実は人間は完璧なデジタル技術でできていた!

親愛なる読者様
日頃ご愛顧を賜りまして厚く御礼申し上げます。
寒さ身に染みるこの頃ですがいかがお過ごしでしょうか?

昨日の記事で書きましたように、デジタルのハイテク機器、特にナノ技術を使うもの、は本質的な問題を抱えています。
なぜそうなのかについては、私なりの持論で語らせていただきました。
では、「岩に刻む」という最も古くそして最も確実な方法以外に、記録の安定性と長期保存性のあるものはないのでしょうか。

昨日読者様と対話させていただくなか、はっと気付くものがありました。
今日の色めき立つタイトルに興奮を覚えていらっしゃる方もおられるでしょうが、当の私も興奮しています。
すでにアイデアは具体的なところまで進んでいますが、今日はそのさわりだけご紹介します。
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世の中で「デジタル技術」と言われている装置は全て、「信号をデジタルとして処理する」だけのことであり、それを駆動あるいは保存する「心臓部」は実はアナログ技術に他ならないのです。
半導体からなるICやCDに施された微細心臓部分は、ナノ(場合によりミクロン)のレベルで加工された構造からなります。
例えばCDは、ある規格の「穴」が並んでおり、その穴の並べ方で音質や音量を表します。
穴の数はすごくたくさんありますが、その大きさや形、安定性などは極力「似せて」あります。
ここで、「同じ」とは言わずに「似せて」と言ったのがポイントです。
今や樹脂に穴を開ける加工技術は進歩し、目で見ただけでは違いがわからないほどなのですが、物理的または化学的技術で穴を開けるので、どうしてもあるばらつきが生まれます。
そのばらつきを、商品としてユーザーが受け入れる程度以上の十分にハイレベルに管理するのが、今の製造技術です。

多くの穴は様々な使用環境で安定的に「穴」であり続けるのですが、何百万に1個の穴は何らかの要因で強度が弱くなってしまっており、ユーザーの使用環境(例えば非常に暑い所で保管したとか)において穴に亀裂が入ったり、変形してしまいます。
そういったことが徐々に徐々に起こっていきます。
つまり、デジタルハイテク機器は「有限の」寿命を持ちます。
新しく出たモデルにデータを移し替えて一見データの永続性があるように見えますが、それは本質的ではありません。

もちろん、デジタルハイテク機器はデータをデジタル処理するので、高精度で大容量の情報をやり取りでき、その意味では革命をもたらしたことには間違いありません。
しかし、同じ機種の装置が何十年以上の記録の安定性を得るには旧式のアナログ機器に軍配が上がります。

もし、データの保存そのものがデジタルの方式の装置ができれば、そっちの方がベターです。
実際に、量子ドットとか分子デバイスといったものが研究されています。しかしそれらはまだ実用段階には達していなく、ここでお話しするには難しいものがあります。

以上のようなことを考えていて、急にふっと湧いたのが今日のタイトルでした。
「そうだ、人間のDNAは完全なデジタル技術だった」と。
(ここで、「人間の」とありますが、実質は人間以外の全ての生物のDNA然りです。でも「人間の」と書く方がセンセーショナルですので、そう書かせていただきます。)

DNAはほぼイコール遺伝子と言い換えても構いません。
人間の染色体の中に遺伝子があり、その構成分子(高分子)がDNAです。
DNAは二重らせん構造からなっており、らせん間をつなぐのが「塩基」と呼ばれる化学的な単位です。
塩基は4種類あり、それらの並び方のパターンで遺伝情報が確定します。
4つのものの配列だけで全てを決定するのですよ。すごいことだと思いませんか?
これはまさにデジタル技術です。
コンピューターが0と1の二進法で動くのと全く一緒の原理です。
そしてDNAそのものを形作る骨格の分子も全てが同じ構造、同じ構成原子から成ります。
CDの穴のような「ある規格内のばらつき」はゼロであり、飛び飛びの情報のみです。これがデジタル技術の要諦です。

DNA(=遺伝)には「途中の状態」がないのです。グレーな状態はないのです。
だから、人間を設計図通りに全く正確に作れ、細胞分裂も100%完璧なコピーを作れ、途中で情報が変質あるいは劣化することもありません。
そして、多少DNAが傷ついても修復が可能です。これもデジタル技術の特長の一つです。

両親から子供が生まれる場合、父親の染色体のペアが分かれ精子に、母親のペアが分かれ卵子になります。
染色体というのは23個のペアからなっていますので、
その別れ方は2の23乗通り、すなわち8,388,608(約8百万)通りです。
父と母それぞれその別れ方があるので、生まれる子供の遺伝子のパターンはその2乗、すなわち約71兆通りです。

つまり、2人の子供が兄弟として(一卵性双生児ではなく)生まれた場合、遺伝子が全く同じ確率は、71兆分の1です。
一見途方もない確率ですが、大事なことはそれが「有限の」確率であることです。
生まれる子供の性質はファジーではなく、飛び飛びのデジタルの情報だということです。

こうして人間は(そして他のあらゆる生物も)、何万年のスパンでデジタル技術によりデータを保存してきました。
すごいことですね。
しかしです。
DNAには突然変異が起こります。
紫外線や放射線、その他によりDNAの配列が変わってしまうためです。
これをどう考えるかは難しい問題です。
突然変異により凋落してしまう生物もあれば、それをきかっけに進化する生物もあります。

いずれにしてもDNAのデジタル技術は基本的には優れた技術と言って間違いないでしょう。
それでは、今のハイテク機器の問題点をDNA技術で解決できるのか?です。
ここから先は自分の仕事にしようと思いますので、すみませんが実用化までお待ちください(笑)。

もう一つ、デジタルハイテク機器のデータ保存の問題点を解決できないか、と私が考えているのが、宇宙との交信です。
信号の種類は基本は光のみです。
保存は空間の歪みを利用します。
ドクター中松さんの世界ですかね。
こちらはまだ時期尚早につき、お話しはもっと期が熟してから。

いかがでしたでしょうか?
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ジャンル : 学問・文化・芸術

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No title

おはようございます♪

今日のお話、早朝から楽しく読ませていただきました。
確かにDNAはデジタルですね。
その組み合わせによって全く違う一つの個が
できあがるんですから凄いと思います。

アナログな私も元をたどればデジタルだった!?(笑)

↓川越線を走っていた蒸気機関車、知りませんでした。
早速調べました。この車両、蒸気機関車の最後の生き残りの
ような車両だったんですね。
最近はまた色んなところでSLを走らせたりしていますが
SL現役時代、新宿から母の実家の岡谷まで何度か
乗ったことのある世代です(^_^;)
トンネルに入る前に慌てて窓を閉めた懐かしい思い出があります(笑)

そふぃーおばさんさん

おはようございます。
すごい早い時間にありがとうございました。
お疲れではないですか?
DNAのデジタル技術すごいですよね。
最強の保存技術になると思われますので、これから真剣に研究したいところです。
SLは新宿から岡谷まで行っていたのですか? それは知りませんでした。よい体験でしたね。
ついででしけどね(また話が膨らみそうですけど(笑))、大宮操車場で貨車の入れ替えにSLを使っていたのをご存知ですか?
うちの家や小学校の前にSLがいつも動いていて汽笛が上がるのは当たり前の光景だったんです。
今日はお元気にお過ごしください。

No title

ST Rockerさん 
おはようございます(^^)
今日のお話は 分かったような分からないような
また おバカがばれてしまいました(笑)
何かを発明なさる方って 人とはちょっと違う
発想をなさってるから 発明出来るのだと思うんですけど
ST Rockerさんも 発想が素晴らしいので
そのうち素晴らしい発明をなさるんじゃないかしら(笑)
宇宙との交信が出来るようになればいいですね~(^^)

mon mamaさん

こんばんは。
お世話さまです。
興奮して書きすぎたので支離滅裂だったですかね(笑)。
人間の遺伝子は完全なデジタル技術であり、何万年というデータ保存ができるってことだけでも間違いないと思うんですね。
さて、発想がよいかどうか。
少しでもこれからの世の中に役立つような結果になるようにしたいですね。

No title

こんばんは♪

普通の時間に再登場です(笑)

その大宮操車場の話、知りませんでした。
凄いなぁ!!
毎日汽笛を聞いてらしたんですね。
そりゃぁ、SL好きになりますね(^_-)-☆

SL,最近では数年前にSLばんえつ物語号に乗って
新潟から会津若松まで行きましたよ♪

あっ!大宮はちょっと詳しいかもです(*^^)v
実家はその先ですし、友人がJR大宮にいます(笑)

話がまたまたそれますが、子供の頃、貨物列車が過ぎるのを
眺めているのが好きな変な子でした。
幼稚園までは十条に住んでいたので当時の赤羽線を
走る、なが~い貨物列車に遭遇すると興味津々♪
どれだけ繋がってるんだろう・・・
何を運んでいるんだろう・・・って
飽くことなく眺めていても平気でした。
その頃から鉄道好きだったようです(笑)

また、今日のテーマとは全く別なことで
話が膨らんじゃいましたね(^_^;)

そろそろ、日本一長いコメントの登録申請、
考えましょうか(笑)

そふぃーおばさんさん(再び)

こんばんは。
今日はお早いですね(笑)。
そふぃーおばさんさん、すごいパワーですね。
僕はあまりパワーで負けることはないんですけど、そふぃーおばさんさんにはもしかしたら負けるかも、です(笑)。
まあ、勝ち負けではありませんものね(笑)。

SLもお詳しいし、大宮もお詳しいですね。
十条でしたか。
通いましたよ、赤羽線。
女子校がありますよね。
時間帯が合うと女学生が車両にいっぱい乗ってきます。

長い貨車をじっと眺めるですね。
それって、男の子としてはすごくわかる感覚です。僕もそうでしたから。

実は実家は与野駅の近くでしてね。
大宮操車場っていうのは、端っこが与野駅のところまで来ていました。
貨車を組み替えるSLはだから与野駅のところまで行ったり来たりしていたんです。
だから、与野駅の渡り通路の下をSLが通るものですから、夏なんか窓が空いているので通路が煙だらけになったものです。
一体なぜ操車場にSLを使っていたのでしょうね。
用を終えたSLを捨てるのはまだもったいなかったからでしょうか、それとも長い貨車を引っ張る力があったからでしょうか。
それにしても、貨車の入れ替えのために石炭を焚く係の人も大変そうでした。
小学校からの下校時に友達と操車場の鉄条網をくぐって侵入し、よく怒られたものでした。
今では操車場もなくなり、超近代的な新都心になってしまいましたね。

はい、そろそろFC2に申請しましょう。
プロフィール

ST Rocker

Author:ST Rocker
ビートルズ解析ブログへようこそ!
つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
ご気楽にコメントください。

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