なストレスを溜め込みましたが、どうにか無事に乗り越えました。
これからの人生まだまだ大変なことが続きますが、ここで1ステップとして少しは自分を褒めてもよいのではないかと思っています。

今日は物事の愉しみについて、少し気楽に綴ってみたいと思います。
たぶんに個人的な見方ですので、異論も多いだろうと思います。
是非「いや違う、こうだよ」などのコメントを気楽にお願いします。

私の長年の経験から、男女の趣向について次のようにとらえています。

1.男性も女性も同じように好きなこと

・山
・畑
・走る事、ウォーキング
・政治
・科学

私の活動範囲での見方だけかもしれませんが、男性も女性も同じ感覚で好きなものは上の5つのみです。
ただし科学については女性は生物、薬学系の好みが多いかもしれません。
しかしこれとて、最近では女性は機械、土木系への進出も多いため、学問の種類による性差の違いはないのかもしれません。

2.一般には男性のみが好きのように思われているが実は女性も好きなこと

・飲むこと
・起業
・冒険

私は無類の酒好きなので、それこそ起きている間の大半は酒のことを考えています。
仲間と会ったりスポーツを楽しんだり仕事の後の酒の楽しみは男性の代名詞のように捉えれがちですが、実は女性も好きなのではないかと思います。
社会的にそのような習慣があまりないために、やらず嫌いの女性も多かろうと思います。
起業も同様に男性のイメージがありますが、女性も好きではないかと思います。
ただし「働くこと」はまた別であると思います。

3.男性は好きだけど女性は好きではないこと

・筋トレ
・機械いじり
・働くこと

「働くこと」に関しては本来女性も好きなはずです。
しかし今の社会は男性が作ったものなため、女性は働きにくいことが多いです。
だから女性の起業家は多いのかもしれません。

4.女性は好きだけど男性は好きではないこと

・買い物
・おしゃべり
・酒抜きで食べ物(スイーツとか)だけ楽しむこと

私は買い物は世の中で最も苦手なことです。
わざわざ貴重な時間を使ってショッピングモールへ行く人の気が知れません。
よく「買い物はストレスが発散する」と言う人を聞きますが、私は買い物ほどストレスの溜まるものはありません。
おしゃべりも不得意です。
正確に言うと目的がなく、ただおしゃべりを楽しむということができません。
逆に目的のある会話は夜中中しても厭きません。
酒のない食事など何の楽しみもありません。
といったら言い過ぎですが、酒のない食事は栄養のためならいいですが、愉しみは半減します。

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「政府」って正確には何?

みなさまこんばんは。
ニッポン列島相当蒸し暑いですね。
サッカーは好スタート切り、素晴らしいですね。
今日お話することも私は専門家ではありませんので、正しいかどうか保証はできませんけど、「こういう見方があったのか」という部分だけでも関心を持っていただけたら幸いです。

みなさま、政府とは正確には何を指す(意味する)かご存知ですか?
「政府」は「政府」に決まっているやんけ! (なぜか大阪弁)
とおっしゃる声が聞こえてきそうです。

政府という言葉は震災時に象徴的に使われていました。
とりわけ福島原発事故に関する「政府の対応」というようなシーンが目に耳に焼き付きました。
当時の菅首相と枝野官房長官が政府の顔のような感じで頻繁に登場しました。

政府はだから、なんつーか、つまり国のトップでしょ。
総理大臣を中心とする国の最高機関でしょ、というのが大方の感覚でしょう。
では、具体的にはどこからどこまでが政府なの?誰と誰が政府のメンバーなの?
政府の正確な定義は何なの?
と問われたら、正確な答えをできる人はどのくらいいるでしょうか。

総理大臣が政府の一員、というか一番上の人、
というのは間違いないだろうが、政府はなんとなく国会議事堂にいる人たちのことなの?
あるいはもしかして霞ヶ関も政府?
などという漠然たるイメージをもっていらっしゃる方も多いでしょう。

かく言う私も政府の正確な定義を知りませんでした。
知らないから格別困った訳でもありませんが、日本の政府の詳しい機能と責任を知るのは大事だと思いました。

そこで調べたんですが、
結論から言うと「これだ」という一つの定義は存在しないようです。
どうやら主に次ぎの3つの解釈があるようです。

1.行政府、立法府(国会)、司法(裁判所)からなる国の中枢機関
2.附属機関も含めた行政府
3.内閣

政府とは基本は行政府を意味することが多いようですが、広義に考えるのか狭義に考えるかで、バリエーションが出てきます。
1→3へ行くほど狭い定義になります。
通常、2または3の解釈が多いようです。

平たく言いますと、政府とは、総理大臣および大臣たちを中心とする人たちの集まりであり、
国の行政を行おうとする人たちおよびその組織、
と言えるでしょう。

政府の定義を明確に線引きできない理由のいくつかは、次ぎのようであると考えます。

政府≒内閣と考えた場合、そのメンバーである総理大臣、各大臣らは国会議員でもあります(そうでない森本防衛大臣のような例外もいますが)。
つまり行政府と立法府の両方に属します。
何をやるか、とどのように行うか、を同じ人間が行うのです。
三権分立としてはルーズな感じですね。

各省庁のトップである事務次官の上司が各大臣です。
しかし大臣の上司が総理大臣ではありません。
総理大臣の権限は限られており、大臣を罷免したりはできるようですが、物事の決定権はありません。

もう一つの理由は、行政府の機関である各省庁の役人、つまり官僚が、
大臣に大きな影響を与えており、さらには立法の部分まで影響を与えています。
実務的に精通している彼らが、議員たちに影響を与え、それにふさわしい法律を作ることをアドバイスしているのです。
実質上官僚が政治を支配しているといっても過言ではないでしょう。

通常、政府といえば総理大臣や官房長官の顔が出てきますが、
政府は実質上官僚により動いているのなら、官僚も政府に含めるのが妥当かもしれません。
以上より、政府の明確な線引きができないのは、よく頷けます。

これに対し、アメリカの大統領制は質を異にします。
行政府と連邦議会は全く別のメンバーから構成され、選ばれる仕組みも全然別と聞きます。
大統領は絶対的権限をもち、行政府は大統領の直下です。
ただし大統領と議会は主従関係を持たず、互いに効力を示せる関係になっています。

そういえば、「アメリカ政府は・・・」のような言い方は日本ほど言わない気がしますね。
それより、「大統領が」とか「通商代表部が」とか「**大使が」とかよく言う気がします。
それだけ役割と権限が明確であって、漠然とした「政府」のような寄り合い所帯がなくて、そのようなものが活躍する場面も少ないのではないでしょうか。

日本のような「クロスオーバー型」の政府は、アメリカに追いつけ追い越せの時代にはよかったのでしょうけど、
このような低成長の時代に戦略的なことをしっかりもつべき時には、ちょっと不利なような気がします。
クロスオーバーだとどうしても利権や癒着が起こりがちだと思います。

三権分立を進めるかどうか、と、
総理大臣の権限を増やして大臣間(=省庁間)の調整をうまくやることが果たして有効なのか、についても考えるべき時期が来たように思います。

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科学豆知識No.3 「宇宙その1(宇宙といっても分けて考えよう)」

みなさまこんばんは。
科学豆知識シリーズ、ありがたくも結構ご支持いただきましたので、気をよくして第3弾参ります。

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昨今宇宙ブームである。
日食や月食などの天体ショー。
シャトルや宇宙ステーションでの日本人飛行士の活躍。
ヒッグス粒子の発見。
などなど。

地球の大気圏を外れたところは皆宇宙と捉えるのもあながち間違いではない。
地球の重力と大気から飛び出すことを意味するからだ。
でもそれだけで十杷一からげで「宇宙」というのはあまりにもおおざっぱ過ぎる。

宇宙にも様々な分け方がある。
主なものを挙げ、その目的と興味を区別してまとめてみたい。

1.人工衛星/シャトル/宇宙ステーション

これらが飛んでいるのは確かに大気圏を離れた宇宙空間ではある。
でも、たかだか地上400km程度である。
地球の半径は約6,400kmである。
想像いただきたい。これらの物体は地球の表層近くをべったり飛んでいるのだ。

大気こそないが、事実上「地球圏」だ。
よくシャトルの飛行士が船内でプカプカ浮いているのを見て「宇宙は無重力だ」というが、それは間違いである。
シャトルや人工衛星が飛ぶあたりはまだまだ強力な地球の重力が働いている。
だからもし「そこ」にポンと置かれれば、その物はまっさかさまに地球に向け落下する。
シャトルは高速で地球を回っており遠心力が働き、それが重力と釣り合うために、見かけ上無重力になっているに過ぎない。

だからこれらの飛行物体は、宇宙空間にいることそのものにはほとんど意義がなくて、次のような目的を持っている。
シャトル・・・主に無重力を利用した各種実験。
人工衛星・・・地上の気象観測をしたり、地上に電波を送り届ける。
宇宙ステーション・・・いちいち地上からロケットを発射しないでも、そこから人工衛星を発射させたり他の天体への旅行のための基地とする。
ハッブル望遠鏡・・・大気の影響を除いた鮮明な天体の観測画像を得る。

2.他の天体への旅行

1969年に人類は初めて月に旅行した。
次のターゲットは火星である。
こうした他の天体への旅行は、地球の重力圏を脱し、長い暗黒の宇宙空間を長時間飛行するのだから、いよいよ「宇宙の旅」と言っていい。

他の天体に行くことの意味は、まずは純粋な開拓者精神。
そして、そこがどんなところなのかを解明するための科学的目的。
とりわけ昨今は火星に生命がいるかどうか、が大きな興味になっている。
その昔描かれたような火星人はもちろんいないが、かつて川が流れた跡があり、氷の存在もあり、生命の痕跡もありそうである。

少し前のブログでも書いたように、もし地球に近い未来に小惑星が衝突するような重大な事態が予想されれば、
月または火星への移住計画もまじめに検討されるかもしれない。
太陽系の他の惑星に比べれば月と火星は最も地球に近い惑星(または衛星)だからだ。
しかしだからと言って地球上に住むようなわけにはいかず、圧力や温度を調整した人工的建物と宇宙服が要る。

では、太陽系以外の恒星(太陽のように光る星)に付随する惑星への旅行は可能だろうか。
最近の天文観測の成果として太陽系外の惑星が続々と見つかっている。
地球に近い惑星も多そうである。
しかし、太陽に一番近い恒星で、光の速さで3年以上、地球型惑星がある恒星は一番近くて最低数十年はかかるであろう。
今の技術では太陽系のとなりの恒星へ行くことさえ絶望である。
それこそUFOの技術を拝借するとか、次元の裂け目からワープするようなことでもない限りだめであろう。

宇宙の大きさは135億光年などと言われる。
光で3年の隣の星にも全然行けない我々は、全宇宙のごく限られたところしか旅行できないのである。

無人の探査機はかなり昔から活躍している。
木星とか土星の近くを通り、随分いろんな写真を撮った。
パイオニア10号というそれこそ探査機のパイオニアは、人間のことを説明したプレートを載せ太陽系を脱し、果てしない航海に旅立っている。

わが国の誇る探査機はやぶさは、小惑星の一つであるイトカワに着陸し、粒子を採取し地球に帰還するという偉業を成し遂げた。

3.宇宙そのものの解明

宇宙の旅行は著しく限界があるけれど、宇宙の観測には限界がほとんどない。
望遠鏡や電波を解析する装置は日々進歩しており、山頂や宇宙空間からの観測により相当先の天体まで観測できるようになった。
詳しいことは忘れたが、ほぼ宇宙の端である130億光年先くらいの星も観測できるようになった。
つまりビッグバン直後の状態がそのまま目で見えるわけであり、全くゾクゾクする。

観測としては、普通の光を望遠鏡で見ることをはじめ、電波望遠鏡、X線望遠鏡などさまざまある。
小柴先生のように、純粋にニュートリノが通過する際のわずかな発光を観察するというやりかたもあります。

宇宙を観察する目的は、宇宙の構造や起源を知りたいという純物理学的目的が多い。
詳しい目的はいくつにも分かれている。
話せばきりがないが、一つは先日も申したように、全宇宙の96%を構成している暗黒物質、暗黒エネルギーの謎に迫ること。
あるいは、これから宇宙はどうなるか、という問題。
さらには我々人間になにか有用な情報をもたらしてくれるかという期待。

今日は、宇宙を3つの階層に分けてみた。
レベル1、2、3とでも名付けるのもいいかもしれない。
どれも大事だし興味深いが、考えるべきことは違うことは同意いただけたであろう。

英語では、広大な宇宙のことをuniverse(ユニバース)、単なる宇宙空間のことをspace(スペース)と言って区別している。
この点に関しては科学の発祥の地である欧米に一日の長がありそうだ。

では。

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科学豆知識No.2 (圧力の話 その2)

みなさまこんばんは。
今日2つ目の記事、圧力の話 その2です。

あらゆる気体はボイル・シャルルの法則に従いますが、
標高の高い所に行くと気圧が下がるのは、その法則よりも、地球の重力が空気を引き付けているので、どうしてもその濃度に勾配ができてしまうためです。

よく富士山頂では空気の濃さが地上の約2/3、エベレストでは約半分、などと言います。
地上での大気圧を1気圧と言います。
よって、富士山頂、エベレスト山頂での気圧は約0.67気圧、約0.5気圧にそれぞれなります。
こうした低圧下では高山病はじめ様々な体調の変化が現れます。
主な理由は、酸素濃度が低いために、普段酸素がもたらしている正常な生命活動が低下するためです。

こうした低圧下では酒に悪酔いしやすくなります。
悪酔いの正体はアルコールが変化してできた物質であるアセトアルデヒドです。
地上で飲んでいれば、アセトアルデヒドは酸素により酸化され、酢酸と水になり体外へ排出されます。
ところが高山では酸素が十分でないために、体内でアセトアルデヒドとして留まる時間が長くなり、地上では強い人も下戸になります。
以前私は富士山8合目の山小屋(標高約3,200m)に泊った時、ウイスキーをストレートでほんの少し飲んだだけでも相当気分が悪くなりました。
深呼吸を一所懸命して事なきを得ました。

富士山の5合目(標高約2,500m)では約0.8気圧です。
静かに動いている限りは全然OKですが、マラソンのような激しい運動はかなり疲れます。だから高地トレーニングするわけです。
この程度では下戸にはなりませんが、地上のような大酒は飲めません。

実は飛行機が巡航高度になると機内は0.8気圧くらいです。わざとこのような圧力に設定しているのです。
技術的には機内を1気圧にすることは可能ですし、旅客にとって1気圧の方が快適に決まっています。
でも機内を1気圧に保つことは、それだけ機体に強度が必要です。
なにしろ巡航高度は約1万mですから、外の気圧は約0.4気圧です。
外と中の気圧の差が大きいほど機体を頑丈にしないと潰れたり亀裂が生じてしまいます。

現在の飛行機はとても薄い特殊合金でできています。
そのため0.8気圧まで上げるのがギリギリのようです。
もし1気圧まで上げるには重くて厚い金属を使う必要がありますが、それだとコストが上がり燃費が下がってしまいます。

だから飛行機の中って頭が何となくボーっとしてますし、エコノミー症候群とかの不調も起きたりしますし、疲れやすいですし、
アルコールもビール1缶とワインの小瓶1本で十分ですよね。

そのうちに技術が進歩して飛行機の中でも1気圧が普通になるかもしれません。
そうしたら疲れもぐっと少なく、たくさん飲めるようになるかもしれません。
(でもそれだと機内に酔っ払いが増え過ぎて困るかも。)

それまではせいぜい機内では深呼吸を何度もして体内に酸素をよく巡らせて調子を上げるしかありません。

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科学豆知識No.1 (圧力の話 その1)

みなさまこんばんは。

今日から「科学豆知識」というのを始めます。
生活に身近なところの科学を興味深く取り上げます。
今日は圧力の話を2件書きました。

私は結構車のタイヤの空気圧は気にします。
定期的にチェックしています。
低すぎると燃費が悪くなりますし、何か漏れがあったりするといやですからね。

空気圧計として正確なチェックには、ラインからホースが出ている装置式のものより携帯式の方がいいです。値が安定します。

みなさん、こんなことはないですか?
涼しい時と暑い時で圧の値が違うような体験をされませんか?
では、詳しく考えてみましょう。

高校で物理を習った方はご存知だと思いますが、「ボイル・シャルルの法則」という圧力に関する法則があります。
圧力、温度、体積の間には密接な関係があり、圧力は温度に比例して大きくなります。
気温が高いほどタイヤの中の空気圧は高くなるはずです。
では、実際にはどれほど変るのでしょうか。

もし仮に20℃で2kgちょうどに合わせたとします。
圧力の単位は正確にはkg/cm2であり、1kg/cm2=0.97気圧です。
ここでは簡単に、大気の圧力は大体1kgと考えてください。

圧力は温度に比例するといっても、ここでいう温度は「絶対温度」のことです。
この世は「これ以上温度が下がらない」という「絶対0度」が存在し、それは-273℃です。
よって、20℃=293K (Kは絶対度を示す)です。

では、30℃でどれほど圧力が上がるか計算してみましょう。
P = 2.00 x 303/293 = 2.07 (kg) です。
10℃気温が上がると、空気圧計1目盛くらい上がるんです。

そして40℃になると、同様に計算すると、2.14 kg。
逆に10℃に下がると、1.93 kg。

以上のような感じですね。
本当は、タイヤのゴムが温度により伸び縮みするので、タイヤ内の体積が若干変るため、上で計算したより圧の変化は実際には少なくなります。
ただしその影響はほんのわずかです。
いつもより暑い時は心もち圧を高めに調整し、いつもより寒い時は低めに調整するのがよいでしょう。
(注; 夏は高めに、冬は低めに調整するという意味ではありません。夏も冬も基本は規定の圧に調整しますが、その日の気温がこれから先1ヶ月くらいの平均よりも随分高ければ高めの圧に調整し、平均より低ければ低めの圧に調整するのがよいでしょう、という意味です。)

さて、実はもう1つ付け加えるべき点があります。
スタンドにある空気圧計というのは、大気圧よりもどれだけ「高いか」を計っています。
つまり、もし空気圧計の針が2kgを示したら、大気圧より2kg多いという意味ですから、真のタイヤ内圧力は約3kgです。

大気もボイル・シャルルの法則には従うのですが、大気は系が複雑過ぎて公式に当てはめるような簡素な計算はできません。
それよりも大気圧は気象状況や標高による影響を受けます。

高気圧の下にいる時は大気圧は1kgをやや上回りますが、台風が来たりすると0.95kgになったりします。
でもタイヤの空気圧計に与える影響は大して大きくありません。

むしろ標高2,500mくらいの高所では0.8kgの大気圧になりますから、タイヤへの影響大です。
よって、これから富士山5合目へドライブしようなんて時は、あまり空気圧を高めに合わせない方がいいですし、
逆に5合目のような高所のスタンドではあまり低めに合わせない方がいいです。

ところで、富士山のような高い山に登る時、ペットボトルなどが縮むのは空気の圧力によるものではなく、気温が下がることによる水蒸気の圧力の低下によるものです。
水蒸気もボイル・シャルルの法則に従いますが、空気よりも温度の変化による圧の変化率が大きいためです。
水ではない菓子などの袋は高山では逆に膨らみますから。

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特選科学10問

親愛なる読者諸姉諸兄へ

今回の豪雨で被害を受けた方々へ心よりお見舞い申し上げます。
梅雨も明け真夏本番ですが、いかがお過ごしでしょうか?

私は今仕事が忙しいですけど、なんとか元気でやっております。
これまでブログで発信したことをしっかり吟味しながら、今後の計画を立てております。

今日は、この真夏の今宵、ST Rockerが今をときめく科学10問を挙げます。
この10問に対しST Rockerは個人的なコメントを書きます。
多分正しいとは個人的には思っておりますが、正しいことを保証するものではありません。
それでもよろしければ、「続きを読む」をクリックください。

では。

ST Rocker特選科学10問;
1.なぜこの世は存在するのか。(物には端っこがある。宇宙の端の外側はどうなってるの? そんなことを考えると眠れなくなったことはありませんか?)
2.この宇宙の96%は何でできているかわかっていない。
3.時間旅行は可能か。
4.なぜ生物は死ぬのか。
5.なぜ人間は男と女の2種の性別なのか。
6.果たして地球は温暖化しているのか。
7.石油はいつまであるのか。
8.自然エネルギーは有望か。
9.日本は引き続き技術立国か。
10.学生は理科系、文科系どっちへ行くべきか。

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「ビートルズ東京公演の謎」補足版

みなさまこんにちは。
大雨で被害に遭われた方、心よりお見舞い申し上げます。
こちら関東では風が強く蒸し暑い日が続いています。
真夏の暑さ到来ではありますが、例年に比べてはまだまだ大したことはありません。

さて、少しお休みをいただいていますが、毎日とてもたくさんの方に訪問いただきありがたい限りです。
こんなに来ていただいても更新なしは申し訳ないですし、私も本来書くのがとても好きですので、中間報告的に少し書きますね。

休みをいただいてこれまでを振り返ることにおいて、とても有意義に過ごさせてもらっています。
いろんな反省がありますが、一つは「その仮説がどれほどの実態なものなのか」を書かないまま記事にすると読者の方は疑念を抱くのではないか、と。
具体的に言いますと、その仮説は既にある程度実証が進んでいるものなのか、あるいはまだ思いつきなのか、必要な事実確認は十分なのか、それとも想像のみなのか。
そして重要なことは、そのテーマに関して自分は専門家なのか。
このあたりの実態をまず説明してから自説を展開するのがよいと思います。

その実態が単に思いつきであっても、その発想自体が新鮮であれば、言論の自由に裏打ちされて、ブログは極めてフリーな発言の場だと思います。

もう一つの反省は、そうした自説の展開に際して、ブログという不特定多数の方々に発信するメディアが適切であるか、の問題です。
こちらに関してはまだ熟慮中です。
機会を改めてまた書いてみます。

今日お話しすることは、私は専門家ではありませんが、熱心なファンとしての見方と、それなりの事実確認のもとでの自説展開です。
観察が若干不十分で不確かな部分があるのは事実ですが、それでもなお、発想は新しいかな、と思いますので紹介させていただきます。
言ってみれば「当たるも八景、当たらぬも八景」といったところです。
それでよろしければ、是非「続きを読む」をクリックしてください。

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少しお休みをいただいています

みなさまこんばんは。
いよいよ蒸し暑い夏が到来か、というところですけど、いかがお過ごしでしょうか?

最近更新が止まっておりすみません。
にもかかわらず、毎日かなりの方においでいただき、驚くとともに、申し訳なく、またありがたい次第であります。
また、こんなにたくさんの拍手をいただいたのも初めてです。
ありがとうございました。

仕事が今忙しいというのもあるんですが、
実はちょっと記事を書くのはお休みをいただいています。

と申しますのは、そろそろ「拡大」よりも「吟味」の時期かな、と。
これまで書かせていただいたことをしっかり見つめ直し、果たしてどれほど意味があったのかを、吟味をしています。

それらがテーマ毎にうまくまとまって、次なる仕事の具体的な題材や推進力になるのか。
あるいはまた、これまでは不特定多数の方々に発信してきましたが、それは意味があったのか、そして今後はそれはどうあるべきなのか。

さらにまた、自分の発想の仕方や発言の仕方はどうだったのか。

我ながら相当気合いを入れて書いたという部分もあり、
これ以上発散よりまとめの時期かな、とも思っています。

そういったことをしっかり吟味しています。

もしよろしければ、アーカイブの記事も読んでいただき率直なコメントなどいただければ誠に幸甚の至りです。

では、もう少し失礼してお休みをいただきます。
よい日々をお過ごしください。

ST Rocker

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ヒッグス粒子ほぼ見つかる

みなさまこんばんは。
大分蒸し暑くなりましたね。

今日のニュースで、ヨーロッパでいよいよヒッグス粒子が「ほぼ」見つかったとのこと。
素粒子未発見の最後の砦とされてきたこのヒッグス粒子。
万物の質量(重さ)の起源となる極めて重要な素粒子です。

昨年11月15日の記事では「いよいよヒッグス粒子発見か?」と書きましたが、今回は大分真発見に近いようです。
正確さの確率で言いますと、11/15は98%台、今回は99.9999%くらいだったと思いました。
数字は少し違うかもしれませんが、とにかくこのような違いです。
11/15は「発見の徴候あり」でしたが、今回は「ほぼ発見」と言われています。
でもまだ完全ではなく、再確認を要するとのことです。

この世界でもまた確率の「桁」が重要のようです。
普通世の中でいう確率は、0%から100%までの間を線形(直線状に上がること)に変わるイメージですが、
物理現象は、0%付近100%付近では「桁の世界」になります。
99%と99.9%と99.99%と99.999%は随分違うわけです。

ところで、ヒッグス粒子が見つかったら物理学は完成か、というと実は全然そんなことはありません。
なぜなら、全宇宙の中で、ヒッグス粒子含め「目に見えている粒子」で構成される「モノ」はたったの4%です。
残りの96%は「暗黒物質」(ダークマター)または「暗黒エネルギー」(ダークエネルギー)と呼ばれ、目に見えなく、何でできているかも皆目わからないのです。

さあ、どうしますか?

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桁で考えよう(その2)

みなさまこんばんは。
昨日の記事で陽陽陽さんからコメントをいただきました。
大事なことですので、今日は「その2」として桁で考えることの続編を書きます。

昨日書き方が不足していた点を次のように補填させていただきます。
1)昨日の記事で言う確率とは、「80%と30%の違い」ではありません。「1%なのか0.1%なのか0.01%なのか0.001%なのか0.0001%の違い」を言っています。
2)昨日の記事では原発そのものを止めるか続けるかを結論付けるためのものではありません。考える上での基本的なことの一つを提案しました。すなわち、確率というリスクの定量化を行い、それをベースに政府対国民の合意のプロセスを経るべきだ、ということを提案いたしました。

もし福島並みの事故が向こう10年以内に起きる確率が、仮に福島で10%、大飯で5%のような計算結果だったとしたら、陽陽陽さんのおっしゃるように「確率ではなく『起きたら誰も止められないことはやらない』とすべきである」が正しい見解でしょう。
さらに、それが仮に0.01%(1万分の1)まで下がったとしても「やらないべきだ」という結論に(結果として)なるかもしれません。

しかしそれが、0.0001%(百万分の1)、あるいは0.000000001%(1兆分の1)まで下がったらどうでしょうか?
リスクは引き続きゼロではないが、限りなくゼロに近くなります。
リスク対効果のディスカッションになってくると思います。

やや極端ですが、別の2例を挙げます。
一つは交通事故です。
車とは、毎年全人口の0.01%近くが死亡する大変リスキーな乗り物です。
死亡率からすると世の中の諸事の中でもかなりなリスキーなことです。

もう一つの例は、小惑星が向こう100年以内に地球に衝突する確率です。
約6,500万年前に恐竜など多くの生き物を絶滅させたのは小惑星の地球への衝突でした。
これ並みの衝突が再び起きれば人類は絶滅することでしょう。

そうしたレベルの衝突が向こう100年以内に起きる確率はどれほどでしょう?
もしこれが80%なら、人類は月や火星に移住する計画を早々に検討開始しますね。
でもこれが10%なら? あるいは0.1%なら...?

原発をやめる、車社会をなくす、他の天体へ移住する。
その判断は確率だけでは導かれません。
しかし確率の情報抜きには判断できません。
まずは確率はかなり正確に見積もられていることが重要であり、その上でのリスクの程度、リスクが自己責任の範囲なのか社会全体へ波及するのか、対策が取り易いのか壊滅的なのか、というファクターが加わって判断されるべきです。
そしてそのことを全ての国民が十分納得した上で、政府と国民が合意すべきと思います。

車社会に関しては、リスクは0.01%とかなり大きいにもかかわらず存続しているのは、リスクがほぼ自己責任の範囲で収まっているだろうという判断と、利便性が上回ると判断されたためと思われます。
しかしもしリスクが1%に上がるとなると、やめる判断も出てくるかもしれません。

他の星への移住も、仮に衝突の確率が高く(例えば50%)ても、「自分の運命は自分の星で全うするのだ」という価値観がより大事となれば、移住はしないという結論になる、とか。

原発にしても、それが1兆分の1の確率だったとしても、利便性を捨てても自己責任の取れないものなどやるべきではない、という考え方が採用されることだってありうると思います。
あるいは、政府と国民がよくディスカッションして、10万分の1を割る確率ならばやりましょう、という合意ができるかもしれません。

要は、リスクテイクするかどうかの判断基準には確率の情報、しかも桁の情報は必須だと思います。
1%未満はみなゼロとしてしまったら、正しいディスカッションはできません。

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桁で考えよう

みなさまこんばんは。
今日は大事な話なのですが、忙しいので短めで失礼します。(ほんとはしっかり書きたいですが。)

世の中の基本的なことを考える上で極めて大事なことは「ゼロとは何か?」をしっかり考えることです。
原発問題がいい例なので考えてみましょう。
大飯でも浜岡でもよく言われるのが、「福島で起こったようなことが大飯や浜岡ではゼロなのか?」「ゼロでないなら決してやるべきではないのでは?」

そもそも現象には「ゼロ」はないのです。
よく「福島の事態(地震や津波や電源喪失の最悪の連鎖等)は想定外だった」と言われます。
ゼロの予測だったのにあり得ないことが起きた、のだと。

違うのです。最初からゼロではなかった。極めて低い確率ではあったがゼロではなかった。
事前にもっときちんと確率を計算しておくべきだったのです。
その計算とは、震度7以上の地震が起きる確率、10m以上の津波が起こる確率、電源が止まる確率・・・のように、各事象の確率をしっかり見積もった後にその掛け算により計算されます。
だから、福島第一のあの事故が2010年から2020年の間に起こる確率は、1/1000か1/10000かは知りませんが、そういったレベルの「起こらない方がずっと大きい確率ではあったがゼロではない数であったはずです。
今からでも遅くないのでこの数を計算しておくべきです。

それで、大飯、浜岡あるいは他の原発において向こう10年間に福島並みの深刻な事故が起きる確率を計算します。
その場所場所や設備のファクターが違うので計算は簡単ではありませんが、可能な限り正確な計算をします。

その確率の桁が福島の計算結果と同じ桁になったら、少なくともその原発の運転はやめるべきでしょう。
運転が可能とするにはどの「桁」ならOKと考えるか?
政府はそういう考え方をすべきであり、国民に対してもよく説明して合意のプロセスを経るべきでしょう。

「ゼロ」というのは観念的な議論しかできません。
「お金がゼロになった」などの人為的な足し算の世界ではゼロはありです。
でも自然現象というか物理現象は掛け算の世界なので基本はゼロはないのです。

我々理系出身者の責務は、自分の専門のことばかりやるのではなく、世の中の大事な考え方をリードすべきだと思います。

なおこのブログは政策そのものを訴えるのではなく、考え方を提案するブログです。
よろしくお願いします。

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Coffee Break Beatles No.130 「Beatles Anthology」

みなさまこんばんは。

当ブログは「ビートルズの新しい解析のページ」と標榜しながら、それらしい記事はあんまりないのでは?と訝しげに思われる諸姉諸兄も多いことでしょう。おっしゃる通りです。
もともと私は興味の対象が大変多いので、あらゆるジャンルのお話をさせていただいています。
それら全てに共通するのが「人々を幸せにする」こと。
ビートルズの新しい解析そのものの記事は、カテゴリ欄の「ビートルズ解析例」をご覧ください。
これに関しては大分ご無沙汰してますね。
ネタがなくなったわけではなく、心地よい音の分散とは何かの仮説ができ、
それをThe Long and Winding Roadのベースの新しい編曲で実証する、という大きな仕事が残ってます。
頑張らねば。

今日は少し肩の力を落としてのcoffee break。
日本語で言うと「閑話休題」的記事。
そこの若い方、この素晴らしい古い言葉わかりますか?

昨日は初のビートルズ東京公演の行われた日でした。
46年前のことです。いやあ、感慨深い。

Beatles Anthologyというセットもの企画をご存じですか?
採用されなかったテイク、編集途上のテイク、単なる弾き語り、遊びやおふざけのテイク、スタジオセッション、未発表ライブ録音、などを年代順に編集したCDです。
正式デビュー前のトニー・シェリダンバンドで演奏していたビートルズから解散直後までの時代順におもしろい録音を取り入れています。
1,2,3とあって各2枚組、つまり計6枚組のセットです。
ビートルズをほとんど聴いたことのない人にとっては、このAnthologyは「何じゃこりゃ」でしょう。
でも、真のビートルズファンにはこれは千金の価値です。

なぜなら、ビートルズたちが本当は表したい音楽性がこのAnthologyには強調されているからです。

逆に言うとレコードで採用されたテイクはなぜ採用されたのでしょうか?
それは、ミスがなかったからです。
一番売れたいがためにミスがなく最も無難なテイクが採用されました。
そのテイクは若干個性的には欠けるけど、音楽ファンの最大公約数にフィットするものがありました。

だから...Anthologyは真のビートルズファンには必聴の価値がある。
間違いはあるのだけど、4人のメンバーはそれぞれに本当に訴えたい奏法・唱法を漲らせている。
個人的にはAnthologyのHey Judeのサビのピアノではポールはそのカッコよさを十二分に発揮してます。

ですので、お勧めとしましては、
まずは定番オリジナルアルバムでしっかり聴いていただき、しかる後にAnthologyを聴かれるのがよろしいかと思います。

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プロフィール

ST Rocker

Author:ST Rocker
ビートルズ解析ブログへようこそ!
つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
ご気楽にコメントください。

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