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Coffee Break Beatles No.133 「ビートルズユニーク奏法10選」

みなさまこんにちは。
8月も間もなく終わりだというのに、今日もまた猛暑ですね。

ビートルズの音楽のよさをご紹介するのに、「ユニークな奏法」を挙げるのはどうかな、と思い立ちました。
コロンブスの卵的で、言われてみれば自然なのに、実は思いつくのは難しそうなものを今日は紹介いたします。
演奏そのものはそれほど難しくはありませんが、そのアイデアの卓抜さは本当にナイスです。

今日は千葉のトレーニングジムに出入りする仲間らとの飲み会です。

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では、10選行きます。年代順で行きます。

1.I Saw Her Standing Thereの8ビートベース

ビートルズ初アルバムの出だしを飾る記念すべき曲。
ほぼ一発録りで決まった、ビートルズのバンドとしての実力を決定づけるようなビシっと締まった曲。
それをリードするのが躍動的な8ビートのベース。
これまでの4ビート主流のロックから新しい流れを作った。
しかし、これを演奏しながら歌うのは忙しい。

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2.All My Lovingの3連符ギター

初期のロックとバラードの中間のような名作の一つ。
美しいベースラインを一層際立たせるような小気味よいジョンによる3連符のリズムギター。
レコードではポールの一人二重唱だが、ライブではジョンが3連符ギターを弾きながら低音部を歌った。
だからジョンはテクニックが高いロッカーである。

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3.I Feel Fineのリフ

イントロから始まり全編を絶え間なく流れるあの独特なギターリフ。
ほぼ同じ奏法をジョンとジョージが演奏している。
最初レコードで聴いた時、2台のギターで演奏しているのかと思った(ジョンとジョージで2台という意味でなく、ジョンもジョージも2台ずつで演奏という意味)。
ところがなんと、バレーコードを押さえながらバッキングを鳴らしながら、中指、薬指、小指を動かしながらメロディーも弾く奏法だとわかった。
一度小指を思い切り伸ばさないといけない場面があり、Gのコードの時は3フレットなのでかなり苦しい。

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4.Yesterdayのギターの変則チューニング

YesterdayのキーはFだが、ギターは全音低くチューニングして、Gのフォームで弾く。
そうでないとあの切ないギターの響きが出ないからだ。
しかもGは、2弦の3フレットを押さえ、独特なGの響きを出している(イントロが特に印象的)。

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5.Day Tripperのリフ

あまりに有名なリフ。
Eのキーなので、ギターは開放6弦の音色を惜しみなく出している。
なんと、ベースがユニゾンで同じメロディーを刻む。
ベースがこんなメロディアスな演奏をするのは昔も今も珍しいだろう。

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6.Lady Madonnaのセンスよいピアノ

キーのAを中心にベースラインが階段を上るように、降りるように行ったり来たりするのが心地よい。
そんな中、えらく完成されて小気味よく、ややジャズっぽいピアノが印象的に聴ける。
なにかビートルズ以外のピアノのプロが弾いているようにも聴こえるが、実はポールの演奏である。
たしかに、コード奏法が基本で若干の装飾音を加えているに過ぎないので、難しくはない。
その発想とセンスのよさには拍手を送りたい。

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7.While My Guitar Gently Weepsのベース

ジョージの名曲の一つ。ジョージがいかにすぐれたミュージシャンだったかがわかる曲の一つでもある。
リードギターはエリック・クラプトンが弾いていることでも有名である。
しかしポールのベースがユニークであることはあまり知られていない。
複音(2つの音を出す。和音みたいなもの)でベースを演奏したりとか、ベースの固い音色を極限まで引き出している。

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8.Blackbirdのギター

難しくはないがアイデアがよいギターである。
基本は2音を鳴らして、ローポジションからハイポジションを行ったり来たりする。
3弦開放でGの音を出しっぱなしにしているのもユニーク。

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9.Mother Nature's Sonのギター

Blackbird同様、後記のポールの生ギターの感性の広さを印象付けた曲の一つ。
基本はDのキーだが、4弦開放(D)を何度も鳴らしながら、1~3弦をローからハイポジションを行ったり来たりするユニークな奏法。

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10.I've Got a Feelingのギター

2弦開放(A)を鳴らしながら、1~4弦をハイポジション的に押さえ、AとDを繰り返す、ナイスなジョンによる奏法。
ローポジションとハイポジションの響きが同時に得られるような小気味よい感じになる。
この奏法はDig a Ponyでも使われた。
なお、I've Got a Feelingではポールはブルーノートをうまく使った野性味溢れるベースと共に超高音をシャウトしている。

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テーマ : ビートルズ関連
ジャンル : 音楽

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No title

”メロディ”のイメージが強い(と思われる)ビートルズですが
演奏も印象的なものが多いですねえ。

ポールのピアノについては
・左利き
・ベーシスト
ということで結構低音でイイ動きをしているようですね。

面白半分さん

こんにちは。
いつもコメントありがとうございます。
暑いですがお元気ですか。
ポールのピアノは、おっしゃる通りだと思います。
書きましたLady Madonna以外にも、The Fool on The Hill、Hey Jude、Let It Beなどもいいピアノですね。

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フィードバック奏法

コメントを思いつく間もなく、怒涛の更新で、
内容も濃いので、じっくり拝見しています。
(今更ですが、過去記事への投稿です。)

「I Feel Fine」のイントロのフィードバックは、
偶然おきたハウリング現象に、目をつけて、
ベースの音を、アコギで反響させたそうです。

のちに、ジョン・レノンが、「ヘンドリックスや、
ザ・フーより、先だ」と、自慢してたそうです。

ギターマジシャンさん

おはようございます。
少しご無沙汰しておりました。
最近はさらに演奏に磨きがかかったみたいですね。
ご活躍の様子でなによりです。
いつも記事を読んでくださりありがとうございます。
I Feel Fineのフィードバックはそのような方法だったのですね。
興味深いお話をありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
プロフィール

ST Rocker

Author:ST Rocker
ビートルズ解析ブログへようこそ!
つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
コメントは本筋に沿ったものをお願いします。

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