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30代、40代の方へ

おはようございます。
寒いですね。夏の暑さからは想像もできない寒さです。
今日は午後から病院へ行くので休みを取りましたので、今記事を書いています。

私は音楽の他には体を動かすことが好きです。
昔は長距離に夢中でした。
ある時から「冒険」に興味を示すようになりました。冒険といっても植村さんや栗城さんのようなすごいものではありません。
自分の殻を破ることが冒険だと思います。
半島を横断したりとか、昨年の夏は富士山に海から登る挑戦などしました。
このあたりのお話しはまたそのうちに少しずつしますね。

私は今でこそ自信をもって生きていますけど、その昔(30代から40代の前半くらいまで)は劣等感だらけで、悩みの塊でした。
長年企業の技術者でやってきたことや、個人的事情による悩みも大きかったのですが、今日はそれよりも日本人の30代、40代の勤労者、主婦の方の一般的な問題点を考えてみます。その問題点は、私の時代より今の方がより深刻でしょうから。

では、その問題点を私なりにまとめてみます。

第一に、日本の経済力が低下したこと。
バブルがはじけてから勤労者の給料は下がっています。また、リストラや派遣切りが横行し、常に不安です。
製造は外国にどんどんシフトしており、国内での雇用が減っています。
共働きや副業の苦労も多いです。家庭内でもストレスがたまります。

第二に、欧米型の規範・考え方に支配されていること。
従来日本は、和を重んずる、長幼の序、年功序列、技術の伝承・積み上げ、などのよい点が一杯あったのですが、いつの頃からか、リーダーシップ、実力・成果主義、プレゼン能力、IT型社会、などの欧米型の規範や考え方が入ってくるようになり、日本人の著名な有識者らもこのことを主張するようになり、日本全体としてこれをよしとする風潮になりました。
また、家を継ぐこととか家庭内の夫婦や親子のあり方も欧米型の風潮になっています。
もともとどちらの考え方の方がよいという議論のものではないのに、数十年という短期間で一気に異種のものが入ってきて、しかもそれをよしとするということで、大変な混乱が起きています。

第三に企業のベクトルがバラバラなこと。
企業に限りませんが、あらゆる事業の方向が会社ごとにバラバラです。
高度成長が止まったのだから仕方ないともいえますが、それにしても各会社が無節操にバラバラの方向でやっています。
そして、会社を構成する社員の考えも全くバラバラ。
利益を出すために各会社必死ですが、その道筋を決めるために、多くの社員の調整と犠牲を払います。大変なストレスがあります。

このような状況で、しっかり稼いで、しかも生活や趣味を謳歌するのは容易なことではありません。
とにかく、普通にやっていたのではいつなんどきどうなるかわかりません。
声が大きかったり、うまく立ち回る人が生き残るような錯覚にもなりかねません。
まじめに堅実にやる人が報われるような社会でありたい、家庭でありたい。当たり前のことです。

私の場合、学校ではそれなりに勉強し、遊び、ある程度の見識も備えたつもりではありましたが、
社会に出、家庭を持つと、コミュニケーション力とかリーダーシップとか、社会性とか、そういうものが自分に大きく欠けていると感じ、大きな不安に襲われました。
このままだと大変なことになる、と。

そこで何を考えたかというと、誰にも負けないなにかを作ろう、そうすれば自分に自信を持てるし、社会にも認めてもらえるだろう、と。
30代のはじめに考えたことは次の4つでした。
1.研究の仕事は人一倍やろう。 2.博士号を取ろう。 3.フルマラソンを走ろう。 4.ビートルズの曲を全部コピーしよう(あるいは楽器を全部マスターしよう)。

今から思うと、何の脈絡もない計画ですし、ややネガティブ思考的(劣等感に根ざすため)ではありましたが、とにかくこれをやらない限り自分の存在感はないと思っていましたから。
とにかく脇目も振らず頑張りまくりました。仕事や家事が大変な中、やりました。
4はまだ70%くらいですけど、その他はやることができました。

おかげで仕事でも私生活でも自信を持つことができました。
そしてそのことで逆に、人との自然な交流とか、気張らない態度とか、の落ち着いた人格ができてきたのです。
しかし、負けず嫌いの性格や、「超変人」ぶりは全然治りません。

そして今、私は自らの苦しみを背景に、若い人たちに負の遺産を残さないためにも、よりよい社会の仕組みを作ることをライフワークにしようと考えています。
私のように、何かをやることにより自信を得る、というのも一つのやり方かもしれませんが、必ずしも勧められません。
前にも言いましたが、やはり、まじめにやる人がちゃんと報われる社会を作らねば。
それには産業の国策が一番重要と思います。
地球環境と資源の問題をまずきちんと整理して、正しい方向へまず行くべきなのと、その前提で日本人の得意なテーマ・やり方での産業のあり方を考えるべきです。
そういったことをこれから具体的に考え、提唱していくのですが、会社や家庭での個人の考え方やモチベーションも考えます。

ビートルズを超える音楽を作ることは、趣味でもありますが、そのプロセスは取りも直さず新しい日本人の生き方の一例にもなるのではないか、という気概でやっています。

今日も頑張りましょう。

ST Rocker
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テーマ : 生き方
ジャンル : ライフ

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No title

ST Rockerさん こんにちは。
こちらにお邪魔して、コメントするのは初めてです。改めてよろしくお願いします。

私は40代の人間として、未来の日本に少々憂いを感じてしまいます。まず日本の借金。これを返せるあてがないこと。そして、少子高齢化、人口減少。地域格差と経済格差の拡大。

ここまで追い詰められると、自分だけはなんとかと考えがちです。困ったものです。

私も日本をよくしたいと思う一人。その中で、まずは地域経済になんとか貢献したい、そのためには自社の財務健全化と存続を、そのために後方部門にいる私は現場主義の働き方を・・・。と日夜励んでいます。

ST Rockerさんの言う、企業のベクトルが違うことについては私も同意見です。日本社会の価値規範が、いざなぎ景気、バブルの崩壊以降大きく変化し、これまで日本を支えてきた団塊の世代が後世に自信を持って日本人としての価値観を伝えることができなくなってしまったのではないかと思っています。

自信喪失した日本に、早く日本人らしい強みとなる価値観を取り戻してほしいと思います。ただ、若い世代を中心にその胎動を感じています。経済が低迷しているからこそ、経済一本やりの価値観ではないものが生まれている気がします。

ありがとうございました。

ケンシンさん

ブログをいつも見ていただきありがとうございます。
また、大変ご丁寧なコメントをありがとうございました。

地域経済の復興と企業内での現場重視でのお仕事。
大変立派なお考えだと思います。

私も若い世代は躍動を感じます。
従来の踏襲ではないかもしれませんが、確かな何かはあります。
それを引き出し、伸びるような下地を作りたいですね。

ST Rocker
プロフィール

ST Rocker

Author:ST Rocker
ビートルズ解析ブログへようこそ!
つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
コメントは本筋に沿ったものをお願いします。

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