「正直者は最後には勝つ」とは言っても覚悟が必要である

つい先ほど、ブログ開設以来の累計ご訪問者数が19万人に達しました。
これもひとえにみなさまのご愛顧のおかげと感謝いたします。(2016-11-14 19:40)


末尾に「トランプをプラス思考で考えてみる」を追記しました。(2011-11-12(土)9:00AM)

みなさまこんばんは。寒いですね~
体調など崩されていませんでしょうか?
そしてトランプ大統領誕生へ! びっくりです。

今日の要約
・本来我が国の職場環境は、共同作業を重んじて、責任回避やスタンドプレイは叱責されていた。
・しかし、25年前にアメリカの実力主義、成果主義が導入され、状況が変わった。
・管理者は手前勝手な減点主義に走り、都合のよい部下を据えるようになってしまった。
・正直者こそ最後には勝つ(笑う)。これは今でも通用するはずだが、リスクはあまりに多い。
・リスクを覚悟できるだろうか? そして少しずつ変えるように活動するしかない。

おまけ・・・My Love一人多重録音
-----------------------------------
まさかのトランプ氏の勝利。
政治の経験がなく、あのようなキャラクターであり、物言いの人がなぜ大統領候補になれたのかに不思議に思う人が多かったのに、さらに勝利とは。

でも、よくよく考えてみますと、当然のような感じもしてくるのです。
「アメリカンドリーム」とは言っても、実際には支配者層が牛耳り、「実力主義」とは言っても、頑張る者に等しくチャンスが与えられているのではなく、格差社会を生む一方の現代のアメリカ。
僕の前の会社は米系でして、アメリカの親会社では、日本以上のゴマすりと上役に媚び、スタンドプレーでのし上がることに執心し、減点主義でしか人をマネジできない輩が後を絶ちませんでした。

今回のトランプ氏は白人の低所得者層の目線に立ち(自らの生い立ちは違うが)、支配者層に牛耳られていた民衆に希望を与えました。
その意味では民主的に選ばれた大統領とも言えるでしょう。

また、大統領は立法府の長としてものすごい大きな権限を持っています。また、議会に対する拒否権も持っています。
誰が首相になっても大して変わらないだろう、のような感覚の日本とは大違いです。
この意味からも、今回、民衆が真に求める大統領が民主的に選ばれた、というアメリカンドリームがアメリカに残っていた、と言えなくもありません。

ま、でも今回の大統領選は泥仕合的でしたので、それほどの大した意味合いでもないのも事実でしょう。
泣いても笑っても今後トランプ氏との関係を密にしないといけないのですから、気持ちを切り替えて、現実的な方策を練らないといけません。彼は政治の方法や人脈がないので、かなりの難しさは覚悟すべきです。

さて、前置きはこのへんで終えて、本題に入ってまいりましょう。

我が国では、少し前までは終身雇用、年功序列をベースに、働くことの生き甲斐とか長幼の序といった日本独特の文化も相まって、頑張りの中でもストレスの少ない職場環境、そして成長の図式がありました。
ところが、25年くらい前でしょうか、アメリカから実力主義、成果主義といったものが輸入され、その後、今に至るまでそれが加速され、今ではすっかり人事評価もマネジメントのあり方もそれに染まってしまいました。

見かけ上は、目標を数値化し、それに達成したかどうかで評価を点数化し、職級毎に必要なスキルを設定し、それに達成したかどうかをやはり点数化します。
一見、合理的ではあります。
しかし、点数化とは言っても、しょせん人間による人間の評価です。恣意的なものがどうしても入ってきます。
というか、むしろ点数化によってより恣意的になったとも言えるのです。

人を点数化するには減点主義の方が楽だという側面もあります。
その方がやりやすいですし、人の性(さが)として減点の方が加速的ですから。

そこで人々は、純粋に頑張ろうということや、共同作業といったことよりも、自分が減点しないことに関心が行くようになります。
そこで、「これは私の責任です」とか「私はこう思います」とか「私はこう判断します」と言った発言を避けるようになります。
難しい問題が起こると、だんまりを決め込み、責任回避の方策に奔走します。
人に落ち度がある時にはここぞとばかりに責めます。

そして前術したアメリカ人のような上役への媚びとか様々なスタンドプレイが横行するのです。
そして、本来であれば見てくれなんかより本筋を見ないといけないプレゼンにおいても、きれいなパワーポイントでわかりやすい発表をしないとダメという、バカバカしい習慣が定着してしまっています。

職務上優れた成果を挙げた人とか、本当の意味で優れたスキルを身に着けた人は、「専門職」と称する聞こえはいいが、マネジャーとしての機会を失うポジションへ押し込みます。
自分の部下には、真の実力者よりも自分に忠誠を誓い、ずるく立ち回る人間を部下に据えることも横行しています。

昔であれば、共同作業に徹しなくて責任回避したりスタンドプレイをした者は激しく叱責されたものでしたが、今ではその方が得になってきました。
ただし、今でも一応、全くのダメな人間を登用することまでは落ちぶれてはいません。
ある程度の条件は満たした上で、正直者よりは”ズル者”を登用する風潮になった、という意味です。

要するに、正直者はいつどこで自分の意に反する言動をしないとも限らないので、部下に据えたくはないのです。
減点主義、しかも自己都合による減点主義による管理。
これが、残念ながら、現在の我が国の大方の企業にはびこる風潮です。

これに対し僕はこのブログで再三、「正直者こそ最後には勝つ(笑う)」と書いてきました。
その理由は、正直者は心の傷を一杯負うので、それに負けないために様々な新しい発想と努力をします。
しかも、相手をずるく転覆させるようなマイナス思考ではなく、自分が進歩するようなプラス思考を持つからです。

よって、正直者はそのうちに、バカ管理者どもも一目置かざるを得ないスタータスまでに達するのです。
そうすると管理者は正直者を認めざるを得なくなります。
マイナス思考は自分は進歩せず、相手を無理やり相対的に卑下するだけですから。

このような心根を正直者の人にはぜひ持ってもらいたい。
でも、です!
その過程では「小さい負け」はいっぱいします。
あるいは、立ち直れないくらいの「大きな負け」もするでしょう。

それを乗り越えて行けますか?
ぜひ行ってほしいです。
しかし、無理と言う人もいるでしょう。

「正直者こそ最後には勝つ(笑う)」
絶対に正しいと信じますけど、でもリスクもすごく大きいのです。
そのリスクを覚悟できますか?

そんな職場に明日も行くかと思うと憂鬱です。
でも、少しずつ変えるように活動していかないといけないと思っています。

おまけ・・・1年前のMy Loveの一人多重録音です。



2016-11-12(土)9:00追記 「トランプをプラス思考で考えてみる」

おはようございます。
トランプ氏がアメリカの大統領になると決まって以来、メディアは総じて悪い話ばかりです。
しかしこういう時こそ発想の転換が必要です。
少し前の記事にも書きましたように、物事は必ず二面性があるからです。

トランプ氏が選ばれたことは、実は、支配者層やメディアによらない、真の民衆により選ばれたという見方もできると思います。
トランプ氏は、白人低所得者層の気持ちを代弁することと、経済を中心に強いアメリカを作ること、世界の警察官などのグローバル戦略はやめること、などを発言してきました。

あの過激な物言いは少し忘れて、プラス思考で考えていきましょう。
真のアメリカ人のために、他国を支配することなく、真の実力をつけよう。
これは、考えてみたらしごく当たり前のことです。
本来はどの国もこうであるべきでしょう。
日本だって本当はそうすべきでしょう。

アメリカはこれまでずっと「グローバル化」と称し、実のところは「アメリカン化」を押し進めてきました。
僕が以前いた米系企業でも、各国のサイトを強引にアメリカ方式で牛耳っていました。
アメリカ方式というのは、今回の記事でも書いたように、一見合理的な実力主義や点数主義です。
しかし実際は、特定の人間(または層)が巧みに立ち回り、のし上がることを生む結果になってしまいます。(残念ながらです。)

そうしたアメリカンスタンダードを日本にも押し付けてきました。
日米半導体交渉と称して無理やり米製半導体を買わせたり、日本の企業の体質を脱日本方式にさせて弱体化してきました。
今の我々の職場を取り巻くこの環境(点数を気にし、失敗をせず、上役に媚びる状況)は、アメリカのグローバル戦略とは決して無縁ではないでしょう。

中国と連携して経済を牛耳ることとか、言うまでもなく軍事的な世界各地での介入とか、やってきたのがアメリカのグローバル戦略です。

トランプが今回、グローバル化でなく、自国を強化するという(健全な)考え方を示しているのですから、好ましい方向ではないですか。
もうこうなったら、そういうプラス思考で進めなくてはどうしようもないでしょう。くよくよマイナス思考をしていてもトランプとの連携は望めません。

在日米軍をどうするかという問題はあります。
しかし、真の意味での政治的、軍事的な連携を築くチャンスでもあります。
日本が真の独立国となるチャンスでもあるでしょう。

経済においても、アメリカがくしゃみをすれば全世界がコケるようなマネーゲーム的グローバル経済圏もそろそろやめようではありませんか。

アメリカでも日本でも、主権である国民がはつらつと意見を言い、仕事をし、いい物を作る。
真の競争をして互いに国力を高め合う。
職場には健全な空気が戻り、暮らしやすい社会が戻る。

どうですか?

ヒラリーさんは逆にグローバル主義です。
しかも、とてもやり手と聞きます。(やり手の意味は必ずしも好ましいとは限りません。)
初の女性大統領という夢はお預けになり残念ですけど、ここはトランプ体制に我々も”ジャパニーズドリーム”を描きましょう。
スポンサーサイト

テーマ : その他
ジャンル : その他

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

ありがとうございます

昨日は昼間からテレビに釘付けでした。
大どんでん返しでしたが、
決まったからには、受け止めて、乗り越えるのみですね!

久しぶりに歌声聴かせていただきましたよ♪
やっぱりいいですね~
肌寒い今日ですが、心があったまりましたよ♪^^

ももこさん

こんばんは。
コメントありがとうございました。

大統領選の開票経過をテレビで観たことはないんですが、どんな感じなんでしょうね。
得票数自体はヒラリーさんの方が多いというデータもあるようですが、どうなんでしょうね。
何はともあれ、トランプさんに対峙するしかないですね。

録音の件もありがとうございます。
この曲は、いろんな会でピアノの弾き語りでずっとやっています。
一人多重録音は去年からやり始めていますので、まだまだこのような低レベルです。
インターフェースを買って録音をアップグレードしたいし、奏力も上げたいです。
そしてこの曲の間奏はエレキギターがいいですね。

No title

 トランプ勝利には世界中がパニックですね。どうなるんでしょ?
 大いなる天才も大いなるバカもいない日本人には終身雇用を保証して、安心して仕事をした方がいい仕事ができるのではないかと思うのですが、どうかしら。

くうみんさん

こんばんは。
コメントありがとうございました。

ほんとにびっくりしましたね。
そして、おっしゃること、僕も同感です。
アメリカにはそういう素晴らしい文化がないから仕方なく実力主義、点数化しているのではないでしょうか。

ところで、スリリングな登山風景、いいですね。
6年前はあれにのめりこんでましたけど、病気が発覚し、しばらくやっていません。
久しぶりにあの感覚がよみがえってきて、血が騒ぎました。
その後お体はいかがですか?

No title

ST Rockerさん、こんにちは!!

ポテ子もヒラリーさんが勝利すると思ってたし、
消去法で彼女が大統領になった方がまだいいかもと
思っていた一人です。
でも、きっと彼女がなっていたら大きな変化はなさそうですね。
やはり、アメリカ人は劇薬でリスクはあっても、
変化を望んだのかもしれないですね。

勝利してから態度が一変のトランプ氏で、多少柔軟な姿勢に
なったようにも映りますが就任後はまたどうなることやら。。。

ただ、ST Rockerさんの言われるように良い面もあるかもしれない。
自国の国力を上げることを第一に考えるのはもっともだと思います。
政治家としてどうなのかはわかりませんし、外交問題に不安がありますが、
世界中を相手にビジネスを展開し、成功を収めた人なのできっと
アメリカの経済発展には力を注いでくれるでしょう。
おバカではないと思うので(思いたい!!)他国がどうなろうと
アメリカだけよければいいという発想にはならないと思います。
多分。。。( ;∀;)

問題は日本です。
安倍さんは「日本が主導権をとってこれからは交渉に・・・」という
ようなことを言ってましたが、日本が主導権を取らなくても
対等に交渉してほしいものです。
日米安保にしても本当にようやくモノが言える立場になるかもしれないですね。
基地に対しても日本に負担を強いようとしても、アメリカは日本から
基地を撤退することなどできないわけだし、逆に日本がアメリカに使用料を
要求することだってできると思います。

今までのようにアメリカに追従するだけで安泰を決め込んでいた
日本の政治家のオジサマ達には厳しい状況になりましたが
どこまで、お互いがお互いの立場を理解しあって連携できるか、
対等の立場に立って発言できるか、日本の政治家の手腕が試されるときが
来たんじゃないかと思ってます。

ポテ子さん

こんばんは!!
いつもコメントありがとうございます。
大統領選と今後のことについて書いていただきありがとうございました。

ポテ子さんも今回の驚きとともに、それを契機にいろいろ考えておられますね。

正直言って、これまでのメディアの報道にすっかり翻弄されていたように思います。
そもそも、両者の支持率が毎日刻々と乱高下すること自体変ですし、ましてやそのれが結果を予想するようなものであることを報道していたこと自体がおかしなことですね。
そのような報道に影響された有権者もいたでしょうけど、しっかり考えていた国民も多かったと言えるのではないでしょうか。

泣いても笑ってもトランプと共同してやらないといけないですよね。
今こそプラス思考の出番ですね。

そして日本。
これまでの体制に慣らされた”オジサマ”たち(ポテ子さんの言葉を借りますと)は発想の転換ができますでしょうか。
とにかく、これを機に少しでもよいことが起きるように、頑張りましょうね。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

鍵コメさん

ご訪問とコメントをいただき、どうもありがとうございました。
大変うれしく、そして励みになります。
後ほどおじゃまいたします。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

11/20 22:09の鍵コメさん

おはようございます。
もうかなり寒いですよね。お元気でしょうか?

ありがとうございます!
こうして訪問いただけるのは、鍵コメさん初めとしてご愛顧いただいているおかげです。
改めて、これからもよろしくお願いします。

録音の件もありがとうございます。
最近は忙しくてあまりできていませんが、やっていますよ。
作品を仕上げるところまではなかなかいっていませんけど。

後ほどお邪魔しますね。
プロフィール

ST Rocker

Author:ST Rocker
ビートルズ解析ブログへようこそ!
つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
ご気楽にコメントください。

最新記事
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
FC2カウンター
Number of visitors
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード