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Coffee Break Beatles No.197 「左手で奏でる音楽とは?」

みなさまこんにちは。
師走に入り早くも1週間が過ぎました。
今日はとても寒いですね。お元気でしょうか?
今日の記事は、お気に入りのコーヒーでもすすりながら気楽にお読みください。

先日、ブロ友さんと、ある絵画を左右反転させた画像は、オリジナルと比して似て非なるもの、というようなお話をして、右と左のことをまた考えてみたくなりました。
右と左の問題。それは未だに未解明のことが多く、下手をすると我々の主観の中に存在する概念でしかない、とすら思ったりします。
詳しくは下記の過去記事をぜひクリックしてください。

2017年11月2日『再び、右と左とは? いよいよ法律学の出番か?』
2014年5月6日『「右と左」の件、私なりの考えを披露します』
2014年5月3日『「右、左」を宇宙人に説明できますか?』

身近な問題としては、いつも鏡で見ている自分の顔と写真に写った自分の顔は驚くほど違います。
こうしたことを考えたりするのもおもしろいですよ。
実はですね、英文ブログのプロフィールの僕の子供の時の写真は左右反転させたものなんです(^^)/

20191116_145552 - コピー

さて、自分のこれまでの人生の中で最も影響を受けた人は誰か?と問われたなら、僕はポール・マッカートニーを挙げます。
親兄弟、恩師、友人といった身近な人は除いての話です。
本当は、ジョン・レノンとポール・マッカートニーなのですが、ポールの方が存命期間がかなり長いので、結果的に影響が大きくなったのだと思います。
逆に言えば、もしジョンがずっと生きていたなら、どんな我が人生が繰り広げられたかは永遠の疑問です。

ポールファンならずとも、ポールが左利きなことをご存知の方は多いでしょう。
ポールは、ベースやギターの弦を張り替えて、あるいは特注のものを買って、右利きの人とは左右対称の恰好で奏でます。
結局左右反転しているだけなんだから右利きの人と一緒でしょ。と見るのか、いやいや何かが違うはずだぞ、あるいは全然違うはずだぞ、と見るのか。
人間の左右の脳の機能が違うことや内臓の配置が左右対称でないことを考えると、少なくとも全く同じではないことは確かでしょう。

ポールがピアノなどのキーボードを奏でる場合。
キーボードは左利き用に組み替えることはできません。
よって左右対称ではなくて、左利きの人が右利き用ギターを弾くようなものですね。
当然、サウンドへの貢献は大きいはずです。

今日は科学記事ではないので、雰囲気だけ書きました。
ポールの左利きとしての音楽的特徴は、これまである程度踏み込んで書いたことがありますので、よろしければ過去記事を見てください。

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以下余談です。

ビートルズのドライヴ・マイ・カーという曲があります。
多くのビートルズの曲がそうであるように、この曲もジョンとポールの共作です。
この曲は、アイドル路線をそろそろ卒業しようという時期に作られた名作の一つです。

せっかくよい曲なのに、中学生以来ずっと聴き続けて、正直どうもパッとしない印象がありました。
なんか、室内音楽風に軽いポップな感じで仕上がっています。プロデュースが失敗したような感想も持っていました。



ところがです。
ポールが60代半ばも超え、ビートルズ時代の曲をオリジナルに忠実に、かつさらに改良した形でライブで演るようになってから、この曲の印象がガラっと変わりました。
例えば次の動画を観てください。



2009年、ニューヨークのシェアスタジアムで行われたコンサートで、ドライヴ・マイ・カーをオープニングで演ったのです。
僕は最初にそれを聴いた時、ぶっ飛びました。
まずは冒頭のくすぐるようなベース。
そして全般を支配するうなるようなベースとグルーヴ感。
これはオリジナルの室内音楽には全くないものでした。
ああ、ポールは本当はこの感じを表現したかったのだな、と思いました。

僕は2014年に友人からこのコンサートのCDを借りたのでした。
正直最初はあまり期待していなかったのですが、この冒頭のドライヴ・マイ・カーのわずか2、3秒でいきなりノックアウトされてしまいました。

最後はマニアックなことですが、以前行った東京ドームのコンサートでアリーナの、しかもかなり前の方で観た時、ポールの顔の皺の1本1本とか、手の皺や筋肉まで克明に見えたことがありました。
驚いたことの一つは、ベースを奏でる左手(ポールは左利きなので弦をピックするほうの手)の手の甲の筋肉にすごく力を入れているのが見て取れました。
手の甲と指の第2関節あたりまでの部分をきれいな四角形にガッチリ固定するような感じの力の入れ方なんです。
ああ、これがポールの安定したベースの秘密なんだなと思いました。
上に貼ったyoutubeでもそのことが少しわかりますよ。
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テーマ : The Beatles(ビートルズ)
ジャンル : 音楽

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こんにちは

この曲、大好きなんですよ。
YouTubeで聴き比べると、どちらもカッコいい(≧∀≦)
私はドラマgleeで、遊園地で歌われる『Drive my car』も好きで、よくつべで流しているんですが、ポールのこのバージョンにはかないませんね。

mikaidouさん

こんばんは。
コメントありがとうございます。
僕もオリジナルは嫌いというわけではありませんが、作り手の意図が十分に発揮できていない仕上がりだと思います。
先ほど、gleeに使われているこの曲というのを初めて聴いてみました。比較的オリジナルに忠実である中で、この曲の特徴をさらに表したよい出来であると思います。特にハーモニーが。
オリジナルよりもカバーの方がよい場合が少ないビートルズにあって、この曲はカバーし甲斐のある曲だと思います。2009年のポール自身も一種のカバーのような感じです。
僕は男性であるせいか、室内タッチよりも会場を揺るがすベースラインでグルーブ感満載の2009年演奏の方がかなり好きです。

No title

こんばんは、
今日はジョンレノンの命日でしたので、
何時ものように朝からひとりビートルズを聞きながら
家事をしていました。
そして、最後にブログでDrive My Carを聴かせてもらいました。

一番好きなジョージハリスンの命日だからと言って特別な事はしませんが…
(ジョンレノンが残したのは心の奥にしまい込めませんから)

あのお写真は左右反転でしたか ? !
てっきり子供時代は左利きかと思いました。
私が小さい頃初めてウクレレを渡された時、
左利きの私は迷わずこの姿勢でしたので…

minaさん

おはようございます。
久々のオープンコメありがとうございます。
さて、お返事を書き始めたものの、このようなコメントに対しどのように書いたらよいか、迷ってしまいます。(前の方のコメントに対してもそうでしたけど)
普段、主たる論点についてガチで議論してますので。
minaさんはジョージ派でしたね。
ジョンの命日には数年前までは特集記事を組んだり、英語でメッセージを録音したりしてましたが、去年あたりから軽く触れる程度です。
minaさんは左利きでしたか。
では、過去記事などを読んでいただき、右、左の問題をガチにご意見などいただくのが、僕としてはうれしいです。

はじめまして♬

はじめまして〜
ST Rockerさん、こんにちは♬

タワシさんの記事でお名前を拝見させて戴きまして、興味を持ちましてちょっと遊びに伺ってみました〜
ST Rockerさんの前で言うのはかなり気が引けますけど〜笑
わたしもビートルズ大好きです!
ビートルズに目覚めたのは、大好きな従兄弟の影響です。
年上の従兄弟のお兄ちゃんはビートルズ狂でして、壁も天井も部屋中にビートルズのポスターが貼ってあって、バンドでコピーをしたりしていて。憧れのお兄ちゃんだったので興味を持ったのがきっかけです♬
小学生の頃はお金もないので、ラジオの「あなたとビートルズ」という番組をカセットセープ(時代が!)に録音して聴いてました。
12月8日はジョンの命日でしたね。
わたしはイマジンを聴きました。

子どもの頃や若い頃はだんぜんジョンの曲&声の魅力に夢中でジョンファンだったのですが、年をとる毎にポールの魅力に開眼しました。
何なんでしょうねぇ〜

ビートルズに関してはST Rockerさんに物を申すのは気が引けますけど〜笑。
また、遊びに来ますね♬
リンクを貼らせて頂きました♪よろしくお願いします!
(わたしのブログはクラシック&ピアノ中心ですけど〜)

きんどーちゃんさん

こんばんは。
こちらこそはじめまして。
ようこそいらっしゃいました。
タワシさんのブログからいらっしゃったのですね。
それは光栄です。
従兄弟さんさんに影響されてビートルズがお好きとのことですね。
ジョンとポールのこと、そしてビートルズにまつわることは語り尽くせないほどに魅力のあることだと思います。
このブログではあらゆる試みをしていますので、ぜひいつでもおいでいただき、楽しんでいただければ幸いです。
僕は小学生低学年で母親のクラシックピアノ教育に反発し、それ以来反逆ロック派ですが、最近はクラシックピアノの方々と結構交流させていただいています。
リンクの件もありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
プロフィール

ST Rocker

Author:ST Rocker
ビートルズ解析ブログへようこそ!
つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
コメントは本筋に沿ったものをお願いします。

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