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科学豆知識No.5 「電車に快適に乗る法」

みなさまこんばんは。
今日も暑い中、電車に乗って都心の本社まで行ってきました。

私は普通の男の子同様、乗り物が大好きでして、
特に小さい頃は絶対に電車の運転士になろうと思っていました。

日本は一極集中していることもあって、電車事情は先進国の中でもよい方ではありません。
古くは「酷電」などと言われ、猛烈な混雑、長い出勤など、サラリーマン、OL、学生には辛い状況です。
抜本的な改革をしない限り超快適な電車事情は難しいですが、
それでも、私の経験上、少しでも快適に電車に乗る方法を伝授します。
東京中心の書き方になっており、他の地域の方々にはすみませんが、共通する部分も多いので、読んでください。

では↓
-------------------------
山手線とか京浜東北線とか中央線とか総武線のような都心や近郊区間を走る電車は、その昔は「国電」と呼ばれた。
国鉄がJRになった時、国電は「E電」と名前を変えた。JR Eastの"E"である。
ところがこの名称、あまりに不評だったので、あっという間に消え去った。
今では何と言うのだろうか? 近距離電車?

これら近距離電車。
基本スタイルは昭和30年代から変わらない。10両編成だ。
「電車」というからには、架線から電気を取ってモーターが回って車両を走らせる。
モーターはどこに付いているかご存じかな?

電気機関車のような強力な一つの車両が一番前で牽引しているのではない。
10両のうち約半分の車両にモーターが付いているのだ。
ムカデ競争を想像してほしい。
一人の人間が一つの車両に相当する。
ある人は自分の足で一所懸命土を蹴っているが、その他の人は脚をぶらんとして前後の人にすがりついているだけだ。
脚で蹴る人が一人置きくらいにいる。

強力な機関車が一番前で牽引するより、モーターを分散させた方がスムーズな走行が可能になる。
モーターを全車両に付けなくても動力は十分に足りる、というわけだ。

で、乗客にしてみるとモーターの付いている車両はうるさいのだ。「ウィーーン」というようなモーターの音が耳につんざく。
その点、モーターのない車両は実に静かだ。小さい声で話もできるし、安眠もできる。
どうやって見分けるのか?

車両の脇腹を見てほしい。JRに限った話だが。
モハとかサハとかクハとかサロとかのカタカナの2文字が書いてある。
最初の字が「モ」ならモーター付きの車両だ。
「サ」ならモーターが付いていない。
「ク」は最前か最後の車両で運転席が付いているものである。これもモーターがない。

2番目の文字は等級(普通車かグリーン車か)を意味する。
「ハ」なら普通車、「ロ」ならグリーン車だ。
その昔、1等、2等、3等をそれぞれイ、ロ、ハと言った名残だ。

従って、普通車の中で静かな車両は「サハ」か「クハ」だ。
グリーン車は必ずモーターが付いていないので、全て「サロ」だ。
運転席がありかつモーターが付いている車両である「クモハ」というのもあるが、都心には走っていない。

パンタグラフのある車両は必ずモーターが付いているから「モハ」だ。
しかし、パンタグラフの付いていない「モハ」もある。
最前車両や最後尾車両は事故時にダメージが大きいから、中ほどの「サハ」を狙えば静かな乗車ができる。
私は去年まで毎日千葉から東京に通勤していた時、総武線各駅停車は6号車、7号車がサハであり、快適な乗車ができた。

同じ車両の中でも車両の端っこ、つまり連結に近い部分はよく揺れる。
下手をすると酔ってしまう。少なくとも端っこで本を読むのは勧められない。
その点、真ん中へんは揺れも少なく快適だ。
是非、真ん中あたりに乗ろう。

私が子供の頃の笑点で、ある日のお題が「追いつ追われつ」だった。
ある落語家の回答者が「田端から品川までの山手線と京浜東北線」と答えた。
子供ながら「あっぱれ」と思った。
結構長い区間を並走する別路線は全国的にも珍しい。
あたかもライバルみたいだ。

実はあまり知られていないが、山手線は自動運転だが、京浜東北線は手動運転だ。
自動とはいっても、減速から停車までの部分だけだと思うが。
いずれにしても山手線の方が断然スムーズだ。その点、京浜東北線はたまに「ガクン!」と急減速し、つんのめってしまう。
つんのめりたくなければ山手線に乗ろう。

山手線と京浜東北線がほぼ同時に入線するが、どちらかがやや遅れて入線することがよくある。
そんな時、ホームに待っている乗客はほとんどが先に来た方に乗る。
だから、やや遅れた方はガラガラなのだ。
よほど急ぐ以外の場合は、やや遅れた方に乗った方が断然快適である。
でも「やや遅れた方」がポイント。
2分も3分も後に来た場合は、その間ホームに新たな乗客が溜まるから、その意味はない。

昔から「網棚」という。
でも最近は網ではなく、パイプ状の棚が多くなった。
あまり細かいものを置くと落ちてしまう。

そして最近は、隙間のない板状の網棚も出てきた。もはや網棚とは呼べない。
板状の場合の問題点は、ホコリが溜まりやすいのだ。
スーツの上着とか、いいカバンなどは置かない方がいい。ホコリだらけになってしまう。

吊革は、ドアの取っ手、エスカレータの手すり、パソコンのキーボードなどと並んでバイ菌が一杯付いている。
しかし手は厚い皮膚で覆われているため、傷でもない限り手から体内にバイ菌が侵入することはない。
その手を舐めたり、鼻の中に突っ込むとまずい。
私は、電車で立つ時はバランスの訓練と考え、吊革は極力掴まない。
でもどうしても掴まざるを得ない時は、オニギリの形の上かベルトを掴むことにしている。

車内で咳やくしゃみをした人がいたら、もしその人が風邪など引いていたら、その飛沫には高濃度のウィルスが含まれているから、吸い込まない方がいい。
すなわち、その飛沫が十分に拡散するまで息を止めているのがよい。

いずれにしても、電車に乗ったなら、その後はなるべく早く手洗いとうがいをするのがよい。

疲れている時はやはり座りたいものだ。
毎日乗る電車なら、乗客の顔もかなり覚えてくる。
座っている人がどこで降りるのか、記憶力の勝負だ。
まるでトランプの神経衰弱をプレイしているかの如く、当たったらうれしいし、外れたら最後まで立っていたりする。

そんな中、大体ではあるが、座っている人の中で誰が早めに下車するのか凡そ判断する方法がある。
ズバリ、ラフな格好をしている人は都心まで勤めに行かないと見え、早く降りる。
おじちゃんでもおばちゃんでもラフな格好は船橋とかで降りるけど、ちゃんとした格好の人は東京まで行く場合が多い。
あと、あくまで確率の話だが、女性と学生はより近距離での乗車が多い。
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おはようございます。

とても分かりやすい解説でした。
次から電車に乗る時は「モ」を避けようと思います。(笑)

>「田端から品川までの山手線と京浜東北線」
これ、ほんとに、思わず膝をポン!とたたいてしまうくらいの
名回答ですね! 分かるわぁ~。

いつも豊富な話題と知識を授けていただき、ありがとうございます。

viviさん

こんばんは。暑いですね。
コメントをいただき、どうもありがとうございました。
また、いつも記事を楽しんでいただき、うれしいです。
電車一つ乗るのでもこれだけのノウハウがあります。
いや、本当はもっとあるのですが、またそのうちに紹介します。
あの笑点での回答の後の司会者が言った言葉はですね、
「そんなこと東京以外の人はわかんねえじゃないか」でした。
これからもよろしくお願いします。

No title

こんにちわ、はじめまして
よいことを聞きました。明日から「モ」を避けて乗ります。
私はちょっと前まで山手線内回り(新宿渋谷経由)という
気が違うぐらいのぎゅうぎゅう電車に乗っていました。
ぜひ参考にさせていただきます。
すごく人に言いたいですw

No title

ST Rocker さん、こんばんは。
とても興味深い記事ですね^^
私も学生時代に乗っていましたから山手線、京浜東北線は確かに
追いつ追われつだと思い出しました。
また、モとある車輌は電磁波が高いのでできるだけ乗らないほうが
いいとも聞きました。パソコンをするようになり電磁波を長時間
浴びないように電車の車両により、気をつけなければと思いました^^
最近は降りる駅により都合の良い車輌に乗っていますが…。
確かにつり革はばい菌だらけですね。電車に乗った日はうがいと
手洗いに気をつけなければ…とあらためて思いました。
私も、すぐ降りそうな人の前に立っていたことがありました^^;

まなみさん

おはようございます。
いつもおいでいただきありがとうございます。
また、コメントをいただきどうもありがとうございました。
電車の記事にご興味もっていただきうれしいです。
さらに、いろんな方に言っていただきたいとは、光栄です。
まなみさんもかなり「酷電」に乗っていらっしゃたのですね。
混む電車の話はまた書いてみたいと思います。
これからもよろしくお願いします。

イルカさん

おはようございます。
コメントありがとうございました。
イルカさんは以前電車で通っていらっしゃったことは聞いていましたが、私と同じようなこと考えておられたのですね。
なんか、似ていませんか?
モーター車はたしかに電磁波の影響もあるかもしれませんね。
同じ普通車(同じ料金)なのにモーターあり車となし車があるのは変な気がしますね。
このテーマではまた書いてみたいと思います。
プロフィール

ST Rocker

Author:ST Rocker
ビートルズ解析ブログへようこそ!
つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
コメントは本筋に沿ったものをお願いします。

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