「商品を『登録』する」って? ある日のプチ疑問
みなさまこんばんは。
3連休はいかがでしたか?
明日はまたブルーマンデーですけど、まあ、テキトーにやりましょう!
今日の記事の要約
・あるスーパーのセルフレジの表示に変な日本語が! おじさんはプチ疑問を抱いた。
3連休はいかがでしたか?
明日はまたブルーマンデーですけど、まあ、テキトーにやりましょう!
今日の記事の要約
・あるスーパーのセルフレジの表示に変な日本語が! おじさんはプチ疑問を抱いた。
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昨日、宇宙の最先端の研究に関する一般向けの講演会に行って来ました。プラネタリウムでの講演会です。
この宇宙のうち、目に見え正体がわかっている物質はわずか5%であり、大半は目に見えず正体もわからない暗黒物質(または暗黒エネルギー)でできています。
暗黒物質とは何なのか、どうやってその正体を突き止めようとしているのかについて、名古屋大と高エネ研の教授による素晴らしいお話を聞けました。
知的興奮を多いに感じた1日でした。
講演の前にプラネタリウムの装置で暗黒物質の映画が30分ほど映写されました。
とても素晴らしく、映像も現代技術がふんだんに使われ、素晴らしいものでした。
ただ、あまりに映像がグルグルと、そしてダイナミックに回るので、気分が悪くなってしまいました。
ゴーンはV字回復の立役者なので、もちろん一定の評価はできますよ。決して全てを否定はしません。
ゴーンが日産に就任して少ししてから、僕の知り合いで日産で購買をやっていた友人が言ってました。
これまで温情で買っていた業者を徹底的に切って、業者の選別も実力1本(価格と性能)でやるように至上命令が出ていてしんどいんだよなー、と愚痴をこぼしていました。
休んでいる設備をできるだけなくし稼働率を上げるような命令はまあいいにしても、痛みを伴う改革とは言っても、企業城下町的なことを否定したり、ある業者やリストラされた従業員を完膚なきまでつぶすということで業績を上げた一面があります。
技術の向上や営業力のアップというプラス思考で改革を成し遂げたわけではないのです。
マイナスを取り去る改革手腕。それは外人によれば効果的にできるのです。だって何のしがらみもないですから。
休日は心技体のバランスを取るに限りますね。
いつも左脳を思い切り駆使して考えているので、休日は音楽やおもしろいことに触れ右脳を活性化するとともに、だらしないことも思い切りやりテキトーな気持ちにもなることもやってます。
そして運動ですね。
先ほども手足に計5kgの重りをまとって2時間の行軍をやってきました。
ああ、さっぱりした。
さて本題です。
昨日、このあたりで勢力が強いスーパーK〇〇〇〇〇に行ってきました。
ここは少し前に大幅にセルフレジが導入されました。
店員さんが打ってくれるレジの方が少数になってしまいました。
これではお年寄りなどは大変だなと思うのですが。
ともあれ、密かに「セルフレジの達人」を自称するワタクシとしては、K〇〇〇〇〇のセルフレジを初参りしよか、ということで昨日と相成りました。
セルフレジは店によってやり方が微妙に違うので、最初はちょっと戸惑うのである。
「ま、大同小異だろう」と高を括って、いざはせ参じました。
これだけ大規模にセルフレジを導入しただけあって、案内のオバチャンが何人か立っている。
ついこないだまでレジを打ってくれていたオバチャンたちだ。
で、いよいよセルフレジに到着すると、いきなりオバチャンから声をかけられました。
「こちらクレジットカード専用のセルフレジなんですけどよろしいですか?」
「あれれ、現金で払うのはどっちですか?」
「あちらの*色が現金用のレジでございます」
たしかに、床には色分けがしてあって、カードと現金のレジが分けられていた。
いきなりつまづいちゃった。先が心配だぞ。
そして現金専用のレジへ。
そしてまたまたつまづいてしまった。だって、マイバッグを掛ける所がないんだもん。
左側には物を置く台があるのみ。
すると別のオバチャンがすっと来て、空の買い物カゴを左の台に置き、「マイバッグはこのカゴの中へどうぞ」と。
「あっ、すみません」とは言ったものの、「何か変な感じだな」という印象。
では体制が整ったので、さあ始め。
マイバッグ使用かレジ袋購入を選ぶ。
そして次に出た表示は「商品を登録してください」。
あれれれれ!!!! 「登録」って!?
ん!?このセルフレジは最初になにか手続きが必要なのかな?
と、またまたモタモタしていると、さっきのオバチャンがまたさっと来たので、「登録って何ですか?」と訊いたのです。
すると「商品をですねここに当ててバーコードを読ませてください」と。
「あっ、そういうことだったんですか! なら『登録』って言葉はあまりよくありませんね」と言っちゃったんです(^^;
そしたらオバチャンはにわかに不機嫌な顔になり、返事をしませんでした。
「登録」と言われたらまず思い浮かべるのが、「登録商標」とか、何かの会員になる時に会員情報を登録する、とか。
登録という言葉は重々しくていかめしい言葉ではないですか。管理をするために何かの台帳に記載するような行いを言いますよね、普通は。
なぜ商品をスキャンする行為が登録なのでしょうか。
「商品をスキャンしてください」じゃなぜだめなのでしょうか。
帰る道すがら、ふっとある考えがひらめきました。
「あっ、もしかして、『レジ』というのは英語のregister(読み=レジスター)(「登録する」の意味)から来ているのではないだろうか」
「でも、仮にそうだとしても、レジのあの行為は登録とは程遠いなあ」
家に着くやいなや早速調べました。
そしたら確かに店のレジはregisterでした。正しくはcash regisgerとのことです。
ただ、cash regisgerは北米でしか使われていないようです。
そして、Websterとかいろんな辞書を見てみました。
すると、registerの意味として挙っている10通り位の意味の一番最後の方にcash registerが載っていました。
ということは、店のレジのregisterは、registerという言葉の本来的な「登録する」という意味で使われているのではなく、(語源は「登録」だったとしても)もはや本来の意味からは離れていると見る方がよさそうです。
こういう例は日本語にもいくらでもあると思います。
以下僕の想像ですが、店のレジのことを最初にcash registerと呼んだ人は、店の帳簿に売上を記録する装置という意味合いから、「登録する」のregisterという言葉を選んだのではないでしょうか。
今回K〇〇〇〇〇に導入されたセルフレジはおそらく外国製でしょう。
日本語の表示部分を請け負った業者が、英語のマニュアルを見て、registerを本来の意味である「登録する」と訳してしまったのでしょう。
「商品をスキャンしてください」に変えるほうがよさそうです。
それとも、このネット時代、「チャンネル登録をしてください」などと、「登録」という言葉が日常茶飯的に軽く出て来るので、スーパーのセルフレジで「登録してください」と言われても違和感がないのでしょうか。
昨日、宇宙の最先端の研究に関する一般向けの講演会に行って来ました。プラネタリウムでの講演会です。
この宇宙のうち、目に見え正体がわかっている物質はわずか5%であり、大半は目に見えず正体もわからない暗黒物質(または暗黒エネルギー)でできています。
暗黒物質とは何なのか、どうやってその正体を突き止めようとしているのかについて、名古屋大と高エネ研の教授による素晴らしいお話を聞けました。
知的興奮を多いに感じた1日でした。
講演の前にプラネタリウムの装置で暗黒物質の映画が30分ほど映写されました。
とても素晴らしく、映像も現代技術がふんだんに使われ、素晴らしいものでした。
ただ、あまりに映像がグルグルと、そしてダイナミックに回るので、気分が悪くなってしまいました。
ゴーンはV字回復の立役者なので、もちろん一定の評価はできますよ。決して全てを否定はしません。
ゴーンが日産に就任して少ししてから、僕の知り合いで日産で購買をやっていた友人が言ってました。
これまで温情で買っていた業者を徹底的に切って、業者の選別も実力1本(価格と性能)でやるように至上命令が出ていてしんどいんだよなー、と愚痴をこぼしていました。
休んでいる設備をできるだけなくし稼働率を上げるような命令はまあいいにしても、痛みを伴う改革とは言っても、企業城下町的なことを否定したり、ある業者やリストラされた従業員を完膚なきまでつぶすということで業績を上げた一面があります。
技術の向上や営業力のアップというプラス思考で改革を成し遂げたわけではないのです。
マイナスを取り去る改革手腕。それは外人によれば効果的にできるのです。だって何のしがらみもないですから。
休日は心技体のバランスを取るに限りますね。
いつも左脳を思い切り駆使して考えているので、休日は音楽やおもしろいことに触れ右脳を活性化するとともに、だらしないことも思い切りやりテキトーな気持ちにもなることもやってます。
そして運動ですね。
先ほども手足に計5kgの重りをまとって2時間の行軍をやってきました。
ああ、さっぱりした。
さて本題です。
昨日、このあたりで勢力が強いスーパーK〇〇〇〇〇に行ってきました。
ここは少し前に大幅にセルフレジが導入されました。
店員さんが打ってくれるレジの方が少数になってしまいました。
これではお年寄りなどは大変だなと思うのですが。
ともあれ、密かに「セルフレジの達人」を自称するワタクシとしては、K〇〇〇〇〇のセルフレジを初参りしよか、ということで昨日と相成りました。
セルフレジは店によってやり方が微妙に違うので、最初はちょっと戸惑うのである。
「ま、大同小異だろう」と高を括って、いざはせ参じました。
これだけ大規模にセルフレジを導入しただけあって、案内のオバチャンが何人か立っている。
ついこないだまでレジを打ってくれていたオバチャンたちだ。
で、いよいよセルフレジに到着すると、いきなりオバチャンから声をかけられました。
「こちらクレジットカード専用のセルフレジなんですけどよろしいですか?」
「あれれ、現金で払うのはどっちですか?」
「あちらの*色が現金用のレジでございます」
たしかに、床には色分けがしてあって、カードと現金のレジが分けられていた。
いきなりつまづいちゃった。先が心配だぞ。
そして現金専用のレジへ。
そしてまたまたつまづいてしまった。だって、マイバッグを掛ける所がないんだもん。
左側には物を置く台があるのみ。
すると別のオバチャンがすっと来て、空の買い物カゴを左の台に置き、「マイバッグはこのカゴの中へどうぞ」と。
「あっ、すみません」とは言ったものの、「何か変な感じだな」という印象。
では体制が整ったので、さあ始め。
マイバッグ使用かレジ袋購入を選ぶ。
そして次に出た表示は「商品を登録してください」。
あれれれれ!!!! 「登録」って!?
ん!?このセルフレジは最初になにか手続きが必要なのかな?
と、またまたモタモタしていると、さっきのオバチャンがまたさっと来たので、「登録って何ですか?」と訊いたのです。
すると「商品をですねここに当ててバーコードを読ませてください」と。
「あっ、そういうことだったんですか! なら『登録』って言葉はあまりよくありませんね」と言っちゃったんです(^^;
そしたらオバチャンはにわかに不機嫌な顔になり、返事をしませんでした。
「登録」と言われたらまず思い浮かべるのが、「登録商標」とか、何かの会員になる時に会員情報を登録する、とか。
登録という言葉は重々しくていかめしい言葉ではないですか。管理をするために何かの台帳に記載するような行いを言いますよね、普通は。
なぜ商品をスキャンする行為が登録なのでしょうか。
「商品をスキャンしてください」じゃなぜだめなのでしょうか。
帰る道すがら、ふっとある考えがひらめきました。
「あっ、もしかして、『レジ』というのは英語のregister(読み=レジスター)(「登録する」の意味)から来ているのではないだろうか」
「でも、仮にそうだとしても、レジのあの行為は登録とは程遠いなあ」
家に着くやいなや早速調べました。
そしたら確かに店のレジはregisterでした。正しくはcash regisgerとのことです。
ただ、cash regisgerは北米でしか使われていないようです。
そして、Websterとかいろんな辞書を見てみました。
すると、registerの意味として挙っている10通り位の意味の一番最後の方にcash registerが載っていました。
ということは、店のレジのregisterは、registerという言葉の本来的な「登録する」という意味で使われているのではなく、(語源は「登録」だったとしても)もはや本来の意味からは離れていると見る方がよさそうです。
こういう例は日本語にもいくらでもあると思います。
以下僕の想像ですが、店のレジのことを最初にcash registerと呼んだ人は、店の帳簿に売上を記録する装置という意味合いから、「登録する」のregisterという言葉を選んだのではないでしょうか。
今回K〇〇〇〇〇に導入されたセルフレジはおそらく外国製でしょう。
日本語の表示部分を請け負った業者が、英語のマニュアルを見て、registerを本来の意味である「登録する」と訳してしまったのでしょう。
「商品をスキャンしてください」に変えるほうがよさそうです。
それとも、このネット時代、「チャンネル登録をしてください」などと、「登録」という言葉が日常茶飯的に軽く出て来るので、スーパーのセルフレジで「登録してください」と言われても違和感がないのでしょうか。
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