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夢の扉(再び、再び)

私は特定のものだけよく言い続けるのはあまり好きではないのだが、TBSテレビの番組「夢の扉」(日曜18:30~)はいくら賞賛してもしきれない番組だ。
何故そう思うのかは、同じタイトルの以前の記事を参照いただきたい(お手数かけます)。

一昨日の内容は「英語を教える幼稚園」との予告だったので、「いよいよ夢の扉も種尽きたか」と思ったら、なんのなんの、これまでと同じく、いやそれ以上に素晴らしい内容であった。
主人公は庄司日出夫さんという62歳の方。山梨の河口湖付近で幼稚園を経営されている。

目的がすごい。昨今言われている小学校英語教育の延長などでは全然ない。
国際的に活躍できる日本人を育てようというものだ。
英語は現在の国際公用語だと割り切り、国際的に活躍するには道具としての英語を駆使できることが必須である。
それを最大限の効果で実現しようというものだ。

幼稚園内での会話は全て英語である。
ただし、英語を教えない! ここがポイントだ。
物事を教えると学ばない、逆に教えなければ自発的に学ぶ、と庄司さんは強調する。
先生は質問に対しては丁寧に答える。

もう一つのポイントは、特定の目標やカリキュラムを設定しないこと。
先生は何かのテーマを示すが、そこから何をディスカッションするかは園児の自主性に任せる。
先生はガイドはするがティーチ(=教える)はしない。
この考えは、教育大国のフィンランドと同じらしい。

庄司さんの計画としては、英語で話す領域を幼稚園や小学校だけに留まらず、小さな村を作り、その中を全部英語で話すようにしたいというものだ。
韓国からの実習生の受け入れやフィンランドからのサポートも得られる見込みである。

私も学校卒業以来ずっと外資系企業で過ごしてきたから、道具としての英語の重要性をよく理解している。
しかし悲しいかな、日本人の場合、一部の人(海外で長年暮らしたような)を除いて、頭でっかちでひ弱な英語である。
要するに、英語の試験で高得点を取るような発想の英語である。
それに対し、同じアジアでも、台湾、韓国などの企業人の英語は発音こそ悪いが、地に足の着いた道具としの逞しい英語である。
日本がまだ半導体大国である時代から既に彼らは逞しい英語を話していた。そして今や半導体そのものも日本の地位が危うい。

日本人ははっきり言って今でも優秀である。
夢の扉がこれまで紹介してきたように、すぐれた発想をする人たちがいっぱいいる。国際的にも十分太刀打ちできる発想の数々だ。
これから日本は、弱点である、国策、政治力、外交力、英語を強化するべきであり、それができれば名実共に世界一になるはずである。

英語に関しては庄司さんのやり方がベストかどうかわからないが、これほどの卓抜した発想をもって事を進めなければだめだ。
是非頑張っていただきたい。

夢の扉は毎回視聴者を裏切らない。
是非一度企画の人にお会いしたい。
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酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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