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ああ日本

こちら関東は今現在(20:30)真夏の蒸し暑さだが、夜半に前線が通過し秋の乾燥したさわやかな空気に入れ替わるとのこと。ああ待ち遠しかった!!

日本の国力や技術が後退したと言われて久しい。
かつて日本のお家芸であったDRAMや液晶パネルやTVなどはサムスン初め韓国勢、そして台湾勢に完全にやられている。悔しい限りだ。
ただ、液晶で言えば、構成する部材そのものはまだ大半が日本製であり、外国はなかなか真似できないのである。

寄せ集まりの民族からなる我が国日本は、特有の遺伝子はないはずであるが、なぜかとても優秀である。そして真面目である。
ノーベル賞の田中さんに象徴されるように、一見無意味な実験ももったいないからこなし、粘り強い検討の末実用化にこぎつける。この態度は韓国、台湾にはない。
その代り日本の欠点は、目的と手段を混同してしまうことだ。この点は欧米に一日の長があり、アメリカナイズしている韓国、台湾が強いのである。

DRAMはじめとする半導体の研究や量産は地道な検討が求められる。
もともと優秀な人間が半導体メーカーに入社し、毎日日付が変わるほどまで頑張るのだ(今はそこまでではないかもしれないが)。
工場の敷地内に寮や社宅がある場合もあるので、そこまで頑張っても大丈夫なのだ。
それでいて彼らは給料は安く、文化に乏しく、田舎で小遣いもままならぬまま、地味な暮らしをしている。
私のライフワークの一つは日本の技術者の解放にある。

しかし信じたくない事実もあった。
ごく一部の大手半導体メーカーの技術社員が、小遣いほしさに韓国のメーカーに呼ばれ、週末を使い技術を教えてきたことがあるそうだ。
サムスンの技術や管理方針や投資は確かにすごいのだが、日本の貴重な技術もパクられたのも事実であろう。何たることか。
しかし逆に言えば、ここまで日本の技術者は報われていないとも言える。
日本の技術のすごいことの一つに金型技術がある。最近のリストラにより職を失った日本の金型職人、あるいは定年後の職人が職を求めて中国の企業に就職することが最近大変増えているそうだ。そして中国に金型技術がしっかり根付いているとのことだ。

アメリカUCSB教授の中村修二先生は、かつて日亜化学で青色LEDの製造技術を開発したが、その報酬は特許出願時の補償金1万円のみだったため、億の単位の発明の対価を求めて訴訟を起こしたのは、技術者の処遇の象徴的例である。
さらには、今年、某国立大学の世界的に有名な電子デバイスの大家である教授が、納入業者と結託して1億以上の私的横領を行った。要するに、日本の技術者は、能力や業績に応じた報酬を得にくいのである。

高度成長の時代は進むべき目標が明確だったから、ひたすら頑張ればよかった。目的と手段をはき違えがちな日本人でも大きな成果を出せたのである。
しかし今や成長は終わり、各企業が自ら考え目的を設定し、それに合わせた手段を取らないといけない。
日本は従来から営業とマーケティングの区別がわからず、同じ人間がやったりしていたし、時に営業の重鎮が会社の方向に口を出すなんてことはあたり前だった。

しかし本来、営業とマーケティングは水と油の関係であり、混同のしようがないのである。
戦争に喩えてみればよくわかる。
前線兵士(=営業)と作戦官(マーケティング)は一緒であるはずがない。
この道何十年傭兵をやってきた兵士がいたとして、この人が「あの国は今攻めるに潮時でっせ」などと言っても仕方ない。
もっと自分らを俯瞰して何を国家としてやるべきかの戦略があっての初めての戦術である。

以上の前置きでビートルズを見てみる。
前線営業でありかつ開発メンバービートルズのメンバーたちは大変優秀な社員だった。
そしてブライアン・エプスタインは事業部長で人事部長、さらにはマーケティング部長も兼ねていた。
彼は非常に優秀であり、その戦術は当たったのである。
そして、生産本部長であり、かつ中央研究所長のジョージ・マーティンもまた大変優秀であった。
このようにビートルズ株式会社は優秀なメンバーと戦略、そして生産、販売がうまく行った。
ビジネスの角度から見ると十分に理解できる。そして、誰かが、あるいは何かがかけてもその売上は随分下がったと思われる。

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ジャンル : 音楽

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酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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