風と共に去りぬ
みなさまこんばんは。
いつもおいでいただきありがとうございます。
まだまだかなり蒸し暑いですね。
例年は夏休みはフィジカル系でやや大きめなことをやるんですが、
今年はビジネス計画と文科系をやっています。
今日はつくばのマンションで映画の大作を1本観ました。
1939年のアメリカ映画「風と共に去りぬ」"Gone with The Wind"です。
映画といえば、学生時代は、授業が急になくなった日とか、バイトやサークルがない日はよく新宿で映画を観まくっていました。
最近忙しくてかなり映画から遠ざかっていました。
風と共に去りぬは今までちゃんと観たことがなくて、去年あたりにNHK BSでノーカット放映していたのを録画していました。
今日、やっと観る機会が訪れました。
音楽以外の芸術作品に触れるのも久しぶりでした。英語の勉強も兼ねてみました。
↓
いつもおいでいただきありがとうございます。
まだまだかなり蒸し暑いですね。
例年は夏休みはフィジカル系でやや大きめなことをやるんですが、
今年はビジネス計画と文科系をやっています。
今日はつくばのマンションで映画の大作を1本観ました。
1939年のアメリカ映画「風と共に去りぬ」"Gone with The Wind"です。
映画といえば、学生時代は、授業が急になくなった日とか、バイトやサークルがない日はよく新宿で映画を観まくっていました。
最近忙しくてかなり映画から遠ざかっていました。
風と共に去りぬは今までちゃんと観たことがなくて、去年あたりにNHK BSでノーカット放映していたのを録画していました。
今日、やっと観る機会が訪れました。
音楽以外の芸術作品に触れるのも久しぶりでした。英語の勉強も兼ねてみました。
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つくばのマンションでクーラーを効かせ、カーテンを閉め、座椅子にデンと座って、傍らに冷たいお茶を置き、この4時間強の大作を観ました。
1939年という大戦前の時代に今なお引け目のないスケールと映像の美しさの映画ができたこと自体驚きです。
やはりこの点に関してはアメリカに脱帽ですね。
この映画の見どころは、男と女がいろんな局面でどう考えどう対峙するのか、それを余すことなく伝えている点にあると思います。
まずは、主人公のスカーレット・オハラの通常の女性よりもかなりな個性的なキャラクターに対し、本人も含め関わる人がいかに翻弄されながらも進化していく点。
そして次に戦争という非常に困難で動的な環境と社会通念の変化。
これらが掛け算となって次々に降りかかる試練。そしてそれを乗り越えた愛。さらに安定しない愛。そしてさらに挑戦を続ける愛。
この映画には「理想的な人格」は一人も現れません。
皆一長一短あるキャラクターを人間臭く発展して行きます。
男性も、余裕ありそうで実は小心であったり。
描かれた人間模様は現代でも十分にありうることが満載です。
50代も半ばの私としては、さすがにどれもこれも身に染みいる人間模様でした。
すごいきれいな美談を描くのが目的ではなく、現実の世界を描くのが目的だったと感じます。
最後に美しいオチがあるわけでもありません。
与えられたオチを期待するのではなく、難しい局面で、人は自分のように考えない中、自分はどう考えなくてはいけないのか、を観客の方が考えるべきような映画でした。
おかげでよい夏休みの一編となりました。
つくばのマンションでクーラーを効かせ、カーテンを閉め、座椅子にデンと座って、傍らに冷たいお茶を置き、この4時間強の大作を観ました。
1939年という大戦前の時代に今なお引け目のないスケールと映像の美しさの映画ができたこと自体驚きです。
やはりこの点に関してはアメリカに脱帽ですね。
この映画の見どころは、男と女がいろんな局面でどう考えどう対峙するのか、それを余すことなく伝えている点にあると思います。
まずは、主人公のスカーレット・オハラの通常の女性よりもかなりな個性的なキャラクターに対し、本人も含め関わる人がいかに翻弄されながらも進化していく点。
そして次に戦争という非常に困難で動的な環境と社会通念の変化。
これらが掛け算となって次々に降りかかる試練。そしてそれを乗り越えた愛。さらに安定しない愛。そしてさらに挑戦を続ける愛。
この映画には「理想的な人格」は一人も現れません。
皆一長一短あるキャラクターを人間臭く発展して行きます。
男性も、余裕ありそうで実は小心であったり。
描かれた人間模様は現代でも十分にありうることが満載です。
50代も半ばの私としては、さすがにどれもこれも身に染みいる人間模様でした。
すごいきれいな美談を描くのが目的ではなく、現実の世界を描くのが目的だったと感じます。
最後に美しいオチがあるわけでもありません。
与えられたオチを期待するのではなく、難しい局面で、人は自分のように考えない中、自分はどう考えなくてはいけないのか、を観客の方が考えるべきような映画でした。
おかげでよい夏休みの一編となりました。
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