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科学おもしろトピック6選(バラエティー編)

みなさまこんばんは。
時は無常にも矢の如く流れ、早くも2月です。いかがお過ごしでしょうか。
世の中は新型コロナウイルスの恐怖一色ですが、あまり神経質にならないようにしましょう。
普通のインフル対策程度で目下のところは十分と思います。

では本題。

「科学おもしろ集」はおかげさまで好評をいただいております。
この関係の過去記事はカテゴリ「科学」をぜひご覧ください。
今日は、真剣なものからお役立ち情報まで、毛色の変わった6つのトピックを挙げてみます。
お楽しみください。
一部は若干、かつて書いたことと重複しますことをご了承ください。

1.ノーベル賞受賞者吉野さんの環境問題主張は大きな誤解を生じかねない

リチウムイオン電池でノーベル賞を受賞した吉野さんは、僕にとっては「やや近い」関係の人である。
そして僕自身もかつてリチウムイオン電池用の材料の開発をやっていた時期がある。
だから吉野さんのことを批判するのは心苦しいのだが、大事なことなので書くべきだと思った。

もちろん、リチウムイオン電池の発明と実用化は人々の生活を変え産業の発展に大きく寄与したのだから、偉大な功績であることに異存はない。
問題は、環境問題に鑑みた吉野さんの言動だ。つまり、リチウムイオン電池は世界の環境問題を解決する、という主張だ。

一般の人がこの主張を聞いたとしたら、「ああ、リチウムイオン電池というものは、化石燃料を燃焼するような従来型のエネルギー発生装置の問題を解決する救世主だ」と勘違いしてしまうだろう。

まずはっきり言おう。
リチウムイオン電池とは、別の所でできたエネルギーを溜めておく装置であって、エネルギーを発生する装置ではない。つまり、旧来の車のバッテリーと同じく充電を必要とする。

例えばEV(電気自動車)を考えてみよう。
EVにはたくさんのリチウムイオン電池が搭載されている。
EVは充電ステーションで充電するのだが、その電気はどうやってできたかというと、発電所で石油などの化石燃料で燃やしてできたのである。
PHV(プラグインハイブリッド車)の場合は、家庭用100V電源で充電できるが、この場合も発電所で化石燃料を燃やして作った電気で充電する。

EVは確かに排気ガスを出さないから環境に優しいように見える。
特別な環境保護区域(例えばヨーロッパアルプスの一角)などでは、ガソリン車を使わずEVだけを使うことで「局部的」な環境対策になるのは事実である。
しかし、地球全体で見れば、EVやPHVの使用は環境対策にはならない。

実は、産業革命以来、全ての人間による産業は石油などの化石燃料の燃焼により基本的に成り立つものである。
電気とか太陽電池というエネルギー形態は、局部的にしかクリーンでないばかりか、エネルギーを二次加工(すなわち、石油の消費により一次エネルギーを作りそれを電気に変換)するほどさらに石油を使うことになる。

スマホなどに使われているリチウムイオン電池も同様だ。

従って、地球全体の環境から言えば、なるべく化石燃料を燃やすことで直接エネルギーを取り出すほうが有利であり、電気や充電池のように二次、三次利用するほど効率が悪くなっていく。
リチウムイオン電池が環境問題を解決するとしたら、局部的事情に限定した問題しか解決できない。

もっとも化石燃料の消費を絶対的に悪とする短絡的な最近の傾向も、実は問題と思う。これは別のテーマ。

ところで、リチウムイオン電池は、かつての充電池のような水銀とかカドミウムを含まないので、廃棄した場合の環境問題には貢献する。

2.なるべく寒い時にガソリンを入れよう

最近のガソリンは高い。
16、7年前はリッター当たり80円台だった。
ガソリンは、体積(リットル)で量り売りされている。
ならばなるべく密度(比重)の高い時に入れよう。
そう、気温が低いほど密度が高いので、寒い時に入れるに限る。
しかも、気温が高いほど、車のタンクに入れた後にガソリンが気化されやすいので、寒いほど液体として入れられる量が増える。

ところで、夏よりも冬の方が車の燃費が悪いことが一般に経験されている。
この原因は、冬の方がヒーターを使うためと言われている。

そのこととガソリンを入れるには寒い方が有利なこととは別の話であろう。
なお、寒いほうがガソリンを入れるに得をするという主張は僕以外では聞いたことがなく、その効果のほどは保証できない。

3.どっちが原因でどっちが結果?

AとBという2つのことがあるとしよう。
AはBの原因ということもあるし、BはAの原因ということもあるし、AもBもどちらも相手の原因になりうるという場合もある。
例えば、AさんとBさんという2人がいた場合、AさんがBさんを殴ったことでBさんがケガをしたとしたら、その因果関係は明白だし、Bさんが優しく接したからAさんがうれしくなったとしてもその因果関係は明白だ。
でも、Aさんはそっけない、Bさんは連絡を全然よこさない、のようだったら、どっちも原因になり得る。

そんな「どっちも原因になり得る」例として僕が今最も問題と考えるのは、A=最近の大気の炭酸ガス濃度が増えている、B=地球は温暖化している、の関係だ。
今の世の中の論調だとAがBの原因だとしか言っていない。そこが問題なのだ。
実は、BがAの原因にもなりうる。
海水の温度が上がった場合、海水に溶け込んでいた炭酸ガスが気化して大気に放出される。
炭酸飲料が温まると炭酸ガスが出ていくのと一緒だ。

人間の産業活動により炭酸ガスの放出が増えたことにより地球が温暖化されている、というあまりにも一方的な因果関係の主張には無理がある。逆の理由、すなわち、地球が温暖化しているから、大気中の炭酸ガスが増えているとも考えることができる。しかしそのような意見を言う人が一人もいない。(一人くらいはいるかもしれないが)

ここから先は余談だが、実は僕は、そのどちらでもないと考えている。
なぜなら、ここ数十年の大気中の炭酸ガスの増加傾向は全く一様だからだ。
もし、人間の生産活動による炭酸ガスの放出によるものならば、そして海水温の上昇によるものならば、年毎に微妙に増減してもよさそうなものだ。でも一様に上昇傾向である。
ということは、ここ数十年の炭酸ガスの一様の上昇は、人間の活動でも海水の温暖化でもない、別の理由により牽引されているのだろう。

さらに言うと、僕の考えとして、大気中の炭酸ガスの増大も、地球の温暖化も、最近の大騒ぎは全く本質的でないと考える。
そのことはまた別の記事で。

4.男女バランスを考えると強い組織になる

今の世は変に男女の義務が等しくされてしまっている。いわゆる”悪平等”だ。
もちろん、性差を不当に差別することはいけないが、男女の特性の差は厳然と存在するのも事実である。
ここで書かせていただくのは、あくまで一般論かつ経験に基づくものであり、個別にはもちろん例外はある。

僕の長いサラリーマン生活で言えること。
男は夢を持ち、基本的に闘争家であり、不可能を可能にするような発想である。
これに対し女は、現実的に意味があるかどうかをいち早く検証し、意味のないことは早期に排除する傾向にある。
どちらも優れた特性であり、両方必要なことだ。
でも世の中の組織では、このあたりが認識されていなし、マネジされていない。

これを制した組織が勝つと思う。
ただし、男と女にそのせめぎ合いを任せていてはだめだ。基本的に解決しないから。
だから、優れたコーディネーターが要る。
だけど、そのコーディネーターは男であるべきか女であるべきか。
悩みは尽きない。

5.おもしろい理系解説動画を見つけた

いろんなユーチューブを観ていると新しい発見がある。
数日前にとても素晴らしいチャンネルを見つけた。
予備校の授業のノリでいろんな科学の話を解説するという動画だ。
たくみさんという若い方がやっておられる。
とてもわかりやすいし、数学はせいぜい中学程度のものしか使わない解説だ。
その一つ、相対性理論の解説が特に印象的だった。
https://www.youtube.com/watch?v=voFHToRM4xI&t=6657s

一般教養としてぜひみなさまにも薦めたい。
僕は、ノーベル賞を受賞したような素粒子物理の理解を深めたいと思っている。
身近な科学やその他の解説もあるので、ぜひ観られたし。

6.著作権にご注意を

科学ではないが著作権について。
これまで著作権につい多少勉強してきたのと、自らの体験に基づき少し書いてみる。

著作権の侵害は、基本的に親告罪(著作者などの当事者の申告により成立する罪)なので、第三者がとやかく言う問題ではなく、自己責任でブログ等に他者の著作物を紹介すればいい、というスタンスである。
しかしながら、なるべくトラブルは少ないに越したことはないので、老婆心ながら少し申し上げさせていただく。

他者の著作物をブログ等で公に公開するには基本的には著作者の許諾が必要である。
よく「画像はお借りしました」との付記がある場合があるが、それが著作物である場合、あるいは著作物の全体が写っているような場合は、「お借りした」と表示するだけでは不十分であり、本人の許しが必要だと思う。
ただし、著作物の「引用」は認められている。
引用とは、著作物の「一部」を出所を明示した上で、引用であることを明記して行うことである。

僕は以前、あるアーティストの歌詞をそのままブログに載せてしまったことがあった。すると、削除要請が来た。

ユーチューブのリンクを載せるようなことはOKだと思う。
その動画が著作物であったとしても、ユーチューブのURLは一般大衆に公開されているので、その情報を転載あるいは拡散することは自由だろう。
しかし、他者の著作物を自分のPCまたはサーバーにダウンロードした上で公開することは、著作権侵害に問われる可能性があると思う。
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モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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