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ミンミンゼミ

こんにちは。
台風すごい遅いですね。
記録的な大雨で被災された方々にお見舞い申し上げます。
こちら関東ではここ数日湿って暖かい風がずっと押し寄せています。

野田新首相と新内閣が誕生しました。
野田さんは私と同期ですし、今同じ千葉県ということで、応援したいと思います。前途多難ですが。
今日の日経には、野田さんは、政官民で「国家戦略会議(仮称)」を設置する方針を固めた、と出ていました。
経済財政の経営方針を決めるとのことです。
これは、私がこのブログで主張していることと基本的に同じですので、とてもいいことだと思います。
さらには、技術的な意味でも国家戦略を考える仕組みがあればいいでしょう。(私はその仕事に是非かかわりたい。)

前置きが長くなりました。
私は子供の頃、昆虫が大好きで夏休みは昆虫採集で明け暮れていました。
特にセミが好きでした。
大きく独特な鳴き声はどこか人間味を帯びているようにも聴こえましたし、地中で7年間も過ごして、最後は地上に出てほんの2週間くらいの刹那に、生殖をし、死んでいく、というその神秘にも子供ながらに感動していました。
体の形もかっこよかったでしたし、捕まえることにもスポーティなものを感じていました。

私の過ごした埼玉(家は今のさいたま市中央区です)には一つ不思議なことがありました。
ミンミンゼミがほとんどいませんでした。(今でもあまりいないと思います。)
アブラゼミが主で、他にニイニイゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシなどがいました。

アブラゼミでも悪くはないんですが、体は黒色、羽根は茶色、鳴き声はギーギー言うかんじであまりきれいではありません。
それに比べ、ミンミンゼミは体には緑の部分があり、羽根は透明、鳴き声もきれいです。
そのミンミンはさいたまでは一夏に数回しか鳴き声が聴こえませんでした。
もしミンミンを捕まえようものなら、そのガキは英雄扱いでした。
ある日、たまたま我が家の前の電信柱(昔は木でできていた)にミンミンが止まり鳴いたので、大興奮で網を持って捕まえようとしたところ、惜しくも逃げられてしまい、大変悔しく思ったことが今でも思い出せます。
この憧れのミンミンゼミ。山の方に行けばたくさんいることは知っていました。
そして驚くべきことに、東京都心に結構いるのです。
子供の時から、何故埼玉にミンミンがいないのか、すごく不思議でした。
その謎をずっと追究しようと、いろんな資料を見てきましたが、そもそもセミに関する研究自体があまり活発ではないようで、これまでほとんど有用な知見は得られませんでした。

仕事で全国いろんなところに行く中で感じたことは、埼玉のみならず、セミの分布というのは思ったより複雑なようでした。
そして最近、なんとはなしにWikipediaでミンミンゼミを調べたところ、それはそれは詳しい記述がありびっくりしました。
これまでの情報の少なさが一気に解消すくらいのボリュームと内容でした。
逆に、セミにあまり興味のない人が見たら面食らうほどの圧倒的な情報だと思います。

おかげで、埼玉の謎も含め、ミンミンゼミのことがよくわかりました。
要約すると下記の通りです。(主語のミンミンゼミは省略します。)

* セミの中ではどちらかというとあまり暑すぎない気候を好むので、本来山地を好むが、東京は西日本の都会よりも北東風が流れて涼しくなりやすいので住めるのだろう。埼玉は気温が高くなるので苦手なのでは。
* 幼虫は乾燥した土を好む。平坦な土地よりも傾いた土地の方が日に当たりやすく乾燥しやすい。東京は都市化が進み乾燥気味になっているのと、坂が多いので、住めるのではないか。
* セミは異種同士では同じ場所で共栄するのは基本的に難しい。アブラゼミが多くいる場所にはミンミンゼミは住みにくい。同じ場所に住まざるを得ない場合は、鳴く時間帯を分けたりする。

どうですか? 興味深いでしょう?
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テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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Author:ST Rocker
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モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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