ベルギーのこと
みなさまおはようございます。
ものすごく暑いですね。みなさま大丈夫でしょうか?
被災地の方々は本当に大変だと思います。
今日の要約
・ベルギーの意外なお話です。(ノーヒントにて失礼します)
ものすごく暑いですね。みなさま大丈夫でしょうか?
被災地の方々は本当に大変だと思います。
今日の要約
・ベルギーの意外なお話です。(ノーヒントにて失礼します)
---------------------------------------
最近忙しくて、朝の訪問が十分にできていないことが多く、申し訳ありません。
前回の記事ではがんの最新治療の例について書きました。
「こんなにすごい治療の技術があるのですよ」ということを伝えたかったのではありません。
「もはやがんを完全に治す解が見つかったのですよ」と言いたかったのです。
これまでのがんの治療は、がんの本質を完全に解決した方法ではなかったので、経験的な手法から完全治癒の方向に向いつつはあっても、決して完全な解は得られないというものでした。
言ってみれば、たまたま完治する人もいた、という類のものでした。
ところが今や、本質を見極めてそれに則っての治療ができることがほぼ認められました。
要するに、「解が存在する」ことがわかったのです。
よって、難治性のがんや末期のがんや状態が悪い場合も十分に完治できるはずだ、と認められたということなのです。
後は技術の最適化とガバナンスの部分でしょう。
前回挙げた病院や研究機関に治験を申し出るのもありではないでしょうか。
昨日、「数学を使わない数学の講義」(小室直樹著、WAC発行)という本を買って読んでいますが、まさに、問題には解が存在するか否かの見極めが大事だということが書かれていて、参考になります。
ついでに言えばこの本は、数学の考え方が一般人にも浸透すれば世の中は俄然改良されおもしろくなると説いていて、大変僭越ですが僕がこのブログで訴えることと共通するものを感じました。
もちろん、僕などは小室さんの足元にも及びません。小室さんの解析が、小室さんの優れた専門性をバックにして、とても平易に書かれた本ですので、ぜひみなさまも読んでみてください。
ベルギーがイングランドを破り、堂々の3位となりました。
日本やブラジルを破った時にも象徴的だったすばやいカウンターなど、素晴らしいチームでした。
ベルギーと言えば、首都ブリュッセルがEUの本拠地ですし、経済その他でヨーロッパの重要な位置を占めていますし、チョコレートが有名ですね。
しかしみなさま、ベルギーは異種の民族で二分されていることをご存知ですか? あまり知られていないと思います。
僕も40歳ちょっとになるまで知りませんでした。
僕の前の会社はアメリカ系だったのですが、ベルギー支社もありました。
ある時、ワインバーでベルギー人と話していた時に聞いた話です。
ベルギーの北部は、フレミッシュと呼ばれるオランダ系の民族が住んでいてオランダ語を話し、南部はフランス系の人が住んでいてフランス語を話し、これらの地域はくっきり分かれている、と。
これらの民族は昔から必ずしもうまく行っていたわけではないことと、今でも文化的にもそれほど交流はないようなことも話していました。
東の方には、少数ながらドイツ語を話す人たちも住んでいるそうです。
これには驚きました。
1国の中で違う言語を話す民族がいる国は結構あることは知っていました。
でもたいていはどっちかが多数でどっちかが少数である場合が多いと思います。
例えば、カナダは東部の限定的な地域であるケベック州がフランス語を話すとか。
旧東側の国々では異民族が拮抗していた例は多かった(ソ連、ユーゴスラビア、チェコスロバキアなど)ですが、旧西側の先進国でベルギーのような異民族が二分しているのは珍しいのではないでしょうか。
しかも、オランダ系はゲルマン的ですし、フランス系はラテン的ですから、遺伝的形質や文化の背景も結構違うと思います。
フレミッシュという民族は、かつてのオランダから独立したわけなので、自立性という意味でベルギー内のフランス系民族と政治的には同じ志なのかもしれません。
今回のワールドカップで、ベルギーのサポーターの方々があのように熱く応援しているように見えますが、そもそも、ベルギー人にとってベルギーというもののアイデンティティーはあるのかな? と、ふと疑問に思ったものですから、この記事を書きました。
サッカーのベルギーチームは2つの民族から等しく選手が選抜されているのかな? とか サポーターの人は自分の民族でない選手も熱烈に応援しているのかな? などと思いを巡らしながら試合中継を観ていました。
最近忙しくて、朝の訪問が十分にできていないことが多く、申し訳ありません。
前回の記事ではがんの最新治療の例について書きました。
「こんなにすごい治療の技術があるのですよ」ということを伝えたかったのではありません。
「もはやがんを完全に治す解が見つかったのですよ」と言いたかったのです。
これまでのがんの治療は、がんの本質を完全に解決した方法ではなかったので、経験的な手法から完全治癒の方向に向いつつはあっても、決して完全な解は得られないというものでした。
言ってみれば、たまたま完治する人もいた、という類のものでした。
ところが今や、本質を見極めてそれに則っての治療ができることがほぼ認められました。
要するに、「解が存在する」ことがわかったのです。
よって、難治性のがんや末期のがんや状態が悪い場合も十分に完治できるはずだ、と認められたということなのです。
後は技術の最適化とガバナンスの部分でしょう。
前回挙げた病院や研究機関に治験を申し出るのもありではないでしょうか。
昨日、「数学を使わない数学の講義」(小室直樹著、WAC発行)という本を買って読んでいますが、まさに、問題には解が存在するか否かの見極めが大事だということが書かれていて、参考になります。
ついでに言えばこの本は、数学の考え方が一般人にも浸透すれば世の中は俄然改良されおもしろくなると説いていて、大変僭越ですが僕がこのブログで訴えることと共通するものを感じました。
もちろん、僕などは小室さんの足元にも及びません。小室さんの解析が、小室さんの優れた専門性をバックにして、とても平易に書かれた本ですので、ぜひみなさまも読んでみてください。
ベルギーがイングランドを破り、堂々の3位となりました。
日本やブラジルを破った時にも象徴的だったすばやいカウンターなど、素晴らしいチームでした。
ベルギーと言えば、首都ブリュッセルがEUの本拠地ですし、経済その他でヨーロッパの重要な位置を占めていますし、チョコレートが有名ですね。
しかしみなさま、ベルギーは異種の民族で二分されていることをご存知ですか? あまり知られていないと思います。
僕も40歳ちょっとになるまで知りませんでした。
僕の前の会社はアメリカ系だったのですが、ベルギー支社もありました。
ある時、ワインバーでベルギー人と話していた時に聞いた話です。
ベルギーの北部は、フレミッシュと呼ばれるオランダ系の民族が住んでいてオランダ語を話し、南部はフランス系の人が住んでいてフランス語を話し、これらの地域はくっきり分かれている、と。
これらの民族は昔から必ずしもうまく行っていたわけではないことと、今でも文化的にもそれほど交流はないようなことも話していました。
東の方には、少数ながらドイツ語を話す人たちも住んでいるそうです。
これには驚きました。
1国の中で違う言語を話す民族がいる国は結構あることは知っていました。
でもたいていはどっちかが多数でどっちかが少数である場合が多いと思います。
例えば、カナダは東部の限定的な地域であるケベック州がフランス語を話すとか。
旧東側の国々では異民族が拮抗していた例は多かった(ソ連、ユーゴスラビア、チェコスロバキアなど)ですが、旧西側の先進国でベルギーのような異民族が二分しているのは珍しいのではないでしょうか。
しかも、オランダ系はゲルマン的ですし、フランス系はラテン的ですから、遺伝的形質や文化の背景も結構違うと思います。
フレミッシュという民族は、かつてのオランダから独立したわけなので、自立性という意味でベルギー内のフランス系民族と政治的には同じ志なのかもしれません。
今回のワールドカップで、ベルギーのサポーターの方々があのように熱く応援しているように見えますが、そもそも、ベルギー人にとってベルギーというもののアイデンティティーはあるのかな? と、ふと疑問に思ったものですから、この記事を書きました。
サッカーのベルギーチームは2つの民族から等しく選手が選抜されているのかな? とか サポーターの人は自分の民族でない選手も熱烈に応援しているのかな? などと思いを巡らしながら試合中継を観ていました。
スポンサーサイト