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あっ、これがクラシックピアノ愛好家の喜びだったのか!

みなさまこんばんは。

金曜から日曜まで遠路、研修旅行に行って参りました。
疲れました。
でも人間、いくつになっても学ぶことは一杯ありますね。

秋も深まってきましたね。
秋の夜長には読書、気の合った仲間と徹夜で飲みながら議論、宇宙のことを考える、などがベストです(^^)/

今回の記事は要約なしにて失礼します。
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僕は小さい頃、母親に強制されてピアノを習っていた。
でも、そんなことより外で虫取りのほうが何百倍も楽しかったので、ピアノはすぐに放り出した。
詳しくは「落ちこぼれピアニスト」をご覧いただきたい。

正直僕は、ピアノ演奏愛好家でありながら、ピアノという楽器の醸し出す雰囲気が好きではない。
品行方正、まじめ、レッスン、先生、楽譜、クラシック、指定された音を忠実に再現、・・・・。これらは皆、カッコ悪いではないか。

もしビートルズに出会わなかったら、僕は一生ピアノを嫌い続けていたことだろう。

不良、破壊、独学(というか「学」の字を取って独自の方がいいか)、耳コピ、アドリブ、ロック、コード、・・・・。
こっちの方が何千倍もカッコいいではないか。
クラシックピアノの曲は聴いていても堅苦しくて楽しくないし、先生や楽譜に支配されるなんて、なんとも元気が出ないではないか。

これまで、クラシックピアノ愛好家の人たちに体当たりでこの質問を投げかけて来たけど、イマイチ答えは帰ってこなかった。

ところで僕は、自分はあまり好きではないが世の中でとても流行っていることは何故なのかを解明し、問題なければ自分も好きになってみたい、という我が人生における信条がある。
例えばこれまで、カラオケとか焼酎のようなことが解析の末、なぜ人気があるか解明し、自分も好きになった。
さらに、例えばベンチャーズ。あの”テケテケサウンド”でワンパターンっぽい(失礼m(__)m)のがなぜ、ベンチャーズ専用コピーバンドが世の中に一杯いるのか。
そこでベンチャーズを聴き込んでみたら、音楽性が深いことが感じ取れた、とか。

クラシックピアノは最後の難関だった。

最近、あるクラシックピアノ愛好家の方が書かれた記事は興味深かった。
楽譜を見て演奏をしようとする努力は、「神様が与えてくれたゲームの課題を解くようなもの」と書かれていた。
「あっ、そうだったのか!」と、僕は膝をポンと打った。
だって、これって遊び感覚じゃん。
ロックピアノの構えとは大分違うにせよ、先生や楽譜崇拝の品行方正さとは違う。

もちろん、全てのクラシックピアノ愛好家の人がこの感覚で楽しんでいるかは分からないが、これって重要な示唆だと思った。
この記事を書いた方は、普通のクラシックピアノ愛好家の方よりもロック的なこととか理系的なことの感覚を持っていらっしゃる方のように拝察していた。

そんな中、僕は、わりと近々、僕にとっては珍しくかつ難しい曲をある場で弾くことになった。
その曲は一応ポップスの領域ではあるが、右手で複雑なメロディーの速弾きがあり、ややクラシック的かつややジャズ的である。
ジャズ的な不協和音のコードも一杯出てくる。

コードだけなら耳コピもできるかもしれないけど、メロディーはさすがに無理なので、さすがにこの僕も楽譜のお世話になることにした。
するとわかったこと。
難解な楽譜から自分の演奏法を見出すこと。それは、ロックピアノの喜びとは違うけども、確実に楽しく、創造的でもある。
ああ、これだったのか、と。
そして、上述した記事の方の言いたいこともわかった。
ロックピアノの神髄であるコード奏法でアドリブな感じはないけど、速弾きのメロディの織り成す興奮というものも確実にあるなと思った。

ようやく僕がクラシックピアノの喜びを知り始めたのと同様に、クラシックピアノ愛好家の方もロックピアノの喜びを知られてはどうかと思う。
ただし、ロックというものが落ちこぼれ人間が体制を破壊しようとして奏でるものである以上、クラシックピアノ愛好家の方々がこの境地になれるか、そこは多いに疑問である。

しかし、クラシック愛好家の方々の中には劣等感をバネにしている人も結構いる。
ということは、ロック屋が訴えたいことと実はあまり変わりないのかもしれない。

あと話しは変わるが、楽器は複数やる方がいいように思う。歌も含めて。
その方が一つの楽器の特徴がよく見える。
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テーマ : ピアノ
ジャンル : 音楽

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No title

宣伝みたいで申し訳ないのですが、音楽評論家の許光俊さんの著書『クラシックを聴け!~お気楽極楽入門書~』(青弓社)では、クラシックを聴くための極意として

・本格派推理小説を読むこと
・サラダを作ること

と書かれていました。

「サラダを作ること」は、クラシック音楽のハーモニーを理解することに通ずるそうです。
「本格派推理小説を読むこと」は、小説の謎解きの過程と難解なクラシック音楽を理解する過程が同じだということだそうです。
つまり「神様が与えてくれたゲームの課題を解くようなもの」というのは、ピアノ音楽だけではなくクラシック音楽全般に言えることだと思います。

ちなみにその許氏の著書は、「お気楽極楽入門書」と銘打っているわりにはかなり辛口な内容で、クラシック音楽愛好家だったら、読んでいて辛くなるようなことばかり書いてありました。

かんたさん

なかなかおもしろそうな本ですね。
クラシックピアノを愛好する人の喜びとクラシックを愛好する人の喜びは基本は同類であろうことは確かに想像がつきます。
ただ、譜面通りの音を奏でる努力と音楽を理解することは全く同じではないかもしれません。
その本の言わんとしていることを完全に理解した訳ではありませんが、察するところ、音楽を楽しむ構えとしてはむしろロックの方が自然かもしれない、との考えがよぎります。
僕が訴えたいことともしかして似ているかもしれません。
僕的にはどうも、与えられたものをよしとする、というクラシックの構えは、人間が音楽をたしなむ自然な方向とは違うような気がしてなりません。

No title

 こんにちは。記事を取り上げてくださってありがとうございます。ST Rockerさんの記事を拝読して、うーん、こういう考え方もあるのかあ…と不思議に感じました。私自身はあまり音楽のジャンルを分けて考えないので・・・。モーツァルトの楽譜にコードネームを書き込んで使っちゃうくらいですし(笑)。
 ベンチャーズのテケテケサウンドは魅力的ですね。じっくり聴いたことは無いのですが、興味のあるバンドです。

やぢまさん

こんばんは。
コメントどうもありがとうございました。
とてもインパクトのある記事ですので書かせていただきました。

僕は、クラシックとロックの間にはとても深い溝があると考えています。
そしてそのことは、クラシック側の方には認識できないと考えています。

クラシックピアノ愛好家向けにアレンジされたロック曲の楽譜は、いわゆる「ポピュラー」としてクラシックピアノ愛好家の一部の方々には多少好まれています。
でも僕に言わせれば、それは全くロックではありません。

この溝を埋めるべく、やぢまさんのようなクロスオーバーな方のお力添えをぜひいただきたい所存です。
プロフィール

ST Rocker

Author:ST Rocker
ビートルズ解析ブログへようこそ!
つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
コメントは本筋に沿ったものをお願いします。

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