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あの時の君の主張は正しかった(原発のこと)

みなさまこんばんは。
令和に入ってからは素晴らしい天気が続いています。
風薫る、まさに最良の連休ですね。
そんな夢の連休も終わりに近づきつつあります。
いかがお過ごしでしょうか?
引き続き、みなさまへの訪問ができておらず、失礼しています。

今日の記事の要約
30年近く前の逸話と、今得た情報に至る流れにおいて、原発のことを書いてみた。
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実は僕は、休みが続くとややブルーになる傾向がある。
休みなのでうれしい反面、悩み事はかえって思い詰めてしまう。
自己解析するに、普段は仕事をしいろんな人間と触れ合うことで、悩みが”有限化”するのだと思う。
しかし休日が続くと、自分の頭の中で悩みが空転してしまうので、悩みが”無限大”になるのだと思う。
悩みの有限化こそ、最大の悩み脱出法だと僕は考えており、ブログでも何度も書いてきたし、去年開いたイベントではこのことについてプレゼンした。

挑戦への準備作業が進んでいる。
この歳でメチャ挑戦ができるので、日々戦闘モードとなり、大変であるものの、気持ちは高揚していて、その面では好ましい。

何回か前に書いたように、先月初孫が生まれた。
かわいいし、それなりに思うこともあるけど、このブログではプライベートなことはほとんど書かないので、失礼させていただく。

福島原発事故以来、原発反対派として頻繁に登場している小出裕章さんをみなさまもご存じであろう。
元、京大で原子力を専門にしていた研究者である。
実は小出さんは学校の先輩であることもあって、以前から注目はしていた。
でも小出さんの話をきちんと聞いたことはまだなかった。

そこで今回のGW、忙しい中、小出さんの動画をどんどん探し、講演会や座談会、インタビューなどを中止に、話しを聞き込んだ。

僕は、福島事故の問題点や教訓を世の中が捉えている様を、これまで必ずしも好ましいことばかりではないと思ってきた。
その理由は、福島事故以来、”にわか原発反対派”的な人がぐっと増えたからだ。
エネルギーや原子力のことを論ずるには、総合的な見地と定量的な捉え方も必要であることもあり。

そんな中、小出さんは具体的にはどんな考え方なのだろう、とずっと関心があったのだ。
そして今回のGWで十分に理解できた。

一言で言うと、小出さんの原発反対の考え方には十分納得できた。
十分なデータと資料、非常に広範な捉え方、科学的な論旨、そして物事を結論付けるための進め方
そして、小出さんは誠実な人だと実感できた。
そして、日本語の使い方が学ぶべきものが多かった。
このような素晴らしい考えを展開でき、誠実さと話し方の素晴らしさを持ち合わせておられる人が、自分の先輩であることにうれしさを覚えた。

特に僕が今回理解できた点として、原子力はそもそもが有望なエネルギーではなく、安全が担保されていない中、始めてしまったこと、政治的な背景などが挙げられる。
小出さんは福島事故のずっと前から一貫してこうしたことを訴え続けてきたのだ。

時は1991年(平成3年)。
僕は前の会社で、組合の評議員(職場の代表)をやっていた。33歳だった。
当時の組合は、ある野党の政党を支持していた。
その政党は当時原発の推進を支持していた。
特別その政党が推進をリードしていたのではなく、他の政党に横並び程度の意識だったと思うが。

あの当時、既に日本は全電力のうち原発が11%を占めていた。(下に書く苦労があったので、今でも数字をはっきり覚えている)
11%とは随分多いなと思った。それをさらに上げて日本の発電の要にしようというのである。

こうした政策を支持する政党を我が組合が支持している。
今なら間違いなく組合員が反対運動を起こすだろうが、当時は皆あまり関心がなかった。
僕自身は、当時、原発は反対だったが、敢えてその政党の考え方を変えさせようとまでは思わなかった。

そんな中、僕の職場の一人の若者(僕より4歳下)が反旗を翻した。
STさん、原発なんて冗談じゃありません。住民にリスクを押し付けるのですし、死の灰の処理もどうすべきか全然決まっていません。すぐに組合に掛け合って、政党の考えを正すようにしてください!」と、すごい形相で僕に食ってかかった。
そして彼は、その政党へのオルグ活動(選挙支援等)を拒否した。

正直僕は面食らった。
組合の評議員は、せいぜい残業や安全面の問題を吸い上げる程度かと思っていたので。
組合の上部の人は、僕に対して、彼をなだめてオルグをやらせるように強要した。
しかし彼は全く屈せず意見を主張し続けた。
僕は板挟みとなり、かなり苦労してしまった。
僕はあの頃、腹芸的なものを持ち合わせていなく、正論の応酬になってしまった。

そうこうするうち、彼と組合上部の一対一の話し合いまで持って行くことができた。
結局、彼の意見は受け入れられることはなかったけど、彼は僕の努力に敬意を表して、ついにはオルグをやったのだった。

僕はあれ以来、彼のことも原発のことも忘れたことはなかった。
彼が契機で原発のことも結構勉強した。

あの1991年当時、原発をこれ以上増やしてはならないと考えている人は少なかった中で、僕は、少なくとも11%より伸ばしてはだめだと思っていた
そして、福島事故の時には30%を超えていたのだった。

このGWで小出さんの話をかなり聞いて、つくづく思ったこと。
あの時の君の主張は正しかったね」と、彼に伝えたい。
あの時、もっと真剣にやめるように働きかけるべきだったのではないか、と。

ただし僕は、小出さんの話の全てに賛成なわけでもない。
そして、小出さんが誤っていること、あるいは極端過ぎることもあると思っている。
そして、原発の反対論者も擁護論者も、もっと別の人の話も聞いてみないといけないと思っている。

話は変わるが、ピアノ弾き語りの新しい試みとして、イーグルスのDesperado(ならず者)をやってみようと思い、最近始めたところである。
イーグルスのオリジナルだけでなく、いろんな内外のアーティストがカバーし、いろんなシーンでよく使われている曲だから、ご存知の方も多いだろう。

この曲はピアノ弾き語りによいのではないか、と最近ようやく気付いた次第。
コードも比較的聴き取りやすいので、耳コピをやっている。
マイナー系のコードがずっと続き、どこで戻るんだろうと思っていると無事戻る、みたいな。

以下、イーグルスのオリジナルバージョンと、カーペンターズのカバーバージョンのyoutubeを貼る。



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No title

おはようございます。
田舎で生まれ育ったもので
洋楽はほとんど縁がありませんでしたが、中学2年生の時にカーペンターズの来日記念盤のLPレコードを買いました。
それまでLP盤など購入することなんて全く考えたこともありません。
今ならコンサートチケットを手に入れようかと考えるかもしれませんが何しろ田舎者なので都会に出掛けるなんて、頭の片隅にもありませんでした。
少し前にリチャードが来日していましたが、カレンのいないカーペンターズは私の中にないので出掛けることはしませんでした。

Desperadoも初めて聞いたのがカーペンターズです
久し振りにカーペンターズ聞いてみようかなぁ~と思いました

こんにちは

原発の被害者から一言。
何かあったら取り返しのつかないことになるのが原発です。
自分も人生が狂わされた一人ですが、故郷に帰れない人、自宅に帰れない人数万人です。放射能という怪物は一旦ことあると誰にも制御できません。先も見ずによくこんなものを作ったものだとただあきれるばかりです。
現在も東電は管理できずにいますが、あとは誰が管理するのでしょうか。この無責任さにもあきれてしまいます。

ぷにゅ2さん

こんばんは。
コメントをありがとうございました。
カーペンターズへの思いを聞かせていただきました。
実を言いますと、今回の記事に限って言えばカーペンターズはご参考までに、でした。
でも、記事を離れれば僕もカーペンターズは好きです。
去年のイベントではマスカレードを弾いたものの、ボロボロでした。ですので頑張っています。
Desperadoは本家イーグルスバージョンが好きです。
ところで、LPということは、ぷにゅ2さんはもしかして僕と同年代でいらっしゃいますか?
お弁当の感じとかでは、2回りくらい下のかたかと思っておりました。

イングリッシュガーデンさん

こんばんは。
被害者の方としての貴重なコメントをありがとうございました。
まさにおっしゃる通りと思いますとともに、被害に遭ってはいない人間としては想像もつかない部分もあります。
今回の記事では失礼なことを書いた部分もあったと思います。
申し訳ありませんでした。
プロフィール

ST Rocker

Author:ST Rocker
ビートルズ解析ブログへようこそ!
つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
ご気楽にコメントください。

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