上司と部下、どっちがしんどいか?

みなさまこんばんは。
またここへ来て寒いですね。
そして毎度ながら1週間を乗り切るのは大変ですね。
いかがお過ごしですか?

今日のテーマは上司と部下。
永遠のテーマです。
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不本意にも(?)こんなに長く続けてしまったサラリーマン生活。
これまでにありとあらゆるタイプの上司と部下を経験してきた。
魅力的な人柄で一緒に仕事をするのがとても幸せと感じた人もいれば、この世を恨みたくなるくらいしんどい人もいた。

外国人の直属上司の下になったことも3回ある。
女性の上司も女性の部下も経験がある。
これまでの全ての上司と部下を紙に書き出してみたら、なんか感慨深くなった。

一般には、ひどい上司にこき使われたり無理難題を言われるので、部下の方がしんどい目に遭うことが多いと思われている。
果たして本当にそうだろうか?
問題はそう単純ではないのだろうか?

本題に入る前に、上司や部下によってしんどい目に遭っている場合に、悩みを少しでも軽減するための私の方法を紹介しよう。

私はこれまでのサラリーマン人生において、すごく苦しんだ上司が3人(うち一人は正確には上司ではないが指導的な立場の人)、すごく苦しんだ部下が3人いた。
上司3人はいずれも性格にやや問題があり、私ならずとも誰でも苦しんでいた。
部下3人はいずれもそれほど変わった性格ではないが、個性が強いのと、私が全く違う分野から来たので実務を全然知らないので、それをすごく突き上げられたという共通点がある。
例えば、私が転職した時、新しい職種は営業(これまでは研究や技術だった)、そして営業一筋の関西人の営業マンが部下についた。
見積書の書き方さえわからず、値段交渉や商社の猛者たちとの付き合い方も得意ではない。
その部下も当然のことながらものすごく突き上げてきた。
苦しかったが私は頑張った。体力と酒の強さと技術を知っていることや英語・・・。最後は人間力だった。
こうやって紙面に書けばあっという間に綴れてしまうけど、その行程のとてつもなくしんどかったこと!

計6人の上司、部下による苦労の内容は違うけど、精神面のしんどさは共通であった。
朝起きた時の絶望感。どうして朝は無常にもやってくるのだろう、と。
そして、楽しいはずの休日が真っ暗になる。

そんな時試行錯誤の連続でわかったことは、心技体のバランスを取ることが上司や部下のしんどさを軽減すること。特に休日に心技体のバランスを取る。
例えばスポーツであり、サークルであり、人との語らいであり、芸術に触れることである。
そして何より価値観を多様化させることだ。
上司や部下によって深く苦しんでいると、あたかも自分の人生はそれ一色のように思えてくる。
でも、価値観を多様化させることにより、その苦しみはちっぽけなものに思えてくる。

それと希望や挑戦や夢を持つとよい。
私の場合は、苦しんでいるさ中に博士取得を敢えて計画したり、マラソン完走を目標にしたり、本を1週間にすごくたくさん読んだりして夢をもつことをやった。
すると心身にとてもよい影響があった。
多分、自分が主体的、能動的に動くのがよいのだろう。

さらにもう一つ。
これはあまり定かではないが、ご参考まで。
私がユダヤのことを勉強していると、ユダヤでは悩みは複数あるのがよい、と教えているとのこと。
複数の違う悩みがあれば一つ一つの悩みは互いに客観的に捉えられるからだ、のように書いてあったと記憶している。
そこで私は、上司や部下で大きな悩みがある時は敢えて苦しいマラソンのタイムトライヤルを課したりして、互いの悩みを「大したことのない」みたいに捉える努力をした。
私に限ってはこの方法は功を奏したようだ。

では本題へ移ろう。
上司の役割とはそもそも何だろうか。
私なりに考えれば次のようだと思う。

1.見本を示す。
2.部下を理解する。
3.部下から報告を受け判断する。
4.部下をリードする。
5.部下を正す。

このことを逆に部下から見れば次のようになろう。

1.学ぶ。指示を受ける。
2.希望を述べる。
3.やりたいこと、やったことを報告し判断を受ける。
4.自ら実行し、上司をフォローする。
5.ミスを正してもらう。

一般には、上司が部下に「命令する」と思われている。封建社会の階層あるいは軍隊式の上下関係のように。
しかし、私は上に書いたように、上司には「命令」という概念はそもそもないと思う。
むしろ部下の方にこそ主体性は本来あるのだと思う。
つまり、部下の適性を生かし部下のやりたいことを尊重しつつリードしていくのが上司だと思う。

「マネジメントは実は雑用である」と言った人がいるが、ある意味‏当たっていると思う。
上司が何かを考えてそれを無理やり部下にやらせるのではなく、上司は部下の個性や希望を生かしつつ最大のアウトプットを出すようにありとあらゆることを考えないといけない。
そして最も大事なことは、上司はそのための「責任」を持つことである。
そして、その責任の「対価」がマネジャーである上司の給料なんだと思う。

こうして考えると、責任と苦しみは比例するはずだから、本来部下よりも上司の方が苦しいはずである。
上で述べた上司と部下のそれぞれの本来的役割がきちんとできていれば、苦しみは上司の方が多いと言ってよさそうである。

もし部下の方が苦しんでいるとしたら、何かがうまく行っていないのだろう。
上司もしくは部下が何かを怠っているのだろう。
こういう場合は上司のみでなく部下の考えも改良するのがよいと思う。
例えば、上司の右腕となりしっかりフォローするとか、質問を増やすとか。
一般にはこうした”フォロワーシップ”の重要性はあまり認識されていないと思う。
もちろん上司側の改良も重要だ。

もう1点。
上司は部下より責任が大きいとは言っても、部下よりも何でも知っていなくてはいけないということはない。
もちろん、より知っていればベターだ。
でも、知っているから部下を御せるというわけではない。
というか、そもそも「御す」という発想ではないのだ。
上で述べたマネジメントだ。

もし部下よりも知っていなければばならないと考えたら、畑違いの所へいきなり移って部下を持ったら(私はそれを何度か経験した)精神的に参ってしまう。
上司はしっかり責任を痛切はするが、不必要な過大な責任まで持つ必要もない。

最後に。
今回は私の考えるところの「上司、部下は本来こうあるべきだ」というのを書いた。
今の時代、上の方に上り詰める上司は、私が上で書いたよりも責任を感じないタイプの人がなっているようだ。
責任を感じる人、あるいは感じ過ぎる人は出世頭のトップから見ると扱いにくいようだ。
それよりは、ある部分を無責任にさっと流せる上司の方が上に行く傾向がある。

そしてそのことこそが私が最も変えたいところだ。

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