FC2ブログ

Coffee Break Beatles No.15 「1/fゆらぎ」

「1/fゆらぎ」という言葉をご存知でしょうか?
自然現象でも人工現象でも何でもよいのですが、パワースペクトル(密度)が周波数fに反比例しているゆらぎのことです。
小川のせせらぎ、そよ風、人間の心拍、炎のゆらぎ、あるいは高速道路上での自然な車の分布のような、最も「自然な」状態のゆらぎは1/fゆらぎを示すと言われています。
人間にとってもあらゆる1/fゆらぎの状態は心地よく感じます。しかしその発生機構はわかっていないそうです。

「周波数に反比例」とは何のこっちゃと言いますと、音の場合なら音の密度が周波数のより低い領域(即ち低音域)に濃くなり、高音域で薄くなるということです。光なら波長の長い領域(より赤い領域)で密度が濃くなる。
単に低音とか高音であるのではなく、いろんな音域の音が出ているのですが、そのゆらぎ(振れ)が1/fという規則のもとに濃度差があるような状態が自然な現象であり、かつ人間にも心地よいというわけです。もし仮にゆらぎがない場合、すなわち一定の音しかない場合、あるいは逆にゆらぎが全くランダムな場合、あるいは密度がfによらず一定のゆらぎの場合、ひいてはfゆらぎの場合、などなど、1/fゆらぎでない状態は不自然かつ心地よくないわけです。

前置きが長くなりましたが、モーツアルトのような一流のクラシック音楽やビートルズは1/fゆらぎであると言われています。何をどのような指標で測った結果なのかは不明です。おそらくメロディーにおける音程の分布、および/またはリズムの周波数分散がそうなっているのでしょう。一説にはジョンの声そのものも1/fゆらぎであるとも言われています。
一度ビートルズの曲の音符を全部集計してその「頻度+長さ」対音程の関係をプロットしてみたらおもしろいかもしれません。
そうなったら、「理科系が楽しむビートルズ」を通り越して、科学そのもののビートルズと言えましょう。

解析などしなくてもビートルズの音楽が心地よいのは言うまでもありません。
ただし、初期のアルバムを半年に1枚出すノルマがあった頃は、失礼ながら粗製乱造の曲があったのも否めません。
でもこれは仕方ないです。
少々の駄作はあるものの、大半はアルバムの曲のほとんど全てが心地よく聴けるわけで、そんなミュージシャンはそうはいません。

日本のミュージシャンでも心地よく聴こえる音楽を多作している人たちは1/fなのではないでしょうか。

DMM.com DVD通販、レンタルなどの総合サイト
スポンサーサイト



テーマ : ビートルズ関連
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

ST Rocker

Author:ST Rocker
ビートルズ解析ブログへようこそ!
つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
コメントは本筋に沿ったものをお願いします。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
FC2カウンター
Number of visitors
リンク
RSSリンクの表示
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

月別アーカイブ
最新トラックバック
QRコード
QRコード