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今日(明日)の出勤がいやでたまらない諸姉諸兄へ!!

2018-1-21(日) 19:15末尾に青字で追記しました。

みなさまこんばんは。
強烈な寒さが続いていましたが、このところ一休みです。
雪の多い所の方はくれぐれも雪崩にお気を付けください。

今日の要約
・今の日本を支える働き手の諸姉諸兄は、今日(明日)の出勤がいやでたまらないという由々しき状況である。
・解法というより、この重大問題をぜひ共有したい。
-----------------------------
11月にダイエットを始めてから一番大事に心がけていること。それは、一度に口に運ぶ食べ物の量を減らし、そして噛む回数を増やすこと。
体に入る栄養とは、口に入れる量x噛む回数、である気がします。
それに加え、たくさん噛むことによるさまざまな健康効果があるようです。
口も消化器官の一つですね。

僕は24歳で就職してから、もう36年もサラリーマンをやっている。自分でも信じがたい。
僕は、今も含めてこれまでやってきた仕事はどれも、それ自体は好きだ。
基礎研究、製品開発、市場開拓、技術管理、知的財産戦略・・・。
どれを取っても好きな仕事である。
また、技術的なことを考えたり、英語で交渉したり、若い人を教育したりする仕事も好きだし、やりがいを感じる。

ところがである。マネジメントと人間関係が絡むと、会社の仕事の全体的にはすごく苦悩に満ちたものになる。
子供が小さい頃は、日曜の夕方にサザエさんをかけていた。
世の中でよく「サザエさんシンドローム」と言われるように、日曜のあの時間帯にあのテーマソングを聴くと「絶望」がピークに達した。
あの曲は途中で転調するところがあり、その瞬間に絶望が極限に達したものだ。
あるいは、40代の頃は明け方にはプラスなことは一つも期待できず、ただただゾンビの如く会社に行くなんて時もあった。

僕は仕事の内容そのものはとてもワクワクしているのだが、「ああ、会社に行くのが待ち遠しくて仕方ない」と思った日は、36年間で数えるほどしかなかった。

今でも1週間を乗り越えるのは並大抵ではない。
おそらくは、仕事をされている諸姉諸兄は大同小異ではないだろうか。

なぜこんなひどいことになってしまっているのだろうか?
僕の考えでは、日本が低成長(あるいはゼロ成長)になったからである。

高度成長の時、そしてバブルが崩壊するまでの日本が成長していた時。
あの時に活躍していた先輩方のご苦労と努力はとても理解している。
でも、日本の進むべき道(=ベクトル)が凡そ誰にでも客観的に共有できたから、努力する者はそれなりに報われたと考える。

ところが、低成長(あるいはゼロ成長)の時代になると、進むべき道(=ベクトル)が不明確になり、相手を相対的に貶めることにより自らの位置を上昇せしめる業が横行し始めた。(ただし、健全でプラス思考の戦略を持った会社や役所は別。)
そうすると、実直に努力する人は負け組になってしまう。
「私はこう考えます!」なんて溌剌とした意見は言えなくなってしまった。
それよりも、失言を確実に捉えて降格の材料にしようと血眼のマネジャー連中が跋扈し始めた。

これこそが、今の世の尊い働き手の諸姉諸兄をサザエさんシンドロームに陥れる元凶だと考える。

ところで、日本人はそもそも、個人が独立して考え方を持つのが苦手だ。
僕は36年間のこれまでのサラリーマン生活で、部下の定例の面接で、よくこんな質問をしていた。
「ところで、君はこれからどんな仕事をして行きたいと考えている? 君は自分の何を生かしてどんな人生の展開を企てている?」
これに対して答えた部下は一人もいなかった。
皆、「今の仕事でこんな感じになればいいです」みたいなことしか言わなかった。

僕のかつての部下に限らず、日本人は自分の考えを取り立てて持っていない場合が多い。
そして、欧米人は誰をとっても、この真逆である。
僕は、以前はこのことがとても劣等感だったのだが、今は少し違っている。

日本人は集団で考えることができる。
一人ではあまり考えることはできないが、集団となるとすごく優秀な考えを生み出す。
会社における課とか部の総意として、しっかりとした考えを出すことなどが顕著な例だ。
僕はこれを勝手に”集団智”と称している。

成長時代は集団智はかなり有効に機能したと思われる。
でも、低成長(あるいはゼロ成長)の今は、ベクトルがバラバラになってしまったので、必ずしも有効に機能しないと、僕は考える。
僕はかつてブログで、日本の集団智を外国へ輸出して、外国の問題を改善し手数料を取る、などを提案した。
みなさまのブログを拝見しても、日本人の求めるのは集団智であると、改めて感じる次第である。

以上のように、日本の力ある仕事人である諸姉諸兄の取り巻く環境はとても悪い。
今日(明日)の出勤がいやでたまらないという方が大半であるところの日本の現状。

これに対して僕は、自分自身の、あるいは、一般的な解法をいくつか具体的に過去記事にて提案はしてきている。
もし、ご関心ある方は、過去記事のカテゴリ「メンタルヘルス」「提案・起業計画」「考え方」などの中で本件に関する記事を読んでいただければ、幸いである。

今日のこの記事においては、解法というよりは、この由々しき日本の状況をみなさまで共有していただきたい。
日本人特有であり優れた「集団智」という特性がプラスに機能しておらず、毎日、毎朝、とてつもない負のエネルギーが発生しているという事実。

こんなことがあってはならない!と思うと同時に、このエネルギーを正しく使わねば!という新たな決意。

みなさま、手を取り合って解決しましょう!

2018-1-21(日) 19:15追記

みなさまこんばんは。
いつもご愛顧いただき、ありがとうございます。
昨日、父の一周忌を無事終えました。
関東地方をはじめ太平洋側では明日、大雪の可能性大です。
お気を付けください。

今回の記事においては、最近の問題の大きさを共有いただくことを第一に望んでおりまして、解法については別途改めて論じたいと思います。
ただし、僕自身はどう処してきたか、ちょっと紹介したいと思います。
ブログでこれまで何度か書いてきたことです。
ただし、断っておきますが、正直、「荒療治」であり、あまり参考にはならないかもですよ(*^。^*)

僕は24歳で大学院修士課程を卒業し就職し、しばらくは恵まれた環境で働いていた。
そして28歳の時、「最先端の研究を学んで来い」ということで、都内の某大学の研究室に研究生として派遣されたのだ。
そこでは図らずも、高温超電導のブームが起ったりなどして、得るものは大きかった。

30歳ちょうどで会社に戻り、なるべく大学の研究を生かすような技術を開発する使命を受けた。
ところが、会社の既存の体制ではその研究内容を理解・指導できる上司は一人もいなかった。
そこで僕は、当時47歳のある上司に付いたのだった。

その上司はとにかくいわくつきの上司だった。
あいさつは返さないし、マイナス思考だらけで、彼の部下になった人間のほぼ100%は精神をやられてきたからだ。
そして実際に付いてみて間もなく、彼のひどさが身に染みてわかったのだった。
詳細は省略するが、毎日が絶望であり、週末は彼のことが頭から離れなかった。
とにかく、彼の考えから少しでも逸脱する考えは、どんなに議論しようとも認められなかった。

唯一の救いは、彼は毎日定時で帰ることだった。
そこで僕は、定時までは彼の意向に沿う仕事をし、彼が帰ってから11時までは自分が考えた仕事をやった。
実験室も分析室も人がいないから使い放題だ。
若いからこそできたことだし、昔は安全上も労働管理上もいい加減だったからこそできたことだ。

こうして僕は研究成果はある程度上げることはできたものの、精神はボロボロだった。
毎日毎日、上司の執拗なダメ出しが続く。新しく前例がないテーマなので、社内にサポートしてくれる人などいない。それどころか足を引っ張る人も少なくなかった。
もはや絶体絶命だった。

そんな時、勉強していたのがイスラエルのこと。
大昔からのユダヤの教えでは、「悩みは複数持つこと」が悩みを減らすとても有効な方法だと言うこと。
要するに、違う種類の悩みを複数持っていれば、悩みの観点がそれぞれ違うので、悩みを互いに客観視でき、必要以上にドツボにはまることはないからだ。
これには思わず「ポン」と膝を打った。
方針は決まった! これを試してみることにした。

そこで32歳になっていた僕は何をやったかというと。
当時初めていたランニングに着目。
健康のため走るのではなく、市民マラソンレベルでタイムに挑戦していたので、そこに目を付けた。
毎日の上司の仕打ちよりもしんどい練習をしよう! と。
精神面と体力面の比較はおかしいと思われる方も多いだろう。
でも、ランニングでよいタイムを出すのは精神面の寄与が大きい。

例えば、上司から徹底的にいじめられた週の週末には、5kmを21分台で走らないと夕飯は食わないことにする、とか・・・。
当時は京葉コンビナートに勤めており、近くの社宅に住んでいたので、冬の風の強い日はコンビナートの煙突から出る煙が真横に流れる。
その風向きに逆らう方向のコースで、とびきり厳しいタイム目標を自らに課すのだ。
すると、その練習はあまりに苦しくて、「これなら上司にいじめられているほうが楽だなあ」と思えるようになってくる。
これホントの話。
ユダヤの教えは正しかった、と実感することしきり。

しかし、まだまだ抜本的な解法ではないと感じていた僕。
比喩的なことではなく、実体面で何とか自らが悩まなくてよいにはどうするべきか。

そこで、30代はじめの僕は次の3つのことを30代中にやりとげようと考えた。
1.工学博士を取ること
2.フルマラソンを走りきること
3.1年間に本を1000冊読むこと

理由は、これを成し遂げた後に会社でダメ出しを食らったとしても、心から「それは時の運サ」と割り切れるから。
「自分はこれまでやり遂げた」という自負が十二分に得られたなら、あとは会社の評価なんて他愛ないものではないか、と。

結果として、
3はすぐに達成。(ただし、1000冊全てを精読するわけではない。ある本は要約のみ、ある本はナナメ読み、なども含む。)
2は36歳で達成。
1は一番難航したが、43歳で工学博士の学位所得。

僕はこれらの3つの試練を克服した。
では、これらが今の世の苦しい「負のエネルギー」を打ち負かすことになったのか?
答えは・・・まあまあYes。
かろうじて、精神に破たんが来さない程度に来ている。

僕が「まあまあ」と言うからには、本質的な解ではないということ。
一つは、こんな荒療治をみなさまに勧めることなんてできない。
こんな滅茶苦茶な荒療治でないと問題が解決できない、ということはあってはならない。

だからこそ、本質的な解をめざしましょう、というのが結論である。

以上です。
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No title

「集団智」、日本人の良さですね。最近は欧米の「個人主義」を勘違いして取り入れて、ただの我儘・自己中心的な考えの人が多くなってきたと思います。両方の良さを取り入れて成長したら人生もっと楽しいのにと思いますね。

ちずこママさん

おはようございます。
コメントをありがとうございます。
「集団智」の件、ありがとうございます。
まさにおっしゃるとおりだと思います。
今回の記事にも書きましたように、今は集団智も負のエネルギーで満ちてしてしまっていますので、何とか解決が必要ですね。

No title

そうですね。進む方向がわからなくなった集団の負のエネルギーですね。月曜日にサラリーマンの自殺も多いと聞きます。
日本は戦後から驚異の努力を続け、モノが豊かになった今、精神的、思考の成熟の過程を歩んでいます。しかし、何か目的が見えない曇っている社会にもなっています。
そしてインターネットのおかげで簡単に誰かを「吊し上げ」したり、すぐ「自殺願望」の集団ができたりするような「集団的思考」が助長されています。それもある種の「つながり」ですが、恐ろしい現象です。
本来の「集団智」をもった日本人が「集団愚」にならないようにと願っています。
ST Rocker さんのこの記事で私もいろいろ深く考えることができました。
ありがとうございます。

No title

他人を蹴落とすとか、自分本位で仕事を進めるとか、実際のビジネス社会では必ずあります。しかし、TSさんのおっしゃたとおり、協力して知恵を出し合っていかなければ発展しません「社会をより良くするために」「健全な労働環境、仕事精神」を社訓に掲げている会社も多いはず。今まで、これでうまくいっていたのになぁ・・日本。今はしんどい時期の日本。でも絶対、また巻き返しますよ。Cheers!

ちずこママさん(再び)

こんばんは。
再度2回に渡るコメントをいただき、ありがとうございます! 僕のブログをそのようなきっかけとしていただき光栄です。
とてもうれしいです。
そうですね、月曜の自殺、確かにそうですね。とても悲劇的だと思います。そして、僕自身もどれほど"Blue Monday Morning"を迎えたことでしょう。
明日もまた非情にも月曜の朝を迎えますが、思い詰める方が一人でも少ないように祈るばかりです。
「集団愚」ですか。「集団智」に対応する概念ですね。なるほどですね。
我々日本人はそのようなことにならないよう、頑張りたいですね。
そして、おっしゃるように、これまで幾多の逆境を克服し、新たな精神を育み邁進しきたニッポンですもの、また、総意で考え抜き、やり遂げると信じます!
これからも、共に悩み、考え、提案してまいりましょう!
プロフィール

ST Rocker

Author:ST Rocker
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つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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