ここは日本のシリコンバレー!

みなさまこんばんは。
気持ちのよい秋晴れが続いていますね。
お元気でしょうか?

今日は「つくば」の話です。
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僕はここつくばに住み始めてそろそろ4年が経つ。
最初はこの殺伐っぽい風景になじめないところもあったが、時間が経つにつれ好きになることばかりで、今や自分の人生において最も好きな所となった。
さらに好きさ加減が増す一方なのである。

荒野のド真ん中に作った”人造都市”の性格は否めない。
あまり好きでないという人も少なからずいらっしゃることも理解はできる。

みなさまよくご存知なのが、つくばは重要な研究機関がたくさんあり、国内外から優秀な研究者が大勢集まっている、「科学の街」であること。
僕がつくばを愛す大きな理由の一つである。

つくばのある茨城県が、最近何かのアンケートで人気最下位に選ばれた。
その理由もわからなくはない。
でも僕は気にしない。
なぜなら、茨城はとてもいい所だから。
目立った観光地がなく、あまり特色がないことが多くの日本人には知られない理由だろう。

最近こそ大きな洪水に見舞われたものの、本当は茨城は穏やかで豊穣な土地柄である。
花が咲き乱れ、果物が豊かに実るのである。
車を運転していて他車にクラクションをかます輩はいない、穏やかな人たちである。
特に僕が愛するのは筑波山の麓の農村の原風景である。

そして、あまり知られていないのが、つくばは芸術の街である。
音楽を愛する僕にとって、とても貴重な出会いがいっぱいあった。
芸術を愛し実践する人の割合がとても高いつくばである。

そしてもう一つ、あまり知られていない点であり、今日のお題である「つくばは日本のシリコンバレー」。

少し前に僕は、「あること」を始め、今のところ順調に進んでいる、と書いた。
「あること」などというぼかしはけしからん、と言われそうだが、今ここでそれを書いてしまうと若干の支障があるので、残念ながら言うことができないm(__)m

今ここにAさんとBさんがいるとしよう。
Aさんは10個の優れたことと5つの不得意なことを持っているとする。Bさんも10個の優れたことと5つの不得意なことを持っているとする。
優れたことも不得意なことも、AさんとBさんで共通することもあれば違うこともある。

ものすごく単純に考えれば、AさんもBさんも総合評価は、+10-5=+5である。
そこで、戦略家のAさんは次のことを企んだ。
「Bさんよ、あなたは***なよい点もあるけど、***、***、***なよくない点がある。だからあなたは-2の価値ですよ。その点私は***、***、***、***がありますから、+4の価値です。ですから、あなたは私の言うことに従って働かないといけませんよ。」と。

高度成長の時代は相手をネガティブ評価することが主でもよかった。
相手はネガティブ評価を直近の人から受けたとしても、+側に伸びる要素がいくらでもあった。なぜなら市場全体が伸びた(あるいは青天井)から。
しかし今や、市場は全く伸びないから、ある人がある人よりものさばるには、相手をネガティブ評価して相手をおとし入れ、自分が相対的に優位に立つ。
そんなことが日本のあちこちの企業や集団内で横行しているのだ。

ところが、ここつくばでは・・・。
具体的なことは言えないが、大変志が高い人たちの集まりに僕は出させてもらっている。
飛び抜けて優秀な上に、アイデアの留まるところを知らない。
そして最大の特徴がプラス思考なこと。

先ほどのAさんBさんの例は、つくばの志の高い人たちの間ではどうなるか。
仮にAさんの優れた点10個のうちの5つとBさんの優れた点10個のうちの5つが共通であり、他の5つは違うとする。
AさんとBさんのディスカションにおいては、同類の点については共鳴し、異類の点についてはすさまじい発展を遂げるのである。
どういうことかと言うと、同類の5点は+5+5=+10に。異類の5点は+5X+5=+25になるのである!

要するに掛け算なのである!
これこそがシリコンバレーである!!!

上に書いた、人を貶める考えでは、Bさんが-2にへこんだマイナスだけがアウトプットだが、シリコンバレー的な考えでは、AさんとBさんのディスカションにおいてとんでもないプラスのアウトプットがもたらされるのである!!!
これこそが我が人生の求めているものだと確信した。

そんな人たちの一人にとても若い人がいた。
その人はまだ学生であるけど既にIT関係の起業をしているとのこと。
見る限りでは僕の子供より若そうだ。
そんな彼と随分ディスカションした。彼は企業の経営者が持っているべきであるような優れた視点をいっぱい持っていた。
もちろん大変有意義だった。

でも1点、何か複雑な思いも去来した。
この歳58になるまで、1年半の大学への派遣を除いて33年の会社生活において嫌な上司や部下を相手にし、数え切れない理不尽な思いを乗り越えてきたことを彼は一切も経験していない。
そこをどう考えたらよいのだろう。
まあいいや。歳が自分の半分にも満たない彼と僕の思いは一緒だ。

ここつくばは掛け算の世界だ。だから「日本のシリコンバレー」と呼んでいいだろう。
そしてそれを支える仕組みも充実している。
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こんばんは。

なるほど!!と思いながら拝読しました。
つくばって確かに人造都市ではあるけれど、
最先端をいく街のイメージです。
研究機関が多数あるし、きっと街づくり構想も
それを狙ったもののような気がします。
街自体が若い街であり、そこに暮らす人も古い慣習や概念に
捉われず自由な発想ができる土壌があるのかもしれないですね。
きっと、その若い彼は宮仕えの辛さは経験しなくても
経営者の辛さはこれからイヤというほど経験するかもしれませんね。

ところで、茨城県って小生は好きですよ。
あまり知られてないけど、メロン、栗などは日本一の収穫量では
なかったでしたっけ?
あまり自慢しないのも穏やかな県民性なのかもしれないですね。

がじゅまるさん

おはようございます。
とても遅い時間にお疲れのことと思いますが、コメントどうもありがとうございました!

つくばの生い立ちや考え方はおっしゃる通りだと思います。
それに加えてビジネスを興すことに自治体や企業や各種団体が惜しみない支援をしており、またビジネスを起こそうとする人たちのネットワークができていることが、まさにシリコンバレーと似ていると思うのです。

若いうちに経営者となったら経営者の苦労ですね。
なるほどそうかもしれませんね。
逆に我々年代が経営に携わったなら人の痛みのわかる経営が、よりできやすいかもしれませんね。

茨城の栗、メロン。はい、いいですよ。
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ST Rocker

Author:ST Rocker
ビートルズ解析ブログへようこそ!
つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
ご気楽にコメントください。

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