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Coffee Break Beatles No.23 「弾き語り指南(ピアノ編) Part 1」

ビートルズの特徴はシンプルでありカッコいいこと。普通は両立しないことが両立する。
その秘密はコードのポジショニング(位置取り)ではないか、というのが私の仮説である。

今日ピアノでの弾き語りにおいて、簡単だけど超カッコいい曲を紹介してみたい。

ビートルズの曲でピアノが使われる曲は、ピアノがボーカルよりやや低い音域で印象的に鳴る場合が多い。
普通のポピュラー曲のピアノは多分ボーカルと競争的に使うのだと思うが、ポールの感覚ではピアノの低音重視ということか。
そしておそらくその戦略は当たったと思う。

Let It BeでもHey JudeでもThe Fool On The Hillでも低音の部分が印象的に響いている。
コードが進行する場合も、そのあたりの音が階段状に下がるとか、の手法もあって小気味よく聴こえるのだ。

そして1曲、こういうものよりもさらに飛びぬけてかっこよい曲がある。
Lady Madonnaだ。
これをマスターすればもうモテモテだ。そして宴会でのエンターテイナー間違いなし。

右手は小指でラを弾き、親指でド、人差し指でド♯。ドとド♯をすばやく移動する他は何らテクニックなし。
ただこれだけのことでブルーノートの真髄が出る。
左手はオクターブを交互に弾き、階段状に上がって行き、下がるのみ。
なんとシンプル、そしてなんといかすことか。

ただこの曲、テンポをしっかり取らないと若干薄っぺらく聴こえる。
そしてアクセントもビシっと。
その上に滑らかなボーカルが乗れば言うことなし。

でもポールはもうちょっと一ひねりしていた。
楽譜に載らない不規則な拍もオカズ的に入れて演奏していた。
Anthologyを聴くとピアノがむき出しになって聴けるので、そのオカズがよく聴ける。
ここまでやれれば大人のピアノになる。
モテるどころかイチコロにさせられると思う。

このアイデアは後年ポールソロのMaybe I'm AmazedやYou Gave Me The Answerに引き継がれている。
これらの曲はさらに円熟味があって、自分で楽しむのにもいいし、人に聴かせるのも最高である。

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テーマ : ビートルズ関連
ジャンル : 音楽

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つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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