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Coffee Break Beatles No.14 「コード進行(1)」

コード進行は言うまでもなく音楽の一大要素であり、曲の根幹を成すものである。
パターン化した進行のもとに美しいメロディが乗っている曲もあれば、進行自体が非常にユニークな曲もある。

ビートルズにおいても多分に漏れずコード進行はキーである。
オーソドックスな進行の曲もあれば奇妙奇天烈な進行の曲もあるし、変形型の曲もあれば、工夫を凝らしたものもあり、とても多岐に渡っている。
一言で言うと、ビートルズを一通り聴けばありとあらゆるコード進行の妙味を味わえる。それだけ多彩な曲作りをビートルズはしてきたといえる。

音楽については英才教育は受けていないビートルズであるが、コードにおいては少年時から大変熱心に独学ないしは仲間から教わったりして研究していたに違いない。
素人っぽいアイデアの進行の曲もあれば、名曲並みに検討しつくした感の曲もある。

今日はユニークなコード進行のビートルズの曲を少し紹介したい。

ビートルズブレイクのきっかけともなった名曲She Loves Youはとてもイカした曲だしポップだ。
自然なコードの流れのようだがどうしてどうして。
オープニングのシャウトの"She loves you, yeah, yeah, yeah."という同じ音階のフレーズを3回歌うところでコード進行はEm→A→Cと変わっていき、最後の"Yeah"でG6に落ち着く。最初の3つは隣通し相関性はない関係だが、自然に流れて行くから不思議だ。
結局G6に落ち着き、この曲はG長調であることが初めてわかるのである。
メインメロではG→Em→Bm→D7が主体となる。初期の溌剌たる曲にマイナーコードが多いのもビートルズの特徴だ。

カーペンターズの兄リチャード・カーペンターが言っていた。ハイスクールのパーティで女の子たちがビートルズのレコードをかけまくっていたのが気にいらなかった。彼女らはFrom Me To Youのあのマイナーコードのすごさを一体わかって聴いているのか!?と言いたかった、と。実力派のリチャードの話としてとてもおもしろいと思う。

同じく初期の曲でジョンの作If I Fellのコード進行もすごい。イントロで半音ずつ下がるコード進行は音楽セオリーにはないものである。ジョンがギターを持ちながら実験的に編み出したのだろう。

解散後のポールの曲だが、Helen Wheelsもおもしろい。なにしろ1つのコードが大半で曲がなされているのだから。たしかAだったと思う。それでいて単調に聴こえないのだからすごい。

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テーマ : ビートルズ関連
ジャンル : 音楽

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酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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