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科学豆知識No.7 「生活役立編5選」

大変遅れてしまいましたが、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

今日の要約
・読んでのお楽しみ。ノーヒントで失礼します。
・あまりキチキチにお考えにならないで、おもしろ話として気楽にお読みください。
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前回の科学豆知識No.6(←クリック)は2017年2月でしたので、もう2年近くもご無沙汰していました。
では今回の5選、お楽しみください。

1.タイヤの空気圧を調整する時の注意

みなさまは車のタイヤの空気圧に注意を払っている方も多いでしょう。
ボイル・シャルルの法則(PV/Tは一定(P:圧力、V:体積、T:絶対温度))により、気体の圧力は絶対温度に比例します。
絶対温度とは-273℃を絶対0度とする温度のことで、Kで表します。
すなわち、0℃は273K、20℃は293Kです。
例えば、0℃で空気圧を合わせた場合、気温が20℃になれば、空気圧は293/273倍、すなわち1.07倍になります(タイヤの膨らみを無視した場合)。
0℃で2.50kgに合わせたなら、20℃では2.68kgまで上がります。
たかが20℃の気温上昇でも1割近くも圧が上がってしまうわけです。
ですので、その車を一番利用するあたりの気温の時に空気圧を調整すればベストです。それができないなら、寒い時はやや低めに、暑い時はやや高めに調整するのがいいです。
余談ですが、ガソリンを入れるには寒い時ほど得なはずです。
なぜなら、温度が低いほどガソリンの密度は上がるのと、ガス化しにくいからです。
ただしどの程度違うのかはわかりません。

2.うるさい薬剤師の方がいい

医者の診断を受け処方箋をもらい、薬局で薬をもらう時、結構待ちますよね。
やたらにいろんなことを聞いてくる薬剤師がいますよね。
急いでいる時などは、「処方箋に書いてある薬だけ出してくれればいいんだよ。余計なことはどうでもいいから」なんて思ったことはありませんか?
僕は、こうしたうるさい薬剤師の方が実は正しいと考えています。
医者はそもそも薬の作用などの専門的なことを知っているわけではありません。症例に対し効果的な薬の関係を統計的、経験的に判断しているだけです。
本来、個々の患者と症例に対し、どの薬をどのくらいあてがうかは、医者と薬剤師が協議して決めるべきのように思います。
処方箋という一方的な”指示書”の仕組みはそもそも疑問です。
もっとも、処方箋に対し薬剤師は医者に電話して薬の種類や量を変えるように求めることもできるようです。
だから、本来の業務を全うしたいという薬剤師は患者に対して自分の言葉で質問するのだと思います。
うるさいとは思わずにありがたいと思う方がいいでしょう。
僕の中学以来の友人の薬剤師はいつも「医者は薬のことは全然知らない」と言っています。
もちろん全然知らないわけではなく、知らないことが多いにもかかわらず知っていると思っている医者が多い、という意味だと僕は解釈しています。

3.血圧の考え方

最近の日本の医療界での血圧の考え方は、高血圧=異常な状態と捉え、「下げなければいけない」という単調な考えばかりが言われています。
そもそも人間の体というのは、体の隅々まで血をもっと送らないといけないとか、そんなに送らなくてもいい、というような判断がまず働き、血を送らねばならないとなれば、ポンプである心臓がより強く働き高い圧力を与えます。
よって、高血圧の状態というのは何かが壊れている状態かもしれない一方で、体が血の流れを欲している状態である場合もあるはずです。
さらに、血管が細かったり硬かったりすればさらに高い血圧で血を送る必要があります。
年齢が上がるほど血圧は高まるのは当然であり、むしろより高い血圧を必要としているとも言えましょう。
にもかかわらず、年齢や体格、病気の有無や種類によらず一律の高血圧基準値を設定していることと、「ただ下げればよい」という医療界の考え方は変です。
また、血圧を上げる原因の一つが塩であることは昔から言われてきました。
しかし最近の研究では、塩により血圧の上がるのは日本人のうち2割程度でしかない、ということが言われ始めています。
自分はどっちの型なのか、少しの期間、塩をいつもより多めに摂って血圧がどうなるのか、実験をしてみるのもいいのはないでしょうか。
要は言いたいことは、数値管理だけに縛られて人間らしい生き方をできずにストレスをかえって溜め込むのはいかがなものか、ということです。
体に気を付け、無理をせず、ストレスを溜めず、適度な運動をし芸術をたしなむ。こういうことに気を付けて生活していけば、血管は丈夫で柔らかくなると思いますので、加齢等により血圧を高くする必要が生じた場合に問題が起きにくいということは言えるでしょう。
なお、本件はあくまでご参考程度にお願いします。

4.物事は直列よりも並列で

いろんなことを直列でやるよりも並列でやる方が時間を短縮できることは言うまでもないでしょう。
日常のいろんなことで直列にやりがちなことは結構あるものです。
例えば、このブログでも何度か書いたように、スーパーのレジでは次のような直列の場面をよく目にします。
店員から金額を告げられる→財布の中を覗きコインを探し取り出す→店員に渡す→釣りとレシートをもらう→釣りを財布に入れる→買い物かごを作業台に運ぶ→バッグに商品を入れる
これを並列化するには、次の順番としたらいいと思います。
店員がレジの読み込みをしている間に手のひらに財布のコインを載せておく→店員から金額を告げられる→すばやく必要額を店員に渡す→釣りとレシートをもらう→買い物かごを作業台に運ぶ→釣りを財布に入れる→バッグに商品を入れる
これによりレジの通過時間が結構変わってきます。特に列が長い場合はトータルの待ち時間が大分変ります。
ゲートのある駐車場に車で入る時は、次のようなやり方の人は多くないでしょうか。
車を停める→窓を開ける→ボタンを押し駐車券をもらう→駐車券をしまう→窓を閉める→車を発進する
これを改良するには次のような順番がいいでしょう。
窓を開ける→車を停める→ボタンを押し駐車券をもらう→車を発進する→駐車券をしまう→窓を閉める
エレベーターに乗る時は、ふつう、行先階のボタンを押す→「閉」ボタンを押す、ですけど、「閉」ボタンを押す→行先階のボタンを押す、の方が時間短縮になります。
なおくれぐれもですが、こうしたことをストレスが溜まるほどこだわるのはいけません。あくまで他の人の行いには寛容になりましょう。

5.どちらが結果でどちらが原因?

結果には必ず原因があり、原因は必ず結果をもたらします。
しかし、どちらが原因でどちらが結果なのか、わかりにくい場合があります。
例えば大きな話としては、今の地球温暖化騒ぎでは、大気中のCO2濃度が上がっている(原因)ので地球が温暖化している(結果)、ということが挙げられます。
しかし果たして本当にそうでしょうか。
地球が温暖化している(原因)ので、大気中のCO2濃度が上がっている(結果)、ということは考えられないでしょうか?
炭酸水を温めると、溶けていたCO2がガス化してきます。
世の論調はあまりに一方的ですね。
また、気象の解説などでも原因と結果がやや怪しいような解説をよく聞きます。
例えば、エルニーニョと暖冬の関係とか、北極の気温と偏西風の蛇行の関係とか。
科学的な現象の原因と結果を取り違えるか、恣意的に導くとすれば、大衆を大きく欺くことになるので、注意が必要です。
人間社会でも、「あいつが悪いのでオレもそれなりに対峙している」なんてことがよくありますけど、これも本当は自分に原因があるのかもしれません。

今朝布団の中でもう1件考え出したのに思い出せなくて悔しいです。
思い出したら追記します。

では、冬休み最後、有意義にお過ごしください。
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No title

あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。

No title

本年もよろしくお願い申し上げます。

血圧を上げる要因として、ほぼ常時、塩がやり玉にあげられています。
私の主治医もその立場をとられています。
25年にわたって診ていただいている医師ですので、私もすっかり”洗脳”されています(笑)。
しかし、ほかのかたはともかく、私の場合は気温に原因があるのではないかと素人判断をしているのです。

というのは、塩分制限に関しては、5,6年前からは基本的には1日6g以下に抑えてきていますが、それでも、冬は高く夏は平均値を下回る数値を示しているのです。
一昨年の暮れから3か月間ほど、息子夫婦との同居生活をして、そのときは塩分制限はなかったのですが、血圧が目立って上がることはありませんでした。

期せずして行った”実験”の結果を見る限り、塩が血圧を上げている原因ではないと私なりに推測しております。
医師に相談してみたいと常々考えているのですが、とにかく混んでいるクリニックですので、なかなかそのチャンスがありませんでした。
待合室の患者の数が少ないときに、相談してみるつもりです。

鍵コメさん

ご丁寧なコメントをありがとうございます。
こちらこそ大分遅れてしまいましたが、明けましておめでとうございます。
また、こちらこそ昨年もお世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。
記事の件もありがとうございます。
今年も頑張ります。

アキローさん

こちらこそ、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
コメントありがとうございました。

声なき声さん

喪中と存じますので、新年の挨拶は省略させていただきます。
こちらこそ今年もよろしくお願い申し上げます。
声なき声さんの記事では頻繁にとても厳しい塩分制限のお話が出てきますので、正直、もっと自由に塩を摂って生活をエンジョイされては、と思っておりました。
しかも血圧の値は160とか170ならともかく、ほぼいつも130とか110とかのようなことを書かれていたので、むしろもっと高い方がいいのではないのかと思っていたほどです。
低いと元気が出ませんし、がんにも罹りやすくなると思いますので。
声なき声さんは塩によっては血圧が上がらないタイプかもしれないということですね。
ぜひお医者さんに相談いただくのがよろしいかと思います。
ただし、クリニックのお医者さんは”一律基準値管理”の流れに逆らわない人がほとんどだと懸念します。
今年も興味深い記事を楽しみにしています。

No title

並列の考えは全くその通りと思います。

ご紹介の並列事例で会計する人を見ると
むむっ、なかなかやるな、などと思ってしまいます。

私は買い物もそうですし、料理もこの並列で
いかに時短させるか考えてやっていますが
これは結構考えること自体が楽しいです。

面白半分さん

コメントありがとうございます。
面白半分さんもこのような並列化を励行されているということですね。
並列化は確実に日本の経済効率を向上させますけど、自他共に「そうでなくてはいけない」と思うと人生をせちがらくさせますね。
記事にもちらっと書きましたように、このようなことを考えることで楽しくなるならそれだけでもいいじゃないですか、と。
面白半分さんに賛成です。
僕も60過ぎて結構丸くなりました(笑)

No title

血圧の考え方について、私はそれまで血圧について全く興味が無かったんですが、6年前に脳梗塞になってから、ほぼ毎日血圧計で測って記録を取るようにしています。

で、そういう状況での現時点での私の考えは、「あんまり神経質に考える事はない」です。

まず血圧計。病院なんかで使っている古いタイプの手動の血圧計。家電店で売ってる上腕部に測定部分を巻く電動式。で、手首部分に巻く電動式。3種類全部、測定数値が違うんですよね。なんといいかげんな事か。

つぎに測る姿勢によっても違うんですよね。腕を上げて測る、腕を下げて測る、測る部分を心臓と同じ高さにして測る、寝て測る、、、いろいろやりましたが全部数値が違う。測ってる時に腕に力を入れたり抜いたりしても違う。
測る時間によっても違う、食事の前と後でも違う、季節によっても違う、、、など。

要は高すぎても低すぎても良くないってことは理解してるんですが、人によって変ってくるので基準となる数値を決めにくいですよね。私自身は、漠然と150を越えない辺りで良しと考えています。

マラどーなさん

こんばんは。
コメントどうもありがとうございました。
実は、この記事を書いた後すぐに、マラどーなさんのことが頭をよぎり、「あっ、まずかったかな」と思い、追記をしようかと思っていたところです。
マラどーなさんのような方にとっては、どちらかというと血圧は低い方がよいのかもしれませんから。
一方で、記事にも書きましたように、今の医療の考え方であるところの一律の基準値を設けた上で「低ければ低いほうがよい」という考え方にも疑問を感じます。
まさに今マラどーなさんが励行されているような考え方で捉えることに僕も同意します。
配慮を欠いた記事であったことをお詫びしますと共に、寛容なコメントをいただいたことに深く感謝いたします。

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1/6 21:15の鍵コメさん

こんばんは。
コメントありがとうございます。
医者と薬剤師の関係についてご関心いただき、ありがとうございます。
おっしゃるように、もっと薬剤師に積極的に動いてもらいたいですね。
The Long and Winding Roadを聴いていただき、そして「いい感じ」と感じていただき、ありがとうございます。
ただ、毎回声のことのみご評価いただきますが、鍵コメさん最初のコメントで「ボイストレーニングが必要」とおっしゃったように、はっきり言って僕の声はよくありません。
そして、耳コピ~多重録音という一連の努力の中で声のことは高々2割程度の力しか入れていませんので、できましたら、楽曲全体として聴いていただければと思います。

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1/11 11:21の鍵コメさん

こんばんは。
とてもご丁寧なコメントをいただき、ありがとうございます!
とても感慨深く読ませていただきました。
1つ1つお返事したいところですが、ここでは書けませんので、気持ちだけ込めさせていただきます。
鍵コメさんこそ、今年もよい年でありますように。
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Author:ST Rocker
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つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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