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数学への誘(いざな)い

みなさまこんばんは。
あれこれするうちに2月も間もなく終りです。
本当に月日の経つのは早いですね。

関東と関西で違うことって結構多いですね。
料理の味付けやエスカレータで立つ側とか、ウナギの背開きか腹開きか、などは有名な違いですね。
これまでの人生において、こうした違いをかなりわかっていたつもりなのが、まだまだ知らないことが多いことがわかってきました。
割と最近知ったこととして、関西では灯油プラ缶が青いとか、松の内が15日までとか。
これらはかなり意外でしたが、ごく最近のTV番組で、さらに驚愕の違いを知りました。
関西のスーパーで売っているウナギの蒲焼は頭が付いていると言うのです。
そんなことがあるわけはない!と思いましたが、事実のようです。
しかも、関西の人は関東では頭がない状態で売っていることをとても信じられないとのことでした。
これはかなり大きな文化の違いだと思いました。
関東では、ウナギというものは魚としては捉えておらず、鳥とか家畜のように肉は食すけど、全体を賞味する対象ではなく、関西のウナギの感覚は、鳥が頭を付けて皿の上に載るようなものに感じます。
その番組の調査では、その違いの境界線は豊橋とのことでした。
関西では、ウナギの頭だけ切り落としたものを集めて、袋詰めで安く、「半助」と称して売っており、よい出汁が出るそうです。
同じ番組で、ある若い関西出身の女性の芸能人の人が、関西の海苔は全て味付けである(おにぎりに巻くような場合も含め)とのことで、これもかなりびっくりです。
僕が若い頃に、カレーにソースをかけて食べる(しかもそれが、とんかつにソースをかけるが如くに必須なものとして)人が実は世の中に多いことを知り、かなり驚いたものですが、ソースをかける人は西の人が多く、大体、静岡よりも西の人がかけるように判断しました。
カレーにソースをかける人の言い分によれば、ソースをかけることにより初めて「カレー」になるのであって、ソースをかけないカレーなんてカレーの風上にも置けない、と言いたげな人がほとんどでした。
刺身を醤油につけないことに似ているのでしょうか。

さて、友人から、「東工大を出た福良Pという若い人が、完全数についてとてもわかりやすく解説しているよ」とのお話をいただき、早速観てみました。

https://www.youtube.com/watch?v=-g683XUqHFU

確かに、とてもわかりやすく、そして数学の魅力たっぷりに解説していました。
みなさまにもお勧めです。
ところで、この福良Pさんという方は、伊沢拓司さんの主宰するQuizKnockというグループに属しています。
このグループも現在、成功しているようですね。

完全数については、小川洋子の小説「博士の愛した数式」にも印象深く綴られています。

研究の対象として最も究極なものは素粒子物理学とか宇宙物理学と言われています。
しかし、本当の魅力は数学にあるのかもしれません。

数学なんてたかが数字ではないか、と思われる節もあるのですが、たかが数字だけど、宇宙の真理を見出す以上の謎や難問が多くあります。
観測とか実験とかの人為的なごまかしが一切ない、純粋な論理的手法のみが許されるからかもしれません。

そんな数学には、ABC予想という超難問がありました。
福良Pさんは、ABC予想についても、とてもわかりやすく解説しています。

https://www.youtube.com/watch?v=lNF0Zoi7j4c

福良Pさんは、ABC予想のことを”足し算と掛け算のバトル”と称していまして、これは最高の表現だと思います。

足し算と掛け算の違いについては、このブログでもたくさん語ってきました。
例えば、日本語は足し算の発想、英語は掛け算の発想、文系は足し算の発想、理系は掛け算の発想。
違いを語るだけでも興味深いことですが、この両者を比較検討するのですから、かなりの難問です。

この超難問であるABC予想を、京大の望月新一教授が証明したという論文が発表され、その査読に8年もかかり、その証明は正しいと結論されるに至っています。
そしてその証明は「宇宙際タイヒミュラー理論」というとてもユニークな方法によりなされました。
専門家もそう簡単にはそれが正しいかどうかさえもわからなかった奇想天外な方法です。

望月さんのABC予想の証明の解説動画として、東工大の加藤さんがわかりやすく説明しています。

https://www.youtube.com/watch?v=fNS7N04DLAQ

若干難しいですが、挑戦してみたい方は是非観てみてください。
数学観、さらには物の考え方観が変わります。
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No title

大阪生まれの大阪育ちの人間ですが、カレーライスは子供の頃はソースをかけて食べていました。
まわりがそうでしたから、何の疑問も抱かず、カレーときたらソースは当然の前提だと思っていたのです。
三十歳を超えたあたりからは、カレー本来の味を楽しみたいと思い、ソースはかけないで食べるようになりました。
今では、ソースなしで食べるのに何の違和感も持っていません。
 
しかしながら、関東ではウナギの蒲焼には頭がついていないと聞いて、自分の目を疑うほど、信じられない思いに包まれています。
70年近く人間をやってきておりますが、あらためて自分の常識というものがいかに根拠のないものか、思い知らされました。

声なき声さん

こんにちは。コメントありがとうございます。
東西の違いについては、声なき声さんのブログからもいろいろ学ばせていただいています。
これだけ情報のやり取りと人の行き来が盛んになった現代でもなぜこんなに東西の差があるのかは不思議ですね。
しかも、「えっこんなことがあるの!?」ということが何年も生きて来て知らなかった、というのも不思議ですね。
多民族で広大なアメリカでさえ、地域による差は日本ほどないと思います。

それだけ地域に根差している文化があるということは、それなりの理由があるからかもしれませんね。
昔のカレーは、カレー粉と小麦粉でできたようなものだったので、それだけだとおいしさが足りなかったのかもしれませんね。
とんかつにソースをかけないとイマイチのような。
水を飲みながらでないとカレーを食べられないという人もいます。
あるいは、コップの水の中にスプーンを浸して持ってくる店が多い地域もあるようす。
僕などは、福神漬け(しかも真っ赤な)とらっきょうをどっさりかけてカレーを食べます。どんなにおいしいカレーであろうが、どんなに凝ったカレーであろうが。それって、もしかしたらソースをかける感覚と変わらないかもしれませんね(笑)

ウナギに頭があるかどうかは、食文化の大きな違いのように思います。
本当に興味深いです。

No title

こんばんわ♪いつもありがとうございます!

食の文化について、ウナギについてはおそらく大坂・京都をメインとした地域に限って・・ということかなと思いました。こちら(山陰)ではウナギの蒲焼は頭はないです。
カレーにソース これも少なくとも自分は嫌いで、かけるのであれば少量の醤油をほんの少し それか何もかけずにいただきます。
なぜなら、ソースの味が強くてカレーの風味が消されてしまうからなんです。
オニギリに巻く海苔も、それようの薄味のものを使うことが多いです。

ももPAPAさん

こんばんは。
こちらこそいつもありがとうございま。
コメントありがとうございました。
山陰ではそのような感じですか。
そしてももPAPAさんの嗜好や感覚も承知しました。
今回の記事も、一応、「関西は」という捉え方ですので、おぼろげには関西以外の西の地域では、また違うかもしれないと思っていました。
そういえば、山陰に行った時にはあまり食の違和感はありませんでした。
ところが、山口の味は大分違うように感じました。
さらに言うと、福岡まで行けばむしろ関東に近くなるような気がしました。

こんばんは

数学の解説サイトにはこれから行ってみようと思っています。
わたしも数学からかなり影響受けました。大きいです。
ここではウナギの噺ですが、わたしは勤めの帰りにいつも自由が丘で途中下車し、お気に入りのウナギ屋さんで日本酒を受け皿にこぼして出す店で食べていました。ウナギには捨てるところが無く、頭も皮も身~からくりもひれも骨もみんな出していました。それらが串焼きでしたので、お手頃価格でお腹いっぱい食べられます。ボリュームもありとても美味かったです(酒も)。客もなじみ客ばかりで、野球日本シリーズの頃になるとそこでやんややんやと騒ぎながらTV観戦となります。面白かったのは、わたしもよく行く向かいの本格的蕎麦を立ち食い形式で出す蕎麦屋があるのですが、そこで注文した蕎麦をどんぶりごと持ってきてそれとウナギを両方食べながら応援している客もいました。もうどちらの店も公認です(笑。何か遠い昔の光景に思えます。もうこれからは、こんな楽しい時間を店で過ごすことはないでしょうね。

NewOrderさん

おはようございます。いつもありがとうございます。
そのお店は楽しそうだし、おいしそうでいいですね。
情景が目に浮かぶようです。
僕もそのような店は好きです。
すっかり忘れていました、ウナギは確かに全部位を食しますね。
そういえば、僕も若い頃に、深川だったと思いますが、14号沿いのウナギの名店に飲みに行っていました。
古くて由緒正しいですが、庶民的で、酒飲みの集会所的な味わいもありました。たしかに全部位を出していました。
ウナギは、東西を問わず、全てのパーツを食べる文化を日本は持っていると言えそうです。
ただしですね、そのこととスーパーの蒲焼に頭があるなしのこととは別問題だと思います。
多くの一般の家庭向けにはやはりウナギは、関東では全体を賞味しない文化、関西は全体を賞味する文化の違いがあるように思います。
ところで、NewOrderさんは、もしかしたらアルコールは飲まない方かもしれないと、ずっと思ってきまして、そのような酒場が好きと聞き、多いに安心しました。
また、以前からいろんな解析が鋭く、理系のバックグラウンドを持っている方だと思っていました。数学にも大きなルーツがあるのですね。
そして、理系-文系-芸術の領域をカバーされている方だと拝察します。その点では、僭越ながらこのブログの目指すところでもあります。
最後になりますが、最近のコメではお名前にNewOrderというブログタイトルが書かれております関係で、コメ返においては、ハンドルネームではなく、NewOrderさんと書かせていただいています。

No title

関西人ですが、たしかにうなぎの蒲焼は頭がついた状態で販売されていますね。
他にも、関東と関西の違いはいくつかあるようですが、経緯について調べるのもおもしろいかもしれませんね(^ ^)

福良さん、たしか東大王にも出演されていたと思います。
最近はクイズ番組が多すぎるかなとも思いますが、家族で楽しめるので、伊沢さんたちのさらなるご活躍を応援しています。

utokyo318さん

こんばんは。
コメントありがとうございます。
utokyo318さんは関西のご出身でしたね。
ふだんの記事を拝見していると、むしろ関東出身の方のように感じます。
ウナギに限らず、関東に来られた時は戸惑うことが多かったのではないですか。
たしかに、違いのルーツを探ることは意味ありそうですね。

実は、僕は伊沢さんの学校の先輩です。
しかし先輩風を吹かそうとは思っていません。
一人の起業人として尊敬しています。
プロフィール

ST Rocker

Author:ST Rocker
ビートルズ解析ブログへようこそ!
つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
コメントは本筋に沿ったものをお願いします。

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