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Coffee Break Beatles No.36 「ルーフトップ。Part 1」

1969年1月30日、ロンドン、アップルビル屋上での演奏。いわゆる「ルーフトップ」。
この斬新なシーンは賛否両論あれど、ビートルズの数々の名シーンの中でも格別のシーンであることは間違いない。

当時必ずしもうまく行っていなかったビートルズだが、バンドとしての原点に帰ろうと、ロックと生演奏にこだわった選曲と演奏がなされた。
ルーフトップを観るとビートルズらしい演奏が聴けるのだ。

ルーフトップの話はこれから少しずつして行くが、今日はポールのベースの話。
永遠の愛器カールヘフナーベースを持ち出し、"Bass Man"というシールを貼って演奏するポール。
ルーフトップの中でベースが印象的な曲は、Get Back、I've Got A Feeling、Don't Let Me Downであろう。

Get Backのベースは、基本はAとDの8ビートだ。
私は24~6歳の頃、バンドを組んでいてGet Backをベースを弾きながらボーカルを取るという夢が実現した。
しかし、ただ8ビートを刻むだけだと全然サマにならないのである。

ルーフトップの映像を観ると、Get Backでポールは右手を始終ものすごく忙しく動かしている(注;ポールは右手はフレットを押さえる手)。
ただAとDを刻むだけなら右手は静止しているはずだ。
もしかして毎拍、毎拍ハンマリング・オンをしているのだろうか。例えばソ→ラ。しかもソを打つやいなや瞬間的に右手はラをオンする。
それがあの「ブン、ブン、ブン、ブン」という蜂がうなるようなベースになるのだろうか。
ハンマリング・オンが毎回毎回ものすごく速くそして正確でないとサマにならないと思う。
1回でも失敗したらすごく目立つことになると思う。
また、AとDを打つ以外に時々入る変則メロもものすごくカッコいい。レコードにはないものである。

Don't Let Me Downのベースは音選びの妙としか言いようがない。
キーがEだからこそできる超ハイポジションの心地よい音がうなる。

I've Got A Feelingは「ビートルズ解析例その2 (嗚呼ベーシスト)」をご覧いただきたい。
ブルーノート音階をふんだんに使い、ちょいワル音楽のムードたっぷりのベースである。
ビートルズの場合は正道のちょいワルといったところか。

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テーマ : ビートルズ関連
ジャンル : 音楽

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