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Coffee Break Beatles No.32 「幻のデビュー曲」

実は夏風邪を引いてしまいました。
夏風邪はバカが引くと言いますが、本当です。
この連休ほとんど寝ていました。しかし、テレビや録画した番組をじっくり観ることができ、それはそれでよかったです。

たまった録画番組の一つがベストヒットUSA(日曜午前1時~、BS朝日)でした。小林克也さんの語りが魅力的なロックファン必見の番組です。
その中に"The Legend(大いなる伝説)"というコーナーがあって、最近はビートルズを取り上げています。
ビートルズで起きていたことを内側から紹介するもので、大変興味深い企画です。小林さんの朗読もまた味があってよいです。
シンシア・パウェルの悲劇的な話とか、ビートルズデビュー時の知らせざる逸話とか。

先日はビートルズのデビュー曲に関する逸話をやっていました。
ジョージ・マーティンはじめスタッフたちは、デビュー曲として有名な作曲家(ミッチ・マレーとか言うそうです)の作ったHow Do You Do It?という曲を用意し、ビートルズにレコーディングをさせました。
しかしジョンはジョージ・マーティンに対し「こんなクズな曲はやっていられない。俺たちは俺たちの作った曲でやる」と言い放ったそうです。その後の運命を変えた歴史的発言だというわけです。

How Do You Do It?は、その後別の歌手が歌い、イギリスNo.1になったそうです。
それで、どんな曲だったかというと、下記のYou Tubeにはビートルズ録音のものがありますので、聴いてみてください。

http://www.youtube.com/watch?v=BmwZCJANN7k

確かにまあまあよい曲ですが、要はイイ子ちゃんソングであり、その後ビートルズが発するしびれるような魅力はありません。

しかしいずれにしても不思議なことは、結局のオリジナルのデビュー曲であるLove Me Doも正直ややイマイチですし、最初の録音ではリンゴに代るプロのドラマーでやらせたり。
ビートルズにふさわしい鮮烈なデビュー曲として、オリジナル曲の持ち駒はなかったんですかね?

One After 909、I Saw Her Standing There、From Us To You(From Me To Youの前身)などの曲はデビュー前から持っていたのになぜ採用されなかったのでしょうか?

Love Me Doに続く2曲目はマーティンとして他の作曲家を押したそうですが、ビートルズはそれを異を唱え、Please Please Meをどうしてもやりたい、と。それに対しマーティンは「今のままではだめだ。もっとアップテンポに改良してこい!」と指示し、早速それに応えたということです。

デビュー当時はビートルズにはまだ課題があったのかもしれませんし、また既にオリジナル曲の魅力があったとしてもマーティンはもっと着実なやりかたで売り込んで行きたかったのかもしれません。

それにしてもこのジョージ・マーティンという男、本来のプロデューサーからは随分逸脱したところまでやっていたわけです。
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テーマ : ビートルズ関連
ジャンル : 音楽

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酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
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