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褒めるか叱るか

こんばんは。
かなり久しぶりの1日2件のアップです。

このところ、メンタルへルス的に我が身を人体実験しているような感じです。
悩みは人を成長させる機会の一つですから、あってもよいものですが、この国では不必要な悩みが多過ぎるように思います。

ネガティブな効果しか残さないような悩みは排除し、全体として国力を高めるようにしなくてはならないと思います。

今日は人への評価という観点から「悩みの交通整理」を試みます。

一つの極端な事例として、マラソンの高橋尚子選手を育てた小出監督は、100%褒め言葉で指導したとのことです。
そしてこの対極にあるのが、軍隊や一部のスパルタ教育にあるような、叱りまくりです。

前者はよいところをより引き伸ばし、後者は悪いところをつぶします。
どちらも原理的には改善がされるはずです。

世の中には褒め派と叱り派がいて、それなりの論点を展開しているようです。
しかし、これらを系統的に整理して使い分けることを考えている人にまだ出会ったことがありません。

詳しい論拠は省略しますが、戦略的な場面では褒め式が、画一的に物事を習得しなくてはいけない場合は叱り式が有効だと思います。
我が身でも随分確かめてきました。

そして重要なことは、一昨日も申しましたように、人間は誰でもこの世でのポジティブな役割があり、それを自覚して初めてネガティブな評価、即ち叱り、を受け入れられると思うのです。

軍隊や子供の教育の一部においては叱りが主体であるべきなことは異論はないでしょう。
一昔前までの学校や部活、会社などは叱りが主体でした。
しかしこれからもそうであってよいのでしょうか? ここがポイントです。

結論を出す前に、叱り式が成り立つ要件を考えてみます。
軍隊は進むべきベクトルは決まっているし、隊員に課す事柄も大体決まっています。
それに鑑みて叱るわけですから、叱られた方もある意味合理性があり、納得するのではないでしょうか。
個人の存在自体を否定しているのではなく、単に行いを指摘しているだけだからです。

子供を叱る場合は、親が子に十分な愛情を示すことにより、子の自我を保ちつつ叱るので、これまた大きな問題には発展しません。
ただし、愛情がない場合は問題が起こるでしょう。

マラソンランナーを世界一にするなどの超戦略的な事柄は褒めることが重要なのはよく理解できます。
そして私の意見ですが、今や学校、部活、会社などの集団では今よりも褒めの要素を増やさないといけない気がします。

私の世代でも学校、部活や会社に入りたての頃は叱り中心で指導を受けてきましたので、いきおい若い人に対し自分がやられたようにやっても効果がない場合が多いのです。
いろんな要因が考えられますが、我が国の成長戦略があまり(というかほとんど?)なくなり、国のあるいは集団内のベクトル(進むべき方向)がバラバラになったことが最大の要因と考えています。
つまり、評価する側もされる側も価値基準がまちまちというわけです。
こんな中で不必要な叱り式評価が蔓延したら自己否定を起すケースも増えるでしょうし、全体の力も落ちるでしょう。

よって、今の段階では教育上基本的なことのみ叱り式とし、そこから先は褒め式にすべきではないかと思います。
ただし、褒めるといってもただ甘やかすことではありません。
褒め言葉だけでも物の道理は教えられます。

我が国を強めるための国策が十分に行き渡ったら、それに合わせて叱り式を増やしていけばよいと思います。
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テーマ : それでいいのか日本国民
ジャンル : 政治・経済

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No title

おはようです^^
難しい事をしっかりと書かれていますね・・尊敬します。。
世の中、飴と鞭で成り立ってると思うんですが、
今の教育者前半の年代の人は昔と比べて質が変わってますよね。。
uriboが学生の時の先生って、鬼より怖い先生ばかりでしたよ。。
それでも、そういう先生ってすっごく愛情も注いでくれて大好きでした。。
そんな先生が今現在はどれだけいるのか・・不安です。。
また、親にしてもそうです。。
子供に接する態度が一昔とは違ってきてると思います。。
子供に対して愛情持って叱れない親が多いように思います。。
子供に気を遣ってるというんでしょうか?
それっておかしいですよね。。
 
要は、自分自身がいわゆる大人になっていないまま、
教育者になったり親になったりしている人が多いのかな?
uriboもまだまだ半人前ですが、自分の子供に対しては胸を張って親してます^^;
これから社会に出る子供たちにとって、有意義な状態の世の中になってほしいですね。。
意味不明ですみません^^;

No title

uriboさん
はい、おはようです。
すごいご丁寧なコメントありがとうございました。
学校や子育ての現場も今は変わっていますか。
私は企業内の問題には詳しいですが、学校や子育てのことはそれほど知りません。これからもいろいろ教えてください。
学校や子育ての問題も、個人の問題なのか、それとも社会全体のリーダーシップが必要なのか、考えていきたいと思います。
尊敬されほどでもないですよ・・・

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ST Rocker

Author:ST Rocker
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つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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