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Coffee Break Beatles No.76 「ジョンのスタイル」

昨日は、かつてスタイルがほぼ同じであった矢沢永吉さんとポール・マッカートニーを比べさせていただいた。
今日はジョン・レノンのスタイルについて考えてみたい。

ジョンは間違いなく超一流のアーティストであり、スーパースターである。
その中でも、ポールと組んでLennon=McCartneyの作詞・作曲コンビ、そして演奏しながら歌うスタイルを大成功させたミュージシャンである。

音楽的に超一流であることはもちろんだが、ジョンの才能や活動は音楽に限っていない。
美術学校を出たように絵の才能はあるし、詩や叙述、さまざまなメッセージ発信...と、「総合的」な芸術家だったと言っていい。
また、ヨーコと一緒になってからは、生活そのもの、いや、生きることそのものが芸術家であった。

音楽に関しては、少年期はポールの方が進んでおり、ポールからギターを習ったりしていた。
ジョンの音楽的な最大の特徴を挙げるとすると、世界で最もうまいリズムギタリスト、艶やかでセクシーなボーカル(解散後はそうでもなくなったが)、人の心に訴える詩とメロディー作り、多くの楽器をそつなく、正確なリズムで弾ける総合演奏力、といったところだと思う。
要するに、音楽だけとってもこれだけできる一流のミュージシャンはなかなかいない。
ただ、スタンダードの名曲の作曲やマルチプレイヤーとしての能力はポールの方が上だった。。
しかし、ジョンの作曲による名曲も十分に多いのである。

では、ジョンのスタイルと同じないしは似ている日本人のアーティストはいるだろうか?
今日このことを考え続けていて、あることに気が付いた。
日本は「分業」が多いのである。
今でこそ少なくなったが、作詞家、作曲家、編曲家の専門家がいるし、歌手やバンドもパターンが決まっている方々が多いように思う。
そして、音楽以外の芸術(美術など)をもやるミュージシャンはいらっしゃるだろうか?

音楽界のみならず、全ての業界が分業している。
ソクラテスのように哲学家であり科学者であるような人はほとんどいない。
私がこのブログで主張しているように、理科系や技術系の感覚で音楽を楽しむ人も少ない。

強いて挙げさせていただくと、ユーミンさんがクロスオーバーの芸術家でしょうか。
ジョンのように生きること全般をテーマに、そして方法論も含めて発想フリーである人が日本にも出ればおもしろいと思う。
そしてそういう人を進んで受け入れる土壌もあればいいと思う。
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テーマ : ビートルズ関連
ジャンル : 音楽

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宇多田ヒカル

こんばんは~

記事を読ませていただいて、私は宇多田ヒカルさんを思い浮かべました。
彼女は作詞・作曲・編曲をこなし、楽器の演奏をし絵も描きます。
そして年内いっぱいで音楽活動休止を宣言していますが、今後は「人間活動」を充実させたいと語っています。

もしかしたらジョンのように、「生きることを芸術に」していきたいのかもしれません。
活動休止は寂しいですが、今後の活動に期待しつつ見守りたいと思います。

Re : 宇多田ヒカル

Mikaさん、こんばんは!

コメントいただきありがとうございます!

宇多田ヒカルさんですか。それはよいことを聞きました。
彼女のことはそれほど詳しくありませんで、歌を聴いた時はすごいと思いましたけど、あまりよくは知りませんでした。

そうでしたか、絵を描いたり、いろいろこなす方なんですね。

活動休止は寂しいですが、早速これまでの音楽や記事をいろいろ見てみます。

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Author:ST Rocker
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つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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