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Coffee Break Beatles No.72 「そういえば♭が少ない」

ビートルズの曲には何長調(キー)が多いとか少ないとかの話を少し前にしました。
ロックだしギターが中心だから、イ長調(A)やホ長調(E)が多いことを話しました。
そして、ハ長調(C)は少なく、Let It Beに見られるように一聴して違う雰囲気があることも話しました。

最近、ビートルズの楽譜をパラパラ見る機会があったものですから、見回してみたところ、♯はいっぱい出てきましたが、♭はほとんど出てきませんでした。
子供の頃、姉がやっていた難しいピアノの楽譜は♯も♭もたくさん書いてありました。
感覚としては♭の方が多かったように感じました。

「変」とか「嬰」のつかないハニホヘトイロハでは、♭のつくのはヘ長調(F)だけです。
しかし、変ロ長調(B♭)、変ホ長調(E♭)はピアノや管弦楽ではよくあります。

ざっと思いおこした限りでは、ビートルズの曲で♭のつくのは、へ長調(F)としてHey JudeとYesterday。
変ロ長調(B♭)としてOb-La-Di, Ob-La-Da、変ホ長調(E♭)としてThe Long and Winding Roadが挙げられます。
もうちょっとは他にもあるでしょうが、いずれにしても少ないです。
♯のつくA、E、G、Dの曲が多いです。

なぜ♭の曲がとても少ないのでしょうか。
一つは、ギターやベースが弾きにくいからと思われます。
ローポジションを弾かざるを得ない場面が多いのですが、ベースとしては(ギターもですが)音が低すぎ弛み過ぎると思います。
ですので、Hey Judeのベースではローポジションを弾いたりハイポジションを弾いたりめまぐるしく変りバランスを取っているようです。
そこがかえってよかったりします。

気のせいかもしれませんが、♯のつく曲はブルージーであり、♭はやや陽気、というかノーマルに聴こえます。
要するに、♭はポールの好きなポップな曲のイメージです。
ビートルズももっと♭の曲を増やせば底辺が広がったかもしれません(いや、既に十分広いですけどね)。
でも、ジョンのもつイメージは♭ではないので、ポールも少し遠慮していたのかもしれません。

そういえば、ハ長調(C)の曲は、Can't Buy Me Love、Something、Imagineもありました。
先日は、Cの曲は「よい子ちゃん」音楽に聴こえる、と書きました。
たしかに、Can't Buy Me Loveはその気があります。ロックなのでそういう意図で作ったのではないでしょうけど、聴いた感じがそうなので、この曲はあまり不良っぽく歌えないのです。

ジョージの作る曲は♯の数も少ないようです。GやDが多いです。
その理由はよくわかりません。
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テーマ : ビートルズ関連
ジャンル : 音楽

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酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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