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房総半島冒険記 Part 4 「北総横断」 2009-08-14

皆さまこんばんは。
昨日の冷雨とはうって変わって今日は初夏の陽気でしたね。
実は昨日は大腸の内視鏡検査がありました。異常ありませんでした。
だけど若い女医さんだったのでちょっとドキッでしたね(笑)(なんのこっちゃ)
今年初めての有給休暇でしたのでそれなりに休めるかと思ったのですが、検査は体に負担かけますね。
仕事もまだまだ著しい苦境が続いています(本質は素晴らしいはずなんですが、1点です1点)。
今日は3年前の冒険記をお送りします。
今私はつくば-千葉を車で行き来していますが、これと似た道を自分の足で歩いたことがあります。
意味のある街道だと実感できた喜びをお伝えしたくてご紹介します。

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房総半島冒険記 Part 4 「北総横断」 2009-8-14

1.はじめに

2年前の盆休みに房総半島横断 Part 2を成功させた際、私は冒険の醍醐味と冒険の意味するところをしっかり感じ取った。要約すれば、冒険とは自分の殻を打ち破るためのほんの少し未開拓の領域に入ること、そして冒険とは計画した段階でほとんど成し遂げたと同じであること。
冒険とは何も植村直巳のような大それたものである必要もないし、また体を使ったり危険なことに挑むことばかりではない。自分なりの目標設定を行い成し遂げることに意味があり、喜びがあるのだ。
その喜びは表しようのないものであり、私は正に冒険を趣味としていると言ってもいいと思っている。

私が冒険として以前から捉えていることの一つが房総半島の地形を自分の足で制覇することである。そもそも普通の人間では味わえない地形の制覇を体感することと、自分の能力と計画力、実行力を伸ばすために、自分の十分やれそうなことより少しだけ高いところに目標を置くのだ。

最初の房総半島横断は1994年盆休みの自宅~白子海岸を主に走って横断したのを最初として、2007年夏の上総湊~勝浦の完全に海岸から海岸までの制覇(歩きを中心に走りも少し)を成功させた。 私は北総地域の豊かな自然や農作にも興味があったので、それを実体験したくて、今年のGWには自宅から船橋を経由して鎌ヶ谷経由で松戸まで歩こうと、Part 3を実行した。ところが早いペース(1時間6km位)の早いペースと休憩なしがたたって途中でオーバーヒートしてしまい、やむなく船橋市習志野台で行程を終了した。これは悔しかった。

今回は北総を歩く夢を叶えたいのと、シンボリックな意味でも東京湾→利根川という地形横断も実行しようと考えた。無謀な冒険は冒険とは言わない。だから確実に実行できる計画と実践に心がけ、冒険の意義の原点に戻りたかった。周囲のアドバイスでは、真夏の冒険は歳を考えて注意するようにとのことだったので、途中不調になればすぐに中止する勇気を持つことにした。

2.今回の概要

起点は船橋ららぽーとの近くの東京湾岸。終点は印西市木下(きおろし)付近の利根川の川原。2年前のように完全に水際から水際まで制覇したいが、それが許されないなら無理はしないこと。
全行程は約35km。今回は走らず全て歩き。

前日の天気予報では、前線が通過後に日本列島は大陸生まれの高気圧に覆われるので、暑くなるも湿度は低いとのことなので、8月14日決行を決めた。
食べ物、飲み物は全て現地調達。地図は自動車用の地図をコピーして持参。
Tシャツにハーフパンツ、運動靴といういでたち。街中だから倒れることもあるまい。
今回も帽子を持ってくるのを忘れてしまった。

3.記録詳細

6時過ぎに起床。結局就寝中には気象はあまり好転しなく寝苦しかった。まだ千葉の地上には湿気が漂っているようである。外は薄日が射している。まあまあかな。休日朝の定番のトースト2枚とコーヒーを食す。時間はないけど休日朝のささやかな至福の時に浸る。少し休んでから7:15頃車で家を出る。***駅は夏休みとはいえ若干通勤風景があった(写真1、7:29AM)。7:30発の**行きに乗る。車内は混んではいなかったが一応通勤電車の風であった。その中で半パンのおじさんはちょっと妙だ。でも自分ではこのスタイルはまんざらではないと思っている(からタチが悪い)。**で乗り換え。いつもなら東京行きの電車に殺到する通勤客でごったがえすが、今日は暢気なものだ(写真2、8:08)。7:48発の東京行快速に乗る。通勤風景ではあるがかなり空いている。8:07に南船橋に到着した。

ららぽーとの最寄駅であるが、もしかして乗り降りしたのは初めてかもしれない。ららぽーとは車でしか利用したことがなかったから。しかし駅の周辺の地理は熟知している。改札口から海側に出て線路に沿って少し進む。今回の冒険の歩行開始は8:13とする。南船橋駅の写真を撮り忘れたので慌てて振り向き撮る(写真3、8:15)。駅名看板がかろうじて写っているが見にくい。勤め人はほとんどいない。テニスの用品を持った大学生風の男女が結構たくさんいて一定の方向に歩いている(写真4、8:15)。女学生の話し方を聞いていると関西訛りにも聴こえる。どっかから合宿に来ているのかもしれない。話の内容は結構共感するものがあった。とかく気が滅入りがちな冒険の出だしとしてはfriendlyなものを感じほほえましくなった。結局この若者たちはテニス場へ向かった。

若者たちと別れを告げ、船橋オートレース場を左に見ながら少し歩き、さらに東京寄りへ前進するとららぽーとの駐車場、そして前方には連絡橋が見える(写真5、8:22)。
ところで気候としては真夏の暑さや日照りはない。どんより曇っていて湿度が高めである。結局快適でも不快でもない。前日TVの天気予報で言っていた「大陸生まれの高気圧に覆われてカラーっと晴れる」の状態にはまだなっていない。とにかくスタート時の必要以上の頑張りはいいことないから、自重気味に歩く。おそらく5km/h位か。

ららぽーと駐車場を過ぎるといよいよ東京湾岸に到着した(写真6、8:27)。港湾地帯なので浜の状態ではない。しかし手すりを経て海面が間近に見て取れる。冒険だからスタート時に海水を汲みたいところだが、今回においては仕方あるまい。運河を介しての風景の写真も撮ってみた(写真7、8:27)。倉庫の一群だ。右の鉄橋は京葉線。東京湾を背に我が顔を撮ってみた(写真8、8:28)。さあ、いよいよ横断開始!

運河に沿い内陸に向かって歩行開始。このあたりは遊歩道になっている(写真9、8:28)。向こうに防音壁のある道路は国道357号線。遊歩道にはお年寄りとか少しストイック風の男性などがいた。そんなに明るい場所ではない。遊歩道はすぐにやめてしまい、右に沿う一般道へ出た。右後ろを向けばららぽーとのタワーが見える(写真10、8:34)。前方はこんな感じである(写真11、8:34)。人の息吹はあまり感じない。係留している漁船やモータボートの類も撮ってみた(写真12、8:36)。こっち側は小さい漁船が多い(写真13、8:40)。そんなこんなで国道14号に出てきた。「船橋橋」という交差点である(写真14、8:41)。幹線道路まで出たからひとまずふーっと一息。さあ頑張ろう!

さあなじみの14号だが朝で人通りが少なくいまいち元気がない。相変わらずどんより天気だが、黙々と歩く(写真15、8:42)。まもなく先方に、左に折れる(すなわち内陸に向かう)交差点が見えてきたので元気が出る(写真16、8:49)。このあたりは若松という地名。ららぽーとから千葉寄りに少し行った地帯。14号、357号、そして内陸へ向かう要路である県道8号線が交差する地帯であり渋滞の名所になっている。特に357の若松交差点は私が千葉に赴任した1982年からずっと渋滞し続けている。交差点の構造も欠陥だと思う。やっと立体交差が完成するらしい。

車であれば若松の大インターチェンジを8号線へ向かうところだが、多分そこは車専用道路だろうから、手前をこちょこちょと行くことにした。ここは自分の感覚で京成電鉄の線路をどこかで超えいずれどこかで296に合流する腹積もりである。詳しい地図は持っていないので果たしていける確証はないが、自分のこうした感覚には結構自信を持っている。まずは京成の船橋競馬場駅にアクセスした(写真17、8:52)。ららぽーと行きの送迎バスが出ている駅で有名である。かつてはセンター競馬場駅と言った。後でインターネットで調べたら、元は船橋競馬場駅だったそうだ。船橋ヘルスセンターができたのでセンター競馬場になった。ヘルスセンターがなくなったことで船橋競馬場に戻ったとのこと。おもしろい話である。駅のすぐ脇の踏み切りを渡ることにした。京成電車が通過する(写真18、8:53)。踏切待ち中に後ろを振り向くとららぽーと行きのバスを待つ人の列(写真19、8:53)。この時間だとららぽーとに勤める人たちか? 

踏切を越えて線路沿いに少し行くとすぐに前方に県道8号線の高架が見えた(写真20、9:01)。つまり、なかなかいい所を歩いとるわい、とうことで安心。いつも車で通ると気付かないのだが、実はこのあたりは閑静な住宅街であった。住宅街を小刻みにカクカクと曲がって歩く。日照りがないので暑くもないが、湿度が結構あって重苦しい。「天気予報違うぞ!」と言いたくなる。なかなか日本の天気を予想するのは難しいものなのかなあ? 以前アメリカのミシガンに出張に行っていた時は1週間分の天気を結構正確に予想していたのに。するとめでたく8号線に出てきた(写真21、9:06)。8号線に立ち後ろを見渡すと遠方に首都高湾岸線が見える(写真22、9:07)。そして前方を見渡すと「我孫子、鎌ヶ谷」の看板が見える(写真23、9:07)。我が行く方面だ。冒険闘志がかき立てられる。8号線の左側歩道を行くことにした。少し行くとサンクスが見える(写真24、9:09)。第1回目の休憩を取ることにした。GWの苦い失敗を教訓として今回は概ね1時間に1回休憩して飲み物を買うことにする。サンクスでアロエヨーグルトと野菜ジュースを買い、道端の縁石に腰かけてヨーグルトを食べる(写真25、9:14)。ヨーグルトはほとんど写らなかった。もしこの時点で日照りが強ければ帽子ないしは頭巾用タオルを買ったところだったが、曇りなのでしばらくはno帽子で行くことにした。

気合を入れて元気に8号線を行進再開。まもまく前方に296号との立体交差が見える(写真26、9:21)。そして我が顔を撮る(写真27、9:21)。なかなかよく撮れてるぞ。立体交差の下まで来た。反対側にラーメン屋「かいざん」が見える(写真28、9:23)。ここのチャーシュー麺は絶品だ。しかも安い。お薦めの店だ。ただし餃子はしょぼい。右に折れる296と別れを告げ、8号線を前進する。JR総武線を渡る陸橋に出た(写真29、9:30)。越えるとこのような若干くねり上下もある道(写真30、9:33)。私に限らずアスリートならこのような変化は好むはずだ。元気が出、しばらくルンルン気分で行進する。すると前方に東葉高速の高架が見えてきた(写真31、9:50)。車の往来は多い。さらに黙々と進む。調子はよい。しばし行くとそれなりの上り坂にさしかかった(写真32、10:07)。車の量が多い割に道路がよくない。車が数珠繋ぎになってしまっている。千葉県全体の道がまだまだよくない。さらにこんな感じで同様だ(写真33、10:08)。路側帯も狭くなってきた。

左に高根寺というお寺の入り口があったので撮影(写真34、10:11)。こういう瞬間はいいものだ。ものが何であれ、何かが現れると旅人は元気が出るものだ。急に土地が開けてきた。畑や遊休地などと思われる(写真35、10:17)。北総の雰囲気がしてきた。前方を見やるとこんな感じ(写真36、10:17)。緑も多くなってきた。再び街っぽくなった(写真37、10:26)。後ろを見やるとこんな感じ(写真38、10:27)。さらに行くと左側に結構大きい竹林が現れた(写真39、10:30)。新聞で読んだことがあるが、最近の日本は竹が増えすぎて他の木を圧倒しているとのこと。確かにそれ以来注意して観察するとそれをうなずける光景に出くわしたことが何度かある。さらに行くと少し違う雰囲気のところに出てきた。畑と家が混在しているような地域。馬込にさしかかった(写真40、10:38)。ということは木下街道に近い。左を見るとこんな感じ(写真41、10:43)。何畑だろう? 少し進むといよいよ木下街道との交差点である馬込十字路が見えてきた(写真42、10:47)。待ちに待った瞬間である。まさに十字路に到達した(写真43、10:48)。

さあ、十字路を右に折れ木下街道を一路木下へ向かう!(写真44、10:53)。とは言ってもこのように超狭い道だ。逆向きの車の渋滞してるし。歩きにくいこと。路側帯がないに等しかったり、U字溝のコンクリートの蓋の地帯を歩いたりと、しばらく苦労しながらも進む。すると何となく薄日が差してきた(写真45、11:08)。先ほどから定期的にジュースを買ってちびちび飲みながら歩いているので熱中症にはならないだろう。セブンイレブンがあったのでここで少し休憩することにした(写真46、11:12)。

似たような道の雰囲気は相変わらず続く。前方鎌ヶ谷方面に向かう車の列が続く(写真47、11:20)。ここで我が顔を撮影(写真48、11:21)。さっきの顔より少し疲れは出てるね。道路は相変わらずこんな感じ(写真49、11:24)。日差しはどうやら強くなりそうはなくラッキ。もうすぐ鎌ヶ谷のはず。いよいよ新京成電鉄・鎌ヶ谷大仏駅に来た(写真50、11:26)。ところでこの新京成。やけにくねくね曲がっている線路だが、その理由は戦時中に列車の性能を改良するためにわざと曲がりくねって設営した演習線だったとのこと。駅を越えて少し行くと八幡神社という神社があった(写真51、11:26)。中の鳥居から移した姿はなかなか整然としている(写真52、11:28)。本殿も美しい(写真53、11:29)。再び道路に出てから神社とは反対側に鎌ヶ谷大仏が見えた(写真54、11:31)。普通の墓地の中にある大仏だ。珍しい。
ここまで来て今回の冒険の半分は過ぎたように感じていた。しかしそれは甘かったことが後で判明する。

さてここで昼飯にすることにした。冒険家としてはレストランを利用するのは主旨に反するかもしれないが、今回は「安全第一」。ここを過ぎるとおそらくレストランはないだろうから、大仏駅近くのサイゼリアに入ることにした。本来私はこの手のカタカナのチェーン店を好きではない。味がどうのではなく、大食漢の私としては物足りないのだ。しかし今の私はダイエットのため昼抜きの毎日。それからすれば十分な量だ。しかもサイゼリアは何度か入った経験からかなりリーズナブルな内容なことは知っている。それに以前TBSの「ガッチリマンデー」でやっていたが社長が理科系出身だそうだ。そんなことで迷わず入ってみた。ところが応対した女性の店員の対応が悪く一時出ようとも思った。でもガマン、ガマン。498円のスパゲッティを頼んだ。水分もしっかり摂り休憩もしたら疲れはみるみる取れた。

30分弱くらい休み進行再開。道路の感じは少しはよくなってきた(写真55、12:10)。そしていよいよ白井(しろい)市へ入る(写真56、12:14)。以前車で白井駅のそばを通りかかったことが1回あるくらいでほとんど行ったことがなかった地域である。走る仲間が「白井梨マラソン」に出ていたのが印象的だった。最初の梨園の看板が目に入った(写真57、12:26)。いよいよ梨の街白井を堪能できる。そしてこんな梨直売場が現れた(写真58、12:29)。結局こういう感じの直売場はとても多かった。しかも皆似ていた。そしてこんな感じで梨園の看板(写真59、12:32)。 白井は何故梨の名産地なのかがこの目で実感したかったので、ある梨園の淵まで立ち入ってみた(写真60、12:34)。見えている垣根の木の内側一体が梨畑である。土を見てみた。すると私が見慣れている土よりも白っぽくてパサパサしていた。なんか水はけがよさそうな感じである。私が育った与野や今の自宅の**の土はもっと色が濃く粘っこい。この点については後でよく調べて確認してみよう。気のせいか白井のあたりの植生がやや違うようにも感じた。

木下街道をどんどん進む。調子はよい。すると左側に「競馬学校」なるものが見えてきた(写真61、12:47)。後で聞くと結構有名なものらしい。白井の雰囲気は鎌ヶ谷とは違う。**と似た車社会の感じがする(写真62、12:52)。車で買いにくるようなホームセンターのようなものが多い(写真63、12:56)。さらにこんな感じ(写真64、13:00)。人口密度が少ないので、地図上は近そうに見えても距離がある。従って進むのがしんどくなってきた。体力はまだある。 しかし雨がぽつっと来始めた。天気予報によれば降水確率ゼロだからまさかしっかりした雨になることはあるまいが、気になる。雨が原因で冒険中断などいやだからね。傘もカッパも持ってきていないし。

頑張って歩くと変わった形の交差点にさしかかった(写真65、13:01)。交差点は北総鉄道を跨いでいた(写真66、13:02)。さらに行く。街としては統一された印象はなく、最近人口が増えて不自然に街が発達している感じがする。前方にまた変則交差点表示が見えてきた(写真67、13:11)。私の目的地は印西(印西市木下)。その変則交差点を通り過ぎているところ(写真68、13:13)。雨が結構無視できないくらいに降ってきた。まずい。再び木下街道の一本道を歩く。白井小学校の前に来た(写真69、13:20)。このあたりの地名は「根」という。珍しい。印西まで10kmの表示。さあもう少しだ。

雨はどうにか上がってきた。確かにこれなら降水量1mmに満たない。その意味では降水確率ゼロは間違っていない。前方に国道16号との交差点看板が見えた(写真70、13:25)。歩行者は歩道橋を渡らないといけない。歩道橋上から16号を見やる(写真71、13:27)。陸橋を越えると風景は田舎になった。道は狭くてくねっている(写真72、13:39)。すると田んぼが開けてきた。印旛沼土地改良に関する石碑があった(写真73、13:41)。それほど大したものなのであろう。神崎川という小川を渡る(写真74、13:41)。いい川だ。少し行くと白井運動公園の案内板(写真75、13:46)。どうも白井の町並みはとりとめもない。

結構田舎地域に入ったので距離をこなす必要が出てきた。結構疲れがたまってきたし、精神的にもしんどくなってきた。やはり地形を制覇するのは難しいなあ。そうこうするうちネギ畑が現れた(写真76、14:04)。何故真夏にネギ? いろんな無機質な建物や施設が現れ気が疲れてくる(写真77、14:06)。さらに歩くと結構疲れてテンパってきた。一度わき道の森の中で休もうとしたが、腰掛けるところがなく諦めた。また街道に戻る(写真78、14:21)。そして我が顔を撮りカツを入れる(写真79、14:21)。そしてとうとう印西市に入る交差点が見えた(写真80、14:24)。
実はここから動きがあった。

この三叉路は市境を意味するのみでなく、地形的にも文化的にも町並みもガラっと変わる地点であった。今回の横断は山越えはないが、それでもほんの少しの「山」はあった。ここから先徐々に上っていく。さて、三叉路を左道なりに進む。まもなくすると阿夫利神社という立派な鳥居があった(写真81、14:27)。おばちゃんが二人丁度写真を撮っているところだった。別角度から神社の入口を撮影(写真82、14:27)。ゆるやかな上り坂を進むと右手に素晴らしい畑と森の一帯が開けた(写真83、14:35)。調子はよい。日差しが差してきた。はじめて晴れの様相になってきた。昨日の天気予報言うところの大陸からの高気圧がカラっとした空気を運んでいる状態が実感できた。

ごく軽い山越えの感じとなり冒険家としてはよい風情となった。体調も快調になった。すると前方はるか先に平野のような景色が見えてきた(写真84、14:50)。つまり山越えがなされるのだな、とわかる。山もほぼ終了が見えてきた(写真85、14:51)。山をほぼ折り終え平野を見渡すとはるか彼方にふたコブの山が小さく見える(写真86、14:53)。なんと筑波山だ! 筑波山が見える場所まで来たのだ! 東京湾から利根地域まできたのだ! ものすごい感動を覚える。 実は筑波山は千葉の高層ビルからも見える。でも地上で見えるのは明らかに房総の背を越えて利根地域に来ないと見えない。すごいことだ。

さらに印西中心部へ向け進む(写真87、14:54)。水田が広がる地域へ出てきた(写真88、14:55)。水田の向こうに筑波山が小さく見える(写真89、14:57)。さらにどんどん進む。途中でコーラを買い飲みながら歩く。亀成川という川にさしかかる(写真90、15:08)。川の反対側(写真91、15:08)。ゴールのことをそろそろ意識し始める。しかし無理してペースは上げない。森がある一方、人家も増えてきた(写真92、15:17)。さらにこんな感じ(写真93、15:20)。2年前に房総南部横断した際も鴨川の市街に近づいてきたらこんな感じだった。はるか遠方に街を感じる(写真94、15:20)。さらに建物が多くなってきた(写真95、15:29)。と思ったらまた建物が疎になる(写真96、15:33)。遠方に交差点の看板(写真97、15:35)。いよいよ市街地か?

そしてついに国道356号との交差点に来た。ここも立体交差である(写真98、15:38)。向かって左も望む。筑波山が小さく見える(写真99、15:38)。木下市街に入ってきた。前方にJR成田線との踏切が見える(写真100、15:43)。でも少し寂しい町並みだ。そしてついに踏切まで来た(写真101、15:46)。踏切から左方(我孫子方面)線路を見やる(写真102、15:47)。右方(成田方面)も見やる(写真103、15:47)。そしていよいよ成田線と並行して走る道まで来た(写真104、15:50)。木下駅も近い。しかし寂れた街だなあ。場末のスナックなんかが似合いそうだ。

右に行けばすぐに木下駅というところまで来た(写真105、15:52)。しかし目的は利根川だ。左に折れねば。おっ、向こうに土手が見えるぞ(写真106、15:53)。途中に神社あり(写真107、15:57)。いよいよ土手だ(写真108、15:58)。土手に登る階段だ(写真109、15:58)。その向こうに大河があるかと思うとわくわくする半面、なんか少し怖い感じもする。さて階段に登るぞ(写真110、15:59)。うわあ、ついに見えた母なる利根川! 思ったよりすごい大河ではない。怖くもない。そして向こうには筑波山(写真111、16:00)。川の上流を望む(写真112、16:00)。そして下流(写真113、16:00)。川岸に住み着いている人、あるいは作業小屋のようなものがある(写真114、16:01)。土手から木下の市街を望む(写真115、16:01)。

いよいよ川原まで降りてみることにした(写真116、16:02)。藪の間の小道を通り抜けて(写真117、16:03)。いよいよ川原に出た。残念ながら川岸は完全に護岸工事がされていて人が降りることはできない。さっきの小屋の人が自分専用のアクセスを勝手に作っている他は川に下りる手はない。よって釣り人などもほとんどいない。とにもかくにもついにはるばる東京湾から辿り着いた! おめでとう!! 記念撮影(写真118、16:07)。そしてVサイン(写真119、16:08)。ついにやりました北総横断冒険!

時間も時間だから早々に駅に向かう(写真120、16:19)。まもなく木下駅へ来た(写真121、16:19)。なんと阿夫利神社で会ったおばちゃん二人もいるではないか。びっくり。彼女らはどうやってここまで来たのだろう? バスに決まってるね。そしてホームで電車を待つ(写真122、16:23)。このような冒険の後だと少し位の待ち時間など全然気にもならない。

成田行きに乗車。乗り物に乗ることの不思議さとありがたさを改めて感じる。
成田で快速に乗り、千葉で乗り換え、無事に***駅へ着いた。

4.あとがき

今回はとにかく無理せず着実にやったことがよかった。やはり冒険は準備と頭を使うものである。
それにしても35kmは長い。これ以上長くなるとやりきれなくなる雰囲気がした。目標設定も丁度よかった。
しかしなんといっても地形を制覇して東京湾から利根川という全くの別世界を自分の足だけで制覇できたことは身震いをする感動であった。

北総の豊かさは何であるかは残念ながらそれほどわからなかった。でも少なくともしっかりと通過地域の有り様は自分の中にinputできた。

身体的には筋肉痛、足のマメもほとんどなかったが、全身体力はやはり数日先まで疲れをもたらした。

これはあくまで夢ではあるが、富士山を海抜ゼロから登りたい。それこそ田子の浦の海岸で海水を汲み、頂上でそれを注ぎ清めるとか。それにはしっかり体力をつけ、したたかな計画が必要であろう。

                    2009-8-29 ST Rocker  残暑厳しい日に
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