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今宵最高の科学ロマンを!

皆さまこんばんは。
結局随分降りましたねえ。
皆さまにおかれましてはGWはいかがでしたでしょうか?

私は今回のGWは例年になくゆったりスケジュールでしたが、大変有意義でした。
今日はいつもGWに会う友人と飲んで、先ほど帰ってきたところです。
いつも私の書いた本が早く出版しないかなあ、と言ってくれるのでうれしいですが、もう何年も同じ質問が続いてしまっているので申し訳ないです。

今回のGWの前半は体が休めましたし、後半から少し思考面、身体面に負荷をかけてトレーニングもできました。
今後の事業化計画も意外にすんなりできてびっくりです。
なぜかというと、提言の類はもう既にこのブログで書いてあることがほとんどですので、後はそれを系統化してまとめることのみだからです。
後は約款を作成したり、対象顧客を考える目標を立てました。
最初の作業はつくばで、これまでの記事を印刷してファイリングすることです。楽しい作業になりそうです。

そして今日はGWの終盤の最大のイヴェントとして、思いの丈の最高の科学ロマンを書きました。
皆さまを深遠なる科学の世界へ誘(いざな)います。
では、ご興味のある方、下をクリックください。

科学のロマンの代表的なものといえば宇宙、そして宇宙人がいるかどうかである。そしてその象徴のUFO。
昨日はTVで久しぶりにUFOの話題をやっていたから、今日はUFOのことを書いてみよう。
初めに断っておくが、前半の結論はややがっかりするようなことになるかもしれない。だけど私の考えは全く別の観点からロマンに満ち満ちたものになるだろうことを予告する。では乞うご期待。

UFOはその昔は「空飛ぶ円盤(Flying Saucer)」と言った。
昔見た人が円盤型だったからだろうか、その後もUFOといえば円盤型が多い。
UFOというのは大抵の場合、地上から空を見上げて、飛行しているのを見るケースである。
たまには飛行機や宇宙船からの目撃例もあるけど、大半は地上からだ。
だから、今日はUFOとは地上から見たものを言うことにする。
そういうUFOが果たして宇宙人の操縦するものなのか、を検証してみよう。

それを検証するには様々の視点があり、しか導入する学問も一様ではないので、軽く1冊の本になるくらいの論述が展開されよう。
しかし今日はそれは無理なので、やむを得ず私なりにポイントのみピックアップさせていただく。
まずは、飛行物体としての物理学的検証をしてみよう。

UFOは地上から見えるのだからせいぜい飛行機程度の高度を飛んでいる、あるいは漂っていることになる。
つまり、空気と重力のある空間だ。
実はここを飛んだり漂うのは難しいことだ。
空気も重力もない宇宙空間ならば、密閉性さえ確保すれば船体はどんな格好だってよい。
抵抗がないのだから、どんな格好であろうとも慣性の法則でどんどん進む。加速したり減速したり方向を変える時のみ動力を使う。

しかし、地球等の惑星の大気圏で飛ぶには訳が違う。
空気抵抗に逆らって飛ぶ必要があり、重力にも逆らう必要がある。
常に動力を発していないとだめで燃料を一杯消費するし、流体力学上適した船体の形が必要になる。
要は、大気圏を飛ぶものは皆、飛行機や鳥の形にならざるを得ないのだ。
地球に帰還する有人の宇宙船は、大気圏に突入する角度だけ気をつければどんな形をしていてもいい。落ちるだけだから。
でもスペースシャトルは、大気圏突入後、飛行をして着陸しないといけないから飛行機のような形をしているのである。

次に「漂う」ことについて。
大気圏で漂うことのできる飛行物体としてはヘリコプターか飛行船くらいだろう。
羽根の回転または比重の軽い期待による浮力を利用する。
漂うだけなら円盤型も悪くないだろう。
でも漂いかつ飛行しないといけない。
だからヘリコプターも飛行船も対象形ではない。流体力学のお世話にならなければならないからだ。

UFOは大気圏を漂うこともできれば、ものすごく速く飛行することもできる。
そのようなことが円盤型では可能なはずがないことが、ここまで読んでいただいてご賛同いただけるであろう。
ましてや、いきなり離れたところへ一瞬で移動したり消えたりは今の物理学では説明不可能だ。

今、地球上の最も高性能な確認物体はアメリカのステルス機だろう。
これは凧のような形をしている。

UFOが地球外天体からのものと仮定して、ではどのようなパターンで飛んでくるか、以下の3通りがある。
1)UFOの形のままその天体を発射して地球の大気圏までやってくる。
2)母船として地球の近くまで来て、UFOがそこから飛び立つ。(この場合、母船が待機する場所が宇宙空間か大気圏かの2通りがある。)
3)母船が一旦地球に着陸し、UFOが地球上から発射する。

その天体というのは当然地球のように大気や重力があるはずだから、そこから飛び出すのはロケットの形でなくてはならない。だから1)は否定される。

宇宙空間から地球の大気圏に突入するには一定の速度と角度の範囲内でなければならない。
そうでなければ跳ね返されるか燃え尽きてします。
うまく大気圏に入ったとしても火だるまになり相当な高温になる。
船体には燃料など積んではいられない。
シャトルが着陸するのは惰性であり、せいぜい方向柁や上下柁を動かすだけだ。
ということは、母船であろうとUFOであろうと、燃料を積んだ状態で大気圏突入することはほぼあり得ない。
可燃性以外の燃料なら別だが。
月着陸したアポロがまた発射できたのが月に大気がないからだ。
火星でもどうようなことをやろうとしているのは、火星の大気はかなり薄く突入時の熱が問題にならないからだ。

そう考えると、他の天体から来た母船が燃料空の状態で地球の大気圏突入し、着陸後、何らかの方法で燃料を調達してUFOが発射するのが唯一可能な方法に思える。

以上より、UFOが円盤状で地上から見えるということ自体、ほぼあり得ないと、残念ながら、考えられる。
私も本当はUFOはいてほしいが、今の物理学をもってするとほぼ否定的にならざるを得ない。
ただ、今の学問を超える理屈で飛ぶのなら話は別だ。

さて次の視点は時間的問題と目的の問題。
端まで約135億光年あるこの宇宙。
生命が住む惑星は多分あるだろうというのが科学者の一致した意見。
でもどのくらいの確率であるのかはまだわかっていない。
何種類もの条件が揃わないと生命は誕生しないし、ましてやUFOを飛ばすほどの文明と技術がある惑星が存在する確率はぐっと少なくなる。

仮に地球に一番近い恒星の持つ惑星にそういう文明があったとして、そこまで行くのに光の速さで数年かかる。
今我々の持っている技術ではロケットで月(38万km先)まで数日かかる。光なら1秒ちょっとで行ける距離をだ。
だから一番近い恒星系まで行くのには50万年とかくらいかかる。
だから、UFOを飛ばせそうな惑星があるところまでは、おそらくどんなに近くても数百万年とか、いや数億年かもしれない。

その正確な時間的見積もりは不可能である。
しかしいずれにせよ、真っ当な感覚で飛行を達成するようなことではない。
仮にある宇宙船で50万年飛ぶとして、船内で何世代も子孫を継承しないといけない。
ある種が同じ遺伝子を維持するとは思えない。突然変異も時々起こるだろう。
ましてや、他の文明惑星へ行くなどという目的がそんな長期の世代交代を経てまでも伝承されるはずもなく、その技術もないだろう。
第一、宇宙船の耐久性には限度があるので、補修したりエネルギーを得るために何らかの外部からの補給が必要だろうが、そんな充てもないだろう。

映画2001年宇宙の旅のように人間を冬眠させたり、あるいは精子と卵子を凍結して何万年も保持してから次の世代を誕生させる手もある。
しかしそのためには装置とエネルギーが必要であり、現実的ではない。

そんなほぼ技術的にあり得ないことのために他の文明惑星を探索または攻撃に行くだろうか?
行くこと自体のリスクの方が圧倒的に大きい。
仮に行ったとして、その成果を自分の星に持ち帰るのに同じ時間を要する。

以上のように、時間と目的の視点からも、残念ながら、UFOは限りなく否定せざるを得ない。
では、これで万事休すか? 科学ロマンもこれで終わりか?
そんなことはない。ここからが私のオリジナルである。

皆さんは人間のDNA(遺伝子)の構造は結局4つの塩基(アデニン、グアニン、シトシン、チミン)の配列のみで決まっていることをご存じですか?
人間の基本的構造も個性も機能も発生も性格も、これすべて塩基の配列だけで示せるというわけである。
これはまさにDVDなどの情報がニ進法の数字だけで表わされることに似ている。
つまり私たちはデジタル情報で個が規定されている、というわけである。

今、不妊治療とか遺伝子治療とかクローン技術といった分野は遺伝子の組み換えであり、まだ遺伝子そのものの合成はできていない。
しかしそれも時間の問題であろう。
人間は、遺伝子さえ規定できればアイデンティティが得られるのだろうか?
それは難しい問題である。

でも、他の文明天体が自分たちの遺伝情報を地球に通信してきたら、どうだろうか?
その目的がもし善意だったらどうだろうか?
自分たちはこのような塩基配列の生き物であって、こういう仕組みで生きている、こういう技術を持っている。
でもこういう知恵がない、だから情報交換しませんか、とか。

そういう情報はもちろん光で通信できるから、その星が天文学的に遠くても受けることはできる。
でも返すのにまた何億年もかかったら双方向通信は無意味になってしまう。
だから、宇宙の同胞に向けた善意の発信と考えよう。

ここで問題なのは言語。
1970年代に地球から木星に向けて発射したパイオニア10号という無人探査機があった。
その機は木星の写真を撮った後は太陽系を抜け出て無限の宇宙へ向け飛び出して行った。
もしかしてそれを拾う宇宙人を想定してメッセージプレートが積み込まれた。
我々地球人のデッサンと、そのサイズ。
水素原子の絵を描いて、その何倍かという説明が書かれた。

だから、宇宙人は自分の遺伝子構造のデジタル情報を何らかの方法で光に載せ我々に発信できる。
それをもとに我々は宇宙人を地球上で誕生させられるかもしれない。
そして高性能の飛行物体を製造できるかもしれない。

もし生き物のアイデンティティが遺伝情報(=デジタル情報)で必要十分ならば、宇宙人は光通信で他の文明惑星へ行けるのである。

The End
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テーマ : 宇宙・科学・技術
ジャンル : 学問・文化・芸術

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まとめtyaiました【今宵最高の科学ロマンを!】

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No title

たとえば50万年として
その間、宇宙船という閉鎖空間で知的生命体が生きていくことはできない、と書いてあったのを読んだことがあります。

本人?たちが飛んでくるのは無理でも
善意の発信として情報を送ってくるというのはいいですね。

われわれ地球人も「アクロス・ザ・ユニバース」を
北極星に向けて送信しましたしね!



面白半分さん

こんにちは。
いつもコメントありがとうございます。
善意の発信により訪れるということに共感いただき、ありがとうございます。
宇宙船内で世代を重ねるよりはるかに直接的ですよね。
アクロス・ザ・ユニバースが北極星に向け発信されたというのが知りませんでした。
先ほど少し調べてみました。粋なNASAのはからいですね。
GWですので少し根源的なことを考えました。

管理人のみ閲覧できます

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ST Rockerさん、こんにちは♪

お忙しい中、いつもご訪問、温かいコメントを頂き、
心より感謝しています(*^^*)

さきほど最新記事のコメント欄で、竜巻の被害には
遭われなかったと知り、ホッとしました。
ニュース映像で見る限りでは、日本とは思えない程の
トルネードで、ただ唖然とするばかりで・・・。 
残念な事に中学生の方がお亡くなりになられた様ですね。

UFOについての考察、大変興味深く拝読させて頂きました。
私のオツムでは、ST Rockerさんの仰る事を何とか理解
しながら読むので正直精一杯でしたが、凄く面白かったです。
ありがとうございました(*^^*)♪

地元の天文部に入会する前、一般の方を対象に開催された
星空観察会で、指導員の方に「 宇宙人はいるんですか? 」と
何のためらいもなくズバリ質問したことがあります(笑)。

指導員の方は少し困りながら 「 宇宙人は居ないとは
言いませんが、生きている内に遭遇できる確率は大変低い
でしょう 」 と、ST Rockerさんの記事の様に丁寧に、
私の夢を壊さない様に仰って下さった事を、記事を拝見
しながら思い出し、独りで吹き出してしまいました(*^^*)

まーりたんさん

こんばんは。
どういたしまして。
大変ご丁寧なコメントをどうもありがとうございました。
そして竜巻の件もご心配いただきありがとうございました。
竜巻はせいぜい数百mの幅の狭い幅の中だけが被害に遭ったのですが、その幅の中がすごい被害でした。
私の拙科学ロマンに興味もっていただきうれしいです。
まーりたんさんも天文部ですね。
また、わくわくするお話をお聞かせください。




プロフィール

ST Rocker

Author:ST Rocker
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つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
コメントは本筋に沿ったものをお願いします。

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