FC2ブログ

e-mailは最良の通信手段か?

こんばんは。

e-mail(電子メール)が普及し始めてから20年近くが経とうとしている。
e-mailは今やすっかり定着したし、大変便利な道具として多くの人に愛されている。
しかし、話し言葉と手紙の数千年の歴史に比べれば、たかだか20年であり、その文化や作法が確立したとは言い難い。

e-mailの利点は今さら言うまでもないだろう。
今日は、問題点を考えてみる。

前の会社でe-mailが導入されたのは1998年だった。
皆、勝手がよくわからないまま使い始めたのだが、時々、口頭の議論と同じようなノリで、メールで「切れる」輩(やから)がいた。
「あなた一体何を考えているんですか?」などの切れ文句をメールで書く。しかも全員に返信などして。
それを受けた側は大混乱。ニュアンスも十分にわからぬまま、さらに切れて返信したり、無視したり、延々と効率の悪いキャッチボールをしたり、などなど。

最近ではさすがにそういうことは減った。メールでのマナーも定着してきた。
でもまだ不十分な気がする。

私が思うに、未だ問題なのは、メールの位置付けが人によって異なることだ。
メールを重要視して、ありったけのことを真摯に書く人、あるいは逆に、メールは軽視して、あまりちゃんと返信しない人、など。
時として、大きなずれが生じ、そのことが現代の人々のコミュニケーションを難しくしているのではないか。

ここで、私なりにe-mailの欠点をリストアップする。
1.人により位置付けが異なる(上述)。
2.ニュアンスが伝わりにくい。(ストレートに書きすぎると誤解されることがある、など。)
3.返信がない、または十分でない場合、相手の真意がわからない。(同意しているのか、不快を感じているのか、無視しているのか、単に返信が面倒なのか、など。)
4.無制限に送れるので、人間のコミュニケーションのキャパを超えることがある。(例えば、キャパを超えた仕事が舞い込み、対処できなくて自滅する。)
5.表現力、文章力、読解力が要る。しかもそれを訓練する場がほとんどない。

ツールとしてのe-mailは既にほとんど確立しているので、上記の問題を解決するには、別の面から処さなければならない。
基本中の基本としては、メールでは相手の立場に立って、しかも丁寧な言葉で話をする。これは電話や口頭以上に要求されると思う。
メールに対する相手の基本的考えとか、送りたいテーマでの相手の興味などを事前に把握して、適切なメールを送るべきだ。
相手がオーバーフローしないよう、気配りも必要だ。
何か滞ってきたら、電話等の手段で、それを和らげた方がいいだろう。

後はテクニックの問題だが、結論的なものを最初に書き、後半は補足的なことを書くとか、絵文字、顔文字を適当に使う(これが意外に効果的なのだ)、などが挙げられる。

集団に対して必要な情報を機械的に送る(例えば連絡網)場合は、既にメールはほぼ100%適切に使われていると思う。

私などは、ご覧のように「濃い」人間なので、いきおいメールも濃くなる。そして相手に負担を与えていることもあると思う。
多いに反省したい。

さらに年月をかけて文化や作法が確立されれば、e-mailは最良の通信手段になるかもしれない。
スポンサーサイト



テーマ : 文明・文化&思想
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

調子はいかがですか?
メール、確かに物凄く身近なものになりましたねー。
携帯メールの初期の頃は、ポケベルの後だからかカタカナだけのメールでしたね。
今では絵文字や顔文字やデコメなど便利な色付けが増えて、表現するにも幅広くなったように思います。
実際に私もじゃんじゃん使ってますが、真剣に意思の疎通を交わしたいときは飾り付けは邪魔になったりもしますね。可愛く真面目にバランスよく取り入れて楽しみたいです。心にきちんと届く文章をまとめる事が重要だと思います。

でも個人的にはその人の書く文字に興味があるので手紙の方が好きです♪

No title

mae。さん

コメントどうもありがとうございました。
メールに対する考え方が、皆mae。のようにしっかりした考えなら、メールでのコミュニケーションは問題なく、スムーズに行くと思います。

また、いろいろお気づかいありがとうございました。
薬は26日に終わったのですが、一部の副作用はまだ残っています。ぼちぼちやります。

mae。さんも暑さには気をつけられ、お元気にお過ごしください。

ST Rocker
プロフィール

ST Rocker

Author:ST Rocker
ビートルズ解析ブログへようこそ!
つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
コメントは本筋に沿ったものをお願いします。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
FC2カウンター
Number of visitors
リンク
RSSリンクの表示
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

月別アーカイブ
最新トラックバック
QRコード
QRコード