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再び著作権について

みなさまこんにちは。
とてもよい天気ですね。
ウイルスを吹き飛ばして頑張りましょう。

ではさっそく本題。

前回の記事の最後のほうに著作権のことを書いた。
僕はこれまで著作権をある程度勉強してきているし、感心もあるので、再度書かせていただく。
正直、著作権は複雑であり理解が難しいし、個別の解釈についてはさらに難しい。
まだまだ勉強の身なので、大したことは書けないが、ブロガーとして身近な事柄と著作権の関係を書いてみる。

ではまず初めは前回書きかけた、著作物の引用について。
著作権法第32条を見てみよう。

第32条
1.公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。

まず引用は、何かの目的のために必要上「引用」が正当であると認められたものでなければならず、ただべたっと紹介するだけではだめなのである。要するに単なる転載はだめということ。
そして、引用の方法は「公正な慣行に合致するもの」であり、「目的上正当な範囲内」で行われなければならない。
具体的には、引用元を示し、引用部分は” ”等の記号を付けるなどして明確化した上で報道、批評、研究などを述べないといけない。
引用である以上、通常は著作物の全体を引用してしまうのは公正な慣行とは言えないようだ。
上の全てが満たされていなければならないので、一部だけ満たしたようなこと、例えば引用元さえ示せばいいというものではない。
もちろん、著作者から許可を得ていれば上記の限りではない。
僕は以前、FC2ブログであるアーティストの歌詞の全文を掲載してしまった。すると、大分後になってから「JASRACから削除要請が来た」との連絡がFC2からあったので、削除した。

次は音楽の演奏について。
僕は演奏を紹介することが多いので、この問題を考えてみる。

まず、演奏についての基本的な条文である22条を見てみよう。

第22条
著作者は、その著作物を、公衆に直接見せ又は聞かせることを目的として(以下「公に」という。)上演し、又は演奏する権利を専有する。

基本は著作者しか演奏してはいけないということ。
しかし、著作物が公表された場合は、38条1項が適用される。

第38条
1.公表された著作物は、営利を目的とせず、かつ、聴衆又は観衆から料金(いずれの名義をもつてするかを問わず、著作物の提供又は提示につき受ける対価をいう。以下この条において同じ。)を受けない場合には、公に上演し、演奏し、上映し、又は口述することができる。ただし、当該上演、演奏、上映又は口述について実演家又は口述を行う者に対し報酬が支払われる場合は、この限りでない。

公表された著作物は、お金をもらわない限り、公に演奏できる。
路上ライブなどはOKとされている。ただし、お金をもらったら著作権法違反となる。
もちろん、個別の契約がある場合はこの限りではない。

では、インターネットで演奏を配信する場合はどうだろうか。
23条を見てみよう。

第23条
1.著作者は、その著作物について、公衆送信(自動公衆送信の場合にあつては、送信可能化を含む。)を行う権利を専有する。
2.著作者は、公衆送信されるその著作物を受信装置を用いて公に伝達する権利を専有する

インターネットで配信する行為も、基本は著作者しかできない。
しかし、営利を目的とせずお金をもらわなければ、38条2項が適用される。

第38条
2.放送される著作物は、営利を目的とせず、かつ、聴衆又は観衆から料金を受けない場合には、有線放送し、又は専ら当該放送に係る放送対象地域において受信されることを目的として自動公衆送信(送信可能化のうち、公衆の用に供されている電気通信回線に接続している自動公衆送信装置に情報を入力することによるものを含む。)を行うことができる。

この解釈は難しい。特に「当該放送に係る放送対象地域において受信されることを目的として」の部分。
公表された著作物を演奏したものをユーチューブやブログで配信する行為は、大手を振ってはできないと考えるのが無難であろう。

では、ユーチューブでは多くの人が公表された著作物を演奏したものがたくさん配信され、しかも削除要請を受けたという話を聞かないのはなぜか。
ひとえに、個別の契約があるからであろう。

みなさまはJASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)をご存知であろう。
音楽界に大きな影響力を与えている団体である。

JASRACのHPを見ていただきたい。
https://www.jasrac.or.jp/info/event/index.html

著作物を演奏などする場合、どのような場面ではどのようなことができる、できない、ということを詳しく説明している。
で、ユーチューブで、公表された著作物を演奏したものを配信するのは、JASRACが管理する楽曲であればOKと書いている。
つまり、JASRACとユーチューブがそのような契約をしているということ。

他にもいろんなことが書いてある。
全般に、内国曲よりも外国曲の制限が多いようだ。JASRACの管理が内国曲の方が主体であることからそれは当然だろう。

このネットの時代だから、著作物の転載とか演奏の配信の問題をいちいち著作者本人とやりとりなどしていられないので、JASRACのような団体が取り仕切るのは仕方ないのだろうが、なんかいかにも権利が集中しそうでこわい気もする。

なお、FC2に直接、演奏の音源をアップロードしてブログに紹介する行為は、JASRACとFC2がどんな契約をしているのかによって、やっていいかどうかが決まる。
要確認だけど、たぶん契約していないだろう。
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鍵コメさん

こんばんは。いつもありがとうございます。
とてもご丁寧で素敵なコメントをいただきまして、とてもうれしいです。
しみじみと読ませていただきました。
鍵コメさんのおっしゃることと、素晴らしいですね。
僕もコメントさせていただきたいと思っていましたので、近いうちにじっくりお邪魔させていただきます。
よろしくお願いします。

No title

僕も音楽著作権について、少し勉強してみました。
今は黙認されているケースが多いようですが、今後は厳しくなるかもしれませんね。

JK4HNNさん

こんばんは。いつもありがとうございます。
本記事にご関心いただき、コメントをどうもありがとうございました。
そうですね、音楽著作権のことはおっしゃる通りだと思います。
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ST Rocker

Author:ST Rocker
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つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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