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理科系人間の雄たけび(改めて・・・)

こんにちは。
とても寒いですね。お元気でしょうか。

今週の週末は久しぶりにほぼ仕事をしなくてよくなり、わりとのんびりしています。
来年早々から田舎の工場へ移るので、来週から本格的に住居探しや最低限の物を揃えたり、業務上の諸々のことで忙しくなりますので、この土日は最後の(?)息抜きにしたいです。

昨日の仕事の帰りに丸善で大前研一さんと古賀茂明さんの本を買いました。
田舎だとこういう楽しみが減ってしまうのがちょっと残念です。
でも、最近では都会と田舎の文化の格差はなくなりました。
私が社会人になった30年前、千葉の田舎の工場に配属されたのですが、明らかな文化格差があり、街の女性の服装も明らかにイモっぽい(失礼)でしたから。
今はかえって郊外の方がアメリカーのカーライフのようなゆったりと、人口あたりのサービズが多い状況を享受できるのではないかと思います。
郊外の方が運動不足になるので、敢えて運動をする必要があります。

さて、このブログの一つの切り口として「理科系的ノリで音楽や世の中のことをどう考えるか」ということでやってきました。
しかし本当は私の中では「理科系」という言葉は適切な言葉として捉えていません。

日本では文科系か理科系かで人間を大きく二分します。
高校2年くらいにどっちかのコースに分かれた時点で、人生の岐路に立ってしまうわけです。
それ以来、自分はどっちの人間なんだという「レッテル」が貼られ、性別と同じくらいの個性として捉えらてしまいます。

私は絵に描いたようなどっぷり理科系コースを辿ってきました。
大方よろしく、定年までつつがなく勤めて後は年金で暮らすんだというのが普通の人の考えですが、私は反旗を翻しました。

そのきかっけは、文科系よりもはるかに厳しい教育、実習、研究を経て、半導体を中心とする技術的発展により日本経済を繁栄した立役者の理科系の人間は、文科系の人間より給料が低く、政治・経済・社会を動かしているのは文科系の人間であり、理科系の人間は田舎の社宅に追いやられ、奥さんの尻に敷かれ少ない小遣いで、そして文化的にも一般には文系の人間よりイモっぽいとみられている。
そんなことを享受してたまるか!というのが30歳ごろより発生した強い衝動でした。

そこで、30を少し過ぎたころから、心・技・体の領域の中で理系が弱いとされる事柄を自分の中で徹底的に鍛えたのでした。
特に音楽に関しては徹底的に鍛えました。
「この世で音楽が文科系の人間に牛耳られてたまるか!」の掛け声で始めました。
そして「技術系サラリーマンのビートルズ論」を書きました。
単なる掛け声だけでなく、音楽って意外に理系の要素が多いぞ、と自信を深めたのでありました。

その後、学問、社会、音楽、運動と全ての領域で理科系的アプローチの有効性を確かめたところ、どの領域も有効であることが実感できました。
特に、政治経済の領域が理科系的アプローチが重要だと考え、今に至っています。
鳩山さんや菅さんは理系出身ですが、そういうことを意味するのではなく、もっと本質的にアプローチ法を考えるという意味です。

さて、ここで重要なことを2点言っておきます。
1点目は私にはもはやかつてのような文系の方々への対抗意識はありません。
47歳過ぎてから純粋な営業やマーケティングもやりましたし、いろんな文系の方々とのコミュニケーションの中で、文系も理系もどちらも重要であり、どの出身の方でもみな優秀だし気骨はあるということです。

2点目は、新しい提案であり、そして最も重要なことです。
これから先、政治経済のような注力テーマにおいては「理科系、文科系」というカテゴリー分けはやめましょう、ということです。
日本では、自然科学、理論科学、数学のような領域を扱うのを理科系、人文、政治、文学、歴史などの「人」を扱うのを文科系と称し二分してきました。
しかし、今や経済などの領域ではこのような分け方は意味がありません。

そこで私は、「定性性」か「定量性」かという分け方を提唱します。
簡単に申しますと、「定性」とは「物事はこうなる、あれはああだ」という一次元の見方、考え方です。
それに対し「定量」とは「あの物事は、これこれこういう条件ではこういう確率で起こる」と実証、検証あるいは予測することです。

身近な例を挙げましょう。
「酒も飲み過ぎると死亡する」というのが定性性です。
それに対し、「体重**kgの人で、**%のアルコールを、**cc飲んだ場合、**の酵素を体内に持っていない場合は、*%の確率で死亡する。しかし、クエン酸を同時摂取した場合は死亡率は*%に減少する。ただし、この条件は**歳以上には適用できない」などが定量性です。

こうした例は、従来文科系と言われていた領域でもあり得ます。
例えば、「消費税を上げると税収は増える」は定性性です。
それに対し定量性は・・・。ここ最近さんざん申し上げていますので省略します。

定性性か定量性かは、文科系か理科系かには関係のないことです。
そしてどちらの出身かで身についているかどうかも関係がありません。
でも、どちらかと言えば定量性は理科系において多用される傾向にあります。
そして我々理系人間の方が定量的やりかたを訓練されてきました。

定性性も定量性も併せ持てればベストですが、人間そうそうスーパーマンにはなれないため、通常、どっちかが得意かというパターンになります。
典型的には、定性性の知識が多く政治力があるタイプか、知識は少ないが、定量性というシステム的思考があるので、題材を与えられれば定量できる、などというタイプに分かれるでしょう。

そしてこれから日本が直面する政治経済の分野では、日本はどちらかというと定量性が苦手だと思います。
よって戦略をもつにしても定量性を強化すべきです。
その際、定量性をより訓練されているいわゆる「理系人間」がリードを取るべきだと思います。
少なくとも主要なメンバーに加えるべきだと思います。

いわゆる旧来からの「政治」ということに関しては文科系の方々の方が得意なのかもしれません。
リーダーシップや政治力はそもそもどういうことなのかについても考えてみたいです。

では、トレーニングジムに行ってきます。
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モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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