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右と左の謎(チコちゃんの番組から)

みなさまこんにちは。
社会とメンタルに関するとても大事な記事を書いていたのですが、先ほどNHKのチコちゃんの番組で、超メチャメチャおもしろい問題を取り上げていたので、予定を変え急遽記事にします。

右と左の謎については、前々回の記事をはじめ、当ブログでたびたび扱っている一生のテーマです。

ではまず、先ほどの番組の内容を簡単に紹介します。
「鏡に映ったものが左右逆に見えるのはなぜか(例えば、自分が右手を挙げた場合、鏡に映った自分は左手を挙げているように見えるなど)」という問題をチコちゃんが出しました。
答え=まだよく分かっていない。
よく分からないことが分かった人は頭がいいと言っていました。
この問題はソクラテス以来、2000年も難問であり続けているそうです。
僕のブログで取り上げている問題と関連もありそうで、とても興奮しました。

番組では大学の先生(お名前を忘れてしまいました)が出てきて、解説をしていました。
左右というものは、上下の方向と前後の方向が決まって初めて決まるものだ、と。
例えば、立って南を向き、東の方向が左である。
鏡に映った自分というのは前後が逆になっているから、左右が逆に映って見える、と先生は説きます。

人間だから上下と前後が決まるのです。
実物の自分と鏡に映った自分では前後の向きが逆になっているので、左右反転したように見える、と。
これがもし茶碗や鉛筆(削ったもの)のようなものなら前後が決まらないので、鏡に映ったものは左右反転したようには見えない、と。

ところが、いろんな人にアンケートを取ってみると、約3、4割の人は右手を挙げている自分が鏡に映っている姿は、右手を挙げているように見えるそうです。
その理由として、脳内での変換が人により違うのようなことを言っていました。
例えば、車のバックミラーに映る後ろの車が右ウィンカーを出して右車線へ進路変更していった場合、ミラーに映るウィンカーは左ではなく右に見えるように、人の状況により左右の捉え方は違うのだろう、とのこと。

まさにこのあたり、右と左は相対的なものでしかない、あるいはまた主観的なものでしかないかもしれない、と当ブログで書いたことと似ています。

以上が番組で言っていたことです。
そしてここから先は僕が考えたことです。

鏡に映っている自分は左右反転しているように見えるのは、多分に、人間というものが左右対称にできているからではないでしょうか。
鏡に映る自分が、もし内臓まで透けて映ったとしたら、鏡の中の人間は心臓が右にある人物です。ここまで掘り下げると、人間は左右対称ではなくなります。
自分が右手を挙げたとして、鏡の中の人物は心臓のない方の手を挙げているので、それは左手と認識できない場合が出てくるように思います。
あるいはもっと極端な場合、人間がもし右の肩にすごく目立つ角(つの)のようなものがあったとして、その角をもって右手だと認識するような脳の回路が一般的だった場合は、鏡に映る人間が挙げている手は、角のあるなしにより判断することになるでしょう。

そしてさらに掘り下げて、以下のように考えてみました。

鏡に映る自分は左右反転した自分?
そうじゃなくて、上下反転した自分でもいいんじゃないのか?
だって、鏡には上下と左右を識別する能力なんてないでしょ。

人間が勝手に上下を決めているのであるから、左右が反転しているように見えるけど、もし左右というものが絶対的に決まっているのなら、鏡に映ったものは上下が反転するように見えるはずではないでしょうか?

多分ですね、人間の構造というものが左右のみ対称であり、上下には対称ではないことが、上下というものを絶対視してしまっている根本原因だと考えます。
ここで言う「下」とは重力が向く方向ということになります。

実際にはあり得ないことですが、次のようなことを想像してください。
もし人間という生き物は、足を常に東の方向に向けて、横向きに浮遊した状態で暮らすとします。
地面の方向の手を下の手、空の方向の手を上の手と呼びたいのですが、それは人間がどっちを向くかにより定義が異なりますね。
そこで、北を向いた場合に地面の方向を下の手、空の方向を上の手、などと定義できます。

このような人間が、自分の姿を鏡に映した場合、もし上の手を挙げたなら、鏡の中の人間は下の手を挙げているように見えることでしょう。
ところが、今現在の常識から見てしまうと、寝ている状態であろうとも、右手を挙げたのが左手で挙げているようにしか見えません。

このように、鏡に映っているものがどう見えるのかというのは、絶対的なものではなく、脳内でどのように処理して認識するかの領域であることが分かってきます。

科学的には鏡面対称とは何であるかははっきり分かっています。
しかしながら、鏡に映ったものがどう見えるか、そしてさらには右と左とはそもそも何なのかは、哲学的、社会的なことも含めて奥が深いと言えます。

しんどいことも多い今日この頃ですが、土曜の朝によい番組を観てとてもよい気分になりました。
何かと話題の多いNHKだけど、今日においてはありがとう!
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モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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