大都市と郊外の年間平均気温の推移を追ってみた

みなさまこんにちは。
今日まではよいお天気ですね。
いかがお過ごしでしょうか?

ある特命の仕事を最近やってきたのですが、やっと終結を得ました。
これまでとても多くのハードルと、コミュニケーションの難しさを痛感しました。

今日は気温の話です。
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地球気候変動問題(敢えて「温暖化問題」とは言わない)については私はひと際大きな関心をもっている。
二酸化炭素原因説では因果関係が逆かもしれないし、地球そのもののもつ活動、データの取り方、政治的な目的、利権、マスコミの思惑、などなど様々な問題が横たわっている。、
少なくとも、今マスコミで取り上げられている単純な図式ではないと考えている。我々が真に幸せに暮らすためには しっかりとした理解と考えをもつことが必要だと思う。

全体を論ずるにはとても一つの記事では足りない。
一つ一つをしっかり検証していくしかない。

よって今日の記事は一つの部分に関するものであり、だからこれをもって地球気候変動はこうだ、などとは全く言えないことをまずお断りしておく。

では、今日検証するポイントは、最近よく報道されるところの、「ここ10年の世界の気温は上がり続けている」ということについて。
(10年で気温が上がっていることイコール地球温暖化と捉えるムキもあるが、そんな短期間の気温の上下で地球気候変動など論じられない。でも、10年の気温の変動を正しくとらえること自体は重要だと思う。)

昨年の世界の平均気温は史上最高を更新した、などの報道も多かったので。よくグラフも示されていた。
これに対し、「いや実は上がっていなどいない」「いや実は下がっている」などという意見もある。

私は今回、大都市の気温と郊外の気温の差に着目してみた。
世界平均気温とか日本の平均気温という場合は大都市の気温のデータを用いていることだろう。
大都市は近年ヒートアイランド現象により気温が上がっているので、地球本来の気温より高めに出るのではないだろうか、と。
ならば郊外の気温を調べてみようか、と。

そこで、気象庁のホームページの日本各地の場所の気象観測結果のデータベース(←クリック)からデータを拾ってみた。

主な大都市の年間平均気温の過去からのデータと、その郊外、といっても都市化の影響のほとんどないかなり郊外、の地点を選んで同様にデータを拾ってみた。
結構たくさんの地点のデータを取ってみた。そして大都市と郊外の年間平均気温の推移をグラフ化してみた。

すると、多くの地点で全体的に類似の傾向が見られた。そしてそれは想像していないものだった。

とても全地点の結果を示すわけにいかないので、代表的な2点の結果を示す。

その1は東京(都心)。
1875(明治8)年から2015年までの140年間の年間平均気温の推移を下図の青線で示す。

図1

ご覧のように大体13.5℃くらいだったのが140年で16.5℃くらいまで、約3℃上昇している。そして、140年でほぼ一様に上昇している。

次に東京の郊外、というかかなり郊外、の小河内(おごうち)のデータを拾った。小河内ダムで有名な奥多摩の地点である。
同グラフに茶色の線で示した。
データは1975年から40年間のみである。
すると、これもほぼ一様に上昇している。40年で約1℃だ。

次に、東京と小河内の最近10年の推移を下図に示す。

図2

すると、両者ともこの10年ではほとんど変化がないことがわかった。

では、その2として大阪とその郊外である能勢(のせ)を取り上げる。
能勢というのは大阪府の一番北のとがった所である。私は行ったことはないが、まだ自然が多く残っている所だそうである。

図3

このように、大阪でも明治時代からほぼ一様に約3℃上昇し、能勢でも全体的に上昇。

図4

最近10年では大阪も能勢もほぼ変化なし、というグラフとなった。

東京大阪以外の大都市とその郊外の気温の推移も、ほぼ東京、大阪と同様であった。

では解析にあたり何をどう考えるべきか。
「う~ん」と思わず唸ってしまった。

まず、意外だったのは明治時代からほぼ一様に気温が上昇している点。
ヒートアイランドであるならこんなことは起きないはずだ。

そして、郊外でも気温が上昇してきたこと。
これも大都市のヒートアイランドで気温が上昇することを支持するものではない。

私はこのグラフを見て、大気中の二酸化炭素の濃度が一様に上昇しているグラフを連想した。
あれと関連しているのか?
実は私はあの二酸化炭素濃度上昇グラフは人間の活動の産物であるという説はあまり好きはでない。
なぜあのようにきれいに上昇するのか。
まだ二酸化炭素の排出がそれほど多くない時代、あるいは戦時中なども含めて一様に濃度が上昇しているのだから。

ならば次の仮説が成り立つ。
地球の活動によりここ140年くらいの間に地球の温度が一様に上昇している。→よって、海水温が上がり溶けていた二酸化炭素が大気中に放出される、かつ日本各地の気温も上昇する。

一応成り立つ仮説だが、これを実証するには多くの検証が必要だ。

そしてもう一つの点。
ここ10年は日本各地の気温はほとんど変わっていないこと。
世界平均気温の傾向とは異なる。

これについても結論を導くのは現状ではとてもできない。

少なくとも、人間の活動の仕業でのみ地球の気温が変動するわけではなさそうなので、もっと広い視野で考え、そしてもっと長いスパンで考えていくことが重要だと思う。
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酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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