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Coffe Break Beatles No.98 「宇宙計画とビートルズ」

古川聡さんが国際宇宙ステーションに無事入り、予定されていた仕事をやり始めました。
全くご苦労さまです。是非頑張っていただきたい。

ところで、宇宙ステーションとかシャトルとかは「宇宙体験」と言われるのだが、皆さん結構誤解がある。
その最大の誤解は「無重力」だ。
シャトルの中は無重力なのは有名だが、無重力な理由はそこが宇宙空間だからではない、シャトルが高速で回っているからだ。

シャトルや宇宙ステーション、人工衛星などが飛ぶ所は定義上は確かに宇宙空間だ。
でも地上からの高度は300kmか400km程度に過ぎない。
地球の半径が約6,400kmだから、シャトルはほとんど地球表面にへばりつくように飛んでいる。
そこは一応空気がほとんどないが、完全な真空ではない。
そして、もしそこに静止状態で放り出されたら、地球の重力をもろに受け、地上にまっさかさま落ちて行く。

シャトルは秒速11kmという速い速度で地球を回っているので、遠心力と重力が同じ、すなわち釣り合っているのだ。だから見かけ上、無重力として感じるのである。
その速さが少しでも遅くなれば重力を感じ始め、逆に速くなれば遠心力を感じ始め(注;乗組員は重力と遠心力の区別はつかない。感覚としては遠心力も重力と同じように感じる)、シャトルは地球から離れる。

もし地球や他の天体からかなり離れれば、本当の意味で一切の重力から解き放たれ無重力を感じる。
宇宙ステーションやシャトルでは無重力状態での様々な実験が行われた(ている)。
ただし、本当の無重力下と、複数の力が釣り合って見かけ上無重力なのと、果たして生物などが受ける影響は同じなのだろうか。
喩えれば、お金を一杯稼ぎ一杯使い、結果出入りがゼロな人と、稼ぎがゼロで使う方もゼロの人が等価かどうかである。

原理的には、地上1mであっても秒速11kmに達すれば惰性飛行で地球を周回するようになる。
そしてその飛行物体の中にもし人がいれば無重力に感じるだろう。
ただし、空気抵抗や地形や人造物などが邪魔して、実際には無理である。

前置きが長すぎてすみませんでしたが、この話はビートルズにもつながるところがある。

ビートルズは、スタッフを初めとして支えている人間の数も能力も大変なものがあり、
メンバー本人たちは一種のperformerであり、プロジェクトをマネジしたり遂行することに必ずしも関わっていない。
あたかも宇宙計画のようであり、メンバーたちは宇宙飛行士の存在に似ている。

ある種の「(見かけの)無重力状態」のような場を与えられ、本人たちもそれを十分客観的に理解できないまま、頑張ってきた。
本来は自己の主体性で事を運ぶべき、と最も思ってきたのはジョンだ。
それを苦しみ抜いてヨーコと一緒になったのだろう。

キャンディーズの「普通の女の子になりたい」とジョンの「普通のhouse husbandになりたい」はもしかしたら同じことだったのかもしれない。

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テーマ : ビートルズ関連
ジャンル : 音楽

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酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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