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日本語は結論から先に言う文化ではない

みなさまこんばんは。
みなさまのところへ訪問できておらず、誠にすみませんm(__)m

今日の記事の要約
・日本人のよさを日本人は誤解して全く違う方向に、指導者たちは持っていっている。
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北関東ではまさに今が満開の時期であり、あちこちの名所では素晴らしい風情を醸し出しています。
またそれとともに、全てのソメイヨシノの木は全く同じ遺伝子を持つ(すなわちクローン)ので、開花時期の違いは個体差から来るのではなく、環境因子から来るものです。(ただし厳密なことを言えば、年齢の違いはあるかもしれない)
よって、微妙な日当たりの違いとか、同じ地域でも丘の上は少し遅いとか、そういうちょっとした違いが見られるのもソメイヨシノの楽しみでもあります。

僕は学生時代の最後の年、就職活動をするに当たって、外資系企業に行くことを絶対的な志望としていた。
これから先、世界に向けて翔かない純日本企業など存在価値はないと思ったからだった。
しかし、外資系企業を2社渡り歩いてつくづく感じたのは、思いのほか、日本人のよさであった。
そしてさらに感じたのは、日本人のよさを日本人自身が感じていない、ということだった。

今や、外資系企業のみならず、純国産企業までが、いや純国産企業の方が、欧米の悪しき習慣をよしとしてしまっている。

僕が社会人になったのが1982年。
そして、1980年代は、日本はまだまだかなり強かった。
特に、半導体は、日立、東芝、NEC、富士通、松下、三菱、三洋..と、日本の天下であった。
国際会議では日本は全くプレゼンは下手で、英語も超ブロークンで、質問には答えられずジャパニーズスマイルを発するだけという、気持ち悪がられてはいたものの、実力があるのだからという存在だった。

しかし、欧米、特にアメリカは、1990年代に入ると日本に猛烈に圧力を加え始めた。
実力主義、成果主義、年功序列を廃止し若い者の登用、労働時間短縮、和を尊ぶより個人能力の重き...。

そして、プレゼンの仕方、物の話し方についても日本に強い圧力を加え始めたのである。
ちゃんと仕事をしていても、うまく表現できなければ、うまく視覚に訴えなければ意味がないとする考え。
結論を先に言って相手に要点を叩き込み、そして詳細はその次に言わないと全く意味をなさないという考え。

もちろん、プレゼンの仕方、物の話し方は、時と場合によっては、よい方がいいに決っている。
でも、それなしには何の意味もない、という欧米の”ぺてん師”に日本人の指導的立場の人間はまんまと騙されてしまった。

視覚的、聴覚的に分かりやすいほうがありがたいには決まっているし、それによりビジネスや外交が雌雄を決することはあるにしても、それを一次関門してフィルターをかけ、内容は素晴らしくても分かりにくいものを排除することを絶対的尺度にするなんて。

そもそも日本の長い歴史において、最初に一目でわかりやすい結論をまず見せないと意味はない、などということなど言われて来たか!
日本人はまず時候の挨拶から入り、相手の状況を伺い慮る。その上で考えを展開していくのである。
だから、場合により用意していた自説とは違う考えを述べる場合だってある。
場合により玉虫色がベストだってこともありうる。
なにしろ、日本語の文法自体が、結論を後で言うことになっている。

本当は僕が、そして外資系企業のメンバーが、「おかしい」と思った時点で、親会社にもっと反駁すべきだった。
今や、純国産企業でさえ、いや、純国産企業ほど、したり顔で、「結論を先に言わないとだめだ」、「パワーポイントで視覚的に訴えないプレゼンでないとだめだ」、と言う。

冗談じゃない!!
文字こそが最も雄弁に語るのであり、テキストファイルこそ最も価値が高いのである。
パワーポイントなんて特別の場合に有効なのであって、通常はホワイトボードなんかに自由に書くほうが価値が高い。
結論を先に言わないとだめというのは、特別の場合であって、それしかだめという欧米の理屈は、勝ち組的な野蛮なものであり、日本の文化からは到底受け入れられないものである。

僕は今、「記事の要約」を書いているが、これは本意ではない。
スマホユーザーは最初の画面のみで判断するので、仕方なくやっているだけだ。

最後に。
今日述べたことが僕の真意であるけど、だからと言って、日本人は英語が話せなくてもいいし、プレゼンの仕方ができなくてもいい、と言っているのではない。
スイスのように戦争はしないと言ってはいても軍隊を持ち鍛える、イスラエルのようにヘブライ語(左へ向かって書く)を国語としながらも国民のほぼ100%は英語を話し国際的感覚を身に着けている、のような気概を日本人は持つべきと考える。
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酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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