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今年の技術大賞

皆様、今年もいよいよ暮れようとしていますが、いかがお過ごしですか。

このブログではScience(科学)とTechnology(技術)という観点を一つの切り口でやってきております。
私のペンネーム"ST Rocker"のSはScience、TはTechnologyから来ています。

本来、Scienceは基礎理論、Technologyは応用(工業)技術、ということでしっかり分けないといけませんが、我が国では曖昧に使われることが多く(例えば「筑波科学博」と称して科学も技術も扱う)、むしろ理科か文科の違いが重要視されています。 (欧米では逆に基礎理論か応用の違いを重視)。

本当は「基礎理論か応用か」と「理科か文科」か、という2種の分類があるので、その掛け算ですから、都合4通りのパターンがあるわけです。
さらに私の主張としましては、理科と文科の分け方も単に既成概念的分け方ではなく、政治とか社会問題とか芸術などの従来理科系的要素のあまり立ち入らなかった分野にも理科系的要素を当てはめる、つまり論証と定量の概念を適用しましょう、ということであります。

そんな中、真の「技術」というテーマでしっかりと捉え制作している素晴らしいTV番組があります。
何度か申し上げているように、TBSの日曜18:30からの「夢の扉」であります。

理科系的テーマに限らず、大変独創的でかつ日本の国力のアップにつながりそうな極めて有力な研究テーマが紹介されます。
すでにビジネスになっているもの、あるいはその一歩手前のものが多いです。
ごく最近で言えば、東京女子医大の大和教授の「細胞シート」。その前は、太陽光を取り入れ日中の電灯の光とするもの、などなど。
極めて独創的、個性的、でも大変骨太な考えであり、大変重要なものであります。
日本人が得意としている積み上げ型のものであり、アメリカや最近の韓国やアジアの新興国のような組織型やIT型、マネジメント型ものとは違います。ノーベル賞の田中耕一さんのあの地道な感覚と共通します。

なにも権威ある大学の教授に限らず、町工場の社長さん、家庭の主婦の方、というように主役はどんな人でもよいのですが、共通するのは、独創的な考え(ただし地道な経験に基づくもの)、信念、地道な努力、そして結果として確実に人々を幸せにすること、といったことです。
こうしたすぐれた研究がもう何人も取り上げられています。

現状の日本は、サムスンにやられっぱなしでコストダウンや海外シフトしか考えられないエレクトロニクス、貴重な金型職人が中国にノウハウを教えないと就職口がないこと、などなど産業の空洞化が一層進んでいます。
是非国策として、夢の扉で取り上げているような優れた研究を事業化し、海外に高く売り、国内に雇用を一杯作らないといけません。

私のこの研究は夢の扉に比べればまだまだ劣ります。もっと目的と方法論をすっきりさせる必要もありそうです。

私は特別な人(団体)にのみ賞賛を与えるのはあまり好きではありませんが、「夢の扉」の企画・制作力は突出していますので、
「夢の扉」に2010年の「技術大賞」を贈ります。

2010年12月29日  ST Rocker
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モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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