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ジジイは声が高くなる? - 理科系的考察

こんにちは。
いやいやすごい暑さですねえ。人間一体どこまで我慢できるのでしょうか。
とにかく7月はこなしたということだけでも励みにして、是非この酷夏を乗り切りましょう。

このブログは「理科系的視点」というのを一つの特徴としています。
理科系出身の人の使命は企業や研究機関、教育機関等で技術的仕事する、さらには技術革新を行って国力を高めることに貢献したりすること、と一般には捉えられています。
ところが、日常世界で、あるいは非技術的分野で、あるいは芸術や余暇の世界で理系の人たちの役割期待って何でしょうか?
「そんなこと考えたこともない」という人がほとんどでしょう。
このブログではそこを掘り下げて考えます。

もちろん答えは簡単ではないし、答えは自ら作るものです。
ですので、ブログを発進しながらこれからじっくり考えていきたいと考えています。

そんな中、私として今のところ次のように考えています。
理科系出身の人が得意とするのは、なんとかの公式を知っているとか、化学式を書けるとか、そういうことではなくて、
物の真理をしっかり追究する姿勢、物事の原理・原則の基本を心得ていること、目的・仮説・検証のプロセスをマスターしていること、原因と結果の関係をしっかり吟味すること、などが挙げられ

ます。
別の短い言葉で言えば、物事を「体系的」に捉え処理することが理系人間の得意とするところと考えます。

対象はなにも自然科学や工業技術でなくてもいいのです。経済、環境、日常のこと、芸術のこと、なんでもよいのです。
これら諸々の現象はどれも、人的、非人的にかかわらずある「体系」により動くことを考えれば、起きている現象が妥当なものか(概ね桁が合っているか)、的外れなものか評価できますし、何か

目標を持って実行する場合にもこの考えは役に立つはずです。

概念的な言い方なのでちょっとわかりにくいかもしれないので、おいおい具体例をもってお話ししていきたいと思います。
今起きている大きな問題の一つが環境問題であり、地球温暖化やリサイクル問題で、様々な提言や施策があります。
理系の人の役割は、こうした問題の一部を単発で評価することだけでなく、全体の流れを量的(桁的)に評価し、流れを正しい方向に導く義務があるのではないかと考えています。

このブログではもっと日常のささいなことでも、理系的考えが役に立てないか、ひいては人々を幸せにすることはできないか、について折に触れ紹介していきたいと思います。


で、今日はくだらない話ですけど、ちょっとした理系談義を紹介します。

自称「ロックンローラー」の私としましてはやはり高音ボーカルに憧れます。
十代の頃はジョン・レノンの音域程度しか出なかった。まあそれでも結構高いけど、ギンギンのハードロックは歌えません。
それで自己流でもう何十年も頑張ってきたけど、その上達はとてもゆっくりでした。

ところが数年前、自分の歌を録音する機会があり、そこで自分の歌い方の癖を知りました。
それ以来急に音域が上がりまして、今やポールのほとんどの音域が出せ、
ポールの最も音域が高い曲であるMaybe I'm Amazedもなんとか出せるようになりました。
レッド・ツェッペリンのロバート・プラントのRock'n'Rollもどうにか歌えるようになりました。

意気揚々としていましたとっころ、ある人曰く「それは単に『ジジイは声が高くなるから』でしょ?」だって。
「失礼な」、「そんな馬鹿な」と思いましたが、その人結構マジなんです。
そう、こういう時こそ理系的考えが役に立ちます。
そこで私、ちょっと気合を入れて調べ、自分でもしっかり考え、結論を出しました。

人間の声帯っていうのは、喩えれば楽器のハープのような形をしています。
楽器の弦にあたるような筋のようなものが振るえるわけです。
その際、筋を引っ張ったり、ハープの大きさを変えたりして声の高低を変えます。
そこで、理解を簡単にするために、ギターをモデルに音の高低を考えてみます。

まず、ギターにおいて音を高くするファクターを挙げてみます。
1.弦が短いこと。
2.弦が細いこと。
3.弦が軽いこと(より正確には密度が小さいこと)。
4.弦を張る力が大きいこと。

人間においては、子供から大人になるに従い声が低くなる理由は、身長が大きくなるに従い、声帯も大きくなるので、ギターの弦が長くなることによります。
また、男性よりも女性の方が声が高い理由は、一つは弦の長さですが、もう一つは女性ホルモンが原因です。
弦そのものが細く、しなやかだし、声帯がやわらかく伸びがあるために、弦がよく伸びるからでしょう。

さらに男性は、ある年齢から男性ホルモンの分泌が盛んになり、弦をより太く剛直にし、声帯の質も変えるので、野太い声になるのです。
男性ホルモンは、私の年齢(52歳)くらいではまだまだ盛んに分泌されていると思います。
事実、私は人生のうちで最も髭が濃くなっています。

男性がさらに歳を取り老齢に達すると、男性ホルモンの分泌が減り、体も縮まってきます。
そうなると声帯のサイズも小さくなるそうです。つまりギターの弦も短くなる。そしておそらくは細くなる。
よって老人の男性は声が高くなるそうです。

女性は、老人になると女性ホルモンの分泌が弱まるので声が低くなるそうです。
要するに、老人は男性も女性も同じような声になるのだそうです。

結論が出ました。
「ジジイは声が高くなる」は確かにある意味正しいとは言えますが、それは70歳以上くらいの老人に当てはまります。
私におけるロバート・プラント域の声が出せることになったのは、老齢による声帯の縮小が原因ではないことは明らかです。
鍛錬による高音化といってもよいでしょう。

ちなみに、低い音を損なっているわけではありません。
ビートルズの最も低い音はI'm A Loserの「ソ」でして、ジョンの声です。
ポールは低音苦手ですね。自分の作った歌All My Lovingで、低い方は結構音痴で歌っています。

以前、マライア・キャリーが7オクターブ出せるといって話題になっていました。
今私の出せるのは、最低音がI'm A Loserのソ、最高音がMaybe I'm Amazedのファ♯(しかしこれはまだ不安定ですけど)ですから、3オクターブに近いですよ。
男性歌手で裏声でなく3オクターブは結構いい線行っているでしょ?

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つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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