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朝まで生テレビ!

こんにちは。

先週土曜日未明に「朝まで生テレビ!」を初めて観ました。
原発問題に関する討論でした。

田原総一朗さんという人を私はこれまであまり知りませんでした。
今回長々と拝見してよくわかりました。
田原さんは、日本人独特のうやむやな発言を嫌い、きっぱり筋とか事実関係を問い正します。
これにより真の議論が導かれやすいと感じました。
ひとつのリーダーのあり方だとも思いました。

それと共に、意味のある討論はある程度長い時間が必要だと思いました。
ゴールデンアワーのテレビではほんの上っ面しか言えないと思いました。

福島第一原発ではなぜ全電源喪失という最悪事態を回避できなかったのか。
朝まで生テレビ!を通しで観た上での印象は、少なくとも技術的には十分予測はされていて、それに対する危機意識もあったと感じました。
そして外国との間にも安全に関する共通認識はあったようです。
では、何故有効な対策を打たなかった(あるいは打てなかった)というとどうも、東電と経産省のコンビが、横並び意識が強く、福島だけ特別な対策を実施できなかった、という一つの見方が出てきました。

田原さんは、適当にごまかすような発言には鋭く切り込み、逆に本当は情報や考えを持っているのに躊躇している人にはそれを引き出させ、さらには論点がはっきりしない人にはそれを解きほぐす、そういうやり方で番組中論点が整理されてきた、と私は見ました。

ただ、弁護がやや不足しているかな、とも思いました。
数週間前に書いたように、弁護が不足すると結論を見誤ります。

一方、今や時の人である古賀茂明さんの本も読みました。
大変な暴露本であると同時に、様々な新しい知見を与えてくれます。
省庁と内閣の関係と動力学は大変複雑ですし、官僚は思った以上に大きな力を持っていることがわかりました。
官僚の実質的権力と行為はとても組織論のレベルではないな、と感じました。

では、日本の国家公務員制度に何か大きな欠点があるのかどうか、ネットで各国の制度を調べ比較してみました。
すると、むしろ日本の制度はきちんとしているし、国家公務員の怠惰や権力志向を他国に比べはびこり易いようには見えませんでした。
他国は概ね国家公務員数は単位人口に対して多いし、ストなども結構あります。
しかし日本のような強大な官僚による権力は見られません。

なぜ日本の官僚はこんなに覇権にこだわるのか。
私の目下の推測は「給料の多さ」です。
正直、国家公務員の上位職は給料が多すぎます。(外国の国家公務員は日本ほど高くありませんでした。)
そして、省内に残れず外郭団体や天下りした人間に対してもほぼ同等の給料を与えるような不文律があります。
そのことがdriving forceになっているために、今のシステムを死守するのかもしれません。

公務員を公僕として捉えるなら、「やや少な目の給料で安定している」くらいがいいと思います。
「高い給料で安定している」のは異常です。
企業は高い給料もあり得る一方、安定していません。
Low risk - low returnかHigh risk - high returnのどちからが人間の生きる道でしょう。

古賀さんの本によれば、経産省は、福島第一の非常用ディーゼル発電機が屋外にあったことの危険性を認識していた。しかし、それを改善してしまうと先輩のやり方に反することになりできない、と。

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テーマ : 政治・時事問題
ジャンル : 政治・経済

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酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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