ハラスメントを考える

みなさまおはようございます。
今のところはとてもおだやかな天気ですね。
嵐の前の静けさでしょうか。

今日はハラスメントのお話ですが、
単にお話だけではなく、具体的な提案にも関係する話です。
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今日の話は、私がこれから仕事として立ち上げたい(会社の仕事ではありません)内容ですので、今後はだんだんブログには具体的には書けなくなってまいります。
それだけ真剣に考えていると捉えていただきたいです。

ハラスメントはセクハラやパワハラはすでに社会的に認知された問題ですが、実はこれら以外にも随分たくさんのハラスメントが私たちの仕事や生活の場にあります。
ハラスメントとは、職位や立場を利用して相手に精神的苦痛を強いることにより支配的関係を保つこと、と私は理解しています。

セクハラやパワハラのような明確ないやがらせでなくとも、職場では特定の知識や能力や立場を持つ指導的立場の者が相手を窮地に追い込み精神的苦痛を強いるケースや、家庭においても男が家計を支えると言った古い風習のなごりか、夫が妻に精神的苦痛を強いるケースもよく見られます。
読売新聞の「人生案内」欄では、熟年の妻が夫からの苦痛に関する相談がかなり多いです。

今日は、企業などの集団でのハラスメントの起す問題の意味とその解法、さらには発展的な提案のさわりをご紹介します。
セクハラ、パワハラは既に専門家もたくさんおられるので、その方々に任せまして、私は企業等の集団内での一般的なハラスメントについて取り上げます。

例えばどんなことを指しているかと言いますと、ある上司なり指導者のAという人が、Bという人を指導していたとします。
一応企業内での例を話しますが、企業以外の集団でも成り立つことと考えてください。

Aは能力面でも知識面でも、社内の人脈でも立場でもBよりは大きな力を持っています。
BはAのもつ力を習って身に付けることが好ましいですし、そうでなければB独特の力を付けてその会社の目標に沿うように、Aは指導しないといけません。

例えば今その会社はある障害があるとし、Bはそれに直面しているとします。
その障害を乗り越えるためにはBはかなりの精神的な努力をしないといけない、とします。
そんな時、AはBを鍛える一方、モチベーションを上げて、プラスの力と機動力を与えないといけません。

ところが、Aは支配欲が強い場合、Bが持っていない能力をなじるとします。そして、そのためにその障害を乗り越えられない、と。
Bはそのことで大きな精神的苦痛を背負います。
Aの指導法はよくないことはわかってはいるものの、反論する策がないために、大きく悩みます。
また障害を乗り越えるプラスの力も湧きません。
こうしてAはBの支配を存続することができます。

特殊な例と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はこうしたことは企業でも集団でも親族でも家庭でも、多かれ少なかれ起きているハラスメントの問題と考えます。呼び方はともかくとしましても。

こうしたハラスメントはなかなかやっかいな問題です。なぜなら、
1.ハラスメントは誰かが誰かを支配するのに最も有効な方法である。
2.ハラスメントは、与える方は快感であり、逆に受ける方は大きな苦痛である。
3.ハラスメントの存在によりその集団の力が低下する。

1、2については別途機会があればさらにお話しさせていただくとして、凡そご賛同いただけるでしょう。
私が捉える新たな問題は3です。
少し説明申し上げましょう。

上で述べた企業内でのAとBの例でもおわかりのように、ハラスメントが行われると、AもBもプラスのアウトプットがほとんど生まれません。
AにとってはBよりも力が上でいたいことが主たる目的です。
Bの力が4であるのに対しAの力が5であるようなハイレベルの比較ならよいですが、ハラスメントが行われると、Bが1でAが2という低レベルの比較になってしまう危険があります。
それでもAは、相対的に自分の方が上ですから満足するわけです。

しかしどうでしょうか。
会社としては1と2の争いをAとBがしているようでは困るのです。
会社の業績は伸びませんね。

昔のような高度成長時代はほとんどの会社が伸びていましたので、全社員の下地として、例えば3のようなバイアスがあったことでしょう。
だからたとえ1と2の争いでも、会社にとっては4と5の争いとして働いたことでしょう。
安定した会社とか集団でも同様なことが言えるでしょう。
(ここでお断りしておきますが、高度成長時代の会社の方々は何もしなかったという意味ではありません。あの当時の先輩が築いてくださった高度成長です。)

今の起業は低成長の時代にどんなことをやったらよいか、みな暗中模索ですから、下地のバイアスはありません。
ですから、1と2の争いはそのまま業績に反映されていまうことでしょう。
個人にとってもハラスメントのおかげで並々ならぬ精神的苦痛と力も蓄えられませんので、いいことはありません。

さらに、1と2の争いならまだ成長の方向ですが、0と1の争いだったらもっと悲惨です。
さらには、-2と-1というようにマイナス同士の比較かもしれません。こうなったら凋落の一途です。

ハラスメントの撲滅。
これこそが私のライフワークの一つです。
ここから先はアイデアがあるので、残念ながら全てをお話しできません。
今の企業の組織ではハラスメントは組織内で埋もれてしまいます。
そこでそれを取り締まる機能が組織にないといけません。

誰もが4と5を健全に競う環境。
これこそが私の求める社会です。

ただし、付け加えますと、外交の場面のようにハラスメントを意識的に行使することもありうるでしょうし、現実的にハラスメントは避けられないので、ハラスメントを意識的に研究したり、ハラスメントに打ち克つトレーニングは必要と考えます。
要は、ハラスメントがその集団のメジャーな存在になってはならない、という考えです。
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鍵コメさん

こんばんは。
いよいよ嵐到来ですね。
お元気でしょうか。
それはそれは、何ということでしょう。
だからこそ僕はこの仕事を是非やらなくてはいけないと思います。
後ほど伺います。

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4/7 00:22の鍵コメさん

おはようございます。
とてもご丁寧にありがとうございました。
感激しました。
先ほど伺いました。

No title

こんにちは。
力の強弱はどこでも起こりがちですが、もちろん起きないことが理想です。
自己肯定感が低いと、とかく相手より優位に立つことで満足しようとするので、このようなことが起きるのではないかと考えます。
そんな時は第三者が必要かと思いますが、STRockerさんにはどんな秘策があるのでしょうか・・・
今後の記事も楽しみにしています。

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ぐるこさん

こんばんは。
いつもおいでいただきありがとうございます。
コメントいただいた件、まさにおっしゃる通りだと思います。
これに対しどうするか、ですが、これこそが僕が起業し取り組むテーマの主なものです。
今まさに具体的なことを含めまとめているところですが、基本は、
企業や集団の中で、ハラスメントをなくすための機能を設けることが必要と考えます。具体的なことはこれから考えていきます。
コストは当然かかりますが、かけたコスト以上にはるかに大きなアウトプットがその集団に得られると考えます。
会社のような組織ではなくても、家庭とか一般社会でも基本は同じだと思います。
イスラエルを中心とするユダヤ社会では、世の中の大事なことを数千年の実績を元に体系化し、市民にその考え方を浸透させています。そのための専門職が存在すると聞きます。
多いに参考になると思います。

4/7 17:44の鍵コメさん

こんばんは。
そうでしたか。
一字一句真剣に読ませていただきました。
また、よく考えて返信させていただきますね。
やはり基本は「信ずる者は救われる」だと思いますけど。

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ハラスメントの呪縛

ぼくの妹も、以前勤めていた会社でセクハラとパワハラを受け、非常に強い精神的苦痛を受けて、けっきょく会社を辞めました。妹がセクハラを受けているとき、その話を聞くたびに腹が立って、会社まで乗り込んでいって、その上司に直談判してやろうかと、何度か真剣に考えたこともあるほどです。

その上司はセクハラ常駐犯で、彼の元に配属された女子社員は、過去になんども辞めていったことを、セクハラがはじまってから、ほかの社員に聞いたそうです。大きな会社ではなかったので、さらに上の上司に相談したところ、真剣には取り合ってもらえず、ついには社長にも話したそうですが、やはり真剣には考えてもらえなくて、妹も、過去の社員と同じく、自分から辞めました。(いまは人間関係のよい会社に入れて、ホッとしてます)

ぼく自身は、ずっと自由業なので、会社組織というモノをよく知らずに来たのですが、妹が苦しんでいるとき、こんな時代錯誤が、いまだにまかり通るのかと、怒りと共に、驚き呆れたものです。本当に社会損失もいいところですよ。

ST Rockerさんのご計画が、どんなものであるか具体的にはわかりませんが、ハラスメントは非常に根の深い、深刻な問題だと思います。だからこそ、この分野でのご活躍を、本当に心から願っております。がんばってください!

TERUさん

こんばんは。
いつもありがとうございます。
今日も大変ご丁寧なコメントありがとうございました。

妹さん、本当に大変でしたね。
お話を伺っただけでとても憤ってしまいます。
もし僕の身内の人間がそのような目に遭っているなら、僕なら乗り込んでしまいそうです。
しかし今はよい所にいらっしゃるということで本当によかったですね。

セクハラやパワハラはすでに大きな社会問題として認知され、その撲滅のために専門家も企業も動き出していますので、僕はその方たちに任せることにしまして、僕は、書きましたような集団内で日常的に行われている支配欲的ハラスメントの撲滅を試みようと思うんです。

まだこれ自体があまり問題視されていませんし、かつ、このことは全体として大きな生産性低下だと思いますので。
具体的行動計画はこれから練って行きます。
そうおっしゃっていただいたので、是非頑張ります。

話は変わりますが、ループ量子論のお話、是非質問させていただこうと思っていましたが、まだ僕自身勉強不足なので、もう少し理解したら、是非お願いしますね。

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4/8 23:46の鍵コメさん

こんばんは。
そうですか。
なるほどー。
でもやっぱ、男の子たるもの時間旅行して不可能を可能にしたくなりますね。

No title

色々思い出してしまいました。
実は私もハラスメントであっただろうものを受けた一人です。
その頃、社会人なりたてで仕組みや動きを殆ど理解できていませんでした。最初から一人で任される事も多く、ミスがあれば必要以上に責められる。そんな悪循環の日々でした。生真面目な私は、ただただ不器用に要領の悪い仕事しか出来ず、独りで頭を抱えながらよく残業していたのを思い出します。仕事的には私は1で上司(先輩)は4~5。結局、精神的に参ってしまい辞めるその時まで1~2をさまよい苦しむだけの日々でした。今でもトラウマですね。
現在、上に立つ立場になり、指導する側になりましたが、威圧的な指導からは何も生まれないことを身にしみて感じています。

mae。さん

こんばんは。
こんな昔の記事まで読んでいただき感動です。
コメントありがとうございました。
mae。さんは以前お仕事で随分苦労されたのですね。
おっしゃるように、ハラスメントは結果としてその職場のアウトプットを必ずしも上げるとは限らないんですね。
たいていは不純な動機である場合が主だと思うんです。
今は指導的な立場に立たれたとのこと。
是非素晴らしい仕事の感動を差し上げてくださいね。
プロフィール

ST Rocker

Author:ST Rocker
ビートルズ解析ブログへようこそ!
つくば-千葉-さいたま の三角形を行き来していますす。
モットー:理系なのに熱く音楽、政治・経済を語る。
酒と冒険と音楽をこの上なく愛し波乱万丈の人生を送るB型です。
ご気楽にコメントください。

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