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科学豆知識No.4 ナメクジは実は偉い

みなさまこんばんは。
「暑いですね」がこう毎日続くと挨拶としては陳腐化しますね。
今日は冷房をガンガンに効かせて冷たいヱビスビールとズワイガニの缶詰をいただいています。
会社の研修で上位に入ったため賞品としてもらったものです。
私、酒が無類に好きとは言っても実は毎日は飲まないのです。不思議でしょ?
苦あれば楽あり、と言うじゃないですか。(あまり関係ないかな?)

オリンピックはついつい観ちゃいます。
でもハラハラドキドキ、イライラ、切ない..などあまり心身を穏やかにしないのはどういうわけでしょうか?
考えたところ、勝負ってのは確率は5割しかないんです。
ましてや金を期待などしたら切なくなる確率の方がずっと多い。
ドラマを観るのとは違うんですね。
だから、「負けてもいいよ」「参加することに意義があり」「競技を楽しもう。その結果勝てたらめっけもの」くらいに考えれば、オリンピック観戦もかなり穏

やかに観られるでしょう。

今日は虫の話をさせていただきます。
虫といっても狭い意味の昆虫だけを指すのではなく、英語で言うwormや小さい軟体動物も含みます。
いわゆる「ちっちゃな生き物」ですわ。

では、夏の夜、虫に思いを馳せませんか?
----------------------------
虫はこの世で一番繁栄している生き物かもしれない。特に昆虫。
彼らの生き様をどう見るかだが、何も人間のように生きることだけが偉くも幸せでもないだろうから、虫は勝ち組かもしれない。

私は子供の頃、昆虫が大好きだった。
夏休みといえば虫取り網を持って1日中駆けずり回った。
特にセミが好きだった。

私の育った現さいたま市のあたりはミンミンゼミがあまりいなかったから、ミンミンを捕まえるのが仲間の中では勲章になる。
人の家の庭で鳴いていたら、門から入らせてもらったりしていた。
大抵は「いいよ」と言って快く入らせてくれる。
時には「ボク、ちょっと休んでいきな」と、麦茶やお菓子をいただいたこともよくあった。
当時の麦茶って砂糖が入っていたんだ。これがね、結構旨いんだ。疲れも取れるしね。
本当によい時代だった。
虫はよく家の中で飼ったものだ。
昆虫のみならず、オタマジャクシなんかもよく飼ったね。

私は虫の中では堅いものは得意だけど、「ヌルツル系」はあまり得意じゃない。
例えば芋虫、ミミズ、ナメクジの類。
それでもアゲハの幼虫はよく飼った。蛹を経てきれいな蝶になる様は感動した。
ある日、アゲハの幼虫が容器から逃げ出して祖母の部屋の畳の上を這っていたことがあり、祖母が恐ろしい声でびっくりしていた。

堅い虫は得意だから、ゴキブリだって触れる。でも進んでは触りたくはないけどね。
ある晩寝ていたらゴキブリがブーンと飛んできて顔の上に停まった時はさすがに気持ち悪かったね。

さてさて前置きが長くなったけど、今日の話の主役はナメクジ。ヌルツル系の代表格だ。
正直、気味のよい生き物ではない。
とにかく湿気のある場所を好み、家の中の湿気の多いところ、例えば風呂場なんかにもたまに出てきて、ぎょっとする。

体は「半透膜」と呼ばれる物質で覆われており、塩や砂糖をかけると濃度差により浸透圧が生じ、その結果体内の水が出てしまい死んでしまう。

ナメクジはカタツムリの親戚であることはよく知られている。
カタツムリの殻を取ったらナメクジみたいなものだからである。
カタツムリは水分が欠乏すると殻に閉じ籠り水分の蒸発を防ぐので、その分ナメクジより偉いようにも思えるが、どうもそうでもないようだ。
一説にはナメクジは殻が退化したと言われる。少なくとも、殻を作りたくてもできなかった劣種ではないようだ。


なぜなら、
ナメクジは殻などなくても干からびない方法をいくつでも知っている。
例えばビニールシートの下とかの少しでも湿気の残るところに巧みに入って行く。
カンカン照りの庭の中でも、土を掘り起こすと、体を球に丸めたナメクジを見つけることもよくある。
球が表面積が最小なことを知っているからだ。

実はナメクジは水分が極度に欠乏すると、カタツムリの水を吸うそうだ。
頭がいいというか、したたか者というか。
殻を捨てて身軽になった分行動力は増す一方、水分欠乏の危機を脱するのに知恵があるようだ。
なかなかいい人生、いやナメクジ生かもしれない。

ナメクジの味はカタツムリとほとんど同じだそうだ。
食いたくもないが。

そして実は、人間の太古の先祖はナメクジに似た生き物であったそうだ。

さて、ヌルツル系でもう一つの代表格の虫、ミミズはどうだろうか。
ミミズは、畑を耕し、その糞はすごい栄養になるので、ミミズほどの益虫もいないだろう。
雌雄同体である点は、ナメクジやカタツムリと同じだ。

皆さんは、ミミズが炎天下に芝生の上やアスファルトの上で干からびて死んでいる、あるいはのたうち回っているのを見たことはありますか?
すごく悲劇的な光景だし、ものすごく不思議な光景である。
ナメクジは常に湿り気のある方向に移動する。
ミミズだって基本はそうであろう。
でもなんでこんなことが起きるのだろうか。

ネットで調べた限りでは、地中で炭酸ガスが溜まるようなことが起きるとミミズは耐えられなくなって地上に出てきてしまうのかもしれない、と。
気のせいか、こうしたミミズの事故は人造物(芝生も含め)の上で多い気がする。天然の土壌のところでは見たことがない。
なんとかしてあげたいものである。

ナメクジもミミズもその戦略は尊敬すべきものがある。
人間のエゴで彼らの戦略に影響を与えないようにしなくては。
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No title

こんばんは、
私も虫、ヌルツル系と足のないのがダメです。
でもこの記事、面白い。
特にナメクジじが体を球に丸めるのは、球の
表面積が最小なことを知っているからというのは、
驚いた!
ナメクジの戦略(笑顔)、すごいですね~

このはな桜さん

こんばんは。暑いですね。
うれしいコメントありがとうございます。
このはな桜さんもヌルツル系苦手なんですね。
人間が勝手に原始的だと思っている虫たちは実は賢いし、人に迷惑かけないから、すごいと思います。
もっともっと研究続けますね。
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ST Rocker

Author:ST Rocker
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つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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