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菅首相ガンバレ

菅直人首相は同じ理科系出身だし、原子力の知識もあるとのことなので、私は基本的には菅首相を応援している。
しかし、今や各方面の方々を初め、身内の要職の人からも大きな批判を浴びている。
理不尽な批判も少なくないが、概して、言われても仕方がないところがある。
詳細はここで言うまでもないだろう。
では、何故そうなってしまっているか?

私の考えでは、日本の理科系教育がそうさせた部分が多いと思う。私自身の壮絶な体験からしみじみ思うことなのである。

もともと理科系に進もうという人間は、ポリティカルなことにはあまり興味がない。
この世を支配する法則とか原理のようなことの方を尊び、興味があるのだ。
自分がそのようなものを見つけるないしは開発することにより、俗的事柄(人同士のせめぎ合いとか)は自ずとそれに倣い、その範疇で行われるはずだ、と考える。

しかし、研究や開発を進めるうちに、独善的な仕事をしているだけではだめだ、政治的な力も必要だ、と悟るようになる。
多かれ少なかれ、早かれ遅かれ、理科系の人間もポリティカルに動こうとする時期がやってくる。

でも"理科系人間"は、子供時代にポリティカルに切磋琢磨した経験が乏しいし、ましてや学校教育ではポリティカルな部分の教育は皆無と言ってもよい。

理科系人間がマネジャーないしリーダーになった場合に最も陥り易いことは「取り繕い」と「概念論」だ。
このことは、最近の菅首相や一連の原発関係の会見を聴けば、詳しい説明は不要であろう。
最近TVに出る東電の人たち(重役は除く)は、優秀な人たちであることは同じ理系の直感からわかる。しかし上記のことに陥ってしまっている。
これに陥ると、具体的な解決が難しくなり、聞く人から信頼を得にくくなる。

私などは長い会社員経験の中で、社内、対顧客、対商社などのいろんな場面で、取り繕いや概念論を発しては散々怒られたり、指摘されたりしてきた。
理科系の本分の一つには、「間違いがあってはならない」というのがある。
先にこのブログでも言ったように、「AならばBである」という命題を提唱した場合、一つでも反例を見つければその命題は「偽」となる。
だから、例えば原発の過去の不備を一つでも指摘されるのに耐えられず、取り繕いや概念論を言ってしまうのだ。

一種の理系人間の性(さが)みたいなものとも言えそうだが、そもそも命題の論証と政治的なこととは本質を異にする。
野党とか記者とかから「一体***はどうなっているんですか!?」と詰問され、それをやっていない場合、石原都知事のように「そんなこと優先度が低い」「**党がバカみたいなことを言ったおかげで・・・」とか言った方がわかりやすいし、信頼される。(ただし石原知事の場合は言葉が悪くて誤解を招くこともあり100%は賛成できないが。)
指摘がもしズバリであり、自分が失念していたなら「それはいい考えだ。是非検討するよ。」と言えばいい。

要は、スーパーマンではないのだから、緊急事態においてはやることが限られる。だから、シナリオ、優先順位、期限、ベクトル、なのだ。
最大公約数的な解を求めるのではなく、「自分の策」を示すのである。

民主党は理系的概念論を重視するカラーがあったと思う。
それはそれでいい。是非正しいポリティカルを身につけてほしい。

難しいことではない。
菅首相、同じ理系人間として頑張りましょう!!

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テーマ : 民主党・菅直人政権
ジャンル : 政治・経済

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Author:ST Rocker
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つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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