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Coffee Break Beatles No.70 「一番好きな曲, Part 3(私の大事な213人の子供たち)」

私のこれまでの人生で培ったことの中で最も大きなことの一つは、「人を注意したり改善を促すにはネガティブな言葉を使わず、ポジティブな言葉を使う」ということです。
人は皆、ポジティブな(正の)エネルギーをもって生まれてきているはずですから、よほどの悪事を故意に働く悪人でない限り、ネガティブな(負の)言葉で制されるのは本意ではありません。

私たちは子供や部下に注意をする場合、ネガティブな言葉を使いがちです。
例えば、部下は頑張って製品を売っているのに、客先で場の空気を読めないケースが多く、信頼が低下してきて売上も減る傾向が見えているとします。
ネガティブな言い方とは、「おまえはいつも空気が読めなくてだめだなあ。そんなことだから信頼を失うんだ。もっと人付き合いに慣れないといかんじゃないか。」などです。
それに対しポジティブな言い方とは、「君はいつも頑張っているから俺は将来を見込んでいるぞ。ただ、客は言外に物を言う場合が多いから、君がそうしたことを読み取ることができたら、鬼に金棒だ。どうだ、これからしばらくはその点を俺と一緒に研究してみないか。」などです。

断っておきますが、部下を甘えさせるのではなく、ここぞという時は愛情をもって非常に厳しく叱ります。
しかしのべつ叱っているのはいけない。

昔、課長職研修かなんかで、部下をポジティブな言葉だけで注意するという訓練を模擬的事例の数々でやったことがありました。
これは驚くほど効果的であり、言われたほうもネガティブな言葉で言われるよりかえって言っている意味がわかり、自分も努力しようとするようになるのです。
ただ、この上司は常に褒めてくれる人と捉えられたら見くびられますので、怒ったら怖い人という印象は植え付けた上で、褒め、ポジティブな言葉で注意することが肝要です。

同様なことが子供を育てる場合にも言えると思います。

前置きが長くなりました。
私の一番好きなビートルズの曲は何? という問いに対しては、絶対的に1つの曲を挙げることはできませんが、「こういう意味においてこの曲が一番好き」というのはいくらでもあります。

もし自分の子供が何人もいる場合、きっと「おまえはこの点で一番だぞ」「あんたはこの点で一番だよ」などと、どの子も必ず「一番」があるに違いありません。
ビートルズの213曲があたかも自分の213人の子供だったとして、同じ言葉を皆にかけたくなるでしょう。
超有名ヒット曲は「一番」を言い易いですが、マイナーな曲も必ずなにかの一番があるに違いありません。

このCBBでは一番好きな曲のテーマでPart 1ではI Saw Her Standing Thereを、Part 2ではOh! Darlingを挙げました。
今日は3人目の「子」としてShe Said, She Saidを挙げます。
この曲は一般にはマイナーと捉えられています。アルバムRevolverに収められています。
ジョンの曲で、ドラッグの影響も言われています。

私はこの曲は思い出深いです。
25歳の時の冬、愛車アコードにスキーの板とチェーンを積んで、親しい友人と暗いうちに日光へ向け出発しました。
そしてアコードには、アキバで買ったカーステ、アンプ、スピーカーを手作業で配線した自家製カーコンポを装着。
当時流行り始めていた貸しレコード屋でRevolverを借りカセットテープにダビングしたのでした。
友人とアコードに乗り込み、カセットをONにするとかかったのがShe Said, She Said。

印象的なギターとボーカルがマニアックで意識が高揚したし、なんともドライブ感あり、「いざスキーへ!」というとてもハイな気分になったのを今でも思い出します。
ところで余談ですが、当時はスキーに行く時、チェーンをいかに手際よく装着できるかで女の子からのモテ方が決りました。今はどうなんでしょうか?

とにかくこの曲はハイにさせてくれる不思議な曲でした。
しかしそれが何故なのか今まであまり深く考えたことがありませんでした。

最近の帰宅時の電車での習慣に今日も倣い、この曲を何度も聴いてみました。
すると、すると。またまた今日も発見です。
とはいえ、知っている人は知っているので、特ダネにはなりませんが、私的にはすごい発見でした。

最初はこの曲は12小節の4/4拍子で始まります。
そして、She said you don't understand what I say. I said no no no no no.の部分で2/4拍子に変る(多分)のです。
そして驚くなかれ、次のWhen I was a boy,...で何と3/4拍子に変るのです!
もうびっくり。

今まで気付かなかったくらいに3拍子が現れるんです。
あの印象的なギターをはじめとした曲調が変らぬまま、拍子がポンポンと変る。
それがおそらく無意識のうちにドライブ感を高め、ハイにさせてくれるのでしょう。

あっぱれ、ジョン!
合掌。
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テーマ : ビートルズ関連
ジャンル : 音楽

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酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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