絶対音感の謎に挑む

みなさまこんにちは。
今日はお天気よいですね。でも風が強いですね。
お元気でしょうか?

みなさまは絶対音感ありますか?
---------------------------
(まず初めにお断りしておきますが、ここでは便宜的に「クラシック屋」、「ロック屋」という言葉を使わせていただきます。深い意味はありません。また、「だ」「である」調にて失礼します。)

絶対音感。
音楽をやる上で必要だろうか?
多分、必ず必要というわけではないだろう。プロのミュージシャンの方でもない方もいるし。
でもおそらくは、あるに越したことはないのではないだろうか。
僕にとっても未知の領域なので、絶対音感を獲得した世界とはどんなものか、多いに興味がある。

僕は残念ながら絶対音感はない。
ただ、次のようなことは訓練により得られるようになった。
しばらく何の音楽も聴かなかった後にピアノの前に座り、予備的な音も出さない状態でいきなりThe Long and Winding Roadを弾き語りする。
この曲はいきなりボーカルのTheから始まる。レの音だ。
最近ではこの状態で100%レを出せるようになった。
でも、ある絶対音感のある人に言わせると、「そんなの全然絶対音感じゃないよ」と。

The Long...以外の曲でこれをできる曲もあるけど、できない曲の方が多い。
The Long...にしても、いつでもどこでもレを出せる訳ではない。
いわば「条件反射」的にレを出せるに過ぎないのだろう。

絶対音感のある人はクラシック屋さんに多い。
高尚で厳しい指導を受けてきたからだろうか?
ならば、僕みたいなロック屋は諦めるべきなのか・・・・
いやいや、母親からクラシック音楽を押し付けられて反抗しアウトローになった身としては、「何としてもやってやろう」という気持ちになってくる。しかも非常にオリジナルな解析を経て。
しかもできれば理系のアプローチを取れないか。
「音楽アウトローかつ理系」に何ができるか。それはこのブログの使命でもある。

では考えていこう。
音の高低の差とは周波数の差である。それを耳が聴き分ける。
ではこれを目の働きに置き換えてみよう。

目で物を見る。色の違いがある。
色の違いは光の波長の違いである。
そして、人は「絶対色感」がある。
「あれは何色だ」ということを、他の色と比較することなしに「赤とか青」のように即座に言えるからだ。

ならば!
「絶対音感」を「絶対色感」に置き換えることで、絶対音感を獲得する方法を考えよう!!!!
これが本記事の真髄である。

ここで「相対音感」につき考えてみる。
いわば「音階」と言ってもいい。
ハ長調だろうが、ニ長調だろうが、主音に対してオクターブ上(周波数が2倍)との間に8音を振り分ける。
そして主音に対し3度とか5度の和音(ハーモニー)を取る。
絶対キーがド(ハ長調)だろうがレ(ニ長調)だろうが、相対音階が同じなら”似た”響きを覚える。

この世界が色にあるだろうか!?
断じてない!!!
「この色はあの色の波長の2倍だとか1.5倍だ」のようなことは絶対に言わない。

目に見える光の波長は大体400nm(ナノメートル)から700nmの間であり、波長の短い方から赤、黄、緑、青、紫のような順番に「徐々に」色が変わっていく。
音階のような人為的な仕分けは全然なく、全ての波長領域を脳はいっぺんに捉え、色を見分けているのだ。
この状態こそが耳で言う絶対音階ではないだろうか?

もし「相対色感」なるものがあったら、そんなのかえって邪魔ではないだろうか。
「この色とあの色の波長の差はキリのよい倍数だからしっくりくるわ。でも絶対的な色がわからない。」、そんなのいやではないか。

ならば・・・・
絶対音感を獲得するには、まず一旦相対音階を忘れよう!
人が絶対色感を生まれながらに持っていたわけではないだろう。
まずは「濃い色」、「淡い色」、「中間の色」のようなおおざっぱな違いを感じたことだろう。
その区分けができたらもっと細かい色の違いの差を獲得できるようになったことだろう。

ゆえに、音感もまずは「高い音」、「中間の音」、「低い音」のようにまずは大くくりで捉え、次第に訓練を重ねることにより1音1音の差まで捉えられるようになるのではないか。
いちいち「この曲は何長調」などと考えていくと、別の回路が形成されそうである。

考えてみるとロック屋は相対音階重視、というか偏重である。
ロック屋はまずコード進行で考える。
曲の絶対キーを何にするかなど一番最後だ。
そして、カラオケでは自由に音程を変えられるし、ギターではカポタストで自由にキーを変えられる。

それに対し、クラシック屋さんはコード進行で考えることは稀であり、譜面から与えられた絶対音を出すことに集中する。
だから、絶対音感がある人はクラシック屋さんに多いのではないだろうか?

そこで、僕のようなロック屋が絶対音感を獲得するには、ピアノやキーボードに座って、耳に入った音をどんどん弾いてみることだと思う。
コードなどは考えないで、どんどん「これ」っというようにキーを叩いて、圧倒的な反復を行ったらいいと思う。

物事なにごとでも、反復するうちに理屈は後から付いてくると思う。スポーツでも何でも同じ。
とにかくやってみよう。

しかしである。
こうやって考えると、現代音楽における「音階」とは何たる人為的なものだろうか?
音の世界の中では音階はごく一部の特殊のものとして考えるべきだと思う。

そして逆に言えば、色の世界でも音階に真似て”色階”を作ってみたらどうだろうか?
例えば服装でも何でも、3色の色を使う時に一番波長の低い色に対し2番目は1.2倍の波長の色、3番目は1.5倍、とか。
でもこれを書いていて気が付いたが、可視光の波長の違いは2倍もない。
だから色にはオクターブはできない。残念。
やはり色の世界は絶対色感のみなのだろうか?
スポンサーサイト

テーマ : 音楽
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

No title

ST Rockerさん、こんばんは!!
凄い大論文ですね☆
しかも常人では思いつかない発想するのが
ST Rockerさんの更に凄いところですね。
以前から絶対音感の人って、普通の人と何が違うんだろうと不思議でした。
でも、なんとなくですが納得。
色だって限りなくある中から色別できるのは後天的に備わるものであって、
音も赤ちゃんが産まれながらにわかるわけでなく成長していく中で備わるものですもんね。
ただ、音を聴き分ける能力の違いは人によって大きいかも(^^;

以前の記事で「新聞を丸ごと」と一緒で(違うかも^^;)
音も「丸ごと」ですね♪

ポテ子さん

ポテ子さん
こんばんは。週末充実して過ごせましたか?
いつもありがとうございます!

自分で大論文というのは恐れ多いですが、これまでの執筆の中でもベスト5に入る会心作です。
今日、ある用で車を2時間ほど運転する機会がありました。
絶対音感は前々から関心の大きかったテーマなんですけど、今日の運転2時間の間に閃き、そして完成させました。
前を進む車の色を見ていてはっと閃いたのでした。
音も色も絶対的識別は後天的に獲得しますね。
たしかにおっしゃるように個人差はあると思います。
でも結局はほとんどの人が獲得すると思うんです。

そしてポテ子さんがおっしゃる「丸ごと」。
実は本当にその通りですね。
「丸ごと」という表現いいですね。
絶対色感も絶対音感も、余計な仕組みを介在せず、脳に直接反復して覚える。
まさに丸ごと処する感じです。
ポテ子さんにはいつも僕以上に僕の言いたいことを表していただき、感謝です。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

鍵コメさん

おはようございます。
とても遅い時間にもかかわらずありがとうございました。
それは奇遇ですね。
そして「今はなき」なんですか。
それを含め最近のことを調べてみますね。
これからもよろしくお願いします。

No title

st rockerさんのように
理詰めで考えられないのですが
絶対音感って興味があります。

色の世界と比較するところなんか
スリリングですね!

さらに味覚との対比も出来たりして・・・

面白半分さん

こんばんは。
いつもありがとうございます。
絶対音感のお話に興味持っていただきとてもうれしいです!
色との対比、おもしろいでしょ?
そして面白半分さん、味覚との対比!
それはすごい!
アイデアいただきたいなあ(^^;
プロフィール

ST Rocker

Author:ST Rocker
ビートルズ解析ブログへようこそ!
つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
ご気楽にコメントください。

最新記事
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
FC2カウンター
Number of visitors
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード